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April 30, 2005

親友の見舞いに行く

半年ほど入院生活を送っていた親友が集中治療を終えて、昨日から自宅療養に切り変わった。標高千メートルのログハウスが彼の家で奥様と二人で暮らしている。声もしっかりして、体重も増えていたので、一安心した。将来の事、お互いに両親の介護をどうするかなど、話し合って来た。本当の闘病生活は、これからが正念場だろうと、思う。
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April 29, 2005

長野新幹線8号車に乗る

帰省するとき、直前に禁煙の指定席に代えてもらう。すると大体8号車にされてしまう。つまり先頭車両だ。多発する地震や事故があったら助からないなと言う思いが常に頭をよぎる。きょうはラウンドアップで、庭の除草、抜いた草を捨てるため畑まで車で二往復する。他。
Kouchi(Mobile)

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April 28, 2005

佐久は桃の花がまっ盛りです。

佐久は桃の花がまっ盛りです。
貧しい農村に少しでも現金収入をと島崎藤村が、桃の木を植えさせたのが始まりと言われていますが、本当の所は分かりません。
Kouchi(Mobile)

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●「戦争請負会社」を読む

●「戦争請負会社」P・W・シンガー著 日本放送出版協会 2500円
 先にもご紹介したPMF(privatizedmilitary firm・民間軍事請負企業)のお話。違法駐車の取締を民間委託を始めたと思ったら、ついに日本でも刑務所の外注化が具体化していることが分かった。セコムに委託するんだそうだが、ICタグを使って檻はなくなるとか書いているから、シュワちゃんの映画のように恐ろしいことだ。歴史的にみると傭兵集団は、基本的に自分たちだけを守り、あわよくば地元の人々を食い物にしようという一時的な兵士の集団が、一箇所かそれ以上の土地から計画的に支払いを受ける恒常的な軍事あるいは経済的組織へと進化したとある。何やらこれは日本における専業武士の出現と極めて似通っている。
 そして彼らは自分たちを高く売り込むために、中世以降、意図的に自分たちの獰猛さと残酷さを物語りにして広め、思慮に富んだマーケーティング戦略を展開してきた。そして彼らは勅許冒険事業にも参加するようになる。それはたちまちそれ自体が軍隊であるかのように振る舞いだしだ。そして商業網を支配したばかりか、自前の軍事力で自らを守るようになっていく。
 近年では東西対立が終わってから剰余武器がかなり自由に手に入るようになってから武装が比較的簡単になった。さらに小規模な紛争やアフリカなどでは武器はあっても使い手がいないために彼ら傭兵会社が活躍することになる。あるジャーナリストは政策立案者が「汚い仕事をするためにコンサルタント傭兵を雇うという選択肢を持つとき、それはワシントン(あるいは他のどこの首都でも)にとって結果を無視したり責任をかわしたりすることが容易になる」と警告している。
 結果として、この民間傭兵部隊は、軍事知識を公的説明の責任の領域からひき外す。そうなると、政府内の権限の均衡、そしてまた政府と軍と人民との間の微妙なクラウゼヴィッツ風の三位一体とをひっくり返す可能性がある。また、民営化は、直接国家のために働く軍と、利得のために働く者との境界をぼやけさせてしまう。利得のために働く者は、現地住民の参加や指示に依存しなくなるからだ。

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April 27, 2005

「スモールワールド・ネットワーク」を読む

▲みなさんこんにちは。昨日とは打って変わってよい天気ですね。わたしは昨日冬のコートを引っ張り出して着ていました。また明日28日午後から介護帰省になります。投稿していただく方は、今晩中にお願いします。お急ぎの方はブログの「コメント」、「読者の広場」などをご活用ください。
▼多忙のため夜なべ仕事をしているので、ブログを書く時間がない。午前零時頃まで待たれよ。
▼先日新幹線の中にかかってきた電話の方はその後の調べで、ウィルスバスターの新パターンが原因だという事が分かった。読者のみなさんは大丈夫でしたでしょうか?わたしはSP2をインストールしたが、不具合が多いと聞いて削除してしまったのでそちらの方はトラブルに見舞われることなくすんだ。結局夜なべ仕事は続いているので、これ以上かけそうもない。明朝にご期待いただきたいのである。
▼「スモールワールド・ネットワーク/世界を知るための新科学的思考法」ダンカン・ワッツ著 阪急コミュニケーションズ 2800円
 10年ほど前の事だが、ある友人から北海道から東京まで口伝えで何人くらいを経由すれば、情報が伝わるかという質問を受けたことがある。わたしは昔自衛隊が密かに行った実験を知っていたので6、7人と答えた。するとその人は「なぜそんな正確な数字を知っているのか」と怒ったような顔をされた。これと同じような話が出ていて、手紙を任意の人の手に渡るまでという実験結果がでているが、それは世界中どこにいても6人なのだという。もっともそれは当てずっぽうにやってもうまくいく訳ではなく。手紙の相手の名前からおおよそどこに住んでいる人なのか見当をつけるいことから始まる。著者はコンピューターを使って実験検証するのだ。例えばマラソンの場合、勝ちたいと思う人は、常に先頭グループに入ろうと必死なり、引っ張っている人は寄せ付けまいと努力する。つまり同一のグループ(本書では塊という)にいる行為が大切なのだ。その塊に所属していて、近づける努力さえすれば、ホンの数ステップで目標は達せられる。
 だからそれは商品の売買で言えば、「売れています」、「人気商品」、「○○○さんも使っている」という表示をするだけで、買う人に同一化を呼び掛けるテクニックとして利用される。本論に直接関係ないが911でモルガンスタンレー社はサウスタワーに3500人働いていたが一人の犠牲者も出なかったのだそうだ。

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April 26, 2005

ブログのスペルが違っている

▼夕方から都内でHP研究会を開きました。研究会にはジャーナリスト始め、様々な分野で活躍していらっしゃるみなさんが集まって自由に討論するので、それはとても楽しいのです。もっと話が発展するのは飲み会です。終わってから会場の近くにある将棋の駒のような名称の居酒屋に入ります。店員さんは中国の女性なので、はっきりゆっくりしゃべらないと、注文が正しく伝わりません。きょうも「ビールの中ジョッキ」と頼んだ筈のH氏は「瓶ビールの中瓶」と言ってしまったため、注文品がテーブルに届くには多少の時間が必要となりました。はっきり言ってあまり覚えていません。そうやって飲んでいる間にも仕事の電話が次々と入ってくるので、お酒を楽しむという訳にはいきませんでした。
▼Maさんからニセ者でも良いから舞子さんを見たかったというメールを頂きました。実はキヤノンのデジカメを持参したのですが、持参したCFカードは128メガでした。これは石山寺の新緑があまりにも美しかったので、そこでCFカードは使い果たしてしまいました。ですから清水寺の写真は携帯電話で撮りました。若干写りが悪いのはそのせいです。おそらくMaさんが言いたかったのは、「編集長!お前のツラよりも舞子さんを出せ」という事ではなかったのかと思います。したがって清水寺の写真は「写るんです」と携帯画像だけだったのです。もし鮮明な清水をバックにした編集長の写真をご覧になりたいとおっしゃる方がいらっしゃれば、個別に画像をお送りさせていただきます。
▼英語の先生をしていらっしゃるMaさんから「ブログのスペルが違うのでは」というご連絡を頂きました。物理的に直すことができればやってみます。
▼本は1冊半分まで読んでいます。明日には読み切ってご紹介できるでしょう。

