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December 12, 2005

日曜日に見たテレビ

▼昨日昼間は出かけていたので、いくつかのTVを録画した見た。日高義樹のワシントンレポート。彼はNHKワシントン支局長だった人で、キッッシンジャーにも予約なしで会える唯一の日本人として豪語されていた。たしかそうなのだろうが、この日は太平洋空軍司令部(在ハワイ)の役割について司令官のポール・ヘスター大将からサシでインタビューしていた。果たして日高とかどこの国のひとなのか、ペンタゴンの代理人ではないかというような番組の作り方だった。アメリカの国益を優先し、それに日本を従属させることに何も疑問を感じていない、日本人のお面を被ったアメリカ人に見えた。おかしいのは大将に「中国軍が旧ソ連の戦闘機を導入する本音が見えない、北朝鮮は装備は旧式だが、空軍力は巨大だ」と言わせることだ。だから日米が一致して軍備を増強するという短絡した論理の展開になる。つまりアメリカの行う事はすべて善であり、中国、北朝鮮のそれは全部悪であるという詭弁でなりたっている。軍事衝突を避けるのが政治・外交力なのにそれが全く登場しない力だけの論理を推し進めるとこうなってしまう。
▼週末に公開される「男たちのヤマト」の撮影風景から乗組員の証言を12chで放映していた。これも「愛する者を守るために死んだ乗組員はすべて美しい」という論理の飛躍からなりたつ番組である。忘年会のときにてんぐささんから「ヤマト」のパンフレットをいただいてパラパラ見た。どうも映画に挿入されている逸話が「お涙頂戴」という感じがしていかにも怪しい。あの当時戦争は制空権をどう握るかに移っていたのに、日本海軍は巨艦巨砲主義で時代錯誤のヤマトなどを作り上げる。原寸大のセットを作るものバカげているが、あのヤマトを作った三菱重工の責任は大きい。そして三菱の言いなりになった軍部・政治家の責任は重いが追求されていない。その思想は現在の自衛隊にもつながっている。例えば三菱重工の作った陸上自衛隊の90式戦車はものすごいIT戦車である。しかし戦争において戦車は短期間に大量にかつ安価に作ることができなければまったく意味がない。そういう事をナチスドイツは巨大なティガー戦車を作った失敗反省として受け止めている。だからスターリングラードでソ連に巻き返されてしまった。またアメリカも安価なM48戦車を大量に作ることによってヨーロッパ戦線でナチスに巻き返すことができた。高性能な戦車が少量にあっても実戦には、対して役に立たない。戦後60年たっても三菱重工はまったく懲りていないのだ。なぜか?防衛庁幹部がそこに天下りしているからだ。要するに軍需とその幹部にとって自分の給料さえ出ていれば、作ったものが役に立とうが立つまいが関係ないのだ。
▼この他3本ほど見た。

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