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April 13, 2006

メコン川を渡る(VSJ6)

Coco
ベトナム・センチメンタル・ジャーニー6(VSJ6)出発する前から1日目は市内を歩いて巡る。2日目はメコンツアー、3日目はクチトンネルに行こうと決めいてた。問題はどこに申しこむかだが、都合の良いことに止まったホテルの一階にツアー申し込みデスクというのがあった。わたしが現地から毎日ブログの更新をすることができたのも、実はそこにインターネット無料で日本語が使えるパソコンがあったからだ。その速度はADSLだろうと推測された。メコン下流は「九龍」とも呼ばれている。香港にもそのような所はあるが支流になるに従い、枝(えだ)分かれしてたくさんの支流と中州がそんざいするからだ。わたしたちはそのツアーに申しこんだ。一人40ドルだ。
▼翌朝メルセデス・ベンツのワンボックスカーがあちこちのホテルの日本人を拾って、総勢8人になった。静岡から来た夫妻、仙台空港から成田で乗り継いだ夫妻、江戸川から来た親娘、それにわたしたちだった。メコン川まで車で1時間半。朝8時に迎えに来たが運転手さんはバイクラッシュの市内を巧みにすり抜けていく。昨日も書いたがバイクが多いから一方通行の道を逆行しているような錯覚を受ける。隣の車(もしくはバイク)との車間距離は2cmから5cm、前の車との距離は30cmくらいまで詰める。そして先に行きたいときはクラクションを鳴らしてどかせる。窓際に座っているとジェットコースターよりもスリルがあり、ブレーキを踏むように足を突っ張るので、1時間も乗っているとすっかり疲れる。最初の尼寺は省略し、メコン川には午前10時半ころ到着した。河幅は約1kmくらいだろうか。対岸に渡るには10人乗りのエンジン付きの船に乗る。本多勝一の「戦場の村」ではメコンのどこかの河を手こぎのサンパンで戻ってくる記述がある。この急流を手こぎでわたるのは、現地の人に取っては当たり前の事かも知れないが、かなり難しいと思う。メコン川は夜になると解放勢力の夜襲を防ぐために、ひと晩中照明弾が打ち上げられている。
▼エンジン付きの船が出港準備をしているとき、船着き場の女性がココナッツの実を客の人数分運び込んだ。きょうのガイドであるタンさんの横顔を見ていると、彼の引き締まった顔が解放軍のゲリラのように見えて来た。船着き場と船にはベトナム民主共和国の赤地に黄色い☆のマークがまぶしく掲げられている。船が出港するとまもなくココナッツのクビというか、幹との実の接触する部分が切られストローが差し込まれたものが全員に配られた。混じりけなし100%のココナッツのジュースだ。ちょっと生臭かったがとても新鮮で美味しかった。本多か解放戦線の基地から、政府軍陣地に戻るとき米軍の砲撃があり、対岸で1泊することになるが、わたしたちは5分で対岸に着いた。
▼船が着いた中州にあったのは解放軍陣地ではなく、バナナやココナッツ、養蜂などの果樹園だった。

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