「頭文字イニシャル(D)字幕版」を見る
▼日曜日も朝早くからアクセスいただいて恐縮です。しかし日曜日はそれほど早く書くことができません。なぜならわたしが起きてパソコンの前に座ると、黒猫が膝に乗ってきて、頭を撫でてくれとせがむからです。
▼◇「頭文字イニシャル(D)字幕版」しげの秀一のマンガを読んでいないので、ちょっと的はずれの所があるかも知れないが、ご容赦いただきたい。群馬県の妙技山の近くと思われる町に藤原豆腐店がある。親父は飲んだくれ(アンディ・ラウ)だが一人息子の藤原拓海は親父とふたりで暮している。拓海は毎日、親父が作った豆腐の配達で秋名山周辺の山道を通り、運転の走りの腕を上げていた。拓海の乗っているのはトヨタレビンのAE86というエンジンを載せた往年の名車である。映画では「86」という呼称で登城する。秋名山(架空の山)周辺の道路は、5連のつづれ織りとよばれr、ヘアピンカーブの連続で走り屋の聖地として、多くの走り屋を魅了して止まない。彼らは夜になると密かに道路を上下で封鎖して、夜な夜な秘密の走行レースを繰り広げて腕を競っている。拓海は父親に腕を上げるにはダッシュボードにコップに入れた水をこぼさずこの難しいコースを配達をかねて行ってこい。もし水をこぼしたら生かしてはおかない、と脅迫に近い訓練方法で腕を磨く。実は父も昔は走りでは腕を鳴らしたらしいが、いまは一切乗らない。そこで父親に向けられた挑戦状を拓海が受けて立つことも時々ある。昼間はエネオスのガソリンスタンドに働き、夜は配達と二足のわらじをはいているのだが、彼の腕を聞いて走り屋だけでなく、プロも挑戦を挑む。あるときプロ仕様車に競ったが最後にエンジントラブルを起こして負けてしまう。父親はなけなしのカネを叩きエンジンを積み替え、サスペンションも大幅に変更する。そして一ヶ月後外見は変わらないのでバカにしているプロの二人。だがエンジンの性能とともに、側溝を利用した走りで(現実にやったらタイヤは切れてしまう)プロを負かせる。
▼ほんとうの事を言うと日本でイヤ群馬県警はよくこんなロケを許可したなー、と思うくらいもの凄いカーチェイスである。あとは拓海の淡い恋物語もでてくるんだが、高校生の彼女が中年男と援助交際をしている事が分かって破綻してしまう。まぁそんな事よりも、スカイラインGTOと86のもの凄い走りっぷりを見て欲しい。銀座シネパトスのみ。
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