「めくら判」は放送禁止用語だと
▼まずは『鍵盤乱麻』大忘年会のお知らせ。
12月10日(土)午後5時からMINさん宅をお借りして行います。出席される方は事前に高地までご一報下さい。今回からはMINさん宅をお借りして行いますので、材料が余ったり、不足したりご迷惑をおかけする訳にはいきません。事前に人数を把握したいと思います。参加条件ですが、1品持ち寄りで会費1000円です。また買い出しなどにご協力いただける方は午後4時に起こし下さい。場所をご存知ない方には事前に地図を添付ファイルでお送りします。
▼昨日午後かかってきた「パソコン相談」M台のSさんで以前に電話を下さったというが、こちらは覚えていない。主旨はAスキー社の年賀状ソフト1500円なりを買った。それを自分で使おうと思った。スミに作者の名前が入ってるが消えない、というものだった。まず、ご自分が使っているパソコンメーカーのF通に電話したが「分からない」と断られる。次にAスキー社に電話したが、分からないけど著作権上の問題で消えないように作ってあるのだろう、という返事だった。そこで諦めていただければ良いのだが、そんな話をわたしに持って来られても困る。腕がよければイラストレーターなどで消せるのだが、そんなソフトはなさそうだ。しかも転送で携帯電話代こちらもちで10分も粘られる。インターネットでプリンターメーカーの無料ソフトがあるはずだから、それをお使いになったらどうですか、とお答えした。
▼てんぐささんのデジカメで撮った奈良の鹿、うーむもっと近寄って欲しかったです。わたしの山羊はかなり寄っていまして、山羊に威嚇されシャッターを押した次の瞬間一歩のけぞりました。しかしてんぐささんのカメラは何をお使いなのでしょう。サイズが普通とは違って横長です。先日渋谷でもらったカメラカタログは実はもう一つあってキャノンのEOS5Dもありました。これはデジカメ一眼レフで画期的な製品なのです。いままでデジカメのCCD受光部は35ミリカメラに比較して3分の2くらいしかありませんでした。だから実際に写るのは広角レンズの14ミリと言っても35ミリの28くらいしかありません。今度は掛け値なしのフルサイズ。しかし値段も張って本体価格で35万円もします。わたしは今写真だけで食っている訳でもありません。ご承知のようにこのトップページにコンパクトデジカメを使っても、一眼デジカメを使っても、お気づきにならないのか反応はまずありません。12月16日にはニコンの新製品も発売になりますが画素数こそ1000を超えますが、CCD部分は変化なさそうです。あと2年も待てばレンズ付きで20万円台になるのは見えていますから、じっと待つかです。それに週刊アスキー12月6日号によると、スパタ斉藤のこのカメラのレポートが載っており、広角を使ったとき周辺部に光量落ちがあると書かれています。もっとも大きく拡大しない限り問題はないでしょうが。わたしは35ミリフィルムのとき、超広角24ミリレンスを使った撮影が得意だったので、これをもう一度やってみたいと思っている。
▼◇「ドア・イン・ザ・フロア」大学教授で児童文学作家の夫テッドと結婚しているマリアンは実は長い間別居生活を送っている。二人の間には4歳くらいの娘ルースがいるが、夏休みの間ベビーシッターを雇って父の元で暮らしている。その夏休みの間テッドは教え子のエディを作文指導と、自分が免停になっているので運手手代わりにアルバイトとして雇用する。妻のマリアンが夫と別居したきっかけには大きな事故があったことが最後に分かる。学生のエディは母と同じくらいの年が違うマリアンに常にあこがれている。一方テッドは挿絵画家でもあり、近くに住む有閑マダムをヌードモデルとして使っているが、その一方浮気相手にもしている。エディは教授のそんな自分勝手な行動をしていながら、一向に自分の書いた作品に手を入れてくれないので、お抱え運転手をしているだけの生活に欲求不満になっている。エディはさらに夜になるとマリアンの写真を手に入れたり、下着を手に入れて妄想に耽る。そんな彼の心の動きを察知したマリアンは、一緒に食事をする。そして彼が自分のことを心から好きだと思っている事が分かり、事故以来固く心を閉ざしていた気分が次第にほぐれて行く。まだ童貞のエディこそが自分の相手ではないかと思い、ベッドを共にする。くり返される愛の行為はやがて夫の知れる所となるが、実はそれは計算しつくされた計画だったのだ。
▼実は夫婦の心が離れていった事件とは数年前の冬17歳と15歳の息子が運転していた乗用車が、除雪車に追突され二人の息子が同時に死亡したことから、トラウマとなってしまった。夫婦の心の絆は固くもあるが、ふとしたきっかけで再びよりが戻らなくなってしまう事もある。その多くは自分の身内とりわけ、息子や娘の死が直結する事が多いようだ。テッドは夏休み中死亡した息子にそっくりのエディをアルバイトとして捜し出し、妻の固く閉ざした心を解きほぐそうと考えていた。テッドは有閑マダムに追い払われ、エディは夏休みが終わって来たときと同じフェリー乗り場へと戻っていく。そしてテッドの家では有閑マダムに解雇されて庭師が、一人娘のルースとともに庭造りに励む。「サイダー・ハウス・ルール」のジョン・アーヴィングの原作。地味だが大人の夫婦のあり方を考えさせる作品。恵比寿ガーデンシネマ。
▼今朝TBSラジオを聞いていたら例の「ヒューザー」事件の国会参考人招致の件で嶌信彦が思わず「めくら判」と言ってしまい。すぐアナウンサーが「不適切な表現でした」と謝罪コメントが出た。こういう別の言い回しって何だろう。
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