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April 23, 2006

◇「V・フォー・ヴェンデッタ」を見る

▼どうも前2本の映画紹介が気に入らない。やはり見てすぐ書かないと、印象が薄れてしまって、支離滅裂なことを書いているなー。昨晩はあれから地方新聞のための原稿を書いていたが、文章を短くするのに、随分苦労してしまった。それはブログに書いた原文が悪いということに気づいた。今後は数行でも、すぐ書いておこう。昨晩NHKBSで午後10時からカメラマンの広河隆一が「チェルノブイリ事故から20年」を放映していて、たまたま途中から見た。ふる里を捨てなければならなかった家族と、次々襲ってくる死という恐怖。そして苛酷な運命と闘う人々の顔は輝いて見えるという、締めくくりの言葉はジンと胸に突き刺さった。
▼◇「V・フォー・ヴェンデッタ」もし逮捕拷問されて、「仲間の名前を白状すれば助けてやる。そうでなければ殺す」と云われたときどうするか?先に紹介した「再訪ベトナム」の中に当時の解放戦争に参加して、女性たちもそういう課題を突きつけられた。「ベトナム写真展」の時も政府軍兵士に川で、水責めにあっている若い女性の姿は痛々しかった。彼女たちは「知っているから口を割って助かろうとする。ならば知らなければ口を割らない。」と覆面をして会議に臨んだというエピソードが紹介されている。近未来のイギリスは独裁国家になっている。そして独裁者はTVというメディアを通じて、自分の絶対権力を誇示する。ある日TV局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)は禁止されている夜に外出して自警団に捕まるが、「V」と名乗る仮面の男に逃がしてもらう。Vは独裁国家にただ一人立ち向かおうとして1年後の11月5日ロンドンにある国会議事堂を火の海にしてみせる、と予告する。イヴィーは監視カメラに写っていたことから、警察や保安警察に追われることになり、Vに匿われれる。そしてこの国が独裁国家になったのは20年前の「小学生中毒死事件」「貯水池の毒投入事件」など一連の未解決になっている事件が発端になっていることが分かる。そして逮捕され「Vの正体を知っているだろう。それを云えば釈放するが、そうでなければ即射殺する」という拷問を受けるのである。監視カメラで監視されるのが常態化した日本。未解決事件の数々。首相の言い分だけ一生懸命報道するマスメディア。そして各地で発足しつつある「危険情報を発信するメール」という実質的な自警団の発足。何と日本の今と似通った世界であるか知ることになる。

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