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July 14, 2005

「オネーギンの恋文」を見る

▼わたしは医師の指示する体重の数値目標を達成すべく、このひと月ほど心太(ところてん)を食べ始めている。体重は確実に減りつつあるが、血圧は逆に上がり気味になっているように思う。上がる原因はストレスも多いし、母が高いのでそのDNA因子によるものかも知れない。ところで最近肝心の心太が手に入らない。近くの大型スーパーではラインの故障と書いてあった。別のところでは注文が殺到していて生産が追いつかないとあった。どうやら真相は後者らしいのだ。おそらく、みのもんたの昼の番組などで紹介されたのだろう。この番組で「さつまいもが良い」と言うと、生産地では対応できないほどの注文が殺到してしまうらしい。
▼昨日はまたまた総武線の始発から終点までの大横断をしてしまった。夕方訪問したのはベイエリアの看護師さんをしていらっしゃるお宅だった。いつもご主人と一緒にニコニコ迎えてくださる。息子さんは大学出して、デザインの勉強をして会社勤めを始めたが、毎日残業や泊まり込みの日々だった。ところがある日突然「会社を辞めてフラメンコをやっていいか」と相談されたのだそうだ。「せっかく大学まで出て就職したのにもったいないが」と思ったが、彼の好きなようにさせているのだそうだ。その看護師さんは、みのもんたの番組では「煽るばか」で困ったものですとおっしゃる。わたしのやっている減量方法をお話したところ、たしか栄養不足の患者さんは、コレステロールの値は減りますから、理屈の上では合っているとのことだ。TVの健康法で日本人はワッと夢中になるが、ひと月も長続きはしない。だから同じような健康法や、食べると良いものが繰り返し登場するのだろう。早く安価な心太が再び登場することを願ってやまない。
▼イギリス人のK先生とは映画の話題で盛り上がるようになった。先週「ディア・フランキー」の事をお話ししたら、すでにご存知で近く行くとおっしゃっていた。果たして昨日はご覧になっていて、その話題で盛り上がった。フランキーもニセの父も実は知っていたんだよね、という話になった。わたしは「K先生『ヴェラ・ドレイク』ご覧になりました?」とお聞きしたところ、行きたいけど見てない。銀座だけでしょう。わたしは主演のイメルダ・スタウントンが大好きなの。彼女はシェイクスピア女優としてイギリスでは有名な人なの」と教えて下さった。もちろん以上の会話はすべて日本語であります。
▼帰宅すると古い友人から「還暦祝いに歌集」を作ったと、立派な本を送って下さった。内容は短歌集なのだが、随所に革命的言語がちりばめられたものだった。hiroさんがご紹介下さった万葉の世界から正岡子規との落差に、しばらくの間、この人の人生とは何だったのかと考え込んでしまった。
▼◆「オネーギンの恋文」内容はよく知られているロシアの文豪プーシキンの名作だ。遊び人のオネーギン(レイフ・ファインズ)は、貴族のウソで固められたた社交界に嫌気がさし、伯父の遺産として残された土地を相続するためペテルブルグを離れ田舎に向かう。そこで彼は、田舎娘のタチャーナ(リヴ・タイラー)に出会う。そこで一目惚れした彼女からラブレターを貰うが、思わず暖炉に放り込んでしまう。最初は田舎娘と思っていたが時期がたつに従って恋しさが募ってくる。そして何年かあと、貴族の妻となったタチャーナと再会したオネーギンはいてもたってもいられなくなって交際をもうしこむのだが、彼女は「もはやわたしは夫に操をたてています」と彼をソデにするというお話。ドレスを着たライラーの後ろ姿は何としても肩幅が広くて、女子プロレスラーのようである。それに演技など何もできはしない、でくの坊である。さらにオネーギンがなぜタチャーナなどを好きになるのか、演技だけが空回りしている。映画館にいかなくて良かった。
▼イギリスの同時多発テロは次々と容疑者が特定され、監視カメラの効用だけが先走って報道されている。何かおかしくないか?
▼明日15日の「七夕飲み会」ですが出張とか多忙な方が多く、「不参加」の申し込みが相次いでいます。このままですと予行演習と同じメンバーだけになりそうです。このメンバーならばいつでも集まることが可能ですので、予定通り決行するかどうか、今晩10時の時点で判断します。

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