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December 14, 2005

◇「美しい夏、キリシマ」を見る

▼今週から手帳を切り替えた。わたしの場合アドレスはパソコンに入っているから修正したものを、プリントアウトして切り貼りすればそれでOKだ。あとは年内の予定だけ書き写す。
▼昨日書いたニコンとナショナルの違いはデータベースに「nkon」で入れたので、対比してご覧頂きたい。
▼昨日デジカメを今年2月に購入したが、ディスプレイ部分に色々余計な表示が出てくるので、それを初期状態に戻したいという方のお宅を訪問した。扱った事のない、リコーのデジカメだったが、それはスイッチを押して何とか元に戻った。記憶媒体の中にはこの10ヵ月の間に撮りためた画像がたくさん入っていた。それを何とかしなければならない。カメラに付属していたソフトはとても使いにくかった。言葉が何一つでてこなくて図だけで指示してくる。この画像編集ソフトを作った人は本当に「使いやすさ」というのを理解しているのだろうか?と思った。このお宅ではわたしが映画紹介を書いている新聞をお読みになって下さっていたので、すぐ親しくお話をすることができた。1階にはご主人のパソコンが2台あり、2階では奥さまがパソコンを使いたいのでLANで何とかしたいとおっしゃるので、無線LANはよしたほうがよいです、と対応策をお話しして辞去した。
▼◇「美しい夏、キリシマ」1945年8月のキリシマ。戦争が終わろうとしている2週間ほど前の霧島だ。米軍のグラマンの編隊が次々とやってくる。兵士たちは米軍機を横目で見ながら防空壕を掘ったり行軍の訓練して、民間人は竹やりで刺突訓練をさせられている。主人公の少年は友人を米軍の空襲で失って、自分は何もできなかった事を悔やんでいる。箸の上げ下ろし、食事中の姿勢まで細かく注意する厳格な祖父とそれを取りなす母。一家は富農だが、それをとりまく親戚や小作人、特攻隊でまもなく飛び立つであろう兵士たちの日常を淡々として描く。見方は感じ取る人によっていろいろあろう。体調を崩した主人公が、出征兵士が行進するとき整列して見送らなかったという事で、配属将校から半殺しの目に遇うところが印象に残った。こういう狂信的な体制擁護派というのは、体制が変わったとき素早く変身して反体制派に変わってしまう。そしてそれを支持しないものに対して同じ手法で対処する。やがて戦争が終了して、占領軍はジープを戦闘に行進してくる。一人の少年は竹やり訓練を真に受けて竹やりで、米兵たちに突進していく。執拗な刺突に呆れた米兵は空に向けてM1カービンを一発発射する。その音で少年はようやく我に帰る。戦闘シーン一つ出てこない戦争映画だが、庶民の日常生活から終戦を境にめまぐるしく変わっていく価値観の転換を見るだけでも一見の価値はあろう。13日WOWOW。

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