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April 11, 2005

吾妻ひでおの「失踪日記」を読む

▼昨晩メールが入って、きょう午前中の仕事がキャンセルになった。いや正確に云うと、「午後2時からにして欲しい」という内容だった。しかしわたしはそれほど急に変更されても対応できるほどヒマはしていない。仕事はモザイク状にスケジュール表に埋まっている。一つ動かすと全部玉突き状に動いて、先約の方に迷惑がかかってします。もっと困るのは急に、キャンセルになったスケジュールをどうカバーするかというのも悩んでしまう。とくに午前中はどうしようもない。映画館の初回は大体11時頃からだし、図書館に行くか、読書でもするしかない。
▼午後から某宅で家庭内LANの設定を頼まれているので出かけた。2階にサーバーとなるマシンがあって、1階に子機をおいて使いたいという事だった。このお宅はみなさんとっても気持ちの良い方で、家族ぐるみのおつきあいをさせていただいている。娘さんは小学生の頃から顔見知りだったが、最近はヴァネッサ・ファラディそっくりの美しい女性になってしまった。たまたまお客さんがいらして、「当家の主人から、何か助けてもらえるから、ぜひ知り合いになっていただいた方がいい」と云われていると名刺をお渡ししてきた。わたしなど皆さんに助けていただいているから、今日生き延びているのであって、お役にたつかどうか分からないが、ご挨拶をして別れた。小型のノートパソコンは先週購入して送ってある。LANの設定はすぐできネットワークに入れる事ができた。ところが子機からインターネットにアクセスできない。1時間ほどケーブルを取り替え引っ返して考えたのだが、当家はこの間までADSLだったものがBフレッツになっていた。ブロードバンドにしたらスイッチング・ハブではなく、ブロードバンド・ルーターにしなければならない。当家のご主人はどこかから持ってきた、ハブを持ってきたので、そこから先に進まなかったのだ。夕方になってしまったので、部品を錦糸町のヨドバシで購入して明日仕切り直しにする。
▼鵜の目さんが教えて下さった、「花筏」http://osaka.yomiuri.co.jp/kigo/2004/040414.htmという美しい季語はまったく知らなかった。インターネットで検索したら美しい写真が出てきた。
▼お花見会のおり水玉さんから「失踪日記」吾妻ひでお著イースト・プレス1140円をお借りして、2時間ほどで一気に読み終えた。わたしは全く知らない作家なのだが、その筋では有名らしい。前半は編集者に締めきりでせっつかれて描けなくなり、家出をしてホームレスになる実話。先日実家に帰って近くの温泉に行ったときも、近くに住んでいるらしい数人のお年寄りが噂話をしていた。東京っていうところは残飯を漁れば、こっち(長野)と違って屋外に寝ていても凍死する心配はいらないから、結構住み心地がいいらしい、と。まさに残飯を漁って生き延びる生活が描かれている。そして警察に保護されるが、ホンモノの作家かどうか見極めるために、マンガファンの警官と面接することになり、絵を描いてみせると、「先生サインして」と云ったとか。瓦斯の配管工になった話は具体的でかなりおもしろい。後半はアル中になって三鷹にある病院の施設に入れられて闘病せいかつをする様子が、余すことなく描かれている。
▼お!今週の「アエラ」の表紙は中島美嘉だ。きょうNHKBSも午後11時から中島のコンサートの再放送だ。見なければ。

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