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April 03, 2006

企業と癒着した監査法人

▼歩きすぎたので、どこにも出かけなかった。ウダウダと本を読んだりしていた。午後から旅行に必要なものを点検して、いつものデイバッグに詰め始めた。ところがいくら探しても夏用のスラックスが見つからない。これは買いにいくしかないと思い、少し雨が降り出した中、近くのMUJIまででかけた。ちょうど手頃なのがあったので、裾の長さを計って仕上がり日時を聞いたら、何と驚いたことに5日後の金曜日だという。もうその日は、現地を出発して帰国してきてしまう。今時珍しい悠長な仕事をしていると思ったが、間に合わないので駅ビルのユニクロに行ってTシャツ3枚を買い、スラックスの裾上げは15分で終わった。
▼夜入浴が終わって洗濯機を回そうと思ったら、断続的にカタカタという音がして回らなくなってしまう。買ってからまだ1年ちょっとの筈だ。家にはきれい好きな人がいて、休日など一日中洗濯機はフル回転をしている。マニュアルを読んで、ネットのAとBの清掃をしても直らない。スイッチを断続的に入れてみたらエラーコード「hd」というのが出てきた。どうやら本体の回転軸に何かが絡まってしまったようだ。修理に来て貰うまで近くの大型コインランドリーに行かなければならない。
▼やはり夜、同じマンションに住んでいる町会との連絡係の人が、同じ町内に出来る焼却場建設に反対する署名要請書を持って、協力を依頼された。図書館に行く途中に出来る民間の処理場なのだが、地元に十分な説明もないまま、建設工事は基礎を終えている。隣接する近隣の住宅や事務所には大きな「建設反対」という文字が墨書されている。
▼しかし古くはカネボウ、最近はライブドアに関わっている監査法人とは一体なにをするところなのだろう。どこもみんなウソの報告書作りに協力して、最後は解散に追い込まれている。色々調べて見ると一般企業が東証に上場するときは、その監査法人のお墨付きをもらって、監督官庁と東証に「安全な会社である」ことを証明してもらうらしい。だから知られていない監査法人よりも、名の通った監査法人の方が当局の心証を良くして、書類の審査が早いということになるらしい。しかしその結果はなれ合いで、企業に都合のよい「書類」だけを書くことになる。株主総会の文書などを見ると、「当監査法人と該当する会社との間には何の利害関係もない」などと麗々しく書かれているが、実は利害は一致しているのである。「週刊金曜日」の最新号で、「日経新聞の黒い霧」を書いた大塚将司氏は「果たしてライブドアの上場廃止は適切な処置だったのか?」その前に、もっとやるべきことはあったのではないかと書いている。つまり、粉飾決算は当然司直によって解明されなければならない。しかし東証は株主の権利を守る義務がある。ライブドアの株を買った個人投資家たちは、「あわよくば一儲けしよう」という気持ちがあったことは事実だろう。しかし上場廃止とは会社が会社として機能しなくなった時であり、今回はそれに該当せず行きすぎであるというのが、大塚氏の論拠であった。

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