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October 28, 2005

何をねらうか「タバコカード」の出現

▼引っ越しが終わって楽になった事が一つある。それは持ち運ぶカギが減ったことだ。今は自宅と実家、それに長野に置いてある4DWのカギの3本になった。今まではそれに追加して、事務所、何も入っていない金庫、自転車などがあって結構重かった。荷物が一つでも減るのは快適だ。同じ年配の人たちと話をするのだが、もうジーンズですら重くて穿くことはなくなってしまった。革靴も同様だ。
▼朝刊を見て驚いた事がある。未成年者にたばこの販売を識別するために「たばこカード」というのを発行するというのが朝日のトップニュースだ。一番簡単なのは自販機を全部止めて、対面販売だけにしてしまえば、健康上の理由からも一番良い。今でも一部に免許証などを認識窓にかざさないと買えない自販機も存在するが、そんなのはごく僅かで、未成年者の喫煙禁止は有名無実になっている。どうもこのカードというのがくせ者だ。例えば親のカードを子どもが持ち出して使えば意味がなくなる。こういう制度はそのうち酒とか色々な分野にすぐ広がるだろう。何か国民背番号制に移行するためのIDカードの実験のような気がしてならない。
▼8月末に軽井沢、信濃追分駅の近くにある堀辰雄記念館に行ったとき、彼がこの地で聞いていたレコードというのが展示してあり、その中にはバッハのフーガの技法とかベートーベンの田園があった。そう言えば「田園」は昔レコード時代には持っていがが、今は手許にない。そうしているうちに無性に聴きたくなってきた。しかし今は物を増やさない主義だから、買わない。図書館に行くとそのコーナーがあったが、行くといつも貸し出し中になっていた。ところが2ヵ月ぶりに「在庫あり」の表示になっていた。見本はCD1枚のケースだったが、書庫から出てきたのは、「全集」のうちの一巻だった。一巻だけで何と広辞苑一冊くらいある。CDは15枚くらいあり、さらに解説書まであった。そのうち必要なのはたった1枚なのだが、1枚だけでは貸してくれないので、重いCDを借りてきて録音した。元々「田園」は繰り返しが多くて単調で苦手だったが、夕方散歩しながら聴いていると、堀辰雄は、これを聞きながら色々な作品をイメージしていったのかという気持ちになった。

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