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April 25, 2005

清水寺で見聞きした事など

▼東海道山陽新幹線に乗ったのは3年ぶりくらいだろうか?長野新幹線は一週間おきに乗っているが、こちらは未だに車内のゴミ箱や大きなバッグ置き場は封鎖されて使えないようになっている。ところが大勢の客が利用する筈の東海道はゴミ箱は使える。この違いは何故なのか考えたのだが、おそらく冬季障害者オリンピックがあったせいではないかと思った。車内の電光掲示板には「危険物の持ち込みは禁止されています」とあるが、もしテロリストがいたら、そんなメッセージは何の意味もないような気がする。窓の外にサンヨーのソーラーシステムが見えてしばらくすると、車内の電光掲示板も「サンヨーのソーラーシステム」のCMが流れてくるから、考えられている。名古屋駅前のビルを見たら「HAL」というコンピュータソフトのビルがあったので、「おや2001年宇宙の旅かいな」と思った。
▼清水寺にバスで行って混雑を避けて五条坂を上っていった。途中舞子さんの恰好をしたカップルが数組歩いていた。木履をはいた歩き方がぎこちないので、「これが写真を撮影するための舞子さんか」と思った。TVドラマ「新京都迷宮案内」でも、このニセ舞子さんが登場した事があった。ペアの場合性にも和服と羽織を着せて、転ばないように手を繋いで歩かされている。女性だけの場合、店の若い衆が同様の恰好で案内係をつとめ、彼が持つプラスチックの籠には彼女たちのデジカメが人数分入っていた。
▼清水寺に行くと最初の山門の脇の建物は太い直径5cmくらいの木枠が組んであり、それぞれの直径は20cmくらいあった。そこにジャージを着た女子高生みたいな人が、セッセと化学モップを使って塵を払っていた。手の動きはプロという訳でもない、学校の行事かなと思ったがそうでもない。舞台の下に行ったら寺男には見えない年配の男性が、草むしりをしていた。ここであるラジオ放送で平山美紀が話していたのを思いだした。彼女は当時歌手の、ばんばひろふみと結婚していた。ばんばは清水寺の氏子なので小学校に子どもが行っているときは草むしりでしょっちゅう引っ張り出されたとこぼしていた。女子高生と草むしりの男性はきっとこれだったのだろう。
▼1年ほどつかっていた携帯の電池のもちがとても悪くなってきた。先日新聞チラシに入ってきた近所の店では、希望する機種P506iCがシニア割引きでゼロ円と出ていた。騙されたと思って行ってみたら本当だった。ただいくつかの「サービス」に入る事が条件なのだが、1日で解約していいということなので交換した。使い方は全く同じなので別にマニュアルを改めて読む必要はない。時計がなくなってしまったので蓋をとじたまま時間を確認することができなくなってしまったのは残念。
▼●「聖戦とならざる聖ならざるテロリズム/イスラームそして世界の岐路」バーナード・ルイス著 紀伊国屋書店 1700円
 十字軍とイスラームはどのように対応したか。それにジハードの規程のところに興味があった。イスラーム教では殉教という用語は、通常ではジハードでの死を意味する。殉教の報酬は永遠の至福であり、初期の宗教文書で詳細に説明されている。自殺はこれとは対照的に道徳的な罪であり、永遠に呪われる行為である。古典的なイスーラム法学者は、敵の手にかかって死ぬことと、自分の手で死ぬことをはっきりと区別している。最近の原理主義的な法学者などはこの区別をあいまいにしているが、こうした見解が一致してうけいれられているわけではない。自爆テロは神学的には微妙な行為であり、テロリストはかなりのリスクを犯すことになる。この辺は法学者の意見は多様に分かれているようだ。ジハードが有効であるためには、「神の名において」戦われる必要があり、物質的な利益のために戦われてはならないとある。だが現実にはどの世界でもあるように「ジハード」といいう敬うべき名のもとで、不名誉な目的が追求されたという苦情も頻繁にみられる。とくにアフリカのイスラーム教の法学者は住民を襲って奴隷として合法的に所有する根拠として、これをジハードと称しているからだ。
 あと歴史的にみてイギリスも旧ソ連もこれら中東地域の石油資源を過去から狙っていることが明らかにされている。最後の方の911テロの原因となると著者はかなり怪しい論法を振り回している。ついでに言うと、前回メルマガでご紹介した萩原遼氏の著書でも、後半では明かに自分の論理を正当化するため、論理のすり替えが2箇所に渡って行われている。

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April 24, 2005

義仲寺に立ち寄る

▼「清水へ祇園をよぎる桜月夜…」昼間で残念!
▼きのうのブログを書いていて「義仲の最後」が、ヘミングウェイの「誰が為に鐘は鳴る」にそっくりであることに気付きました。
▼泊まった所は義仲寺と同じ町内にありましたので、朝参拝してきました。minaさんが書いていらっしゃるように確か義仲は京都で乱暴狼藉をはたらきました。わたしは彼の事を肯定しませんが、それは以下の理由によります。実は戦争で一番大事なのは兵站の技術なのです。兵士は食料や武器弾薬の補給がなければ一日だって戦えません。専門的な事を言えば第二次世界大戦でアメリカはそれを研究してきましたが、日本軍は木曽義仲と同じ現地調達主義をやってきたので、侵略した先で「敵」ばかり作ってきたのです。木曽は戦闘には優れていましたが、補給を考えなかったので京都に入ってから部下達は夜盗化してしまいます。それを見越したのは老獪な後白河法皇です。木曽に征夷大将軍の位を与えておだてます。それを快く思わなかったのは、鎌倉の頼朝ですね。義仲は謀反者として頼朝が差し向けた身内との戦いに殺されてしまうのです。
▼義仲寺は200坪くらいの小さな寺で芭蕉の墓もここにあります。受け付けをしていた年配の女性に「義仲が好きなのできょうやってきました」と話をすると、「きっと義仲も喜んでいることでしょう」、と言ってくださいました。寺の解説をしたパンフレットはPDFでデータベースに入れる予定です。
Kouchi(Mobile)

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April 23, 2005

ここがどこか、一目で分かる

▼京都でしか売っていないお茶「京かおり」1本180円、振って茶葉を混ぜてから飲む、伊右衛門より遙かに美味しい。でも湧々さんのお家の近くのイトーヨーカドーでは売っているらしい。残念!
▼ここがどこか、一目で分かる" 人は旅好きだ。そうガメラⅢで壊された京都駅だ。昨晩飲んでいるときメールが出来なくなったと言う人から電話があった。新幹線の中に買ったばかりのノートパソコンが動かないと言う電話が入った。
▼夜は大津のインターネットカフェに来た。今回は仕事とは関係なく来た。来る前に近江は万葉集に関係あるなと思って、岩波新書のそれを2冊持ってきた。みなさんご存知のようにhiroさんが一番新しいメルマガで、万葉集のことを書かれているのをご覧になっているはずだ。あそこに紹介された歌も10年くらいまえに読んだことがあるのだが、前後の関係を思い出すために「万葉秀歌」上下巻の古い本を持ってきて新幹線の中で読んできた。
▼ホテルの窓から外を見るとちょうど唐崎が見える。これも万葉集に登場する有名なところだ。もっと岬のようになっているのかと思ったら平坦なところだった。その唐崎と隣り合わせに、木曽義仲終焉の地がある。これは平家物語に登場して、作家の田辺聖子が絶賛している場面だ。義仲は巴御前を言い含めて馬に乗せて馬の尻に鞭をあてて逃す。そのあと源氏の兵士に囲まれる。残った戦友とたった二人で戦うのだが、もはやこれまでという時、太刀を刃先を口にくわえて馬からまっ逆さまに落ちて死ぬ。長野県出身の木曽義仲を書き始めると、止まらなくなるのでこの辺にしておこう。携帯電話で撮った画像がかなり荒れているようで申し訳ない。参考文献「古典の森へ―田辺聖子の誘(いざな)う 」 集英社文庫  「平家物語2/第九巻/木曽の最後」小学館・日本古典文学全集
▼明日は石山寺から清水寺に行く予定。
Kouchi(Mobile)

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April 22, 2005

ひげ剃りの替え刃を間違える

▼水曜日に髭剃りの刃を買った。いつもと同じジレットのを買ったつもりが、柄と刃が合わなかった。ホテルなんかでくれる安物の剃刀で髭をあたっていたら、唇の右にある黶を切って血まみれになった。カミソリメーカーはわたしの知る限り日本では、ジレット、貝印、シャエファーなど数社に限られるように思う。それらのメーカーは、極端にいうと毎月のように、肌を傷めず深剃りができる新製品を発表し続ける。そうすると同じメーカーなのに刃と柄が合致しないという現象が現れて、消費者は翻弄されることになる。困ったものだ。おかげで憂鬱な一日だった。続きは午後11を待て!今幕張。
▼Maさbんは打合せの始まる前に、「きょうは昼寝をしていないので、機嫌が悪い、隣に座った人をボコボコにするかも知れない」と警告を発しいていた。わたしは今まで何回もその鉄拳の犠牲になっているので、飲むときは席を離して対面(といめん)にした。マージャンをする方ならご存知のナナメ向かいの席なので、殴られる心配はない。所が2時間ほど飲んでいたがまったく暴れる気配はなく、結局そのままで終わった。今まで「暴れる」と予告した会議で大混乱したためしはない。暴れるのは突然やらないと、集まった人にインパクトを与えることはできない。
▼本も一冊読んだが、時間があって気力が残っていたら明日の朝に書こうと思う。kouchi(Mobile)

