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June 30, 2006

自分流の仕事術とは?

▼昨晩夜10時からNHK「ザプロフェッショナル/仕事術」の特番があった。今年から放送されていて面白いので、2つ程録画を忘れた以外は全部見ている。キリンの飲料担当者が登場してから、最初にくらべて最近は宣伝臭が一層強くなってきたように思う。なぜ特番だったのかというと、あの番組を見ていた視聴者から、部下の掌握術を学びたい。コミュニケーションが取れないのでその方法を知りたいという声があったかららしいのだ。おそらく役職者が自席に座ったまま部下に号令、命令をすれば、みんな動くと思っているのだろう。先週登場したセガの人が、今週も登場していたが、役職者だからと言って、他の人のようにパーテーションを切った場所に閉じ困らない。徹夜の仕事をして疲れているとき仮眠室はあっても、そこにはいかないで、自席のソファーでアイマスクをしてヨコになるだけ。仕事中も部下の席に行って声をかける。自分が上司から詰められても、部下を詰めることはない。プライドに働きかけ「君なら出来る」と考えさせるなどだった。これは前に登場した清水の商業高校の川口などを育てた教師が言っていたように、教えるのではなく、考えさせると共通しているように見えた。
▼あとは山根一眞のように道具をどう使いこなすかというオタク的なテーマになってしまった。わたしに言わせれば道具というのは、使いこなす側の問題である。仕事ができる人が使っているものと同じツールを使ったからと言って、同じような仕事は決して出来ない。道具を使って、収集したものを整理するための時間が増えたら、それは本末転倒である。司会者の茂木健一郎も言っていたように瞬時に頭を切り換え、それ集中できるかにかかっている。
▼「やはり予想通り」というのが、拉致された横田めぐみさんの夫とされる、金英男の記者会見を見た、日本側のコメントである。わたしはお断りしておくが、北は決して好きな国ではない。それを前提にお話しする。まだわたしが東京で仕事をしていたとき、事務所に「朝鮮画報」という北朝鮮のプロパガンダの雑誌がジャンジャン送りつけられていた。そこには「偉大なる首領金日成」の顔写真が、数えたら何と1冊の雑誌に50個以上掲載されていた。そして不思議に思ったのは、記者会見とか演説の場の写真に同じ形状のマイクが半円状に30本くらいズラッと並べられていた。わたしは不思議に思って必死に考えた。到達した結論は、北側が西のマスメディアの記者会見とかを見たとき、形状の異なるマイクがガムテープなどでグルグル巻きに10個くらいなっているのを、彼らが見たのだろう。こういうのはまずい。我が国ならば整然と同じ形状で並べる、ということだったのだろう。喋っているのも一人、マスメディアも国家統制されたものが、たった一つなのだから本当は1本で足りる筈だ。
▼その記者会見をみて「北の言論は統制されている」と今朝はまた大騒ぎしている。では日本は統制されていないのか?実際は自主規制という「統制」が存在して、知りたい事を知らせられていないことに気づかないだけの事だ。

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June 29, 2006

むかし文通というのがあったっけ。

▼暑いせいか?それともロクな事を書いていないせいか、アクセス数がかなり落ち込んでいる。定期検診の日、前回の検査結果を聞く。心エコーはかなりの事が分かる。トレッドミルは、担当医師が波形を見て次のように説明する「ここがこうなっている機械がちょっと壊れているせいで、異常ではありません」。まずトレッドミルの機械を直してから診断して欲しいぞ。これは結構高いマシンなのかな。そして人間ドッグで異常がでた件で再検査をされた報告があったが、これも正常値に戻っていた。薬をいつもより長目にもらったので、約2ヵ月ほど行かなくて済む。
▼待合室である人に会う。わたしがこうして生きていられるのも、大勢の友人たちの協力による。またこの人の力による部分がかなりある。数週間ある疑問があったが、会話のなかでそれがなぜなのか氷解した。
▼TVは健康番組と美食番組、それと旅番組のオンパレードだ。これほど安上がりの番組もないと思う。ここでとても変なのは美食番組で脂ののった魚、○○○牛などが紹介される。さらに例えば、脂の少ないカツ丼の作り方、ハンバーグの作り方が登場する。健康が心配だったらそんなのは、食わない事だ。それなのに脂身を外す、衣を炒るなどに時間をかける。こういうのは健康番組と相容れないものなのだが、同じ局でもそういう矛盾した番組が平気で作られる。「こういうものを食うな」とやれば良いのだが、消費が低迷してしまうか?予防医学を発展させ健康で長生きさせることが、結果として国も自治体も、病院、そして本人も余分なカネを使わないことになるはずなのだが…。
▼火曜日電車に乗ったら向かい側の席に座っていた50歳過ぎた中年男性は腕に、ゲルマニウムの入った腕輪を2連で装着していた。洒落たブレスレットではなく、いかにも健康腕輪というものですりきれていた。あれで果たして役に立つのだろうか。「健康に良い」という事は何でもやっているのだろう。そして帰りの電車で隣に座った若い女性は数珠のようなもの、皮と、それに黒い布の3つブレスレットをしていたが、これはおしゃれだった。
▼朝刊に郵政公社移行に伴って郵便局の統廃合案が出てきた。全国で約3分の1の郵便局がなくなり、場所によっては配達すらなくなる。かつて老後のためにメールくらい覚えて置いた方が良いという話をしている人に聞いた。相手は「自分は郵便を使うからいらない」と返事した。「だが歳を取ると郵便ポストに歩いて行くことすら出来なくなる」と説得したらしいが、相手は応じなかった。わたしの村など時々書いているがポストがかろうじて一つ。郵便局は3つの村の真ん中にたった1局だけ。これで3000人くらいの人々の生活を支えている。もし局もポストもなくなったら、過疎がますます進むだけだ。もはや文通やペンパルなどと言う言葉は死語になってしまうだろう。

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June 28, 2006

間宮林蔵か間宮兄弟か?

▼毎週の授業の前に一週間の自分の話をすることにしている。昨日は1週間に見た映画の話からはじめた。岩波ホールで「母たちの村」を見た事を話したら、どうも関心はイマイチだった。それで「昔『宗家の三姉妹』を見た方が一人いた」この方も随分岩波に言っていないなー。わたしは嫌いな映画館だが、それでも1年に一度くらいは見ている。さらにもう一本の「間宮兄弟」の事を話したら、「北海道を開拓した人でしたっけ」という声がでて、これも驚いて話がそれ以上進まなかった。どうやら間宮林蔵を勘違いをされたようだ。この学校にいらしているみなさんはみんな、真面目な人ばかりなのだと思った。
▼急激な暑さで集中力が落ちる。学校が終わって来ても、そうしても午前中の仕事に集中できなかった。仕事の続きをはじめたのは、午後10時になってからだった。それも11時半には作業を終了する事が出来た。これで朝一番で書留速達で送ることができる。
▼ふと見ると、先週の「ワールドカップ大安売りの酒場」がトラックバックされていた。わたしは一貫してワールドカップの馬鹿騒ぎを批判しているのはご存知の通りだ。どうも気に入るトラックバックではかったので、すぐさま解除した。もっと良く読んでから判断して欲しい物だ。
▼今朝定期検診のため、早朝出勤する。午後に続くかも知れない。だがどうしても夕方までに仕上げない仕事が1本ある。

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June 27, 2006

昨日のあの人が日本芸術院賞

▼昨夜のTVを見ていたら、辻井がさるやんごとなき方から日本芸術院賞の勲章を授与されていたので、またまた驚いてしまった。こういうのを「辞退」する気持ちにはならないのだろうか。こう言うのを厚顔無恥というのだろう。夕刊にはたった10行の記事で紹介され、彼辻井の名前はなく、板東三津五郎の名前だけだった。いずれにしても勲章を貰った人は変質してしまう。葛飾を舞台にした映画を作っていた、さる監督、西洋美術史家も…。
▼2週間くらいかかった仕事も午前中に納品が終わった。メールで送ればそれでよいのだが、いちおうお役所は「形」が必要というところもあるのでFDも作ってゆうパックで送る。その最終仕上げ作業をしていたとき、某団体から電話がかかってきて、「至急に仕事を頼みたい」という連絡があった。この団体は昨年暮れ「仕事納めまでに至急の仕事を頼みたい」というのでちゃんと納品した。ところが丸半年間音沙汰がなかった。何か気に入られない事があったのか?だったらクレームとして電話がかかってくる筈なのだが、それもなかったの結局半年間、その理由は分からなかった。電話をいただいたので、遅くても本日夕方、遅くとも明日朝までに伺うと返事をする。水曜日までに仕上げなければならない仕事もあるのだ、雨が小降りになったので思い切ってでかける。こんな時に限ってメールで仕事の連絡が次々はいる。今はPDAも持っていないし、まして今更短時間なのに重いパソコンも持ち歩く元気はない。
▼タイトルはすべて携帯に転送されるから、急ぎなのかどうかは見当が付く。同じ方の1本目は具体的に書いてあった。しかし2本目は「ご連絡」とあったので、焦ってしまう。このまま途中下車をして、ご本人を訪ねるか。ネットカフェに入ってメールを確認するか?結論から言うとどちらもしなかった。帰宅してからメールを確認すると後者は「迷惑メールが多いのでアドレス変更」という連絡だった。夜再びPDAを持たなければならないのか、ネットを色々検索した。無線LANカードがついたものはあるが、果たしてこれで地方に行ったとき通信できるかどうか分からない。FOMAはカードと繋がらず、PHSのカードを別に契約しなければならない。まぁ、しばらくどうでもいいやと思っている。6月のFOMAの自分の通話料をサイトで調べてみた。通話料、通信料、情報料しめて2100円くらい。そして割り引きがあるのでそれを使うと、実質650円だった。
▼「間宮兄弟」に関して、「良かったか?」というメールをいただいた。わたしは見ていないが、おそらく「かもめ食堂」よりは遙かに面白いと思う。ぜひご覧いただきたい。
▼以下はマニア以外の方がアクセスしてもまったく面白くない。ガンマニアが雑誌に発表されて20年来待ち続けていた「BO CHOW special」が予約を受け付けている。もちろんソフトエアガンなのだが、この贅肉をそぎ落とした美しいフォルムは惚れ惚れとする。

