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September 11, 2005

「南極日誌」を見る

▼表参道の改札をでて地上に出ようとしたら、人がぎっしり並んでいて表に上れない。人をかき分けるようにして地上に出たら、雷雨と暴風雨のようになっていた。それでもパン屋さんと約束をしてあるから、約10分足らずの道を歩いているうちに全身が濡れ鼠のようになってしまった。この横殴りの雨は、常にデイバッグの脇に指してある小さな傘ではほとんど役に立たなかった。気分は悪いし、風邪でもひいてはまずいので、寄り道をせずにまっすぐ帰宅した。ああこんな事なら朝一番で投票所に行っておけば良かった、と思った。それにリュックにに入れておいたネットワークウォークマンが水没状態で使えなくなってしまった。
▼昨夜午後11時10ch「スマステ4」を見ていたら、稲垣吾郎が出ていて、今月の映画ベスト5というのを紹介していて、彼の推薦する一位が昨日書いた「理想の女(ひと)」だった。稲垣曰く「木村拓哉君や香取君は違うと思うけど…」と言っていたが、彼らは「ルパン」とか「チョコレート」だった。うっかりしていたのだが、上記映画は初日の初回だったので、長蛇の列でわたしは通路に座る羽目になってしまったのだ。その代わり、初日サービスで大瓶に入ってケチャップをいただく事ができ、それは本日の昼のパスタの材料に使わせていただいた。
▼◇「南極日誌」南極の到達不能点(文末に説明あり)できない地点をめざす韓国の6人の隊員からなる、探検グループ。ソン・ガンホ隊長指揮のもと、45日分の食料やテントなど生活必需品を橇に積んで黙々とひたすら、目標地点めざして歩く。頼りになるのは六分儀と近代兵器のGPSだけだ。見渡す限り南極は真っ白な世界で、CG等を使っていなかからホワイトアウトというのは、どんなに恐ろしい世界か分かる。一瞬でも気を緩めるとクレバスが待っている。最初意気軒昂な隊員たちも、同じ所を歩き回っているのではという錯覚や、事故が起きるたびに次々と疑惑が涌いてくる。最初の事故で一人の隊員がクレバスに落ちるが、冷静沈着な対応で全員の力を使って穴から引き上げる事に成功する。だが体調が悪くて先に進んでしまったため、行方不明になってから、隊員の隊長に対する不信感が高まってくる。実は隊長はかつて高層住宅に住んでいたとき、一人息子が「寂しいから帰ってきて」という電話を無視して切ってしまったため、飛び降り自殺をしたという苦い体験を持っていた。さらにそれをきっかけににして妻と離婚したという過去を背負っていたのだ。その過去を清算するために、何が何でも未到達点を制覇しなければならなかった。隊員が一人や二人欠落しても、どんな手段を取っても地点にたたなければならないという事を宿命のように感じている。だがその先を急ぐ考え方が隊員の意見を排除し、「ELT非常位置発信装置を使った救助信号を出そう」という嘆願もすべて却下する。たまたま見つかったのは60年前にノルウェイ隊が自滅したミイラのような死体だ。さらに彼らの残した不可解な「南極日誌」であり、そこに描かれている絵が、孤立して滅亡しようとする自分たちの姿と余りにも似通っている事だった。果たして彼ら韓国の探検隊は未到達地点に到着する事ができるのか?到達不能点とは(P.O.L=Pole of Inaccessibility)南緯82度08分東経54度58分に位置し、どの海岸線からも最も遠い地点にある南極の一地点。海抜3,700m、氷の厚さ3,000m、地球最低気温80度をしばしば記録する、地球上で最も自然条件の過酷な場所。ソ連探険隊が1958年にただ一度だけ征服している。

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