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April 21, 2005

「インファナル・アフェア終極無間」を見る

▼メルマガをお送りして感想をお送り下さったのはレッド・マッカチンさんでした。投稿する。飲み会に来る。来る事ができなければ差し入れをする。いずれもダメなら感想を送って下さる。読者のみなさんにはこのいずれかの方法でご参加いただきたいのです。
▼「インファナル・アフェア3 終極無間」前2作は銀座シネパトスだけで細々とマニア向けに2週間くらい上映されて打ち切られていました。ところが今回はいきなり、全国上映です。しかし1、2を見ていない人がこの3だけ見に行ってもまったく分かりません。わたしは両方見ていても分かりませんでした。まだイギリスから返還前の91年の香港警察学校のお話が第一話。そこで麻薬を牛耳っているマフィアからは警察官なって出世して情報を流すように言われている男アンディ・ラウなる人物がおります。彼は一作目のラストで、警官としてマフィアに潜入していたトニー・レオンが死んでしまったことを、心の傷として引きずっております。それで今でも夢にみるほどでございます。ここで突如としてトニーは生き返り、ケリー・チャンの精神科医にかかっているから驚きます。それはマフィアの武器取引の現場に立ち会っていたものの、親分さっさとずらかり、カラの箱を持たせられたからたまりません。トニーは別のマフィアから命を狙われます。それどころか信頼していたものに裏切られたために精神に異常を来してしまったので、日本で言うところの検察の指示で精神鑑定をして、公判に耐えられるかどうかの鑑定をケリーはしているのですが、なってはならない医師と患者は恋をしてしまいます。これはあってはならない事です。こんな事をしていたら美人医師は身体がいくつあっても足りませんね。このラブシーンがいやに長すぎますです。一方ラウは前の事件の処分で庶務部門に回されますが、1ヶ月もすると内部観察をする部署をたった一人で引き受けることになります。そこでは隠しカメラによる盗撮から盗聴、追跡などありとあらゆる手を使って、まだトニーの他にマフィアに通じている警察官はいないかと狙っているのです。彼は一作目ではマフィアの送りこんだ警官なのですが、最後は暗号を握って裏切ります。これから先を書くとネタバレになりますから省きますが、目的を果たしたラウもまた瀕死の重傷を負って精神に異常を来してしまいます。タイトルは仏教用語なのですが、今回のそれは悪人はいつまでたっても大往生できずに、地獄の空間をさまよっていると言うような意味だと言うことです。おもしろいか?1、2を見ていても死んだはずの人が生き返ったりするのでかなり難解ですわ。1、2と違ってアクションシーンはほとんどありません。
●「アメリカの秘密戦争/911からアブグレイブへの道」セイモア・ハーシュ著 日本経済新聞社 2400円 911事件が起きたのは事前の飛行訓練など怪しい気配はあったがそれらを見逃して来た情報機関の責任であると著者はいう。もっとおかしいのはセスナ機の操縦訓練にやって来た人々は腕が悪くとても卒業できる状態ではなかったと書いているにもかかわらず、実態を調査することなく、カッターナイフで犯行に及んだという事を信じていることだ。もっともタイトルにあるようなイラクのアブグレイブ収容所の拷問は彼のスクープだ。それで明かになっていることは国防省の上層部がどんな方法をつかっても口を割らせて良いと了承していることだ。それに尋問に当たる情報部の兵士たちは私服を着て取り調べをして階級を特定されたり、誰が尋問したか分からないシステムを作っている。だから収容所を警備している憲兵隊ですら、情報部の誰が何をしているか分からないようになっている。だがこのような戦争捕虜としての待遇をうけないからと言って、このような相手の人権を守らない取り調べが横行するならば、今後の戦争は「勝った側」の思い通りの「尋問・拷問」になって人間の尊厳すら守られなくなってしまうとアムネスティは警告しているという。かなり一面的な書き方だが前半はおもしろい。

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April 20, 2005

『鍵盤乱麻』0402送信しました。

▼学校の新学期授業が始まったので総武線の片方の終点M市まで出かける。そういえば昨日定期検診が終わってM駅で電車を待っていたら、隣の駅で人身事故があったとかで30分くらい待たされてしまった。それからわたしが行っている病院に昼から来るという人が二人いることがメールや電話で分かった。こんな事なら病院で待っていれば打合せができそうな感じがした。それでM駅まで着く前に次々メールやら連絡が入る。満員電車なのでもちろん消音バイブモードにはしてある。
▼わたしの受講生は約20名。そのうち3人は持ち上がりである。まさか1年間教えた人が再びやってくるとは思わなかった。方やマウスの使い方からお話をする人たち。どうやって行ったらいいか悩んでしまう。
▼今の所水曜日2時限の一こまだけ担当なので、授業が終わったら土曜日が原稿締めきりの映画を見たいと思っていた。ところが急ぎの仕事が入ったので、それどころではなくなり授業が終わったら終点から終点まで移動することになる。何だかんだで合計3時間ほど鈍行電車に乗っていたので、実家に帰るより長く疲れてしまった。M市から自宅までの往復に必要な本は持っていた。しかし3時間をつぶす本は持っていなかった。いずれにしても2冊も重い本を担いでいるのは難儀である。活字中毒患者のわたしは、千葉の古本屋さんにも立ち寄ったが適当な本は見つからなかったので、じっと音楽だけ聴いていた。週末の映画の締めきり焦っていたのは、土日とまたまた実家ではない遠方に出かけるためで家にはいないからだ。だから金曜日夕方までに何とかしなければならない。予定は幕張シネコンの「クライシス・オブ・アメリカ」、銀座シネスイッチ「愛の神エロス」、「インファナル3」のなかの一本になる。
▼メルマガ読んだら感想送って下さいね。

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April 19, 2005

29日のオールナイトに行こう

▼17日に書いたテアトル銀座のオールナイトの件です。上映作品は当日の所にリンクを作りました。これをご覧になった地方在住の方がぜひ見たいと仰るメールを頂きました。ただ女性一人でオールナイトは怖いので、どなたか一緒に行きましょう」と言っています。一緒にいらしていただける方は高地までご一報下さい。わたしは前日から介護帰省しているので、残念ですがご一緒できません。
▼●「馬賊で見る『満州』/張作霖のあゆんだ道」澁谷由里著 講談社選書メチエ 1600円 満州とは何だったのか?張作霖はなぜ日本軍によって爆殺されたのか知るために借りた。日本軍は軍閥がまだ一つのまとまりを見せていなかったころ、多くの頭目たちに金をばらまいていた。ところが頭角を現し始めた張作霖に目をつけて、援助先を1本に絞り、集中的に援助しようとする方針が出てくる。幣原内閣は日本が軍事援助にる場合は国際社会との協調も必要だと考えた。しかし協調と言っても当時の日本政府は軍部の動向を抜きには何も考えられなかった。一方田中義一は北伐軍への対処は武力によって行うとして山東省へ3回に渡って出兵する。それから北上の勢いがそがれることはなくなる。日本の基本的な対中国政策は張作霖支持だった。それは多くの利権を持つ「満州」出身の張が中国全土を統一すれば、日本の影響力の及ぶ範囲もまた拡大し、東アジアのみならず国際社会での発言力も増すという計算があった。これなど今の日本の動きと似通っていように思える。
▼ではなぜ張作霖が日本軍にとってジャマになったか。張作霖政権は多様なチャンネルで日本側と交渉する事ができなくなり、利用価値なしと判断した一部将校によって抹殺された。著者の分析によれば日本側には軍事顧問と関東軍、軍部と外務省、それ以前に関東軍内部での緊密な連絡・指揮体制を作っていなかったという組織上の欠陥があった。その結果として張作霖政権に対する情報収集が不徹底になった。しかも不確かな情報や先入観に基づいて妄想をふくらませて、ごく一部の人間が逸脱行動をとるという悪しき慣例は、これ以後、特に日本の陸軍に定着してしまう。著者は68年生まれの富山大学の助教授。張作霖研究の権威だ。すごい!
▼「ライブ・フレッシュ」は注文して1週間ほどたつがようやく明日あたり宅配便で届く。これは29日のオールナイトにも上映目録に入っている。なぜ良いかというと、主演のフランチェスカ・ネリが良い。彼女の魅力が余すことなく出ている。ネリが出演している最高作品は93年(日本公開は95年)の「愛よりも非情」だ。もうこれはビデオでも手に入らない。ネリの役どころは、サーカスの射撃の名手だ。たまたまそこに取材に来た記者(まだ売れる前のアントニオ・バンデラス)と恋仲になる。ところが彼が取材で不在の時に寝起きしているトレーラーで3人の若者に襲われる。彼女はそいつらを探し出して一人ひとり射殺していく。最後に警察の特殊部隊に包囲されてたった一人で戦うという、わたし好みのお話なのである。この映画がネリのベスト1。