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June 26, 2006

◇「間宮兄弟」を見る

▼土曜日の朝日8面に「中国の炭坑事故に党動揺」という記事が出ている。中国山西省にあるの大同という炭坑で5月に起きた落盤事故なのだが、最初5人と報告されていた取り残された労働者が実は266人いて絶望視されていること。四川省や雲南省から出稼ぎで来ていた彼らの命は保障されず、地方の党組織の幹部とともに事故は隠蔽されている。昨年だけで炭坑で6千人が死亡しているが、炭坑は打ち出の小槌だから報告されない。03年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受けた「盲井」という中国の炭坑の荒廃ぶりを描いた作品なのだが、中国本国では公開は許可されていない。つまり上海など経済特区の「繁栄」は、無権利な状態に置かれた地方の無権利な人々の人柱によって成り立っているのである。地方から収奪してモスクワだけを「繁栄」させたソ連時代の政策と何ら変わっていない。
▼東京12ch25日夕方の「日高義樹ワシントンレポート:中国の原潜」毎度の事ながらこの日高という人は狂気ではないかと思う。中国の原潜がアメリカに脅威を与えているというのだ。大体アメリカ経済は中国に国債を買い支えて貰っているから、維持できているのに、攻撃対象にするはずがない。こういう乱暴な論理がまかり通るのは「狂気」としか思えない。そしてアメリカ海軍の司令官(ゲイリー・ラフヘッド大将)は、日本の「協力」に何度も何度も「助かっている」とお世辞を述べるのには、呆れる。
▼今発売中の「週刊文春」に「村上ショック各界45人リスト」の中に堤清二の名前が出ている。堤は辻井喬のペンネームで左翼系文芸誌に書いたり、シンポジウムに登場する人物である。堤がそんなに尊敬に値する人なのか?週刊誌などに現職時代の「悪事」がさんざん書かれていた。人間性と金もうけは別だと言われればそれまでだ。辻井は右と左に両天秤をかけているのだ。こういう人を有り難がって使っていると、その事で人が離れて行ってしまうだろう。
▼◇「間宮兄弟」江國香織の原作を読んでないが、とにかく面白い。間宮兄弟は独身だが、未だに兄弟仲良く一緒のアパートで暮らしている。兄の佐々木蔵之介はアサヒビールで試飲担当の仕事だ。だから普段ビール呑むときのコップに注いだビールをまず透かしてチェックしてしまう。そして弟の塚地武雅は小学校の用務員として、学校の雑務一手に引き受けている。とにかく男二人の部屋は大衆小説とマンガの書棚で囲まれている。兄は週に一度くらいはレンタルビデオショップに何か借りて見るのを愉しみにしている。だが店員さんはとっても可愛い沢尻エリカなので「怪しい」とか「エッチ」と思われてはまずいので借りず、「清く・正しい」恋愛ものにしている。男だけではつまらないので、女性を自宅に招いてカレーパーティを企画する。招く対象は沢尻と小学校の先生常磐貴子である。兄想いの塚地は江尻に「兄に頼まれたらOKしてくれるよう」頼んでおく。
▼第一回目のパーティは最後は人生ゲームなどをやって大いに盛り上がる。さて周りに目をやると佐々木の同僚高島政宏は不倫で離婚問題を抱えている。塚地の学校の女先生は同僚の教師と先の見えない半同棲生活を送ってる。そして沢尻は野球気違いの男性と単にヒマなとき寝るだけの生活を送っている。何かここらで心機一転をと試みるが、どれもうまく行かない。兄弟のふる里は静岡で年二回の帰省で帰ると母(中島みゆき)はロールスロイスで出迎えるので、そんな破天荒な母にびっくりする。親孝行で手みやげを持って帰るが祖母や母から逆にお小遣いをもらって大いにてれる。肉親とは何歳になってもよいものだと思う一瞬。パーティ2段目は浴衣パーティで盛り上がる。あれこれやっても結局はうまくいかず、気心の知れた兄と一緒に暮らすのが一番良いかなと思わせるのだが、随所に笑いの要素が入っていて会場は大いにわく。とにかく二人は毎晩寝る前に、今日の出来事の「反省会」をする事になっている。新宿武蔵野館で見たが隣の宮崎あおいの「初恋」は立ち見が出るほどの人気だった。今度はこちらを見ようと思った。ここは冷房が効きすぎで体調を壊す。毛布か長袖を持参して方が良い。

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June 25, 2006

◇「母たちの村」を見る

◇「母たちの村」西アフリカのあるイスラム国家。ある朝村の事件を知らせる太鼓が鳴り響く。それを聞き分けることが出来る男によると、6人の少女が逃げたというのだ。それは女子割礼を嫌った少女たちだった。6人のうち4人がコレおばさんのところに逃げてくる。コレ自身は割礼を受けているが、それが原因で難産になり、帝王切開までしている。そして自分の娘には割礼を受けさせなかったのだ。コレは少女たちの訴えを聞き入れ、家の入り口に割礼の業を行う女性たちが少女をさらっていかないように、封印のロープ(モーラーデ:保護)をする。これはコレが「止める」と宣言するまで外すことは出来ない。
▼町へ逃げていった2人の少女は井戸に投身自殺をしたという知らせが入る。そしてピラコロ(割礼を拒否した女性は軽蔑され、結婚の対象とされない)では生きて行けないと脅される。そこにフランスに留学していた村長の息子が帰国し、熱烈な歓迎を受ける。コレの娘は彼と結婚することになっているが、父から別の11歳の娘を紹介され、「こっちと結婚せよ」と迫られるが拒否する。父は勘当すると息巻く。もう一人村でリアカーで商売する男(通称兵隊さん)がいるが、口先が巧みで商売が上手い。そして新しい知識を村に教えていく。
▼ところがコレの事を快く思わない義兄の告げ口で、コレの夫は面子もありコレをむち打ちのお仕置きをすることになる。村長やその守旧派はラジオは女たちに悪い思想を植え付けるとして、家庭からラジオを持って来させて火を付ける。そして村長の息子はテレビを見ることも禁じられてしまう。コレは衆人環視の中でむち打ちに会うあうが、一言も弱音を漏らさず、モーラーデを守り通し少女たちを守る。村の女たちは赤い布をまとった6人ほどの割礼を施す女たちからナイフ(小汚い切り出しナイフだった)を取り上げ火にくべる。メッカに行く女たちがすべて割礼されているのではなく、この因習はこの地域独特のものである。だから古いしきたりは捨てられなければならない、と高らかに女性の権利を宣言する。
▼どうも岩波ホールは客に独特な雰囲気があって苦手な映画館だ。だがこの映画は日本でここでしか上映していない。客の入りは日曜の朝一番で8割だった。
▼テープレコーダーは仕事の必要性もあり、大小各種10台ほど使っている。そのうち1台は部品が取れてしまった。もう一台は反転したとき録音ができない。映画の帰りに秋葉原のソニーサービスセンターに持参して見積もりをとってもらった。すると5200円だという。これで計った方が遙かに安いので、残念だが修理せず捨てることにした。リサイクルが叫ばれている今日にあって、なんという矛盾なのだろう。

