小泉首相の本当のブレーン世耕氏
▼朝一番の仕事は段ボールの空き箱を探すことだった。家に一番近いコンビニに行ったら、「ありません」と不機嫌な顔で断られた。まだ9時ちょっと前だが、小さなスーパーに行ったら、「ないけど荷物運び出し口に行けばある」と言われた。そこには商品の搬入作業の最中だったが、無事5枚の段ボールをいただくことができた。なぜこんなことをしたのかと言えば、1日前の夕方ブックオフに申し込んだ。ところが朝、受け付けメールを再確認したら、箱に入れて準備しろとあったので、慌てたのだ。4つの箱に入れた本は何冊になったか計算はしなかった。おそらく300冊から400冊位ではなかっただろうか。そしてCDも処分することにした。こちらは多少大きな段ボールだったが、300枚くらいだった。3つある本棚は一段に文庫本など3重にして詰めていたが、こんどはすかすかになった。今後は洋服と同じで、1枚買ったら一枚捨てる。本は一冊買ったら一冊捨てることにしよう。そうすればモノは増えないだろう。ついでにソフトエアガンの買い取りサイトにアクセスして、手持ちのものを見積もり依頼した。すると30分で返事が返ってきた。箱入りで新品同様なので、予想していたよりもかなり金額が良かったので、これも宅配で送ってしまった。
▼別に本とCDは金額を当てにはしていない。単に目の前から消えてくれれば、金額はどうでもいいので、倉庫のような部屋から人間らしい生活空間が誕生した。あと1週間ほどするとパソコンも入れ替えが完成するので、新しい『鍵盤乱麻』編集部を画像でご紹介できると思う。
▼夜は都内でHP研究会。選挙後の国会と、憲法改悪をめぐる動きの分析にかなり時間を割いた。今発行されている月刊「現代」と「論座」」に出ている世耕弘成が小泉のブレーンであったという。彼は1年前から「郵政否決解散」もありうるというシナリオを小泉に授けてきた。そして解散の2ヵ月前から「刺客の選定」も世耕が直々に行って、片山さつきなどは中々首を縦に振らなかったが、最後に口説き落としたのも世耕であるという。自民党は1年も前からこのシナリオを考えて着々と準備をしてきたのに、野党は自ら何ら新しいインターネットを使った広報活動や選挙作戦を考えず勝てる筈がない。それが「健闘」などと自画自賛をしているようでは先が思いやられる、というような話になった。上記世耕氏のことはわたし自身雑誌などを読んでいないので、また読み終わったらご報告仕様とおもう。あと神奈川新聞の「ブログ」を使った実験が、一定の成果を上げている。ただこれはデスクなり記者が、記事を検証できないので、記事の信頼性と正確さという点は、今後の研究課題であろう。HP研究会の会長であるM氏が「『憲法改正』問題とジャーナリズム」という小冊子を作られた。A5で本文約100ページである。データベースに表紙と1ページだけ掲載させていただいた。ご希望の方はご本人に封筒と機って200円分を同封して、「高地から聞いた」と言っていただければ、お送りするとおっしゃっているので、ご希望の方はお知らせいただきたい。
▼またレイバーネットからは12月11日(日)レイバーフェスタ2005を開くというご案内を頂いた。飯田橋の東京しごとセンター地下講堂で集会と、ケン・ローチの最新作「ナビゲーター、ある鉄道員の物語」も上映されるというので、こちらもぜひご覧頂きたい。
▼終わってからいつもの居酒屋に行く。いつもの女性店員さんがいなくて親父さん自ら注文を取っていた。女性店員さんは中国人女性で中々機転が利く人でもあったが、多少言葉の問題で意思疎通がうまくいかないことがあった。一度「生中」と頼んだら「瓶ビールの中」が人数分出てきたことがあった。栓を抜いてあったので仕方なく飲んだが、それからは「中ジョッキの生ビール」というようにした。あとからおかみさんが出てきたが、手が足りないので、わたしが炊事場に、小分け用の「取り皿」を取りに行ったり、焼酎を割る水を汲みに行ったりした。どうしてわたしが店員さんのまねをしなければならないのか?おかみさんに「若い女性の店員さんは?」と聞いたら「辞めた」というので、この飲み屋に行くときは、今後もわたしが同じことをしなければならないようだ。
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