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March 09, 2006

古牧温泉の旅(その2)

▼分乗したバスで八色市場に着く。バスの中で運転手さんがこの八戸について色々説明してくださった。マイクを使わないので後ろの席には聞こえないようだったが、わたしたちは前から二列目だ。話の内容はこうだ。*:注は編集長の憶測と推測を交えて書いているので、間違っている部分は訂正を頂きたい。八戸は元々漁港として栄えた。遠洋漁業の基地としては栄えた。しかし現在この港に陸揚げされるのはサバを中心とした安い魚で、高い魚は値段の高い港に陸揚げされる。東北新幹線が来るまで、この駅の周辺は田んぼしかなかった。しかし駅ができてから、繁盛しているのは、今から行く八色市場だけだ。米は元々津軽の方が美味しく、こちらは味が落ちる。そして津軽とこちらは昔から仲が悪かった。*:おそらく米の違いが経済力の違いとなって格式が高く、なお集中力を増して、北海道の開発も津軽藩に任されたのではないか。
▼八色市場に着くと、トップにご紹介したような食堂がたくさんあった。市場がメインだが、見ているとこれは市民の胃袋をまかなう市場ではなく、観光客用に作られたモノだと分かる。そこには魚と一緒い南部鉄器や、燕三条の刃物まで並んでいた。こういう市場では通常、鳥羽一郎の「兄弟船」が鳴っているものだが、なぜかバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータで不似合いの感じがした。わたしはイカめしというのが好きなのだが、特別安くもなかったので、海鮮丼を食べただけで何も買わなかった。運転手さんはあと5年で新幹線が青森まで完成すると、八戸は単なる通過駅になってしまうので、産業を興して人口を30万人にするのが悲願であると云っていた。しかし駅前にはビルがなく、駐車場と市場だけ。大勢が食っていくだけの産業はどうするのか?
▼休憩は1時間15分あって、バスで40分かけて古牧温泉へと向かう。バスの中でパソコン相談の電話がかかる。なぜか遠方にいるときに限って電話がかかる。5分ほど説明したが「分からない」というので、下車したらこちらからかけると云って一旦切る。着いてから説明したら分かっていただいた。しかしこの方からはその後2回電話あった。しかし八戸は携帯の電波が通じにくい。移動しているときはプツプツ切れる。ムーバでこんな調子だからFOMAに変更して大丈夫だろうか、心配になる。温泉の半分くらいは「域外」表示が出た。絶景の展望風呂は中々眺めが良かった。目の前には滝が落ちて流れていた。そして池には奇妙なオブジェがあった。MINさんが「あれは何だろう」というので、推測で「河童」と云ってみた。果たして出口をチェックすると「岡本太郎先生の大傑作河童」と書いてあった。
▼もう一つ東洋一の岩風呂というのがあった。どこからか持ってきた大木をコンクリートで型を取ったものが風呂に配置されていた。しかし風呂の種類は二つだけで、少々魅力に欠けた。色々な風呂に1時間も入っていると疲れる。無料休憩所で横になって、人生論やライフワーク、協力している新聞のあるべき姿について話し合った。フランス製の水を飲みながら1時間半ほどよこになって、シャトルバスの出発を待つ。三沢駅まで歩いても5分くらいだが、バスに乗ることにした。特急「白鳥」は綺麗な列車だった。三沢から10分で八戸に着く。そこでわたしは牛丼弁当を買った。これは噂のアツアツ弁当なのだ。弁当の底に一本の紐が付いている。黄色の紐を引っ張ると薬品が化学反応をして8分ほど待つと暖かいアツアツの牛丼が食べられることになっている。試して見たが、丼全体が暖かくなることはなかった。その仕掛けの分、牛肉の味が明らかに落ちている。ビールとウーロン割りの焼酎で乾杯しながら東京駅に向かった。
▼日常と違った所に自分の身を置くというのは良い。忙しかったがすっかりリフレッシュ出来た。これからも1万円以内で行くことが出来る温泉の旅に挑戦したい。

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