« 「Mr&Mrsスミス」を見る | Main | またまた監視カメラの「有効性」が登場 »

December 06, 2005

自戒「欲望と理性のバランス」

▼わたしがNHKラジオ午後11時からの「ラジオ深夜便」で火曜日のを聴くのが楽しみである。それはアナウンサーが須磨佳津江さんだからである。先週のまくらはこんな話だった。最近本を出版してそれが人気があるという。それは「心に花を咲かせて」という本であるという。もう一つ獣医から見離された自宅で飼っているうさぎちゃんが、必死にエサを食べて生きようとしていると言う話だった。こういう事に素直に感動できる人は素晴らしいと思った。昨晩の担当は遠藤蕗子アナだったが、インタビューするときの間の取り方が下手で、聴いている者をヒヤヒヤさせる。準備不足が聴いているこちらにも伝わって来るからだ。その点須磨さんは相手にできるだけゆっくり話をさせようとする努力をしていて、しばらくすると相手もアナウンサーのペースに合わせてくれるようになる。また前から思っていたのだが、この須磨アナウンサーは、フートンさんそっくりなのである。
▼昨日朝西千葉駅の階段を下りていると、幼稚園児を連れている一団に会った。その保母さんたちなのだが、一人はバッグがプラダ、もう一人はバッグと帽子がコーチだった。これだけブランドが揃うとちょと恥ずかしいなー。日曜日新宿御苑に行ったら悪天候にもかかわらずカメラを持った中高年グループに大勢であった。それとなく話を聞いていると、カメラサークルの人々であるらしい。見るからに高そうで重いカメラと三脚をもって雨具を着て重い足取りで歩いてる。そして指導者の指示に従って同じ位置にカメラと三脚を置いて一斉にシャッターを切る。まー良いんだけどねー。良いカメラを使えば良い写真が撮れると思うのは素人の浅はかな考えであろう。例えば有名作家がモンブランの1本5万円くらいの高い万年筆を使っているからと言って、それと同じ万年筆を使っても、素晴らしい小説は書けない。カメラのカタログを見ると、キヤノンは有名写真家が「このカメラを使って撮った写真」が推薦文と一緒に掲載されている。その点ニコンは技術的な説明に終始している。やはり宣伝としてはキヤノンの方が一枚上手であろう。シャッター速度が30分の1から8000分の1というのは、昨今の共通したスペックになっている。
▼それで「傑作」が撮れれば良い。例えばロバート・キャパがノルマンディ上陸作戦を撮ったカメラはシャッター速度は最高で250分の1だった。要は高いカメラを買うことではなくて、撮るべき場所に自分の身を置くことだ。良い写真を撮ろうと思ったら良い絵、良い映画をたくさん見る事ではないかと思う。従って小説家になるには、たくさん小説を読み、作家が言おうとしている行間を読みとることだと思う。いや今朝書いているのはお説教ではなく、「レインボー・ダアリー」に今朝Frotteeが書いていらっしゃる「欲望と理性のバランスがとれますように」という言葉への自戒である。

|

« 「Mr&Mrsスミス」を見る | Main | またまた監視カメラの「有効性」が登場 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 自戒「欲望と理性のバランス」:

« 「Mr&Mrsスミス」を見る | Main | またまた監視カメラの「有効性」が登場 »