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March 25, 2006

◇「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」

▼夜編集会議。都合が悪い人が多くたった3人でいつもの弁天町の店に行く。しかし「店長長期入院のため、しばらくの間閉店」という張り紙があり、駅ビル地下のキノエネに行く。ここは日本酒専門店の経営なので焼酎がない。M編集長は「おさいふ携帯」に替えたと、FOMAを見せてくれた。その前に会ったN氏から「M編集長は、そんなの使いこなせるの?」と冷やかされていた。一緒だったハマちゃんも「ぼくもFOMAだ」と見せてくれた。いい年した中年のおっさんたちが携帯を見せ合ったり、アドレスを交換しあっているのは、微笑ましい。M編集長は「テレビ電話付きだ」と云う。わたしのも同じだが、「男のあなたの顔など携帯では見たくない」と云う。ハマちゃんに先月聞きたいことがあってパソコンメールを送ったが「該当アドレスなし」で戻ってきたので、仕方なくハガキを出した経緯がある。携帯アドレスを教えてもらったので、今度は大丈夫だ。
▼WBCの韓国との第二戦で日の丸い「審判は公正な判定を」と日本語で書いてあったことで、わたしのインチキ英語は名詞が二つ並んでおかしいと思うので、英語の先生でもあるMaさんにお聞きしたら「do with justice」ではないかと思うというご返事をいただいた。一緒に飲んでいるハマちゃんも高校の英語教師なのでお聞きしたら、「please be fair!」もしくは「please do fair judgment」が良いかも知れないと教えて下さった。実はもう一人わたしの行っている外語専門学校の先生にもハガキでお願いをしてある。それは30日に分かるので、その段階でお知らせする。
▼◇「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」主人公のカウボーイのビート(トミー・リー・ジョーンズ)はメキシコから越境して共に働いている青年メルキアデスと気が合う。メルキアデスは生前「もし俺が先に死んだら地図に書いた村に埋めてくれ」と頼む。しかしビートは「俺の方が年(現実にトミーはわたしと同い年)だから先に死ぬよ」と云って取り合わない。ところが新任の国境警備隊員はメルキアデスが、コヨーテが牧場の羊を狙って来たのでウィンチェスターで撃つ。その音に驚いた警備隊員は自分が狙われたと思ってAR-15で撃ち返し、223の弾は運悪くメルキアデスに当たってしまう。死体は地元警察と警備隊がうまく話を付けて牧場の近くの無縁墓地に葬られる。一方ビートは残された薬莢が223なので真犯人が新任警備隊員だと知り、彼を捕まえ遺体を掘り返させる。そして手錠をかけ険しい道を馬3頭でメキシコ国境を突破する旅に出る。国境は入るのは難しそうだが、出るのは道さえ知っていれば簡単そうだ。最初あったのは目の見えない老人が、ラジオ放送だけが頼りでたった一人で生きている。息子が月に一度は食料とお金を持ってきてくれることになっているが、もう半年も来ていない。そこで神に祈りを捧げて粗末な粥を食べる。メルキアデスの死体は腐敗が進んで死臭はするし、虫に食い荒らされる。殺虫剤やら果てはここで不凍液を使って死体を処理する。
▼メルキアデスが生前一枚の写真を手渡し、「これが俺の妻と4人の子どもたちだ」といった家を探し当てるが、写真の妻は「こんな男知らない」と云って姿を隠してしまう。村の誰に聞いても男のことを知っている人は誰もいない。それどころか男が云っていた「ヒメネス」という村の存在すら分からない。廃墟のようになった村を探し、生前男が書いた簡単な地図から「ここがヒメネスに違いない」という場所を特定し、そこにメルキアデスの死体の埋葬する。(途中崖から死体を載せた馬が河に落ちて2回目の埋葬があった)そして警備隊員に「自分の罪を悔い改め、謝罪しろ」と命令するが、拒否すると持っていた45口径を彼の身の回りに撃ち込む。悲鳴を上げた隊員は涙を流しながらメルキアデスに詫びる。ビートは隊員が心から悔い改めているのを知り、隊員が「俺を殺すのが目的ではなかったのか?」という声を背に親友との約束を果たして警備隊員に一頭の馬だけ残した立ち去る。カンヌ映画祭で監督主演をつとめたトミー・リー・ジョーンズが絶賛された作品。恵比寿ガーデンシネマ。

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