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June 24, 2006

久しぶりに岩波ホール

にきている。休日は朝早くからディスプレイを見る気にならない。TV占いによると今朝のわたしの金運は最高だとでた。家族から宝くじでも買うと良いと言われる。帰りがけに東京都の宝くじを買ってきた。
▼今朝の朝日新聞第二社会面の片隅にXバンドレーダーが三沢に搬入されていたが、2日早く23日未明航空自衛隊車力駐屯地に設置されたという記事が出ていた。記事によると2日前倒しされたのは、北朝鮮のテポドン2号の発射と関連あると見られるという。はて最近よくこの「前倒し」という言葉を聞くが、」この記事を書いた記者は言葉の使い方知らないのではないかと思うgooの辞書で見ると案の定「予算で、主要な収入支出が、年度の早い時期に計上されていること」とある。だから日程を2日早めてと書けばよい。前倒しの反対語は何なのか「後送り」か「後倒し」かそんな言葉は出てこない。上記サイトで調べるとXバンドレーダーとはアメリカのNMD計画(ミサイル防衛網)の一環として開発されたものだ。自衛隊嶺岡基地で実験している写真を見たことがあるが、大きさは同じくらいだが、平面的になっていたように思う。
▼さて問題となるのはアマチュア無線機から放送局、それにレーダーなど、日本国内で電波を発射するにはすべて電波監理局の落成検査を受けて出力は厳しく検査される。半年前にも都内で無線の混乱事件が起きて、それはどうやら横須賀に停泊している米艦がレーダーの出力検査をしたためだ、というところまで辿り着いた。しかしその先の立ち入り検査は出来ない。電波監理局にある優秀な不法電波探知機を使えば数分で、その場所は特定出来るはずだ。なぜ出来ないかというと「日米安保条約に基づく地位協定」という法律があり、実質的にアメリカの治外法権を認めているからだ。さらに記事の中で運輸省が運用にあたって航空機の飛行禁止区域設定を行ったとある。アマチュア無線でたかだか100ワットくらいの固定局を開局するにしても、電波監理局の係員が実際やってきて落成検査はかなり厳しい。それなのにXバンドレーダーは東奧日報などの記事を見るとかなりの高出力であると推測している。飛行機が飛べなくなってテレビ画像が乱れるという位だから数キロワットになるのだろう。やりたい放題とはこのことだ。
▼来月7月15日(土)午後5時から、シルクロードに行ってきたニシさんの報告会を開きます。パソコン大好き人間でとても気さくな方です。撮ってきた写真を多数見せてくださるというのでお話共々ご期待下さい。「母たちの村」の事は明日書く。
Kouchi(Mobile)

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June 23, 2006

ワールドカップ大安売りの酒場

10en10円ビール
▼わたしの右半身が痺れるような仕事もどうやら先が見えてきた。今日中になんとか一段落しそうだ。月曜日に最終チェックを終えて納品の運びとなる。それにこの仕事にかかりきりという訳にもいかない。しかも来週末には二泊で介護帰省する。今回向こうでの作業も山ほどある。
▼HP研究会の夜、新宿のいつもの店に入った。店はワールドカップ記念のセールというのをやっていた。最初のビール1杯が、たったの10円だという。これは頼まない方法はない。さらにセットは1680円でビールなどが2杯付くのでこれも頼む。そのビール券が2枚で、焼酎のボトルが入るというので、これも頼む。何か焼酎は水っぽかったが、みんな呑んでしまった。新宿駅東口のコンコースでは青い日本のサッカーチームのTシャツを声を枯らして売っている青年たちがいた。もうブラジルに負けた今朝は貰ってくれる人もいないだろう。
▼そこで都内の某大学でマスメディアの講義を持っている某教授からゼミの論文を見せて貰った。20人くらいの生徒のレポートだったが、マスメディアのワールドカップの扱い方に関する感想が書かれていた。世の中のバカ騒ぎとは違い、みんな冷静に批判していたので安心した。国際サッカー連盟が利権を独り占めしている。もっと世界の貧しい人たちに冨が均等に行き渡ればいいのに。もっと重要な報道すべきおとがあるのに、日本のメディアは意図的に情報操作しているのではないか、などの意見があった。
▼こうして毎日書いているのだが、昨日の朝は1時間ほど一行も書けなかった。会う人が多ければそれだけ書くテーマは多くなるのだが、中々思い通りにはいかない。いくつかテーマを投げかけてあるのだが、返事が来ないので、それは放ってある。別に忘れているわけではない。みなさんが関心のないことを書いても仕方ないかと思う。ハーブの写真に関しては「素敵!」という声を一週間前に1通だけいただいた。
▼実際お目にかかると、書いてあることについての会話になる。先週は戦闘機で格好が良いのは、やはりファントム。戦車は前の74式が、性能はともかくもっとも戦車らしい。昨日は日本が持つべき戦闘機はハリアー、それに航空母艦である、という話になった。ハリアーといってもトヨタの車ではない。イギリスが開発した戦闘機だ。詳細は以下をご覧いただきたい。なぜ空母なのかという理由を書いていると、何日もかかるので、いずれその根拠を書きたい。何年先になるか分からないが、当てにしないでお待ちいただきたい。

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June 22, 2006

大人呑みと子ども呑みの違い

Camera01修理が終わったD2X
▼実際社会に出ると、満員電車の中で本を読むことも、帰宅してからパソコンに向かうのも苦痛になるのだろうと思う。今朝のラジオを聞いていたら、いまどきの青年が会社を辞めようと思っても中々辞めさせてくれない、という相談が紹介されていた。会社は自分が辞めたければ辞めればいいのだが、今の若者は労働組合というものを知らないからだろうというので、その推測だった。辞めたいというと、「代わりの人を探してこい」、「ノルマを達成してから辞めろ」、「代わった会社にあいつは仕事ができないヤツだと言いふらしてやる」など様々なことを言って脅されるのだそうだ。そんなときは下記NPO法人の労働相談センターへと言っていたのでご紹介する。
▼そして朝刊を見ると教員給与を08年から2.8%カットするという記事が出ている。教師は、未來を背負う人間を育てるという、それだけの責任があるのだから多少高くても構わないと思う。それで浮く金が1700億円だという。昨日ご紹介したイージス艦の金額よりも遙かに安い。それにイージスなんて、日本を守らずアメリカの盾にしかなっていないのだから、これこそ無用の長物である。
▼昨日修理に出しておいたD2Xが直ってくる日だったので、夕方銀座まで引き取りに行った。被害は表面だけだったので、見積もり金額よりもさらに1万円以上安かったのでホッとする。壊れたのはケースの下部だけで、滑り止めのラバーも張り替えてくれたので、新品同様になった。
▼時間に追われて必死にやっていた仕事も今日あたり、先が見えそうだ。今週末の土日こそ何の仕事も入りそうもない。これでひと息つくことが出来るかも知れない。ただし今日明日は夕方から会議で終わった後は恒例によって飲み会がある。日曜日の日経最終面に、佐久総合病院の医師で、作家の南木佳士が「大人呑み」について書いている。昨年なくなった高校時代の友人も彼に診察を受けていたらしく、「南木は鬱だよ」と言っていた。医療技術が今よりも遅れていた南木が就職した当時にあって、肺気腫の検査一つとっても患者に苦痛を与えた。今ラジオやTVのCMで「Fノンの鼻から入れる内視鏡は苦痛がない」とをやっている。こんなのは病院向けのCMで流さないと意味がないように思う。南木は検査の時、「がまんしてくださいね。すぐ終わりますから」と言ったがやる方も受ける方も苦痛だったと書いている。そして常に死と対峙しなければならなかった。おそらく小説を書く南木のような繊細な人には、毎日患者の死と対面せざると得ないことが耐えられず、鬱になったのだろう。
▼やがて南木は人とのつき合いの場や、冠婚葬祭にも出られなくなってしまったという。最近出席した若い2年目の研修医との飲み会で、彼女はビールのジョッキを手にしていた。だが南木は地酒のぬる燗の二合徳利にぐい飲みで友人とさしつさされつやっていた。それを見た、先の若い研修医は「あっ、そっちのほうは大人呑みなんですね、とうらやましそうに」見たとある。わたしはこの部分に関してはまだ子ども呑みなのかも知れない。

