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June 23, 2005

JRのレール幅について考える

▼クイズには数人の方がご応募下さっています。ありがたい事に予想を大幅に上回っていますので、ヒントを提供します。現在のアクセス数は一日に少ない日で30件、多い時で60で、平均50件程度となります。従って一ヶ月1500人、2ヵ月後ですから3000位の範囲に行くのではないかと思います。毎朝これを書くのに必要な時間は、およそ1時間、読まれるように、あるいは面白い内容になるよう努力していはいるつもりですが、それが実態です。本当は今週末から介護帰省をする予定でした。ところが昨晩母から電話があって、梅の実を採取して欲しいので来週にしてくれというので、1週間繰り延べしました。
▼実はJR福知山線の脱線事故で、一番肝心な事が論議されていない、という指摘が「週刊金曜日」6月17日号に出ていた。それはレール幅の問題だ。日本の鉄道は4種類のレール幅がある。先日公開された「交渉人真下正義」でもそれをヒントにした列車が登場するのだが、現実にそんなものを作ることなどできない。JRの在来線は狭軌の1067m、関西の私鉄は標準軌の1435mで、関東の銀座線、丸の内線、大江戸線もこれと同じだだ。ところが三田線は1067m、京成に至っては旧線が1372m(京王と都営新宿線も同じ)で相互乗り入れをする路線は1435mだ。この指摘ではJRの在来線のレールは乗客から見てどこにあるかと言えば、座席に座った時、足の位置にレールがあるのだという。これを読んでわたしはとても怖くなってきた。つまり車体の幅が福知山線の場合2900mだというから車体はレールの1067を引くと3分の1しかないというとても不安定なシロモノなのだ。
▼いまさらJRはレールを替えることなどできないから、ずっとこれをやってきた。車両の幅は法令により最大3mに決められている。さらに鉄道上に確保すべき空間を建築限界というのだが、こっちは3・8mとなっている。ここでわたしは最近列車とホームの隙間に目がいくようになった。以下想像で書くのが、わたしは列車の専門家ではないので、詳しい方がいたら教えて欲しい。つまりJRは輸送力増強という名目で車両の幅をめいっぱい広げてきた。だから首都圏のプラットホームの改良工事を見ていると、列車とホームの隙間がなくなり、擦れるくらいになってきた。いやそのために、ホーム下げて改良しなければ、列車が通過できないくらいになってしまったというのが正しいだろう。JRの首都圏を走っている列車は、軌道の幅に比べて頭でっかち(差別用語かな?)になってそれ自体がカーブでは不安定な要素になっている。だから輸送力増強と安全運転を考えるならば、レール幅を広げない限り安全は確保できないという事だ。
▼この間見た録画ビデオ。「下妻物語」、「コールドマウンテン」、「風とライオン」、「マーシャルロー」とくに最後のは911に似ていると言われているが、これほど酷い民族蔑視を平気で描くというハリウッドというのは、恐ろしいところだ。

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