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January 06, 2006

浅草雑技団と門付けの関係

▼メルマガを送信し終えると2、3日はホッとする。読み終えた本は図書館が開く出勤前にポストに入れてくる。そうしながらまだ手許に残っている図書館の本を寝る前に読み始めた。青木冨貴子の「731」である。青木はベトナム戦争を取材したフリーの契約カメラマン沢田教一の「ライカでグッバイ」を書いて知られた人である。物語は八日市場に住む元731部隊の隊員篠塚良雄の話から始まる。篠塚は千葉に住んでいる人なら知られている人で、元731部隊の隊員では唯一、自らの体験を戦後語り続けている人である。唯一というのは石井四郎部隊長は戦争に敗北することが分かった時、隊員たちに「ここで知った秘密は地獄まで持っていけ。もししゃべったら地獄の果てまで追いかけていく」と固く口を封じていたからだ。それでもなおかつ昨日お送りしたメルマガでご紹介した日経の大塚のような人はあちこちにいる。しかし篠塚の場合ご本人の言によると「俺のような下っ端が」と卑下されているが、文字通り命がけの証言であるのだ。
▼昨日NHKの昼番組を見ていたら、隅田川七福神のうち向島百花園の中にある茶店の女将を紹介して、隣にある白髭神社まで歩いて紹介するものだった。そこにトップページでご紹介した、浅草雑技団の人々がいらしたのだ。彼らは普段は演劇活動をしているようなのだが、ここ数年正月になると元旦から3日までの間、この向島地域を巡回して歩いているようだ。通常は七福神の場所となる神社の境内で、春駒踊りとか、トップページにある南京玉簾を演じている。それともう一つ門付け(人家の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたりして金品を貰い歩くこと。また、その人。電子広辞苑より)を行っている。考えの足りないアナウンサーは他の地区へも出かけていってやるのですか?としつこく何度も聞いていた。しかし責任者は「いや向島だからできるのであって、他の地域では受け入れられません」としゃべっていたのが印象に残った。わたしも二日に彼らの行動をずっと見ていたが、新しい神社に行くと責任者はお札を奉納する。すると神社の宮司さんは紙に包んだ、お礼をお渡しする。つまり福は授け授けられるという相互の関係でなりたつのである。別の人たちは猿回しもやっていたが、こちらは見せ物で観客はじっと遠巻き見ているだけである。に

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