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June 21, 2006

「許せよ」の一声で何でも壊す

▼昨日は朝から請求書を書いたり色々仕事の段取りで追われていて、集中できなかった。それにもかかわらずアクセス数が多いのはメルマガを送信したせいか?時間帯では午後10時台に集中しているから、そうなのだろう。とくにブログのページは68件になっていた。海外は英語圏2、スペイン語圏1となっていた。
▼力を入れて書いたのは前日のテポドンの方なのだが、なかなか飛ばない。今朝のラジオによればアメリカの複数の情報筋が燃料の注入が終わっていないようだという。情報筋が間違っていたというので呆れる。日曜日あんなに煽ったのはなぜだろう。テポドンは液体燃料だというから、発射するとなると半日くらいで終了するはずだが、その「情報筋」は民間の衛星会社の「発射台に燃料を入れる車の画像」(かなり怪しい)まで公開している。実戦で使うミサイルなのに何日もかかって燃料を入れていたら、戦争になる前に攻撃されて爆破されてしまうよ。どうも変だ。
▼変というついでに「亡国のイージス」の最後の方で乗っ取りが失敗して、怪我をして艦に残った真田広之が手旗信号で空に向かって合図しているのはおかしい。というのは日本は静止衛星を持っていないのだから、映画の様に長い間止める画像は送れる筈がない。それを佐藤浩一が見て、「大丈夫だった」とか言うから滑稽だ。そしてイージスが陸の石油タンクに突っ込みそうになるので、艦長の寺尾聰が「許せよ」と言って敵が仕掛けた自爆装置を点火する。おいおい税金で作ったこんごう級のイージス艦は、1200億円もするんだぜ。
▼もう一つ「戦国自衛隊」で、90式戦車が過去に行ってしまった自衛隊員に乗っ取られる。現在の国の隊員は対戦車砲を構えて同じく「許せよ」の一声で発射する。90式だって9億円なんだからな。自衛隊は「許せよ」の一声で人も殺し、自国の超高い兵器も簡単に破壊してすましている。
▼昨日は忙しかったがFOMAを契約して丸3ヵ月目になったので、昼休みに電話して余分な契約を全部解除した。ニュース、天気予報、Web閲覧、ニュースはロクでもない情報を流して、詳しくは毎日新聞の有料サイトに誘い込む仕組みだった。それにデュアルサービス。これは実家に帰っているとき電波が来ていないのでMOVAとFOMAを切り替えられるようにしていた。だが普段のわたしの移動範囲においては必要ないことがわかったので解約した。さらにナンバープラスが出来たときの5年前からもう一つ番号を持っていた。もし愛人など出来たとき、秘密の連絡用に便利かと思ったが、愛人が出来ることもなかったので、一度も使うことはなかった。MOVAの時は番号を持っているだけで毎月200円だったがFOMAになってから500円に値上がりした。5年も使わずに持っていたがこれも即解約した。
▼夕方の仕事が終わってから錦糸町のドコモショップにMOVAの携帯を持参して、デュアルサービスを停止してもらった。ついでにわたしは1年毎に携帯を買い換えているので、古い3台を持参して破砕破棄してもらう書類にサインしてきた。これで随分身軽になったような気分になって気持ちがいい。

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June 20, 2006

割り箸は使わず持参せよ

▼昨日の新聞に割り箸の値上げが中国などから通告され、コンビニなどで困惑していると言う記事があった。世界中では飢えている人が大勢いるというのに、割り箸がなかったら、自分の家から持っていけばよいだけの話ではないか。このWeb旅行記の中に登場する「自転車旅行6万キロ」に登場する田中進さんは、居酒屋でもレストランなどどこでもマイ箸を持参されるかただった。少しは見習わなければ…。わたしの場合、あちこちで買った時付いてきた箸はそのとき使わず、全部保管してある。そして自宅からどこか旅行などに出かけるときそれを持参する。そして帰りはできるだけ荷物を少なくする。
▼だいたい割り箸不足のニュースが19日朝日夕刊のトップにくること自体とてもおかしい。コンビニやスーパーあるいは弁当屋さんの肩を持つより、「マイ箸を持参しよう」というキャンペーンをすればよいことだ。
▼急激な気温の上昇は体調を崩す。外出から帰ってきてシャワーを浴びたらしばらくぐったりして次の仕事にかかるまで時間がかかる。本日我多忙!『鍵盤乱麻』メルマガ原稿未完成。読者原稿は午後2時現在3点になった。他の方々は、いかがなされたか。午後8時ジャストに送信するので、1分たりと待つことはない。了解されよ。

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June 19, 2006

今なぜテポドン2号か?

Kenss昨日の検索用語一覧、クリック。
▼休日だからアクセス数は2割減だが、実に色々な検索用語で、当サイトを訪れてくださっている。まずこのことに感謝するが、わたしのブログはなぜか検索対象に入っていないようだ。
▼いやはや昨日のサッカーバカ騒ぎにはついて行けない。「今から教えるクロアチアに勝つ方法」「勝ちTプレゼント」果てはヒロシをドイツまで派遣して、サッカーをする子どもに手巻き寿司食べさせて日の丸の鉢巻配って応援を頼むなど、悪のりも度を超し得ている。勝ちTなんてもう負けTで露店でたたき売りされるのは目に見えている。こんなの恥ずかしくって着ることなんかできない。何か国粋主義を煽る最大のチャンスとばかり、大騒ぎした結果が、「決勝T進出不可能」という今朝の新聞のみだしだ。本当に決勝に出ることが出来るとでも思っていたのだろうか?
▼夜のフジTV「人物ライン・スタメン」だが爆笑問題のコメントが気に入っていて、時々見ている。だが昨晩のトップ話題はテポドン2号の打ち上げで、サンケイ新聞と、CIAの情報を仰々しく取り上げて、司会の阿川佐和子は、コメンテーター二人が「そんなはずない」と強調しているにもかかわらず、「日本が標的」「日本におちたら」とばかり発言する。週刊文春のインタビュアをしているが、それほど賢そうではないし、「カエルの子はカエルの子」で右翼的文化人の血は争えないと思った。
▼ではなぜこの時期テポドン2号なのか。以下「週刊金曜日」で2回にその特集が掲載されているが、それにわたしの意見を付け加えて予想を書く。実は青森県の三沢基地の西へ約80kmの場所に車力というレーダーサイトがあり、この夏ここに米軍のXバンダーという高周波レーダーが急きょ設置されることになった。Xバンダーとは高周波レーダーだ。高周波は他の電波が直進はしないが遠くまで届く。アメリカはこのXバンダーを5000キロから6000キロの遠くまで届かせることが出来る。Xバンダーはまだアメリカ国内にも一基しかない。この簡易型が千葉の自衛隊嶺岡基地で、メーカーと一体になって技術開発が進められている。これはXバンダーを補完する意味で、そのうち国内に配置される。
▼車力は北朝鮮が長距離ミサイルを発射した場合、アメリカに通ずる飛行コースの真下にあり、ミサイルが米国本土に行くのか、グアムか、それとも日本国内の基地に向かうのかいち早く察知できるのだ。夏に配備を完了するのだから、北朝鮮は自国が標的にされたと見るのは当たり前だ。三沢にはF6が2個中隊40機が配備されている。5,6年前の北朝鮮の「危機」があったとき、自衛隊は決死隊で北を攻撃する実戦計画を立てて研究していた。だが攻撃は出来ても無事離脱する方法がない、という結論になった。米軍はF15Eにバンカーバスターを積むと言われ、この爆弾も実は配備済みだ。バンカーバスターとはベトナム戦争でトンネルの解放戦線を攻撃する目的で開発された。最近ではタリバンとかフセインの地下壕を破壊する目的で実際に使われた。その性能とはバンカー(壕)バスター(破壊)という名称のように地下に7メートルのコンクリート地下壕があっても破壊出来るとされる。この目標とするのは、北のミサイル基地で攻撃した後、沖に待機させている航空母艦に着艦させるのだ。
▼青森で米軍の戦闘機が山肌スレスレの飛行訓練をくり返しているのは、北のレーダーサイトに補足されずに近づき、バンカーバスターをテポドンミサイルのサイロめがけて発射して破壊するというのが米軍の作戦だ。だから合い口を喉に突きつけられているのは北側だ。それを黙って見ていることはできず、自国のミサイルの性能を見せつけてやろうというのが、今回のテポドン2号の発射なのだろう。
▼「週刊金曜日」ではXバンダーの近隣住民にあたえる健康被害、もし六ヶ所村の核廃棄物処理施設にバンカーバスターが間違って発射された場合、日本は壊滅的な被害を受け、近隣住民は1週間以内に27万人死ぬとかというシュミレーションがでている。こちらの方に興味のある方は買って読んで欲しい。
▼明日20日午後8時はメルマガ締めきり時間です。お忘れなく。

