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September 05, 2005

NHK「沖縄・よみがえる戦場」を見る

▼昨日はある医学関係の学会に出席する事だった。専門用語がたくさんでてくるので出席させていただいてパワーポイントで図示されるものなどを全部書き留めておかないとあとで困る。日本語は当然ことながら何とか分かるが、英語は早口でしゃべられるともう見当がつかない。それでもドイツ語がでないだけ、よしとすべきかもしれない。ある病気がなぜ起きるかという、臨床における数々の実験と、肥満の因果関係を確立しようとして、今年で5年目になる。結論を一言だけいうと、「食べ過ぎは寿命を縮める」という事だ。
▼わたしの住んでいるのは墨田区だが、通勤するには200mほど歩くと、もうほとんど江東区を歩くことになる。すると衆議院議員選挙のポスターの掲示板が目に入る。江東区の場合、掲示板には3枚のポスターが貼ってある。さすがに今回はあのカメレオンマンは立候補していない。以前川柳で「いは俺はどこの党だと秘書に聞き」というのがあったが、これはこの人のことを詠んだと言われていた。それでポスターであるが有力2候補はいずれもこぶしを胸の辺で握って見せる。現職の一人はいつも安っぽい素人写真で、こぶしに加齢によるシミが浮き出ている。もう一人は撮影にもかなりカネのかかったポスターで、こぶしはちゃんと修正されている。そして残る圏外の一人はと言えばちょっと自信なさそうな顔が映っている。そこでわたしは考えたのだが、最後の一人はじゃんけんの「パー」のポーズで登場したらどうかと思った。他の二人がグーだから、パーは絶対勝つのだ。
▼NHK地上波3日夜「沖縄・よみがえる戦場、地上戦の苛酷な体験」日本ジャーナリスト会議賞受賞を見た。登場するのは45年6月の沖縄読谷村だ。米軍はここにある日本軍の飛行場を狙っていた。つまりここを占領して本土爆撃の基地にしようとしていたのだ。最初に登場したのはサトウキビ畑で働く86歳の老婆だ。彼女は壕に非難していて、日本軍の命令で5歳の我が子を絞め殺した。そのほかたまたま米軍が残していった食料を食べていたら、日本兵が来て「俺たちより美味いものを食っている」として男性を子どもたちの目の前で刺し殺す。それを見ていて妹に、父の死んでいく場面を告白した途端、精神に異常を来して40年も治らない男性。読谷村ではこの戦闘の記録を風化させてはならないとして、17年かかって聞き語りをテープに記録したりしてようやく出版にこぎつける。日本軍の極秘文書も発見されるが、沖縄を捨て石にする方針がはっきり書かれている。サトウキビ畑の葉がざわざわ音を立てるなか、最初に登場した老婆は悲しみを忘れようとするかのように、きょうもセッセと草むしりをする。日本軍によってい自決を余儀なくされ、身体と心に多くの傷を持ちながら生き残った人々による告発の記録であった。
▼住民を敵視するというのは日本軍の伝統なのだろか?イラクに復興支援に行っている米軍も、よその国の支援どころではなく、ルイジアナ州の復興支援するために州兵を呼び戻さないと、ブッシュ政権の足下も危なくなってきた。

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