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April 18, 2005

歳とともに涙もろくなる

▼最近懐メロ、と言ってもわたしの場合昭和35年から、以後20年間くらいなのだが…。歌を聞いていると涙が流れて仕方ない。2週間くらい前は、岩崎宏美の「マドンナたちのララバイ」、山口百恵の「プレイバックパート2」、そして16日土曜日の夜のNHKBSでは前川清のショーをやっていて、聞いたのは終わりの15分くらいだった。彼と一緒に歌ったのは田川寿美、キム・ヨンジャ、それに八代亜紀だったかな?前川の持ち歌である、「東京砂漠」などだったのだが、もういけない。前川の最後の挨拶がおもしろかった。「わたしがこうして歌っていられるのも、皆様の熱い励ましのお言葉があるからです。でもそれがなくても歌います」には会場大爆笑だっった。これは『鍵盤乱麻』作りにも共通している訳です。わたしの場合で言えば「それがなくても、撮って書きます」。帰宅して涙の事を家族に話したら「歳とったんだよ」と一言こともなげに言われてガックリした。
▼今晩の特筆すべき二つの話題。投稿欄をご覧になっていただくと、ひつじねぇさんの印旛郡印旛村の「吉高の大桜」の写真投稿である。実はひつじねぇさんはプロの写真家なのであります。そんな方に原稿料も払えないのに投稿していただいて、ただただ恐縮している次第です。もう一つあのわがままMaさんの事。今まで仕事場でしかこのHPをご覧になれなかった。だから仕事が終わると部屋を締めて、お住まいになっている場所に帰る。だからしょっちゅう「早く更新しないと帰っちゃうよ」という携帯メールをいただいた。わたしは同じ団地で自宅にもパソコンはあるはずなのに、何を言っているかさっぱり分からなかった。ところが本日夫君である末ちゃんのご努力によって、晴れてご「自宅でも一人で見ることができるようになりました」そうな。これで寝る前に更新してもわたしは文句を言われることはなくなった。Maさん今度からは読むだけじゃなくて投稿するんだよ!これが二つのめでたい話である。
▼写真のアエラは中島美嘉が写っているから買った。しかし中身は大した事はなかった。おもしろかったのは二つの記事。一つは「反日韓国で最も有名な日本人教授の受難」というのだ。韓国で最も知られている30代の日本人学者なのだが、「竹島事件」以後講義はもちろんの事、執筆の場も失われてしまったという。その中で彼の「韓流ブーム」の分析が載っていた。それによると昨年韓国で最もヒットしたのは、日本人のチンピラだったか、ヤクザを韓国の人が徹底的にやっつけるドラマだったのだという。しかし日本で人気が出たのは「冬のソナタ」で「韓流ブーム」の底の浅さを知ったという。
▼もう一つは「消えるレスリー・チャンの名作」だ。レスリーを一躍日本で有名にしたのは映画「覇王別姫」だった。あの時チャンは楊貴妃を演じて、わたしは「こーん何美しい人はいない」と思った。映画は渋谷ルシネマで公開されたが、爆発的な人気でわたしは3回通ってようやく見ることができた。問題は「覇王別姫」の上映ライセンスが5月頃に切れてしまう。DVD(含むビデオ)の販売も7月で切れるという事だ。だからこの映画だけでなくレスリーファンの読者がいらしたら、この機会に買い込んでおかないと、永遠に見ることができなくなってしまう。しかしDVDは5000円以上もする。内容も重いので見るのも疲れるから、わたしは買わない。

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April 17, 2005

「バッド・エデュケーション」を見る

▼自宅で光ファイバーをつかっているのに慣れてしまうと、ダイアルアップはとてもストレスを感じる。実家を出ようとする直前に隣に住む叔母(父の弟の妻)が畑で撮れたばかりの新ほうれん草を持ってきてくれた。さっそくベーコンと一緒に炒める。一つは実家に残し、もう一つは自分の弁当箱に詰めた。いつもより1時間遅いあさまにしたのは、銀座テアトルシネマの「バッド・エデュケーション」の初回上映開始時間が12時10分からだったのでそれに合わせたからだ。順番を取ったら28番だったので、安心して警察PRセンター前の公園で弁当を食べて映画館に入る。
▼「バッド・エデュケーション」1980年のマドリードはこのアルモドバル監督の得意とするところだ。まだ若い映画監督エンリケの所に昔少年時代の知り合いだったというイグナシオが訪ねてくる。俳優学校をでて俳優になったというイグナシオは、「仕事が欲しい」と監督に頼む。監督は今は構想を練るために新聞の切りぬきをしているところだと、彼の申し出を体よくことわる。するとイグナシオは「書きかけのシナリオがあるからぜひ読んで欲しい」と分厚い一通の脚本のコピーを手綿祖手「ぜひ読んで感想を聞かせてくれ」と帰って行く。助手には「もう二度とあうつもりはないから」と言い渡す。ところが脚本を読んでいた監督はイグナシオの驚くべき事実を知ることになる。それは二人とも修道院の寄宿舎に預けられていたのだが、神父から性的な虐待を受けていたことが綴られていた。しかもそれは当時なかよしだった二人の間柄を割くために、神父が意図的にやった事だという事も分かってくる。そしてイグナシオはエンリケを守るために、自ら神父の犠牲になったらしいのだ。だがエンリケはどうしてもイグナシオの音楽の好みなどが当時と変わっているので、本当に彼だとは信じることができなくなっていく。そして脚本を手がかりにイグナシオの住まいを探っていくとさらに不思議な出来事が出てくる。
▼映画のキャッチフレーズは「究極の愛」なのだというが、果たして見るあなたはどう感じるだろうか?イグナシオを演じるのは「モーターサイクル・ダイアリー」で若いゲバラを演じたガエル・ガルシオ・ベルナル。わたしがこの監督最大の名作だと信じて疑わない「ライブ・フレッシュ」他2本が29日オールナイトで、このテアトル銀座で上映されるのでぜひご覧頂きたい。
▼今回実家に帰っているとき見たDVDなど。ウォーレン・ベイティの「レッズ」。わたしはこの中に登場する、悲劇の革命家トロツキーが大好きなのです。そして「Uボート」TV版の4、5、6巻で合計150分。やはりノーカットは、呼吸ができなくなるほどおもしろいです。これはもう潜水艦映画の最高傑作です。そして「伊勢音頭恋寝刃」NHKサービスセンターのDVDで、現在生きている俳優が演じる最高傑作だと思う。お紺中村雀右衛門、貢は片岡孝夫、万野は板東玉三郎、喜助は中村勘九郎(いずれも収録当時の名前)。本を読んだが、それは明日ご紹介する。

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April 16, 2005

懐古園は二分のまだら咲き

▼松本まで道路表示を見ていったらそれほど難しくはなかった。しかし市内に入って松本城に行くべき所を間違えて、最初は城山公園の方に行ってしまった。近所の公民館で道を聞いたら城にたどり着くことができた。昨日の写真はセルフレポートを撮ろうとしていたら、わたしと同じ年代の男性が「撮りましょう」と言ってシャッターを押してくれた。そして「あと二、三日すると花びらがお掘に落ちて浮かんで写真の被写体としてピッタリになります」、と話して下さった。わたしは仕入れたばかりの知識で、「あぁ花筏ですね」、と相づちを打つ。きょうの読売二面には、「花烏賊(ハナイカ)」というものがあるという。それによると、桜の花の頃に取れる烏賊をそう呼ぶのだという。男達が夜のうちに海にでてとった烏賊を、女たちが朝の海辺でさばいて張り渡した綱に吊していく。烏賊の腹を抜くとは、酷そうに見えるるけれども、実際は情け深い女の手であるというのだ。よんでいてとてもセクシーな句だと思った。午前中は懐古園にいったが、テレビの予報と違い、殆んど咲いていなかった。関西方面の観光バスで来たお客さんは、お気の毒だった。こちらには、セルロイドでできたピンクとブルーのぼんぼりが至る所にぶら下げてあった。
Kouchi(Mobile)

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April 15, 2005

松本城の桜を見に行く

▼昼のNHKTV長野放送を見ていたら松本城の桜が満開だと言うニュースを流していたので衝動的に出かけた。初めての道を車で走るので、隣に住んでいる叔父の所に所要時間と道を聞きに行った。この道はかつて10年ほど前に観光バスで上高地に行くとき一度だけ通った事があった。松本まで佐久から片道約60km車で1時間15分。先週hiroさんが行った浅間温泉の脇をかすめて到着。もちろん物見遊山で実家に行っている訳ではないから、両親を誘ってだが、父は動きたがらないので、母と二人だった。帰宅してデジカメで撮った画像を見せたら、「行けばよかった」と父は言っていた。
Kouchi(Mobile)

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つながらないヤフーを解約

▼実家にはNTTの新しい回線B1を引いて、さらにヤフーから送られてきた接続器具を使ってテストしたが、やはりADSLの信号はでなかった。さっそくサポートセンターに電話して事情を話して解約手続きを取った。やれやれ一ヶ月ほどヤフーに振り回されてしまった。もちろん回線がつながっていないので、いままでかかった費用は無料である。
▼夕べのNHKを見ていたら、「警察庁のwebサイトがサイバー攻撃を受けた」と大げさな報道をしていた。ようするに何度アクセスしても「つながらない」と表示されるパソコンの画面を出すだけで、これが「中国からの集中アクセス」という間の抜けた報道である。これなどもNHKが政府の意を受けた単なるアクセス集中攻撃を大げさにサイバーテロなどと大げさにいうなど「悪意ある」報道であろう。
「not to fond」なんてどこのサイトにもある。