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June 18, 2006

◇「親密すぎるうちあけ話」を見る

Hane
▼先週わたしが昼食を食べた船橋の山口横町の定食屋兼、夜になると居酒屋になる店は勤労福祉センターに向かって本町通りから中間の位置にある「はなえ」という店だ。びっくりするほど美味しいという訳ではないが、わたしはこういう店が好きだ。
▼仕事が終わって疲れているが、忙中閑あり。いや先週公開になった映画を見るために日比谷に行った。上映時間が分からないので電車の中で「iモード」で検索する。
▼◇「親密すぎるうちあけ話」わたしはこの映画のパトリシア・ルコントの作品が好きで全部見ているので、今回も出かける。携帯を持って今年で11年になるが、そのまえはポケベルだった。もう25年以上前になるが住んでいた公団住宅の管理組合の役員をしていた。会議が始まるのが午後8時で、終わるのは早くて10時、遅いと午後11時になる。まったく見ず知らずの人間が「役員」にされるのだから、懇親を深めるため、それから飲みに繰り出す。それが下手をすると朝まで続く。わたしは当時からポケベルを24時間身につけていた。居酒屋で飲んでいる時に鳴り出したので、店の人に「あんたお医者さん?」と言われた。当時24時間ポケベルを持っているのは、新聞記者とかそういう職業の人しかいなかった。
▼前置きが長くなってしまったが、アンナ(サンドリーヌ・ボネール/「灯台守の恋」にもでた)は夫との関係に悩んで、フランスのある精神科医に隣のスイスから通ってきた。ところが間違って同じビルにある税理士ウィリアムのところにやってきてしまう。ウィリアムは「僕は精神科医ではない」と言おうと思うのだが、彼女が一方的に告白をするので、つい夢中になって断るのを忘れてしまう。アンナは自分の間違いを知ってか知らずか毎週水曜日になると足繁くウィリアムのところに通ってくる。そしていうには、夫が自分の身体を半年もさわってくれなくなってしまった、というのだ。その原因というのが車庫で車をスタートさせようとしたら、間違ってバックして、たまたま後ろにいた、夫を轢いてしまい、片足が動かなくなってしまったというのだ。さらに聞くとアンナの母も自分の運転ミスで夫を殺してしまったのだという。
▼解決の糸口が見えずに悩んでいると、夫は雇った探偵の手引きでウィリアムの存在を知り、オフィスに乗り込んでくる。そしてそこにあるソファベッドで妻と関係を持っているのではないかという妄想でウィリアムを問い詰める。夫もまた被害妄想になっていたのだ。ウィリアムは困った末、同じビルにある本当の精神科医に「どうしたものか」と相談する。それによるとたとえ医師である第三者は何もしてやれない。患者自身で出口を見つけるアドバイスしかできない、という。この辺は教育の原点とも言え、実に示唆に富んでいる。アンナは夫とよりを戻したかに見えたが、やはり精神的に満足する結果は得られなかった。アンナは思い切ってマルセイユあたり単身引っ越していってしまい、バレエのレッスンをして食っている。要約アンナの引っ越し先を見つけたウィリアム自らのオフィスも引っ越す事を決意する。そして彼女の忘れ物である、父の形見のジッポーのライターを届けるのだった。
▼◇「清作の妻 」1965年の映画で、今朝WOWOWで放映されていて偶然後半の30分ばかりを見た。日露戦争で旅順攻略をしようとしている時、寒村まで徴兵の手が伸びる。清作は前の戦争でも死ぬことが出来なかったが、今度こそ「死んでくる」と村の歓送会で決意を述べる。だが清作(田村高宏)の妻となっていたお兼(若尾文子・とっても綺麗だった。わたしは小学生の頃若尾とか香川京子がすきだった)はおちていた5寸クギで清作の目を潰してしまう。そうすれば戦争に行かず、自分のものになると考えたのだろう。憲兵に兵役拒否するための作為があったのではと、厳しい取り調べを受ける。そしてお兼は懲役2年の判決を受け、1年ででてくる。清作の前に謝罪に現れ、「目を潰すなり、クビを締めるなり好きなようして」と懇願する。一度はお兼のクビを締めようと力が加わるのだが…。古い村という共同体の中で、戦争に協力すること。お上に反抗できないシステムががっちり出来上がっているところで、若尾は美しい美貌をもったために周りから羨望と嫉妬をもたれる。しかし彼女は前身が妾でありながら、本当の愛情をつらぬくため、夫を失明させても、生涯自分の側に置いておきたかったという女の執念を描いている。同時に伝統的な古い監視社会とも言える日本の社会構造の問題点を描いている。30日朝6時半から再放送されるというから録画して見なければ。
▼休日は思考能力が減退していて、原稿をまとめるまで、かなり集中力を必要とします。せっかく早く見に来ていただいてもで、出来ていません。すみません。

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June 17, 2006

ゴム鉄砲のサイト

▼ゴム鉄砲のサイトがなぜ見つかったか?まず、ジーコの事を書いてあったのはどの新聞社なのか調べるため、「夕刊フジ」に行った。そこに「森永卓郎B級コレクション」のコーナーがあり、そこにこのゴム銃の協会の記事がでていた。中でも「セミを食べる」話は写真入りで具体的だ。ビールのつまみに最適だとあるので、今度飲み会があるときは、各自一匹ずつ生きたセミを持参していただき、セミの唐揚げを作ってみたい。
▼「米原万里」の放送は6年前に放映された物だが、彼女が卵巣ガンでなくなったので、急に再放送された。米原は当時日本共産党の幹部だった米原いたるの娘だ。米原はたしか鳥取の交通会社を経営していた大財閥の子息だったが、なぜか共産党に入った。そして若いときプラハに仕事で滞在していた。万里がそのときも父と一緒に行っていて、現地の小学校で知り合った仲良しの4人と再開する話だった。手がかりは1冊の卒業アルバムで、みんなの写真とサインがある。当然プラハに来ていた人々も、東欧で共産党の幹部として活躍していた子息である。アルバムにある住所を尋ねていっても、そこに住んではいない。かろうじて両親が住んでいれば手がかりにはなる。ある一人はイギリスで生活していた。またギリシア人女性は両親に「どこでも食べていかれるように」という希望があったので、自分の意思ではなかったが医師になっていた。プラハで当時ソ連の侵攻に反対した人は、そこに住むことができなくなってボンに亡命していた。またクロアチア出身の人は、内戦が終わっても自分の出身民族を明かにするのは、生きていく上でとても辛いといい、周りに目立たず空気の存在として生活していると語る。思うに4人は親が信念を貫き通したために、必ずしも自分の思い通りの人生を送って来なかった人たちだった。だがそのような逆境にあっても、しっかりと地に足をつけて生きている様子が伝わってきた。
若年性アルツハイマーのサイトが見つかった。データベースでご紹介したのと全く同じ質問が掲載されている。さらにその対応策がでているので参考になさっていただきたい。
▼昨夜は遅くまでF市で飲んでいて、きょうはこれから仕事なのでこれまで。急ぎの仕事は8分の5まで終了した。右半身が痛むが、来週金曜日には完了できそうだ。昨日ある人と電話で話を聞いたら、昔の同僚が大腸ガン、隣の職場にいた人は喉頭がんだという。

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June 16, 2006

トレッドミル検査は疲れる

▼わたしの精密検査は1年に一回、血圧が心臓にどういう影響を与えるか検査される。一つは超音波を使った心エコー。もう一つはトレッドミルという検査だ。商品名でいうと昔のルームランナーのような機械の上を電極を付けてはしらされる。電極は全部で10個ある。上半身裸になると、どこかで会ったような気がする検査技師の方が「何か運動をしているのですか?」と言う。運動といっても今は腹筋と腕立て伏せ、それに長距離歩行だが、贅肉は付いていない。今はマウスを使い続けて手首を痛めないように、仕事の合間にハンドグリップを使って、腕と指を鍛えている。
▼歩きやすい短パンなどを持ってくるように、という指示があたので持参した。しかし歩きやすいカーゴパンツを穿いていったので、着替える必要はないと言われる。そのマシンは最初は平らでゆっくり歩く速度だ。次に医師の合図で約10度くらいの傾斜が付けられる。そして3分間普通の速度で歩いたあと、血圧、心電図のチェックが入って次の段階になる。速度が少し上げられて3分。次は速歩で3分、最後は小走りになる。医師がそのとき「どうしますか?」と聞くので、普段走っていないので足がもつれるかも知れない。では1分だけお願いします、という事になった。測定をくり返し、延べ合計15分弱だが結構つかれてしまった。それに昨日は蒸し暑かったので、全身ベトベトになったので帰宅してシャワーを浴びた。
▼食べものの事を書くと場所などの問い合わせがある。これからは写真も撮ってご紹介しよう。
▼ハーブテラスの写真がなぜ10枚紹介なのか?という問い合わせもあった。ここで写真は70枚ほど撮った。だが70枚紹介すると2ヵ月もかかって飽きられると思う。それで厳選10枚という事にした。何せラベンダーだけで20枚くらいある。
▼昨日の夕刊新聞を見ていたら、「ジーコが内通行為」というような見出しを付けていた。わたしに言わせれば「勝つ」なんて思っている方が、世界の常識を知らないノーテンキな奴らばかりだ。それなのに緒戦で負けたら、こういう書き方をする。新聞辞令からジーコを斬っていくつもりなのか。わたしにはどうでも良いことだが、「勝たなければダメ」というのはいかにも了見が狭い。それとも売り上げが上がらない、という利権がらみの電通が考えた辞令なのか。
▼昨晩深夜のメールで、本日の予定が全面的に変更になった。それできょうは例の仕事を続行できる。その代わりあす出勤となる。
▼昨晩NHKBS録画して見た「米原万里」の6年前の番組の再放送の事を書こうと思っていた。ところが今朝偶然、ゴム銃のサイトに出会ってしまった。それを見ていたら、それにはまってしまい、先に進まなくなってしまった。特にこのサイトの「猟友会・狩猟事故例、セミ料理」が抱腹絶倒である。

