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March 13, 2006

NHK「1957年の冷たい夏」を見る

▼昨日の関口知宏気分で電車で一日旅行をする企画に参加希望されるかたは、JR指定の会員になってからお申込下さい。同行希望される方は3月中に編集長までご連絡下さい。早めに申しこまないと席が取れない場合があります。編集長は単独でも行ってきますので、3月が過ぎたら各自、JRに希望日時をおっしゃって適宜お申込下さい。
▼土曜日はあと2本ほど映画を見たかったが、どう組み合わせあれ以上行くことはできなかった。土曜日の朝日別刷りbeeにキャベツとジャガイモ、玉葱それに鮭缶を揃えて、さて作ろうと思ったら、「固形コンソメ」が必要なことが分かった。我が家は食材が限定されている人がいるので、それがない。鮭の缶詰だけ、キッチンの食卓に出しっぱなしにしておいた。日曜朝起きるとその鮭缶が封を切られていた。家族に「あ、これ食べようと思ったのにどうしたの?」と聞くと、「猫ちゃんもたまには変わったもの食べたいよねー」と云う。どうやら愛猫家の手によって人間のエサは猫のエサに変身してしまったようだ。
▼昨日コンサートもあったし映画も行きたかった。しかし水曜日提出期限の仕事を抱えていて、土曜日も少しやり、日曜日も仕事の続きをやっていた。日曜中にある程度メドをつけて置かないと、平日は別の仕事も入っていてそれに集中できない。コンサートは不義理をしてしまったが、午後8時半どうやら目標に到達した。
▼◇「1957年の冷たい夏」NHKBS11日深夜放送の旧ソ連映画。スターリンが死亡して、その右腕だったベリアも死に、ソ連では特赦が行われた。この小さな島には特赦された二組の男たちがやってきた。一組の二人の男、一人は英語が喋ることが出来たため、イギリスのスパイとされ10年以上逮捕牢獄につながれていた善良な老年の男。彼は逮捕されたとき、人民警察に「妻への離婚状」を書けと言われてそれに従っていた。もう一人は白ロシア戦線を脱出したのでドイツのスパイと云われ監獄に入っていた。今は何もやる気がせずにブラブラしている。もう一組は恩赦で出てきた8人の本当のならず者たち。彼等はこの島に現金を持った政府の交易船がやって来るのを知っていて、武器を持ちそれを乗っ取ろうと計画している。乗っ取りは島の島の警備所を占拠することから始まる。そして数十人の村人たちは一ヶ所に押し込められる。ならず者は聾唖の母に全員の飯を作れと命令し、その若い娘に目を付ける。娘が襲われたとき、ドイツのスパイと云われた男はナイフを持って立ち上がる。彼は実は小隊長で部下を指揮して唯一白ロシア戦線を脱出した生き残りだったのだ。戦闘に関しては一流であり、一人ひとり襲ってはナイフから拳銃、拳銃から猟銃→モシンナガン→PPSHと次第に殺傷能力のある武器に変えていく。政府の船は立ち寄らず島を離れてならず者たちは目的をはたせない。そしてならず者たちは一人を残して全部殺される。島の警備隊長は実権を取り戻した瞬間、小隊長に「自分は裏切らなかったと証言してくれ」と頼み込む小心者であることが暴露される。死亡した者たちの埋葬が終わり、数年経過する。小隊長はモスクワらしき場所に住む、死んだもう一人の男の妻の住まいを見つけて訪ねる。残された長男はなぜ、今頃と叫ぶ。そして妻は夫が無理遣り手紙を書かされた事を知り、14年間の理不尽な苦労を振り返って涙に暮れる。この映画が作成されたのはソ連崩壊の2年前のことだ。それにしてもソ連崩壊の前にこのようなスターリンとベリアに人生を踏みにじられた人たちの映画が作られたことは素晴らしいと思う。妻と別れさせられた男は映画が終わってエンディングロールで再び登場して言う「もっと人間らしく生きたかった」と。

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