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May 01, 2006

◇「ブロークン・フラワーズ」を見る

▼連休前半をいかがお過ごしであろうか?わたしは全くのカレンダー通りなのである。しかし病院との契約や打合せ、ケアマネさんとの打合せは平日でないと出来ないので、そのために明日朝から再度帰省する。従って4日夕方まで更新はできないので、了解いただきたい。7日の「ウィーン少年合唱団」にはぜひご応募いただきたい。応募資格は4月に執筆、投稿、かき込みをされた方々である。応募者がゼロだった場合範囲を広げる。それ以外の方もダメモトで応募いただきたい。ご承知のように「レインボー」と「ムーンライト」の執筆者はなぜか連絡のないまま虫食い状態になっている。こちらも1年間執筆のなかった曜日は、新たな執筆者に交代させていただくので、ご了承いただきたい。
▼昨日書いた「グッドナイト&グッドラック」の事で、お一人の方からメールをいたたいた。エド・マローについてはいくつかのサイトで紹介されている。先週発売された「週刊金曜日」で宮台真司が、この映画を批判している。マローはそんなに凄い人なのか?CBSはそんなに讃えられる事をしたのか?というような主旨だった。朝の1時間足らずの間に調べて書くのは難しい。このマッカーシズムに関する映画はデニーロの「真実の瞬間」という作品がある。多くの良心的な人が、これで仕事を失うのだが、友人の名前を非米委員会で「告白」して裏切ったのが脚本家のエリア・カザンであり、彼の行為は今も非難の的となっている。
▼調べる時間はないが、赤狩りをすることで東西対立を強め、儲かったのは軍事産業である。アイゼンハウワー大統領は軍産複合体の登場を一貫して批判していた人であった。だから軍備を強めることが国の、国際的な経済的な競争力弱めて行くという視点で、CBSは反対したのでないかと思う。
▼◇「ブロークン・フラワーズ」昔パソコン関連の仕事で大儲けした、元プレイボーイのドン(ビル・マーレイ)のところに一通のピンクの封筒に入った手紙が届く。その差し出し人不明の手紙には、19歳の息子がいると書いてある。実は今はジュリー・テルビーと同棲しているのだが、「いつまでたっても結婚してくれないのね。どうせ手紙は昔の恋人からでしょ」と愛想を尽かされて出て行ってしまう。困ったドンは近くに住む友人に相談する。すると昔の恋人の名前を全部書き出せと云われる。数日後4人ほどのの元女友だちの住所と地図をプリントアウトして持ってくるので、大いに驚くドン。地図を頼りに、飛行機に乗って最初の女性のところに行く。友人は手紙の手がかりは、タイプライターを使っているかどうかで、できればその機種を調べてこいという。さらに訪問する時はピンクの花束を持参せよとという。最初の女性はシャロン・ストーンで天真爛漫の女の子と二人で住んでいる。夕食をたべてふと気がつくと二人は絡み合って寝ている。翌朝慌てて辞去する。不動産屋を経営する女性、動物と会話する仕事をするジェシカ・ラングそして牧場の片隅でひとりで暮らす女性と会うが、後の二人には歓迎されず、花束もろとも這々の体で追い返される。
▼そして1週間ぶりくらいで自宅に戻ると飛行場の片隅に、ヒッピーのような若い男がデイバッグにピンクのリボンを付けて座っている。もしかしたらこいつが俺の子どもかと思う。自宅に帰ってからも彼は近所をうろついているので、ファースト・フードでベジタリアンの彼に野菜サンドをおごって話しかける。しかし瞬間的に出会っても、心を開いて語り合えるというものではない。結局距離と時間は何も親密な関係を復活させることはできなかったという話。出会いと別れが絶妙な取り合わせになっている。カンヌ映画祭でグランプリを受章した作品。日比谷シャンテ。

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