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May 30, 2005

◆「最高の恋人」を見る

▼図書館がきょうから1週間システム更新のため休館となる。しかし頼んだ本は1冊しか来ていない。とにかく読む本がないことには始まらないので、午後からでかけて、適当に6冊ほど借りた。
●「シルミド(実尾島)事件の真実」城内康申著 宝島社 1300円。昨年日本で紹介された同名の映画は韓国で3人に1人がみたと言われる程人気があった。果たしてその真相はどうだったのかというのが、本書。映画のように犯罪歴のある50人ほどの男たちを、仁川沖にあるシルミドに連れて行って、韓国空軍特殊部隊として1年余に渡って訓練する。それは「金日成の首を取る」事を目的にしていたのだが、おりから米軍のプエブロ号事件などが起きて、緊張が緩和される方針が出ると、このならずもの部隊は、やっかいな存在になってしまう。映画と違うのは普通の訓練は3ヵ月くらいなのだが、彼らは1年にわたってかなり苦しい訓練と、落伍者に対しては「死」もある懲罰がかけられた。それが島からの脱出と青瓦台の大統領官邸への直訴に繋がって言ったという。著者は03年11月から東京新聞社会部デスクとあるが、この程度の文章力で本当にデスクなのか?
▼傭兵と言えばイラク大けがをしたとされた斎藤さんは、弟さんが千葉市花見川区に住んでいて、死体の写真などで本人と確認したとある。サイトをいろいろ検索すると吐き気がするような死体があったりするが、そこからここで二つの問題を考える。まずアンサール・スンナの声明によると、斎藤さんは一旦倒れたので、抵抗をやめるように言ったが「捕虜だ、捕虜だ」とアラビア語で言って軽機関銃で撃ってきたので撃ち返したら、斎藤さんは怪我をしてしまった。そうするうちにアメリカ軍ヘリが来て負傷者や死者の死体を運び去った。そして攻撃側が再び戻ると斎藤さんは息を引き取っていたという。つまりアメリカ軍にとって日本人はどうでも良かったという事実が一つ。日本人軍事オタクのサイトを見ると「斎藤さんには無事帰ってきてもらって後進の指導をしてほしい」(死亡が分かる前の書き込み)などというノーテンキなものすらある。しかし日本の法律では海外のこのような戦闘行為に参加する行為も事例によっては処罰の対象になりうるし、重火器を所持していた事も責任を問われる可能性も大きいのだ。昨年の暮れあたりからいくつかのパソコン雑誌に、日本のサーバーにイラクは武装勢力が声明をのせている事をが、「ゲリラに手を貸している」、「日本人協力者がいるのではないか?」などとという論調が出てきた。パソコン雑誌の一つ「アスキー」系は権力の手先というか、これは謀略機関に手を貸しているのではないかと思われるものすらある。(3、4年ほど前の習志野の女子大生がオウムに誘拐されたという、自作自演の作り話の記者会見をした、父親はアスキー関係者だった)昨日サイトをあちこちのサイトを見ていたら、それはイラク武装勢力の声明やデータなどが、2チャンネルのアップローダーを使って、データがアップされているという事だった。これなど誰が何を使おうが自由な訳で、こういう手段を監視下に置いてコントロールしようとする警察庁の野望が見え隠れする。
▼◆「最高の恋人」93年のアメリカ映画でWOWOWで先日放映された。公開当時新宿で見たが、かなり好感のもてる作品だ。というのはアメリカの「恋愛映画」はこいつら何して食っているんだという生活感不在なアホらしい映画が実に多いのだ。その点この主人公マット・ディロンは地下の電気工事をするのが仕事でトンネルの中でまっ黒になって仕事をして、地上にあがって太陽の光をまぶしそうに浴びるのがトップシーンだ。そして新しい恋人は看護師さん、そして元妻アナベラ・シオラは離婚してから再び大学に通って文学を勉強し始めている。娘の正餐式に招かない妻が来ていた事に腹をたてるマット。妻は娘の姿を一目見たいから来たと言う。彼女は大学教授(ウィリアム・ハート)と深い仲になりつつあるが、妻との関係を清算しないので、何となくうっとうしい存在に感じている。そしてパーティで知り合った男と婚約しようとする所まで来るが、ふと寂しそうにしているマットの事が気になり出す。この後どうなったか、もうビデオも売っていないから深夜放映でも狙ってみていただくしかない。そして電気工事をしている友人たちの助け合いなどもしっかり描かれているので、見終わってすがすがしい気分になる。
▼◆「武器よさらば」土曜日の朝日別刷り「Be」にヘミングウェイがこの作品を書くためにどのような苦労をしたかが書かれていた。デビュー直前、旅行中奥さんに預けておいたカバンが盗まれて、それまでに書いた原稿を全部なくしてしまった、という。それでもかきなおしたのだから凄い精神力だ。手持ちの古い500円のDVDを見た。1932年のゲイリー・クーパーが出たが恋愛面だけ強調されていてあまり良くなかった。
▼昨夜ふと気になっていた携帯の着メロを離婚弁護士で使われている「君の瞳に恋している」にした。

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