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June 15, 2006

◇「インサイドマン」を見る

Tokoya
▼この写真は火曜日夜に放映されたTV「ドラマ女たちの危機を救え」に登場する床屋である。舞台は亀戸東警察で、余貴美子は消費者相談センターの相談員で、その夫中村梅雀はこの床屋の亭主という設定である。場所は亀戸3丁目にあるが、ドラマの椅子は置かれていない。
▼ハーグ陸戦条約の補足。戦争は相手国に宣戦布告をしてから、戦闘行為に入らなければならない。従ってアメリカがイラクに戦線布告する前に、特殊部隊を派遣して攪乱工作をするなども「違法行為」となる。
▼忙中閑あり、近くのバージンシネマは夜9時の映画に行くことができる。来週中にメドを付けなければならない仕事は、少し先が見えてきた。全体が8ある仕事量だとすると、3は納品が終わった。土、日曜日に仕事をすれば半分まで行けると思う。遅い?いやそのほかにも、きょう午後はトレッドミルなど、精密検査が2つもあって半日つぶれる。明日土曜日も丸一日、別の定期の仕事があって、手が着けられないのだ。
▼昨日の続き「こびと」の反対語は何なのか、暇つぶしに考えた。そうだ「巨人」か「大人」(中国語の)、「大男」これなども差別語になるのだろうか?そう言えば「巨人」は交流戦になってから調子が悪そうだ。選手全員にファンケルの胚芽米を食わせないと駄目なのではないか?
▼◇「インサイドマン」NYの信託銀行にペンキ屋を装った4人の武装強盗に襲われる。たまたま14万ドルの紛失責任を取られて格下げにされるか、という刑事(デンゼル・ワシントン)が現場に急行することになる。最初要求は明確でないが、銀行の内部にいた人々50人を人質にとり、さらに犯人と同じジャンプ・スーツに覆面、サングラスと同じ格好に着替えさせる。ワシントンは現場の武装攻撃のSWAT指揮官、ウイレム・デフォー(わたしはこの俳優がとても好きだ)と作戦を立てるが、犯人の要求はジャンボ機を用意せよというものだった。だがこれはどうやら時間稼ぎのように感じられる。
▼もう一つ苦渋しているのは、この信託銀行の経営者である。何やら大事な書類が銀行の貸金庫に入っているのだ。そこで腕利きの弁護士ジョディ・フォスターを雇う。彼女は市長に圧力をかけ、現場指揮所に参加させろという。フォスターが警察の許可を得て、犯人たちと直接交渉に臨むと、貸金庫の中身は既に犯人グループの手に渡っていた。それが何かここで書くと面白くなくなってしまう。銀行の社長は「血が流れる場所には常に利権の匂いがする」と言って憚らない人なので、想像していただきたい。
▼映画の半分くらいで犯人グループが持っているAK47突撃銃がアップされるシーンがホンの数秒あるが、わたしはこのシーンですべてが分かってしまった。この答えも後日書くことにする。時々犯人側の要求書を持って人質が解放される。中に一人のイスラム系の男がおり、警察官に「このイスラム野郎」(犯人と同じ格好をさせられているので)と罵声を浴びせられ、さらに彼らにとっては必需品であるターバンも、武器検査と称して脱がされる。かのイスラムの人は、現場の警官が謝罪するまで警察には協力しない。ターバンもすぐ返せと全く正当な要求をする。
▼ここからが今日の本題である。昨日水玉さんが「現代思想」5月号に掲載された千葉大教授栗田禎子氏の「加害者は被害者を恐れる」という論文をおくって下さった。公刊されている本なので、全文をご希望の方にはPDFファイルでお送りする。この論文の最初に「イスーラム嫌悪の背後にあるもの」という項目がある。「このような大状況の中で見ると、近年の欧米における「イスラモファオビア(イスーラム嫌悪)は、基本的に、帝国主義的時代状況にあって、侵略する側の社会が、侵略される側の社会を侮辱し、挑発する、という現象として捉えられるべきであろう。それは表現の自由の問題などでは全くない。侵略や植民地支配をおこなおうとする者は、それを正当化するために、対象となる地域がいかに「遅れて」おり、「野蛮」であるかを宣伝する」。
▼これは正に福沢諭吉がやった手法である。栗田はこの手法が今の日本や、そのメディアがアジア諸国に取られていると指摘する。
▼映画に戻るが、夕方になり犯人グループは食料と水の差し入れを要求する。警察はサンドイッチは分散して食べる。しかしピザならその場所にみんなが集まるので盗聴器が取り付けやすいと考える。だが仕掛けた盗聴器からきこえて来るのは警察官に理解不可能な言語だ。ロシア語かと思って、それが分かる警官に聞かせるが「聴いたことがない」というので困り果てる。ならばNYは人種のるつぼだから、ラウドスピーカーで野次馬に聴かせればいいと考えつく。電気工事の職人が来て「それはアルバニア語に間違いない」と証言する。ならば訳せというが、妻がアルバニア人だっただけで俺は意味など分からないという。仕方なくアルバニア大使館に人の派遣を要請するが、書類を出して1ヶ月かかる。電気工事の男に妻を呼べと頼む。分かれた妻に電話するのはイヤだというが、何とか説得して来て貰う。妻は来たがバッグ一杯の駐車違反の切符を持ってきて、これでチャラにしてくれという。ワシントンは「よし何とかする」と答える。妻は盗聴器から聞こえてくる声を聴いて大笑いする。それはアルバニアの独裁者であった大統領の有名なアジ演説だったのだ。それどころか犯人が渡した要求書の箱に盗聴器が仕掛けられ、こっちの手の内はすべて犯人側に伝わっていたのだ。
▼ワシントンは突入直前のデフォーに「作戦を中止してくれ」と叫ぶが、もうそのときは作戦が始まってしまった。かなり面白い映画だ。
▼昨日のアクセス米国1、南米某国1、不明(おそらくUS)1でした。

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June 14, 2006

「これは暗殺ではない」、とは

▼昼間移動するときは沢木耕太郎の「一号線を北上せよ」を読んだ。ああ、ベトナムに行く前にこれを読んでおけば良かったと、悔やまれることしきりだ。旅というものはこうしなければつまらない。言葉は不自由でもコミュニケーションはこうすれば良いのだという事が分かる。夜11時からNHKハイビジョンで「世界の街角をゆく」という番組があり、時々見ている。昨晩はフエで数人のスタッフがビデオを担いで歩きまわるという内容だ。古都フエでは王朝の命令で女性はズボンを穿かなければならない、という布告があった。それをおしゃれにした原型がアオザイである。さらにフランスの統治下にあってデザインに工夫され、痩せて見えるように細見で襟が付けられたという。
▼昨日朝メールをチェックしたら、「小西真奈美です」という迷惑メールが来ていた。一応ゴミ箱を空にする前に、必要なメールを間違って削除していないか、名前だけ確認している。小西といえば、アサヒ、キリンの雑酒戦争で張り合っているらしい。小西のCM「ぐびなま」というのを試しに飲んでみたが、とてもまずかった。
▼「これは暗殺ではない」とはイラクの聖戦組織の指導者ザルカウィを殺害したアメリカのセリフである。さらに手回し良く、アナン国連事務総長のコメントまで載せている。わたしに言わせれば、狙撃兵の存在はそもそも暗殺であると思う。ハーグ陸戦条約によれば戦闘行為をする場合の服装の規定まである。戦闘に関係ない一般市民を殺害してはならないは言うまでもない。服装は一見して敵味方の識別ができるものでなければならない。狙撃兵が着るのは、ギリースーツと言われる草か木の葉のようなボロを全身をすっぽり纏って草むらに潜む。だから1メートルとなりにいても気づかないほどだ。
▼一例が、アメリカ軍がイラクのファルージャで行った殺戮は何だろう。NHKの映像ですら、結婚式の参列者全員を花嫁、花婿とも爆撃で殺害した画像を流していた。現場に残されたビデオカメラにはその晴れやかな結婚式の模様が写されていた。突入に当たり、米軍の指揮官は「ならず者をやっつけろ」と鼓舞し、気勢を上げる。
▼もう一つキューバのグアンタナモ基地での、アフガンで逮捕された人々に対する虐待。これも上記陸戦条約をタテに取り、「ゲリラは兵士ではないから戦時捕虜としての扱いはしない」と言って、鶏小屋のような金網の収容所に入れて取り調べる。法律で保護されないから、いつ釈放されるかと言う見込みはまったくない。だから昨日報道されたように3人もの自殺者を出してしまう。それで「手を下したのは自分ではない」と責任逃れをするのは、理屈が通らない。まるでシンドラーエレベーターのように、「自分の責任ではなく、メインテナンス会社の責任」というのと同じレベルだ。捕虜扱いしていない事、正当裁判にかけず拷問や取り調べをしている事が問題なのだ。
▼昨日朝のTBSラジオでコメンテーターが日本とオーストラリア戦の事を「まるでこびとと大人の戦いだ」とうっかり言ってしまった。おそらく彼は「子どもと大人」と言いたかったに違いない。15秒あとにすぐアナウンサーの「こびとは差別用語であった」とお詫びと訂正が入った。「こびと」というのは電子辞書の使用例でも出てこない。だからもう「森のこびと」という童謡は公式には歌えないのだ。
▼昨日の海外からのアクセス。米国1、中国語1。この方はgooからある中国映画をたどって入ってきた。だがそれはわたしの見ていない「至福の時」という映画だった。
▼トップ写真は熱川ハーブテラスの草花を、10日間ほど日替わりでご紹介します。

