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October 19, 2005

いまなぜソフトエアガンの規制か?

▼ブックオフのイーサートに送った大きな段ボール4個の本と、1箱のCDの値段についての連絡が、昨晩来た。当てにはしていなかったが、その安さに驚いた。買った時の200分の1くらいだった。お金を払って大きなゴミを引き取ってもらうより、多少気分がいい程度だ。その前に使わなくなったソフト・エア・ガン2丁をあるサイトで引き取ってもらったが、その金額の2分の1だった。うーむこの国はいかに文化を大切にしない国なのだろうかと考え込んでしまう。
▼そういえば最近新聞、TVをにぎわせているのが、改造エアガンのことだ。昨日はついに政党機関紙でも、「イギリスでは規制されている」という記事が載り始めた。まずマスメディアはエアガンという認識が異なっている。エアガンとは直訳すれば、いわゆる空気銃のことで、これは小動物や小鳥を殺傷する能力を持っていて、先が尖った鉛の弾を発射するので、所持には公安委員会の許可が必要となる。マスメディアで今取りざたされているのは、法律上はソフト・エア・ガンで6ミリのプラスティック弾を発射する。その発射にはフロンガスか電動方式があって、発射するエネルギーは警察の規制によって厳密に指定されている。これを新聞などでは、「改造」したとして報道している。
▼はっきり言ってソフトエアガンで死んだり、殺された人は一人もいない。包丁、金属バット、ロープなどでは多くの人が殺されている。それにトヨタなど自動車メーカーの作った車は毎日3人くらいの人を殺している。なぜおもちゃが規制されて、スケープゴートにされなければならないのか?わたしはいつも疑問に思っている。
▼真性銃を持っているのは、警察・自衛隊・海上保安官・麻薬取締官・在日米軍、それに暴力団関係者だけだ。銃を問題にするならば最後の暴力団関係者である。ところがこちらは警察とグルになって、警察の点数をあげるために「提出」されている事実があまた報告されている。大体暴力団関係者も、真性銃を持たずに改造ガンをもっていると、「ビンボーなやつ」とバカにされるという。
▼昨日もゲンダイネットを見ていたら、おもちゃ屋さんをレポートした記者が「都内の専門店に潜入した――。」、「聞こえてくる言葉はヤバイ」などと書いていたが、これは明かに悪意をもった書き方である。おもちゃ屋さんには、潜入などしなくても、堂々と入ることができる。もっともっとヤバイのは「私人」と言いながら多勢のSPを連れて、背広ネクタイ姿で靖国神社を参拝する首相や、「靖国神社を参拝する会」の国会議員たちである。
▼なぜいまこの時期にソフトエアガンが問題にされているのか、それはわたしにはよくわからない。警察庁に直接聞いていただきたい。ただ日本は秀吉の「刀狩り」から、銃器や刃物は「怖い」というイメージを植え付けられている。それらは一人歩きするものではなく、人間が使うことによって本来の目的を果たす。ところが具体的な「怖さ」を知らない庶民にとってとにかく「怖い」が先行してしまう。権力はここを利用しようとしている。
▼かつて亜鉛ダイキャストで、黒い金属製モデルガンンが規制されたとき、このことによって警察庁のある部署が「課」から格上げされたことがあった。案外「ソフトエアガン」の取り締まりの真相は、今回もそんな所にあるかも知れない。ゆうべMaさんからお借りした「アメリカはなぜ戦うのか」NHKBS2巻のビデオを見終わった。これは折からの雷雨で録画が失敗したので、たまたまMaさんのお手元にあったものをお借りすることができた。これは911でブッシュの取り巻きによる世論操作から、イラク侵略戦争に突入してしまうのを、3人の人が告発するものだ。アメリカ全体がイケイケムードになっているとき、CIAの分析官と女性の元中尉、NY市警の警察官は、それぞれ自分の体験と視点で、問題点を鋭く指摘している。ともすると、少数派や小さな声は抹殺されてしまう、世界において、このような発言をした人、番組を作った人たちは高く評価されなければならない。

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