« 旧満州国の録音盤 | Main | 下町のN焼酎は、やはりまずい »

March 22, 2005

「香港国際警察」を見た

▼MINさんは沈丁花に淡い恋の思い出があるようですね。奥さんこのHPをお読みになっていらっしゃらないでしょうか?沈丁花は松本清張の「黄色い風土」の中で週刊誌記者に絡むミステリアスな女性がいつも漂わせている香りでした。それが映画とTVドラマになったときには、「カトレアの女」になっていました。沈丁花は季節物でいつも手に入らないからかなと思ったものです。
▼先日ブログで引用した「タイタニックと無線の話」おもしろかったでしょうか?昨晩の関東大震災とラジオの役割がNHKで報道されていました。わたしはほんの数分しか見なかったのですが、最初の第一報が銚子無線局から発信される場面が再現されていました。もうひとつあのHPで紹介されていたのは小説「渚にて」(on the beach)の事です。これについては何回かこのWebで書きました。わたしが最初に読んだのは昭和32年の「文藝春秋」に「あらすじ」が紹介され、それを読んだわたしはショックで夜も眠れなくなってしまいました。それで写真にご紹介している昭和37年の東京創元社の文庫本では、ハードカバーでも削除されていた部分も復活したのです。これは重さが負担にならないので、実家の往復で少しずつ読んでいます。これは核戦争で北半球の人類が絶滅し、いまや南半球(舞台はオーストラリア)の人類に死の灰が刻々と迫ってくる。ところが北アメリカのサンタ・マリア島から意味のない無線が時々発せられるので、潜水艦を使って調べに行くという話なのです。DVDもとても良くできているので購入しました。
▼◇☆「香港国際警察」ジャッキー・チェンは香港の国際警察の指揮官である。5人組みによる、高層ビルの屋上からロープで一気に忍び込むという大胆な銀行強盗が発生する。チェンはTVで犯人は3時間で逮捕して見せると6人の部下を率いて乗り込むが、部下たちは全員罠にはまって殺害されてしまう。チェンはそのことでショックを受けて、謹慎処分を受けてアル中になって路上で寝るような生活をしている。そんな時一人の若者が、チェンを立ち直らせようと努力する。チェンは警察内部では白い目で見られており、失敗が続いていたので動きにくい。だが強盗をやっつける腕はチェンしか持っていない。チェンが復帰したのを知った強盗は、チェンの婚約者に動けば爆発する時限爆弾を持たせる。警察内部で強盗たちを分析すると、どうやら彼らは金持ちの師弟や警察幹部の息子であることが分かる。そして彼らは自分たちの行動を逐一ビデオに撮影して、TVゲーム化して販売していることが分かる。香港警察が強盗を逮捕するには、彼ら行動の裏をかけばいいのだが、彼らはそれを上回る頭脳で挑戦を挑む。ジャッキー・チェンというとコミカルなアクションを想像しがちである。しかし今回の作品はなかり、失敗して人間として悩むという側面がかなり描かれていると思う。それはラストの婚約者との関係を見れば分かる。それにおまけのシーンはいつものように撮影の舞台裏のNGシーンがふんだんにご覧になれる。
▼自衛隊の期限切れ手榴弾処理過程での爆発事故。きょうの茨城県警での自動拳銃操作訓練中の暴発事故。これは危険なものを、見せずに遠ざけるという「刀狩り」の思想と表裏一体だと思う。日本の映画やTV爆発物の扱い方、拳銃の扱い方、あれはウソですから。あれをマネしたら事故は頻発してしまいます。それをちゃんと知っておいて下さい。
▼そうそう、来週3月28日からNHKBS2でいよいよ「ERⅩ」が始まるよ!

|

« 旧満州国の録音盤 | Main | 下町のN焼酎は、やはりまずい »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「香港国際警察」を見た:

« 旧満州国の録音盤 | Main | 下町のN焼酎は、やはりまずい »