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April 14, 2005

「仁義なき戦いを作った男たち」を読む

▼短歌は何人かがご募してくださるので、しばらくお待ち下さい。応募者は全員匿名ですからお楽しみに。NHKBSで11日午後11時から「中島美嘉コンサート」の再放送をしたので録画して見た。そのなかで彼女は歌詞を作詞するので一生懸命考えようとするとできない。それで諦めてベッドに入ると歌詞が頭に浮かぶので携帯を出して打ち込むというのだ。「あたしはワープロもパソコン?もできない」と云っていた。
▼NHKBS「関口知宏列車の旅」は昨日からわたしが数年前に通過した、四国から和歌山をやっているので懐かしく見ている。きょうは琴平から岡山列車で渡り、船で四国に戻る。そして徳島からフェリーで和歌山に行くのだ。わたしは逆行したのだが、フェリーではなく高速のホバークラフトだった。
▼昨日お伺いしたお宅で聞いた話。NHKの不祥事に腹を立てた方は昨年暮れさっそくNHKの契約を解除する文面を送り、さらに銀行の自動引き落とし口座を解約したのだという。解約をしたらすぐガラの悪い集金担当者が夕方やってきて、近所に聞こえるような大きな声で「法律を守れ」と喚いたのだそうだ。その方は「NHKの契約とは法律ではなく任意のものでしょう」と云うと、さらに大声をあげようとする。「もう暗くなって来たので、本日はお引き取り下さい」と話したらようやく引き上げた。もう一回来たら、もっと論争を挑もうと手ぐすねを引いているがそれっきりになっているという。先週発行された、「週刊文春」によるとその取材経費の精算方法はじめ経理の処理が、使い放題で、いかにずさんであるか分かる。これでは解約する人が70万人を突破する理由が、納得いってしまう。
▼●「『仁義なき戦い』を作った男たち/深作欽二と笠原和夫」山根貞男他編 日本放送出版協会 1600円
 名作「仁義なき」シリーズはどのように生まれたかという分析をしたもの。このシリーズは藤純子(現:宮司純子)が引退してから、会社幹部は今までの任侠シリーズではいけないと感じる。たまたま当時の「週刊サンケイ」(現:「SPA」)に連載され始めた関西の弱小暴力団幹部の手記に目をつけ、脚本家に依頼する。そしてそこで監督として目をつけられたのが深作であった。当時深作は脚本を直すので、嫌われていたが、「一行も直さない」と約束させられてメガフォンを取る。そして既存の二枚目俳優のアップを止めて、売れない大部屋俳優たちをたきつけて競わせ、自力で画面に登場するようさせた。これが脚本の力もあって起爆剤となってヒットしていく。
▼この中で内田吐夢の話が出てくる。彼は満州映画社に入る。そこでまたあの大杉栄を虐殺(3人を絞殺した)下手人憲兵大尉だった甘粕正彦にであうことになる。甘粕は常に「五族協和」を訴え、形だけはそれを実行させようとしていた。そして彼はことあるごとに「海ゆかば」を歌わせたという。*「海ゆかばとは」万葉集の大伴家持の「海ゆかば みずつく屍」という歌を、天皇のために死ぬとねじ曲げた解釈をした軍歌のこと。そしてソ連参戦がわかったとき、日本人社員を集めて「自分は自殺する。みんなの前で公言して自分を追い込むのだ」と拳銃自殺をする。残った中国人社員は中国共産党系の人で、帰国できなかった日本人は、求めに応じて彼らの映画作りに協力する。

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April 13, 2005

佐原真の「戦争の考古学」を読む

▼投稿される方は木曜日朝7時までにお願い致します。それ以降の投稿は自宅に戻った日曜日の夕方になります。実家にはヤフーのB1ラインが引かれ、新しいモデムが届いているらしいのですが、わたしが実際接続してテストをしてみないと、本当に繋がるかどうか分かりません。局から6kmの距離はおそらくダメだと思いますが、明日14日夜まで結果をお待ち下さい。
●「甘美なる暴力/悲劇の思想」テリー・イーグルトン著 大月書店 4800円 果たして暴力は甘美なるものかどうか、ギリシア悲劇からナチスの強制収容所まで、宗教と様々な小説を素材に取りあげている。第8章トマス・ハーディ著の「日陰者ジュード」(映画のタイトルは「日陰のふたり」)の辺がおもしろかったが、全体として難解。
 以下印象に残った所 
 マルクス主義はキリスト教がともに救済しようとするものは悲劇的状況であるが、悲劇の成就はありえない。マルクス主義は階級社会の内部からの批判であって、階級社会にかわるものをユートピア的に提案するものではない。キリスト教にとって、復活は磔と地獄落ちを前提とする。もしそうでないとすれば、両者において救済されるのは、身動きのとれない、絶望的状況ではなくなってしまう。改善は改善の見込みのない所で必要されるのだ。状況がそれほどひどくなければ、改善の必要はない。(中略)
 最悪の状況と対峙しながらも、最良の状況の到来を期待するこれらキリスト教とマルクス主義は、罪、あるいは搾取を明かな歴史的状況とみなすことにおいて、自由主義的理想主義より見方がはるかに暗い。しかし同時に、人間には実際より大きな価値があり、今していることより大きなことができる能力がある、と自信をもっていることにおいて、両者は実用主義、あるいは、保守主義より見方がはるかに明るいといえる。
 20世紀前半以降のあらゆる左翼運動と同じく、西洋マルクス主義は左翼運動を枯らしつづけたスターリン主義の陰で生きる運命にあった。ロシアのそれに限らず、あらゆるスターリン主義は、20世紀のもっとも持続的な悲劇の一つ、つまり社会主義はもっとも必要とされたところで、実現の可能性がもっとも低かったという事実を反映している。物質的冨、自由主義の伝統、繁栄する市民社会、教育をうけ、技術をもつ大衆といった近代の貴重な成果を、本来、実現の前提としなければならない人間解放のビジョンは、そうした近代の利益に恵まれなかったたいへん貧しい国家が、その桎梏から逃れようとしたときのみちしるべとなった。(中略)社会主義の高邁な意図は、アリストテレスが「ペイペテイア」とよんだ致命的な逆転によって、まったく反対の意図に歪曲されていったのであるから、スターリン主義は古典的な種類の悲劇なのだ。
●「戦争の考古学」佐原真の仕事4 岩波書店 2800円
 人間の攻撃性の根源についてリチャード・リーキーの分析は以下の通り、
 酒量採集の移住の暮らしでは30人ほどからなり移住集団が、数個のキャンプで丸く並べてすみ、いつもたがいの姿が見える。成員にも訪問者にも、とって来たばかりの食物を平等に分配する。所有物はほとんどもたない。すぐ代わりを入手するから、もっている物は、何でも分け合う。分かち合いで心が通じ合う。いざこざも皆で解決する。しかし、他の移住集団へ移るという解決方法もある。食料資源はどこにでもあるから、その気になれば、どこへでも行ける。
 ところが農耕の定住の暮らしでは、家は散在し、心の通じ合いは少なくなる。穀物・家畜を分配すると生計はなりたたない。節約しなければならない。農耕を始めたとたんに耕している土地を守ることに人間は懸命になる。持ち物、貯える物がふえる。それを守らなければならない。ここにこそ人間の「攻撃性の種をまき散らす根源がある」と上記リーキーは考えた。
 本書では主として石製武器である矢じりの世界的な分布とその性能についてである。なかでもおもしろかったのは、日本の城とヨーロッパの城の根本的な違いだ。ヨーロッパでは鉄砲・大砲の出現が戦法や城の作り方を一変させた。ところが日本は鉄砲は発達したが、大砲は敵を混乱させる程度の役割しか果たさなかった、というのが来日した西欧の学者の分析だったが、それがなぜかについては本書では触れられていない。
 これは高地の想像だが、日本では戦国時代から名乗りを上げて戦う1対1の戦法が行われていたこと。そのため大砲で城を攻撃するような方法は嫌われていたのではないだろうか?