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June 13, 2006

カメラを修理に出す

▼昨日のアクセスはついに100を突破した。これは記録をとってから初めてだ。つまりこの意味するところは「書き手」が多い日は自分のところを必ず見るから増えるということだろう。外国英語圏1、米国1、不明1となっている。
▼わたしは今月いっぱい忙しいのである。もたもた外をほっつき歩く時間も、映画を見る時間も取れるか分からない。でも一眼デジカメは修理をしておかないと、いつ仕事が来るか分からない。忙しい時間をぬって銀座のニコンサービスセンターに出かける。場所は銀座5丁目で、シネパトスの裏あたりになる。大昔はたしか木挽町と言ったはずだ。通の間では「こびきちょう」と言えば「歌舞伎座」の事を言った。わたしがかつて3,4年間ほど歌舞伎に凝っていてたことがある。その頃は東京で見ることが出来る歌舞伎はすべて見ていた。ある日国立劇場で一人の若者と会った。彼は国立劇場の幕が下りると「ぼくはこれから木挽町に回ります」などと生意気な事を言って、席を立った。
▼そのサービスセンターに修理で足を運ぶのは、今回で3回目くらいかな。いつだったかニコンF4を買った。カメラ店の人は「F4のボディはポリカーボネイトですからね。高さ1mくらいのところから落下しても、何ともありません」とのたまわった。ところがリュックの蓋がしっかり閉まっていなかったせいか、道路に落下してペンタリズムのところにヒビが入り、使えなくなってしまった。リュックは1m以上あったから無理なのかと思った。
▼今回も果たしていくら修理にかかるのだろうとビビッてきた。係の人に渡して待つこと15分くらい、内部の基板が壊れていなければ、見積もりはどうやらわたしの稼ぎの3、4日分くらいで済みそうだ。修理期間は正味一週間で、来週水曜日渡しだ。係の人が「お客さんこれに、800ミリとか500ミリの長いレンズ付けていませんでしたか?」と言う。そうだとするとねじっていれる金属の部分が歪んでいる可能性があるから、それも持ってきてくださいというのだ。このカメラは普通の人が使うのと違うから、そんな心配をしてくれたのだろう。大丈夫、わたしの仕事ではそんな100万円以上もするレンズを使う仕事などない。大体写真に使用料があるなどと思っている人など、殆どいないのだから。
▼重いカメラでも担いでいけば、トップ写真にあるように、特急列車からシャッターを切った風景でもちゃんと自分のイメージ通りに写る。ところがブログの踊り子は携帯電話のカメラで撮ったもので、踊り子号は実際シャッターを押した位置からかなり動いて先に進んでしまった。
▼修理の帰りに仕事で使うものがあったので錦糸町のヨドバシに立ち寄った。するとどうだろう、ワールドカップ観戦用に○○社の薄型液晶TVはいかがですか。本日限定午後8時までにお申込いただければ、○○○%引きです、と店員さんが怒鳴っている。こういうのをワールドカップ特需というのだろう。日本の実力はわたしにはまったく分からない。しかしTVなどで言われているのは、井の中の蛙的表現であろう。「勝つ」と言ってはTシャツから様々なグッズを売りまくる。昨日夕方から夜の電車に乗った人の話では、午後7時頃とか9時頃は早朝のラッシュのような混雑具合だった。会話では「一応みなければ」と話していたという。「優勝でしょ」などというCMに惑わされていた人こそ、良いツラ皮ということになりかねない。わたしはベスト10に入るのも無理だと思っている。昨夜もサッカーのバカ騒ぎで見たいTVがなく、ついにスイッチを、切ってしまった。
▼日曜日の日本経済新聞に若年性認知症のチェック表がでていたので、データベースに掲載した。いまのうちのしっかりチェックして手を打っていただきたい。何?もう手遅れ?

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June 12, 2006

熱川ハーブテラスに立ち寄る

Kowarecame壊れたカメラ
▼船橋駅を海側に進み、勤労市民センターへの近道は昔からある通りがある。そこは再開発が進む中核都市にあって、まだ昔からののれんを守って営業している小さな店が十数件軒を連ねている。小ぎれいなファミレスで食べる気はしないので、仕事を始める前にあまり綺麗ではな食堂に入った。夜はおそらく赤提灯の居酒屋になりそうなところだ。70歳くらいの老夫婦がやっている店には、ホワイトボードに「今日のお勧め」メニューがでていた。どうやら魚専門店のようだが、わたしは熱川で昨夜は金目鯛の煮付け、今朝は鰺の開きを食してきたので、「肉野菜煮付け」というのを注文した。余り期待していなかったが、その味の美味しいことと言ったらなかった。豚肉の汁が野菜にしっとりとしみ通っていた。後から来た客の注文を見ていたら、小さなカウンターに並んだ魚を煮たり焼いたりしたものを指さし、「これ半身でいいから」とか適当に注文していた。なるほどそうすれば残さず、自分の好きな量だけをいただくことができるわけだ。
▼そこではちょうど昼のワイドショーをやっていた。たまたま能代市で起きた、小学生殺害事件の容疑者である某女の分析をしていた。まだ容疑者の段階であるのに、学生時代からの性行から、結婚して半年で分かれた元夫とか登場する。さらに放送局とのインタビュー音声から、彼女の声紋分析をして専門家が「これはウソをついている」などと言っていたので驚いた。こんなの目的外使用だから抗議すべきだ。放送局はやはり警察の手先だったのか?こういう事が許されるなら、国会の証人喚問の声を分析して、「○○○はウソをついている」と放送した方が、よほど世の中のためになる。TVカメラに向かってケリを入れたり、怒鳴ったりする映像も繰り返し放映される。これは明かに人権侵害で、バッシングである。TVではあたかも、「自分の娘を殺害したのも某女ではないか」という、論調に持っていこうとする。店の客たちも一様に「TVもどうかしているよ、と画面から顔を背けていた。こういうのは警察の先入観をもった取材姿勢で、松本サリン事件から、毒入りカレー事件から一貫して変わっていない。少し前はイラクのフセイン大統領が外国からプレゼントされた剣を貰って、抜いてニッコリ笑っている画像はNHKで数限りなくくり返して放映された。「いかにも不気味」というイメージを植え付けるために…。さらに最近では村上ファンドの村上が逮捕される直前、「金もうけが何で悪いんですか?」と目をむいてマイクにくってかかるように喋る画像。これは金もうけにもルールがあることを、村上は忘れてしまっているのだ。
▼熱川に所用で行ったが、熱川で有名なのは唯一「バナナワニ園」でる。大昔一度だけ行った事があるが、今更二度と行きたくはない。チェックインまでは時間があったので、駅構内にある観光案内所で聞いたら、歩いて10分ほどのところにある、ハーブテラスがお勧めであるという。しかも入園料500円で、ここで前売り券を買えば400円。かなり急な坂道を歩いてテラスに着いた。ここは売店兼喫茶店のドアをくぐると、お店の人が左側のドアを開けて、「どうぞこちらから見学してください」と案内してくれる。傾斜のある山肌を切り開いた2000坪ほどの土地には様々なハーブが植えられていた。わたしは残念なことに花の名称はほとんど分からないが、全部植物の名称が書いてあった。ミントだけでも20種類以上あったし、後で聞いたらラベンダーだけでここには30種類あるとのことだった。散策はゆっくり歩いても30分で回ることが出来る広さだ。再び店にもどって夏みかんを搾ったジュースをいただいた。
▼わたしと同年配の店主はハーブの効用を色々説明して下さった。大多喜のハーブ園に行ったこともあると話すと「あそこは凄いですね」と言う。そして伊豆ではこのハーブガーデンがおそらく一番種類が揃っているだろうという。そして今年の夏が終わったら全部苗を入れ替える積もりであると話す。ここでは通年会員になるとハーブを使った手芸や石鹸作りを習うことが出来る。アルバムを見せてもらったら、太川陽介や京本正樹そしてあの、かッ、川原亜矢子も愛犬を連れてやってきていた。色々アトピーにも良いということなので、興味のある方はテラスのサイトをご覧いただきたい。

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June 11, 2006

所用で伊豆熱川に来ている。

Odorikogo熱川の踊り子号
▼9時25分発の踊り子号に乗った。このまま東京駅までいっても良いが、午後の仕事に間に合わなくなる可能性がある。危ない橋は渡りたくない。仕事の器材一式は昨日からバッグに詰めて持ち歩いている。困った事に昨日道路を歩いているとき、躓いて転んだ。身体は何ともなかったが、一眼デジカメD2Xのチタンボディに罅が入ってしまった。写真は撮影できるが、修理にださねばならん。もちろん高いカメラだから、保険にも入っているが、落下事故は一番多いのか免責事項になっている。チタンが割れるなんて余程の衝撃だったのだろう。それとも人間の身体に傷一つなかった事を喜ぶべきなのか?このまま東京駅まで踊り子号に乗っていくと、11時50になる。それでは危険なので、もったいないが熱海で新幹線に乗り換える。ああ果たして修理代はいくらかかるのであろうか?おそらく一月分の稼ぎはなくなるだろうな。宇佐見近くを走行中。
▼肝心の仕事は読者各位のご協力を得て午後4時過ぎ無事終了した。
▼やはり土日になるとアクセス数はグンと減る。昨日の外国からのアクセスは南米某国からお一人様。本日米国からお一人様。
Kouchi(Mobile)

