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December 13, 2005

企業の責任、無責任

▼企業の責任、無責任。この1週間ほどのラジオやテレビを聞いていると「松下産業株式会社からのお願いです」というのを重々しい声で放送している。要するに最初にナショナルの旧型FF暖房機の設計ミスで死亡者が出ている事を謝罪すべきなのである。ところが開き直りとも聞こえる、「この暖房機を使っていると死亡事故につながる危険性があります」という言葉にはあきれて物が言えなくなる。もっと謙虚に事故によって何人の人が亡くなり、何件の火災事故が発生している事をまず謝罪すべきである。この云い方ではまるで使っている方が犯罪者であるかの様な印象を与える。
▼昨日帰宅すると一通のDMらしき物がニコンカメラ販売株式会社(日本光学株式会社)から届いていた。それはわたしがかつてニコンのD70というカメラのユーザーであり、ユーザー登録をしていたからだ。文面によるとそれらの一眼デジカメで使われていたリチュームリチャージバッテリーEN-EL3の不具合に関するお知らせだった。それによればこの製品を使ったために発火した事故が全世界で4件起きているとある。だから自主回収をすることになったとある。つまりこういうやり方が常識的なのであり、ナショナルは殿様商売なのだ。しかも買った人を把握していないという事も、ズサンでまた不思議なことである。
▼3日ほどかけて秋にGさんからいただいた「皇帝のいない8月」を見終えた。何せ2時間20分の長編である。これは小林久三原作の小説を映画化したものである。当時の内閣が弱腰だというので、陸上自衛隊西部方面隊にいた渡瀬恒彦らがブルートレイン「さくら」を乗っ取って爆薬をしかけ、乗客の命と引き替えに要求を受け入れさせようとしたクーデターをテーマにしている。憲法改正やら、自衛隊の自衛軍への格上げなど、いかに今日の日本の状況と似ているかが迫力があった。そして実はこの計画にはCIAが絡んでいて、さらに当時の首相は反対派を潰すためにこのクーデターを最大限利用したというお話でした。映画としてははじめて登場する火を吐くプロップガンの64式小銃は中々の迫力でした。しかし最後に鎮圧のために登場する自衛隊の特殊部隊の銃がM3グリースガンというのにはクビをひねってしまいました。M3の45ACP弾なんて室内接近戦用のものではないので、跳弾が危険で使えない。91年の松竹作品だから仕方ないのかも知れない。

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