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April 12, 2005

「軍事組織とジェンダー」を読む

▼午前中お伺いした家には松本俊介のポスターが貼ってあった。松本の事はNHK新日曜美術館で知ったのだが、その番組で下駄を履いた青年がすっくと立っている絵が印象に残っていた。それと同じものだったので、すぐ分かったのだが、その方は松本の作品がお好きで、わざわざ展覧会が来たときに見に行ったと言う話だった。
▼「ERⅩ」を3話ためてしまったので、一気に見た。9話の最終回にも出てきた「キンシャサ」とはどこかと思ってインターネットで検索したら、コンゴの首都であることがわかった。キンシャサでおもしろいサイトが出てきたので、ご覧頂きたい。人工衛星から撮影した、各地の様子だ。しかしカーターがコンゴの行く飛行機や、現地をジープで移動するときiPotを聞いているのはおかしい。つまりあれは充電しなければ使えない。再生時間はたしか10時間程度ではなかったかと思う。現地では「電気がなくなるから無線機を切る」という話がでてくるくらいなのだから、iPotなど使える筈はないのだ。
▼昨夜の「ER」で腹部動脈瘤の場所を開腹手術でみつける手術は実に見事だった。あの興奮のあとああいうことになるのも、ごく自然の成り行きであろう。
▼「軍事組織とジェンダー/自衛隊の女性たち」佐藤文香著 慶應大学出版会 4000円。先週80年に作られた「プライベート・ベンジャミン」というアメリカ映画を見た。ゴールデン・ホーン演じる女性は最初の結婚は両親に反対されて離婚。二度目の結婚では新婚初夜に夫は「I'm coming…」と云って本当に「逝って」しまう。その悩みをラジオに投書したところ、それを聞いていた徴兵係官に言葉巧みに誘われて、「いつでも辞められる」と入隊してしごかれる羽目になる。そして配属先は女性初の空挺部隊である。おそらくアメリカでも女性の入隊が認められた頃に作られたと思われる、コメディ映画なのだがしごきが男性と同じ(その点では「GIジェーン」もまったく同じだ)というだけで単なる珍しい存在のPRにしかなっていない。本書は慶應大学院のメディア研究科で博士号を取った女性の研究結果である。では自衛隊は米軍と女性採用について何か違うところがあるのか?というのが一つのテーマである。それは年代ごとに作られた自衛官募集のポスターに顕著に表れている。80年代までは国を守るのは男で、女・子どもは従という存在になっている。ところが89年から女性自衛官だけのものに変化する。それは男性自衛官なかなか「集まらない」という社会現象の逆のでもあるが、女性言葉「好き」の3連発ポスターまで登場する。著者によればそれは「自衛隊組織内で、維持しようとしているジェンダー秩序とは、女性が応援し、男性が応援されるという非対称的な関係に基づくジェンダー秩序であると考えられる」と断言する。95年くらいになると戦闘服で微笑む自衛官の図となるが、自衛官でありつつも、なお「女らしい」女性自衛官が求められいる。
▼同じような例はのは米軍のパンフレットにもあり、迷彩ヘルメットの下で微笑む女性の写真のキャプションは「最良の兵士の中には口紅をつけている者もいます」という。つまり日本の自衛隊でもポスターを分析すると軍事組織における女性としては、そのような女性が主流であることが適切なのであると云っていることと同じなのだ。著者はその後防衛大学在学中の女性自衛官に、防衛大学の許可と、本人の同意を得て匿名のインタビューを試みる。そこで女性たちは「小手調べのつもり」で受験したら受かってしまった。大学にに入ってからも試験の上位に来るのは常に女性であるという、「迷惑そう」に答える教官たちの証言もある。インタビューが防衛大学の女子学生だけだったのは残念だが、それでも彼女たちは、「本当に自衛隊は自分たちを長い間必要としてないない」と敏感に感じ取っている。
▼自衛隊創立当時からの流れを見れば、初期の軍事色の濃いイメージを、女性隊員のポスターをつくり採用することで、非軍事的で明るく親しみやすく身近なイメージへ「男らしい」男性のみによって担われる組織を、男女がともに働く職場、平和創造者としてのイメージへ変えることに力を注いできた。それは婦人自衛官教育隊の以下の文書で明かでである。
「自衛隊が国民のコンセンサスを得るためには『戦技』のみの『無秩序』な『動物的』集団であっては、頼もしさであるはずのものが恐怖と疑念にとって変わることになってしまう。これらを防ぐためにも自衛官(女性)の有効活用を『利口に』かつ『民』をリードする心意気で検討していく必要がある。」

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April 11, 2005

吾妻ひでおの「失踪日記」を読む

▼昨晩メールが入って、きょう午前中の仕事がキャンセルになった。いや正確に云うと、「午後2時からにして欲しい」という内容だった。しかしわたしはそれほど急に変更されても対応できるほどヒマはしていない。仕事はモザイク状にスケジュール表に埋まっている。一つ動かすと全部玉突き状に動いて、先約の方に迷惑がかかってします。もっと困るのは急に、キャンセルになったスケジュールをどうカバーするかというのも悩んでしまう。とくに午前中はどうしようもない。映画館の初回は大体11時頃からだし、図書館に行くか、読書でもするしかない。
▼午後から某宅で家庭内LANの設定を頼まれているので出かけた。2階にサーバーとなるマシンがあって、1階に子機をおいて使いたいという事だった。このお宅はみなさんとっても気持ちの良い方で、家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている。娘さんは小学生の頃から顔見知りだったが、最近はヴァネッサ・ファラディそっくりの美しい女性になってしまった。たまたまお客さんがいらして、「当家の主人から、何か助けてもらえるから、ぜひ知り合いになっていただいた方がいい」と云われていると名刺をお渡ししてきた。わたしなど皆さんに助けていただいているから、今日生き延びているのであって、お役にたつかどうか分からないが、ご挨拶をして別れた。小型のノートパソコンは先週購入して送ってある。LANの設定はすぐできネットワークに入れる事ができた。ところが子機からインターネットにアクセスできない。1時間ほどケーブルを取り替え引っ返して考えたのだが、当家はこの間までADSLだったものがBフレッツになっていた。ブロードバンドにしたらスイッチング・ハブではなく、ブロードバンド・ルーターにしなければならない。当家のご主人はどこかから持ってきた、ハブを持ってきたので、そこから先に進まなかったのだ。夕方になってしまったので、部品を錦糸町のヨドバシで購入して明日仕切り直しにする。
▼鵜の目さんが教えて下さった、「花筏」http://osaka.yomiuri.co.jp/kigo/2004/040414.htmという美しい季語はまったく知らなかった。インターネットで検索したら美しい写真が出てきた。
▼お花見会のおり水玉さんから「失踪日記」吾妻ひでお著イースト・プレス1140円をお借りして、2時間ほどで一気に読み終えた。わたしは全く知らない作家なのだが、その筋では有名らしい。前半は編集者に締めきりでせっつかれて描けなくなり、家出をしてホームレスになる実話。先日実家に帰って近くの温泉に行ったときも、近くに住んでいるらしい数人のお年寄りが噂話をしていた。東京っていうところは残飯を漁れば、こっち(長野)と違って屋外に寝ていても凍死する心配はいらないから、結構住み心地がいいらしい、と。まさに残飯を漁って生き延びる生活が描かれている。そして警察に保護されるが、ホンモノの作家かどうか見極めるために、マンガファンの警官と面接することになり、絵を描いてみせると、「先生サインして」と云ったとか。瓦斯の配管工になった話は具体的でかなりおもしろい。後半はアル中になって三鷹にある病院の施設に入れられて闘病せいかつをする様子が、余すことなく描かれている。
▼お!今週の「アエラ」の表紙は中島美嘉だ。きょうNHKBSも午後11時から中島のコンサートの再放送だ。見なければ。

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April 10, 2005

『鍵盤乱麻』携帯短歌が発足します。

▼データベースにこの数日間で撮影した都内の桜の写真をアップしましたので、ご覧下さい。
▼マグノリアさんからのご質問です。領土問題というのは世界中に存在します。一体どこで線引きしたら、両者に納得が得られるのか明確な答はないようです。それは卑近な例では第二次大戦中の美術品でも今なお各国で綱引きをやっています。ではフランスのそれがナポレオンの時代に遡るか。では大英帝国博物館の展示品はどうなのかとなったら、もう収拾が付きません。竹島の時代的な背景は昨晩MINさんにお聞きしましたら詳しいご様子なので、別途投稿していただきましょう。わたしもデモのエスカレートしていることは、組織されている人ではないかと、一度このブログに書きました。問題の本質は別の所にあるように思います。日本は差別と敵愾心を煽るために、「竹島」を利用している。中国や韓国は日本の覇権主義が拡大していることに危機感を抱いている。とくに韓国は民間の「デモ」を利用して、政府は何か日本政府に譲歩させようとしているように見受けられます。中国はこれもMINさんの専門分野ですが、先日の日経に共産党政府が腐敗しきって、民衆の不満が渦巻いている。いやしくも近代国家なら、およそ暴徒に大使館を襲撃させるなどあってはならない事です。それができるのは治安当局が、民衆の不満が自国政府に向かうのをコントロールしているからに他なりません。
▼「竹島問題」の解決方法は、国際司法裁判所など第三者機関を使って論議をする。そして10年毎に交代して島をおたがいに使えるようにする。一層のこと、観光の島にしてしまう。でも現実は岩と石ころばかりで、使えそうにありません。ただ教科書にお互いが竹島問題をどう書いてもそれは、自国の歴史であって問題はないと思います。
▼酔った頭でシネマの原稿を2本書いて送信する。テーマは流行の「ローレライ」と「ロング・エンゲージメント」にした。前者は近くの映画館は超満員で立ち見まで出ている。どうしてあの映画があんなに人気がでるのか分からない。本当は昨日公開になった映画、「バット・エデュケーション」を見に行きたかった。この監督は好きで公開になったものはすべて見ている。一番良かったのは97年の「ライブ・フレッシュ」だ。今までずっとビデオもDVDもなかったが、今月になってようやく紀伊国屋書店から発売になった。しかしながら1万円なので、ちょっと考えてしまう。映画は行きたかったが、今週中に見ればよい。それより散りかけている桜をみなければ、1年間後悔することになる。軽い方の500万画素のキヤノンのデジカメを持って、まず亀戸中央公園に行く。お花見客いっぱい。ここは穴場なので人は少ない。それから秋葉原に所用で立ち寄る。歩いて御茶ノ水聖橋まで歩く。神田川周辺は水と相まって美しい。そうしている間にM編集長からメールが入って「ローレライ」が4行オーバーしているという連絡がある。
▼昨日帰りがけにMINさんに「東大で桜の美しい所はあるでしょうか?」とお聞きしたら「ある」という事なのでバスに乗って本郷キャンパスに行く。三四郎池を一回りして、データベースに入れたような写真を撮ったが、時期的にちょっと遅くて八重桜になっている所もあった。
▼昨日の飲み会でhiroさんの「短歌をゆく」の話になった。それから発展して2週刊ほど前に女優の栗山千明が案内人になって「携帯短歌」の世界を紹介していた事をわたしが話をした。みんな酔っているので短歌は万葉集で、俳句は芭蕉の「古池や…」の五七五の世界だよという程の初心者なのであります。そこで『鍵盤乱麻』の携帯短歌をやろうという話になりました。「ふる里お国言葉」はどうなったと言う意見もいただきました。それはそれとして、わたしもまったくの初心者です。投稿方法は別に携帯でなくてパソコンからの投稿で結構です。短歌のペンネームは普段と違って結構です。昨晩はわたしともう一人が立候補しました。みなさんも「俵万智」のような、現代的内容で字余り大歓迎ですのでぜひ応募してください。明日からスタートします。携帯で画像などを添付していただくと、さらに楽しくなると思います。
◇「チルソクの夏」を録画して見た。

