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September 14, 2005

高い辞書を買えば作家になれるか

▼朝6時頃にパソコンのスイッチを入れる。そしてメールチェックをするのだが、今朝は中々繋がらない。再起動をくり返し、メインのパソコンのとなりに設置してある緊急用のバックアップのパソコンを作動させるが同じだ。気になってテプコの電柱から我が家に引き込んでいる光ファイバーのケーブルに異常がないか見たが何ともない。最終的にルーターの電源を切ったら作動するようになった。原因はこっちにあったのだ。メールは昨晩1本届いていて、「17日にお会いしましょう」というものだった。時間は調整中なので、集まる事ができる方だけでも事務所にお出かけいただきたい。
▼「アエラ」9月12日号に「IT経営者のネット活用術」という特集があった。3人がうんちくを傾けているのだが、みんないかがわしい。というのは最初のHさんは小型のノートパソコンを前にメガネのつるに手を当てている。だがパソコンはネットに繋がっていないし、無線LANすら見えない。どうやってネットを活用するのだろう。2番目のMさんは机の上にディスプレイとマウスはある。だがキーボードがない。ご本人はウェブデザイナーとか言っているが、どうやって文章を作るのだろう。3番目のTさんはディスプレイが2台デンとおいてあるが、キーボードはかなり奥まった位置にあり、マウスは手前にある。これも作業はしづらいと思うのだ。いずれもパソコンを使ってデータを整理するというのだが、こういう使いにくい環境は眉唾ものである。
▼そういえば最近買ったパソコン雑誌「PCmode」9月号では「紙を捨てる技術」という特集だ。こういうバカな企画に惑わされてはならない。全部スキャナーで読みとってHDDに保存したら1枚当たりのコストはかなり高くなる。安いのは紙の状態で時系列でパンチの穴を空けてバインダーに入れるのが一番簡単である。雑誌の中に「名刺の整理」というのがあるのだが、その名刺を読みとり、パソコン上の「ローローインデックス」に取り込むソフトが何と2万8千円である。名刺なんて、普通仕事で頻繁に使うのは50枚もありはしない。頻繁に使うのは手帳にでも鋏み、他のはカードケースにでもしまっておけば良いのだ。第一実際机の上に置く「ローローインデックス」ですら6500円位で買うことはできる。
▼最近一太郎のジャストシステムで「文芸」という作家用の辞書というものを売り出した。これは何と41100円もする。わたしはこの会社の「記者ハンドブック」なるものを騙されて買ったが、例えば「バカ」などと入力すると、一々「使用禁止用語」の警告がでてくる。もうとてもつきあっていられないので、もったいないが削除してしまった。41100円出したからと言って作家になれるはずがない。6090円出しても記者のような文章が書けるわけではない。作家の五木寛之は旅行が多いので駅のベンチで万年筆を使って原稿を書いていると言う。そしてそのとき漢字を忘れた時に使う辞書は、携帯電話に付属しているメール用辞書を使っていると書いていた。作家になるには、ジャストの辞書を買うことではなくて、感性を養うことの方が大切だと思う。しかし10710円の「医療辞書」だけは仕事に必須なので買おうと思っている。

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