NHKのMDに関するCGについて
▼夕方から佐久に来ています。さすがに節分が終わるとちょっと寒さが違って来るように感じます。というのは雪で覆われている道路が、前回まではカチカチに凍っていたが、今回はぬかり始めていた。節分と言えば佐久の奇習とも言える豆まきの方法がある。普通は「鬼は外、福は内」というはずだ。ところがここ佐久では神棚に向かってもう一声「恵比寿大黒目を覚ませ」を2回繰り返すのだ。そして豆まきに使った大豆は神棚に供えて、最初の雷が鳴った日に再び食べる。みなさんの地方ではこのような習慣はないでしょうか?もう一つTVでも紹介された佐久の奇習というのがあった。それは結婚式の最後に、両家代表が相手の家にエールを送るのだ。「○○○家のご繁栄を祈って万歳三唱を致します」と言って、「○○○家万歳、万歳、万歳」とやったあと相手方からも同じ答礼を受ける。まるで草野球が終わったあとのエール交換のようではないか。
▼マスメディアをめぐって気になっていることが2つ。いま国会で北朝鮮からの弾道ミサイルをミサイルで防衛(MD)することに関連した自衛隊法改悪をしようとしている。問題なのは、その法案の説明にNHKではかなり意図的なCGを使って説明している事だ。テポドン風の黒い弾道ミサイルが一機飛来して、日の丸パトリオットらしきものが迎撃するCGになっている。ひと月くらい前から同じCGを毎日放映しているから、ご覧になっている方も多いかも知れない。つまり若桑みどり式画像学的に分析すれば、黒は邪悪を意味し、白(迎撃ミサイルの色は、はっきり覚えていないが明るい色だ)は善を表す。そこにNHKのサブリミナル効果を狙った意図がある。
▼先日のメルマガでご紹介した最後の本の中では北のテボドンは200発ある。そしてもし現在の精度で、東京23区めがけて撃てば100発は当たるだろうと書いてあった。こんなのどうやっも防ぐことは技術的に出来ない。迎撃ミサイルをどこで発射するのか?下手すると新潟上空あたりで爆発したら、原発とかそんな所に被害が及んで日本は全滅になる。そんなことより友好関係を築くことが第一だと思う。MDやっても儲かるのは日米の軍需産業だけなのだから。
▼さらにもう一つ昨晩の日韓サッカーワールドカップのこと。いつもの森本毅郎スタンバイでは平穏に友好的に終わった事が残念でならないという風情だった。「骨を返せ!なんていう野次は飛ばなかったんでしょうか?」というに至ってはゴロツキのセリフだ。拉致された人々は今回帰国した人全員特殊工作に協力させられていたのだろう。とくに横田めぐみさんは、週刊誌情報などを総合すると最も高度な秘密を要する部署で働かされていたのだろう。スパイ小説を読んでもスパイとなる人は身元をすべて抹殺して、破壊工作をしている。だから横田めぐみさんは永遠に表舞台にでることはないはずだ。
▼写真は実家に置いてある、湧々さん垂涎の的幻の「ゲバラ選集」全4巻。翻訳は下手でかなり読みにくい。恵比寿ガーデンシネマではまだ、ゲバラの青春時代を描いた「モーターサイクルダイアリー」をやっていてゲバラグッズが並んでいる。トートーバッグは文字が黄色のだけ残っていた。Tシャツ、マグカップもあるがデザインがイマイチ。ポスターも、でかすぎて貼るところがないので買わなかった。(14672p)残念だが画像は入らないのでまた明日。
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