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April 09, 2005

終電まで飲んでしまった。

chadol

チャドルを被って見せてくれたhiroさん。
▼昼から学校の入学式があったので、スーツで出かけた。その前に秋葉原に寄って所用を済ませ、依頼されていたイーマシンのパソコンを購入、発送の手配をした。式の予定は午後1時から4時までかかるとあったので、このまま、観桜会に行くことになるかと思っていた。しかし式は日の丸掲揚、君が代斉唱などない学校なので、1時間で終わってしまった。時間がなかったらスーツで飲み会に駆けつけるところだが、料理をしたりすると汚れるし、屋外で夜桜見物となったら悲劇なので、自宅に戻って着替えてから出かける。今回の飲み会の運営にあたり、MINさんにテキーラの購入からおでんの作成など事前の準備に大変なご協力をいただきました。MINさんのお力がないと今回のように盛り上がらなかったでしょう。この場をお借りして御礼申し上げます。またたくさんのお土産や差し入れを持って来て下さったみなさん本当にありがとうございました。
▼会は開会時間になってもいらっしゃる方が少なく、MINさんと二人で最初から薩摩焼酎をお湯割りで飲んでいました。そのためわたしは途中から、かなり酩酊してしまい、「バカ」という言葉を連発していたように思います。隣に座っていたhiroさんが心配なさって、「高地さん飲み過ぎではありませんか?」と優しい言葉をかけてくだり、わたしのアルコールが入ったコップに、その後ずっとお茶をついでくださいました。それからは、おそらく暴言は止まったように思います。終電1本前の電車に乗ったが乗り過ごして錦糸町まで行ってしまった。
▼次回はMINさん宅を開放してくださるというので、穴川のMINさん邸で開きます。ご期待下さい。Kouchi(Mobile)

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April 08, 2005

修理するより買った方が安いパソコン

▼先日事務所の近くにお住まいの方から、パソコンを立ち上げる時におかしな文字が出てくるが、見て欲しいという連絡を頂いた。今朝ご自宅にお伺いすると、HDDがいつ壊れてもおかしくない状態なので至急データのバックアップを取って対処せよとい意味のメッセージがでた。その場でメーカーのサポートに電話したらわたしの診断通りなので、修理を依頼するならば買ったときついてきたCD3枚を一緒に引き取りの業者に渡して欲しいと云われて、手配をした。電話が終わってから持ち主の方とじっくりお話ししたら、修理代が3万5千円から4万5千円で、作業に入る前に見積もりを送って許可を得るという事だった。しかしよく考えて見れば秋葉原のイーマシンは、本体価格が44500円からある。しかも引き取られると2週間くらいパソコンは使えないことになる。話し合った結果、メーカーの引き取り修理は再度電話してお断りし、わたしが一切をお引き受けする事にした。
▼この方はわたしより2歳ほど年上の方なのだが、行動的で今回もローマに行こうと思ったが、日程が合わないので中止したばかりだという。そして今の自分にとってパソコン、電子辞書(広辞苑と歳時記、和英、英和が入った簡単なもの)、それと携帯があれば何もいらない(どこにでも行くことができる)とおっしゃっていた。
▼今発売になっている「ダカーポ」4月20日号の特集「今の日本の本当の実力」はかなりおもしろい。最初の座談会で前「フォーブス」アジア太平洋支局長のベンジャミン・フィルフォード氏は「日本政府はドイツに調査団を派遣して、ドイツがどうやって戦後処理をしたか学べばいい。日本はなぜまだ60年前の戦争のためにアジアで足を引っ張られているのか。ドイツの首相が毎年ヒットラーの墓参りをしたら周囲はどう思うでしょうか。A級戦犯の問題は、それと同じでしょう」と言い切る。

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April 07, 2005

観桜会の準備万端整う

▼昨日は急ぎの仕事があったのでMINさんに取材を代わっていただいた。おかげで急ぎの仕事は午後3時頃には発送を終える事ができた。実家に行っているときもずっとやっていたので、指先が痺れてしまい、再び医師の処方による湿布薬のお世話になっている。
▼昨晩頂いたのはタケノコと土筆の他に、苺、菜花、野蒜があった。イチゴは前回残ったミルクもあったが、それをつけなくてもとっても甘みがあったので驚いた。これらはすべてM編集長の差し入れであったが、ひつじ姉さんは土筆を天ぷらにして下さったがこの腕、味とも絶品だった。Maさんは「手がアクで汚れる」とか相変わらず文句をブーブー云いながら、土筆の袴をむしっていた。
▼今朝の朝日では37面に「ブログ」の特集をしていた。「アメリカでは世論に影響力」という記述もあるが日本ではどうも「日記」あるいは、「2ch」の延長のようになっている気がする。この事を今朝のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ「日本全国8時です」で東大名誉教授の月尾嘉男が紹介していた。新聞記事では神奈川新聞http://www.kanaloco.jp/がブログを使った実験を始めたという。登録するとユーザー登録した読者はニュースにコメントすることができるというものだ。こういうスタイルはわれわれも自分の云いたいことだけを書いたり、云ったりするシステムとは異なる実験なので見習わなくてはいけない。
▼昨日の、わたしのブログでなぜ日の丸君が代が出てきたのか、不思議に思われた方がいらっしゃったかも知れない。酔っていて何か関連のない文章になってしまったような気がする。実は昨日の森本毅郎スタンバイで、森本とコメンテーターの嶌信彦がけしからん事を言っていたのだ。例の竹島の事など、歴史的記述の間違いについてで韓国や中国が日本の教科書にクレームをつけたことだ。嶌と森本は「じゃあそれらの国は日本の国の事をどう書いているか知りたいものだ」とヨタ話に話をねじ曲げてしまったのだ。中国や韓国が一貫して問題にしているのは、日本が先の戦争でそれらの国々を侵略した事をねじ曲げて記述していること。そしてその侵略戦争で死んだ指揮官や兵士などを、靖国神社で祀っていることを問題にしている。日本は侵略国、中国や韓国は被占領国として蹂躙されていたことをわすれてはならない。
▼午後郵便局に行ったら「研修中」という名札をつけた新人が座っていた。仕事の郵便物を「簡易書留速達にして下さい」と頼んだ。事前にわかる350円+140円+20円の金額の切手を貼っておいた。新人君がデジタル計量器に載せると760円の表示が出た。それから新人君は脂汗を流し始めた。わたしは念のために持参した200円切手を追加して貼る。新人君はなおも必死に計算らしき事をしていた。わたしは筆算で「50円」と出たから財布から出したお金を渡そうとしているのだが、どうにもならない。新人君は立ち上がって数人の上司の間を行き来しているが、みんな自分の仕事で相手をしてくれない。わたしも急いでいるのでイライラしてくる。あとで分かった事だが、新人君はデジタル計量器でから、入力した切手代金から貼ってある切手を引くという、マシンの引き算の方法が分からなかっただけらしい。一瞬彼は引き算ができないのかと、こっちが焦ってしまった。
▼9日の『鍵盤乱麻』観桜会は準備が進んでいます。昨日書きましたがわたしは到着が遅れるので、MINさんにすべてお任せしてあります。すでにテキーラの追加仕入れも完了して、MINさん手作りのおでんも事務所でぐつぐつ煮ています。どうぞご期待ください。それと準備の都合がありますので、参加ご希望の方も高地まで至急ご一報下さい。

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April 06, 2005

タケノコの刺身を頂いた夜

▼タケノコ堀りには行くことができなかったが、お土産はたくさん頂いたのだ。それでそのお土産をいただく会を急遽開催した。白子タケノコは刺身にしていただいた。湧々さんからいただいた電子レンジでボイルしていただいたのだが、世の中にこんなに美味しい刺身はないのでは、という美味しさだった。冷蔵庫に小さなタケノコを2個保存してあるので、9日早めにいらした方には食べていただくことができる。さらに土筆を天ぷらにしていただいた。この時期春の味覚をこのようにしていただく日本人は幸せである。いや別にあの歴史教科書の事ではない。あんな文部科学省の検定を通った、ゆがめられた歴史教科書で生徒に教えなければならない皆さんはお気の毒としか云いようがない。また日の丸掲揚に深く一礼し、君が代を声をでかくして歌わないと処分される皆さんも、同様にお気の毒としか云いようがない。
▼事務所の冷蔵庫にはタケノコだけは仕舞ってあるので9日には刺身でご馳走できると思う。どうぞご期待いただきたいのである。
▼昨日は『鍵盤乱麻』メルマガを送信したら、お二人の読者からメッセージを頂きました。どうもありがとうございました。では、9日お会いしましょう。

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April 05, 2005

「猫捨て」か?「姥捨て」か?

