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May 21, 2006

過疎地を見捨てる、医療制度

▼メルマガの送信を終えると2、3日はガックリきてディスプレイを見る気はなくなる。午後10時近くジャスミンさんからメールがあって、送ろうと思ったら既に届いていたので、今回はお休みさせていただきますということだった。通常メルマガは午後8時ジャストに送信する計画で作っている。もし1時間程度の遅れで送信してくださる時は、事前に一声かけていただければ、お待ちしている。
▼秋田ではこの土地らしいものを食べようと思い、探していたら稲庭うどんの店が行列をなしていたのでそこに10分ほど並んだら食べることが出来た。1050円だったがかなり美味しかった。以下食べた物と買ったものだ。中央市場というところがあったので立ち寄った。ここは八戸の観光用に出来た市場と違って。市民の胃袋を賄うものが並んでいた。関東ではみかけない野菜や山菜がたくさんあったが食べ方が分からない。わたしは今月初めに帰省したおり、たべて美味しかった、山葵の花をと頼まれてきた、きりたんぽを買った。前者はちょうど菜花のような感じで、茹でて食べるのだが、辛みと苦みがあってとても美味しい。この市場には地酒の量り売りをしていた。詳しくはMINさんがチラシを貰ったので、いずれ報告があると思うが、プラスティックの小さな杯に5ミリほど試飲させてくれる。MINさんとわたしはそれぞれ違う銘柄を買って、列車の中で夕食の駅弁を食べながら飲んできた。今回の旅行で感じた必需品リストは、マイさかづき(登山用のコップでも可)、虫眼鏡、周辺の日本地図だった。
▼昨日の土曜日は先週に続き、結局一日出勤して仕事をした。前日秋田に行っていたから、その代わりといえばそうなる。そこで聞いた驚くべき話。先週女性6人くらいを侍らせて、不法監禁で捕まった男に判決が出た。あのスキンヘッドの男だ。じつはあの男は細木数子の実弟だというのだ。そういえば容貌はそっくりである。それを知っているのに一切書かない芸能誌は一体何をしているんだろう。こんな事を書くとわたしも「地獄に堕とされるのかな?」
▼20日夜10時NHK教育TVETV特集「ある地域医療の挫折/北海道過疎の町で診療所医師が辞任」はとても考えさせられた。北海道の瀬棚町では予防医療を重点項目として診療所と医師を配置してきた。それに小さな診療所では考えられないが、お年寄りのリハビリに作業療養師を配置していた。所長は講演活動も熱心で、お年寄りの骨は強化出来ないが筋肉を付けることが、病気の予防に繋がると積極的に話しかける。牧場を経営する若い夫婦は妻が41歳で高齢出産、夫は人前で話しが出来ないという、自閉症気味の病気にかかっている。問題は牧場を切り盛りしているのは夫と、病弱な妻のたった二人である。彼が担当医に感謝していたのは、「先生が自分の買っている家畜の数から自分の仕事の内容をすべて把握していることだ」と語る。だから本当なら寝ていなければならない病状でも、とりあえず今日は点滴、明日は注射と考えて治療に当たってくれる。そして診療所所長は「かかりつけ医」を持つことの大切さを訴える。普通のお年寄りは脚が痛いと整形外科、胃の具合が悪いと内科、怪我をすると外科というように病院をハシゴする。だからそれぞれのところで、例えば胃薬を3種類もらって飲んで、具合が悪くなったからと自分で適当に薬を減らしていると言う危険な事をしている。だが所長が来てから総合的に診療所で間に合う体制にした。
▼ところが平成の大合併によって、新しい町長はそのような予防医療などという診療所はいらないと言い出したので、所長はじめ看護師さんが次々辞めていってしまう事態が生まれたのだ。1時間半の長い番組だったので書ききれないが、新しい町長はソロバン勘定しかしていない様子が手に取るように見えた。
▼きょうは渋谷ユーロスペースで連休の時から見たかった、フランス映画「隠された記憶」とイタリア映画「夜よ、こんにちは」を見てきた。月と火の二日間に分けてご紹介する。わたしは文部省推薦風の嘘っぱち「アリア」反戦映画などは見たくないので、こういうのに行く。

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