▼明日はタケノコ堀りの取材があったが、仕事の締めきりに追われているので撮影には同行できなくなった。
▼心配性の母は常にあれこれと心配のネタを探し続けている。聞くと最近は地震なのだという。先日帰省したおりも、もし地震があったら何としても帰ってこいという。しかし足がどうなるか、それに我が家は9階建ての3階なので最も危険な階なのだが、そんな事を言うと余計心配するので黙っていた。我が家では地震の時2匹の猫をどうやって連れて逃げるか常に心配をしている。猫を運搬する便利な背負うバッグが東急ハンズに売っているのを、猫に目のない家族が探し出してきた。しかし残念なことに、バッグには猫は1匹しか入らない。こうなったらバッグは2個買って重い茶色のピー助ちゃんは私が背負うしかないようだ。
▼田舎ではどこにも猫ばあさんと呼ばれる人がいる。家族は結婚や死に別れして、お婆さん一人でたくさんの猫ちゃんたちと余生を過ごしている。先日聞いたのだが、そのお婆さんの家では猫が増えてしまってどうしようもなくなってしまったらしい。90歳近いお婆さんはまだ足が達者なので、多くなって飼えなくなくなった猫ちゃんを抱えて隣村まで捨てに行って、逃げるように家に戻ってきたらしい。所が帰宅してみると捨てた筈の猫がちゃっかり先に帰っていたというお話だ。猫捨てが危うく本当の姥捨てになるところだったという。猫はちゃんと不妊手術をして飼いましょう。

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April 04, 2005

土日に訳の分からない電話がある

▼昨日午後2時半頃だったが、地下鉄銀座線に乗って日本橋あたりを通過していたら携帯が鳴った。見知らぬ埼玉在住の人だったが事情を話して、あと5分で地上に出るからこちらから電話をするとお話して切った。着歴でコールバックするとわたしの所属する会社というか組織の本社に電話したが出ない、東京、神奈川、埼玉も出ない。めぐり巡ってわたしの千葉が電話が転送になっているので、わたしと話をすることになった。今は退職しているが、かつて東京の民間放送局に勤務していて、労働組合もやっていたという。それで何かわたしの組織に言いたいことがあるのだが、HPはあるかとお聞きになる。わたしの所属する組織は放送局と違って弱小組織だから、日曜日に出勤している人もいないし、夜も常駐する人などいない。だから土・日や年末年始、ゴールデン・ウィークなどに、転送電話がまわってくるわたしは常に迷惑をしている。本社が留守番電話を入れるとか、ボイスワープにしてくれればいいのだが、そういう気の利いた人はいない。
▼ではお前も休日など携帯の転送スイッチを切っておけばいいとおっしゃる方がいるかも知れない。ところが土日になると決まって仕事の依頼をされる方がいらっしゃるので、それができない。日曜の電話の主は何か怒っておられる事があるご様子で、一緒に行動を起こすとか意見を言いたいという事だったが、主旨は今ひとつ理解できなかった。
▼明日はメルマガの発行日ですでに3人の方から投稿を頂いている。いま考慮している最中なのだが、わたしにとってこのブログを書いた上に、さらにメルマガで自分の文章を作るのが、忙しい時とぶつかるのでかなりきつくなってきた。現在考えているのは読書紹介もこのブログで済ませてしまい、メルマガではその転載をする方法を考えている。そうするとメルマガのためにだけ、わざわざ原稿を書かなくて済むので楽ができる。それは4月下旬号から実行しよう。
▼本日メルマガ創刊11周年記念日です。
▼「週刊金曜日」4月1日号で「報道できない公安警察の裏の顔」という特集が組まれている。その中で公安警察(警備警察)が戦前の特高警察の役割を果たしていくのではという懸念がだされている。なぜこの公安警察が跋扈するようになったかというと、10年ちょっと前にオウム信者が他人の駐車場に立ち入ったという、微罪逮捕してからだというのだ。それが現在の立川の自衛隊官舎のビラ配りをした人の逮捕、日の丸君が代に反対するビラを校門の外の敷地内で配布していただけで逮捕、一般マンションに政党のビラをポストに入れただけで逮捕というように微罪逮捕がますます拡大解釈されている。上記のオウム信者が他人の駐車場に入って逮捕した事件がおきたとき、こういう微罪逮捕や別件逮捕はひじょうに危険であると書いた事がある。もちろんわたしはオウムのような、大量殺人をするカルト集団を認める立場ではない。ところがこの一文を書いたことから「あいつはオウムを認めている」という大合唱があちこちからおこって、仕事が次々切られてしまった。いまだにそれが「解除」されていないので、いろいろな面で困難を余儀なくされている。敵対する組織をつぶすためなら何とでも手を組むという考え方は、回り回って自分の首を絞めることになっていくのではないだろうか。

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April 03, 2005

「ロング・エンゲージメント」を見る

▼実家はストーブにコタツがないと生活できない。8時54分のあさまに乗って上京すると都内は暑く、冷房が入っている電車すらある。それにしても今朝7時のNHKニュースは一体何なんだ。ローマ法王の死について延々トップニュースで15分もやっていた。ローマ法王庁だって世界的な支配力をもった権力機関の一つであって、いまだかつて法王庁の一声で戦争が一つでも止めさせることができた試しはない。それどころか従軍牧師などという存在まであるではないか。それがNHKはイラク戦争で、何やら声明を出したということをさも大変な事をしたかのようにコメントをつけている。ローマ法王庁の警備兵や法王専用の護衛はすべてスイスの傭兵で成り立っている。彼らはカネでしか動かないと歴史的に言われているから、そういう意味での信頼があるらしいのだ。ローマ法王庁が何をしているか?「ゴッドファザー3」を見るとよく分かる。
▼☆☆「ロング・エンゲージメント」かように宗教者が戦争を止めさせるために、積極的な役割を果たしたという事はあまり聞かない。第一次大戦のドイツ領ビンゴでは、フランス軍と塹壕戦で拮抗した戦いを繰り広げている。トップシーンは教会のキリスト像が無惨にもバラバラに破壊されている姿がアップされる。そこに5人の兵士が「処刑」のため塹壕の中を引き立てられていく。そのうち4人は自傷事故で一人は、死亡したドイツ兵の革靴を略奪した罪である。憲兵隊で出した判決は5人の銃殺だったが、前線の司令官は彼ら4人を丸腰にしてドイツ軍との緩衝地帯に放逐する命令だった。戦場では恐怖心から現実に自傷事故は多い。映画の場合前線の恐怖におののいてしまい、自分の手足を銃などで撃ち抜いて大けがをして病院に後送されようとする。しかし憲兵隊はその臆病風が他の兵士に感染する事を恐れて見せしめのために、銃殺刑の判決を下す。硫弾砲が飛び交い、人間である兵士は爆発の直後にちぎれて跡形もなくなってしまうのだから、恐怖心をもたない方が狂っているのだ。
▼灯台守を父とする一人と男と婚約したマチルダ(「アメリ」のオドレイ・トトゥ)は戦死の知らせを信じる事ができず、戦友たちの消息を必死に訪ね歩く。そして両親の遺産で私立探偵を雇って死の様子を知ろうとするが、すべては否定的なものだった。だがその中で一つ、5人の兵士に対する大統領の特赦命令が出ていたにもかかわらず、司令官が面倒臭がってその書類を破いてしまった事がわかる。脇役でジョディ・フォスターなんかを使ったりして、時代考証もしっかりして安心して見ることができる。それにしても硫弾が炸裂する戦争シーンは迫力満点で、耳をふさぎ、目をつむってみたほどだ。

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April 02, 2005

「Uボート」完全版を見る

すぐテストをしたが、微弱な信号が強くなるはずがない。もう一度回線をチェックして、同じデータしか出ない事が分かり、新しいNTT側の工事に入る事になる。問題は回線の空きがあるかどうかと、工事をしても絶対繋がる保証がないことだ。午前中は仕事、午後母と親戚の人を連れていつもの温泉。浅科村は昨日から佐久市に編入されて、入湯税がプラスされて350円になった。合併しても何も良いことなどない。
▼夜はたまっている仕事を数時間取り組む。終わってから持参したヴォルフガング・ピーターゼンのDVD「Uボート」(TV完全版全6巻313分)を昨晩に続いて3巻まで見終えた。映画版もディレクターカット版もかなり、ストイックな内容になっているが、TV版はそうでもなく、女性も多く登場する。しかもフランス人女性を好きになってしまった、甲板員の話は重要なファクターになっている。
Kouchi(Mobile)

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April 01, 2005

Yahoo!調べて貰ったら信号微弱

なのだから、人を派遣しても、繋がらないという。明日もう一度新しいモデムを送って試してみる。それがダメならB1という、微弱信号を拾う回線にするというのだ。そんな事は事前に回線テストをすれば分かるのに。そのくせ請求書だけは、早々と送られて来た。
Kouchi(Mobile)

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