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June 10, 2006

若年性アルツハイマーを防ぐには

▼ワールドカップサッカーが開催される事になって、昨日あたりとても変わった検索用語で『鍵盤乱麻』にいらっしゃる方がいる。MINさんが投稿欄でお書きになった「ワールドッカップサッカースタジアム」という用語がヤフーの検索で引っかった。覗いた本人もびっくりなさったのではないだろうか。そういう方は一回限りだろうが、大体毎日90件前後のアクセスで、まだ100件を超える事はない。
▼フートンさんが若年性アルルハイマーの事を書いていらしたが、これは何が原因か特定することは難しいようだ。かつてアルミ製品が悪いという考え方があった。だから身の回りにも鉄鍋を売っている人がいた。また某社の缶ビールはアルミだから、スチール缶のビールに変えるとか。いやあのプルトップを引っ張るときに鉄粉がビールに紛れ込むからそれの方が危ないとか言われた。またちょっと前まで日本酒の醸造過程で、フィルターに石綿が使われていたので、こっちの方が危ないとか。だから瓶ビール以外飲んではいけないという説もあった。そういえば身近の日本酒愛好家はわたしと同年だが、ちょっと物忘れが激しいような気がする。
▼酒以外では実は輸入肉だという説がある。それはイギリスではBSEが原因でヤコブ病になっている人が100数十人いるが、これはアルツハイマーがさらに進行したものではないかと言われている。だから日本のアルツハイマーと言われている人たちの、かなりの部分が実はBSEが原因になっているのでは、という説だ。
▼しかし身近の両親の例を考えると若年性ではないが、父は肉や魚は殆ど食べない。殆ど植物性タンパク質の大豆だけを食べてきた。飲酒も定年退職してから余り飲まなくなったというか弱くなった。母は好き嫌いはないし、大酒飲みでもない。たまにコップ一杯のビールを飲むだけだ。
▼では睡眠か?不規則な生活が身体に良くないことは知られている。タクシードライバーは定年退職すると数年後、かなりの確率で死亡する。これは不規則勤務が体内リズムを、狂わせてしまうのだろう。
▼食事という異質なものを体内に入れることは、そこでもう戦いが始まっている。良く言われることだが、十分にかみ砕き唾液と混ぜることで受け入れやすくなり、吸収しやすくなり体内で拒否反応を起こす確率が少なくなる。わたしは医者でも研究者でもない。以上書いたのは様々な本や雑誌に書いてあったことの受け売りだ。言えることは、輸入肉は絶対食べない。出来れば肉の量は少なくする。特に霜降りとか脂身の多い肉は良くない。魚も近海のはどこでとれたものか確認すると良い。水俣湾でも現在は魚は捕れるようになったが、どういうルートで出回っているか分からない。これとて100%安全とは言い切れない。近海の公害発生地や原子力発電所近くで捕れた魚は危ない。酒は飲み過ぎない。季節物の野菜の種類はなるべく増やして食べる。腹八分目にして基礎代謝をよくするために、一日1時間くらいは歩く。結論として若年性アルツハイマーなど防ぐ方法はありません。なったら終わりです。
▼きょうは移動するため、投稿していただいた方々の更新は明日11日の夕方になります。

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June 09, 2006

「ぴあ」6月15日号に声が載る

▼昨日ニフティのブログのメインテナンスは予告の時間12時間を大幅に超えて、16時間半もかかった。サーバーをこんな長時間止めて、迷惑と思わないのだろうか?わたしはニフティの予告午前2時から午後4時というのは、当てにならないと思ったので8日午前零時をまってアップロードしておいたが、正解だった。もちろん時間指定でアップすることも出来るが、午前と午後というごく曖昧な時間しか指定できない。大勢のブログ利用者は言っているのだが、「もうニフティは真剣にやっている様子がないので、システムはもういじらなくていいから、元に戻してくれ」という声も多い。わたしもサーバー止めることが許される時間というのはせいぜい2、3時間だと思う.
▼そんな訳で早めに更新したので昨日のアクセス数93件。そのうち米国2件だった。
▼午後見知らぬ携帯電話番号が表示さた。朝も一件間違い電話があったので、「もしもし」と出たら友人のIさんだった。「ついに買ったんですね」「わかりますか?」とおっしゃる。080なので新規契約だということがまず分かる。およそこのIさんは携帯などに縁がないと思われる人だった。考えれば、最初研究室におじゃましたときは、まだプリンター付きのワープロ専用機だった。大学にネット環境が整うことになって、パソコンが一斉に職員に支給されたが、学内メールチェックをする以外に使われる様子がなかった。いつまでたっても試験問題はワープロ専用機で作り続ける。わたしは、「いい加減パソコンに切り替えないと、ワープロ捨てる」と半ば脅迫して、パソコンに切り替えるように説得した。
▼そのような事があったので、このIさんが携帯を持つのは地球が滅びるか、日本が沈没する日だと信じてうたがわなかった。昨晩東京下町で飲む約束をしていた。さっそく購入したばかりのAuの携帯を見せていただいた。薄緑色で何やら蝶が舞うようなデザインだった。携帯を持つようになったもう一つの理由は、お母様が具合悪くなったときの、緊急連絡用という事だった。その安心料としてならば、安い投資であるはずだ。下町で飲む店はもう30年同じ店だった。ところが昨年末、「建物老朽化のため閉店」という事になってしまって、大いに困った。そこで40年来通っているメガネ屋さんに相談したところ、同じ規模と価格帯の店を紹介してもらい、昨晩始めて行ってみた。バックグラウンドミュージックが鳴っていないので、リラックスすることができ、大いに世相を斬りまくった。
▼深夜ふと「ぴあ」6が圧15日号の発売日であることを思い出して近くのコンビニに立ち寄った。酔った眼でパラパラとページを183ページ「これが観客の生の声」にわたしが「ココシリ」の事を語った部分が顔写真入りで紹介されている。今まで「ぴあ」には5年間で5回くらいインタビューされているが、記事になったのは始めてだ。インタビュアに20歳くらいで聡明そうな女性だった。チベットを扱った映画にはブラピの「セブン・イヤー・イン・チベット」というのがあり、その話もしたのだが、ちゃんと話があって、記事も喋った通りコンパクトにまとまっていた。記事はデータベースに入っています。最寄りの本屋さんで立ち読みしていただくか、ご希望の方には添付ファイルでお送りします。
▼今朝の朝日にソフトブレーンの宋社長が載っている。彼はソフト開発者であると同時に、日本の泣き落としの日本式営業は間違っているという本を出して有名な方だ。彼が村上ファンドについてこう語っている。「彼(村上)の正義は資本家の正義であり、労働者に取っての正義じゃない。(中略)日本は資本主義国でありながら、労働の価値や平等性をとても大事にする国。世論を敵に回したことが、彼を追い込んだと言える」正に名言である。

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June 08, 2006

◇CGに吸い取られた「ポセイドン」

▼72年の「ポセイドン・アドベンチャー」は大津波で豪華客船が転覆して、大勢の客が爆発事故などで死ぬ。この映画は某美術史家も、クリスマスの前の授業で「レンタルビデオで見ると良い」言っていたが、その理由は分からなかった。うろ覚えの記憶ではジーン・ハックマンが牧師かなにかで、我が身を犠牲にして他の人たちを助けるという、宗教観が基本にあったように思う。それに何と言っても後半オリビア・ハッセーが白い下着姿で脱出するために潜水する場面が、今思い出してもまぶしいくらいだった。
▼◇「ポセイドン」余り期待もしないし、面白そうではなかったが、監督が「Uボート」のピーターゼンだったので見た。一応彼が作った映画は全部みているが、Uボート以降ロクな作品はない。わたし的に言えば唯一「エア・ホース・ワン」だけは良かった。別にハリソン・フォードファンではない。今や彼はワンパターンの家族を守るために、敵と必死に戦うという演技しかできなくなってしまった。フォードはあの映画では合衆国大統領だ。わたしはテロリストを演じたゲーリー・オールドマンが好きなのである。彼は牢獄につながれた、カストロそっくりの某国首相である親分を救い出す目的を持って、大統領専用機をハイジャックする。超法規措置で釈放された首相は、監獄の出口へ一歩一歩近づく。そのバックではインターナショナルが鳴っている。だが出る瞬間、ソ連と思われる国の狙撃兵が彼を射殺してしまう。つまりソ連とアメリカは裏で手を握っていたのだ。この苦しみがアメリカ大統領に分かるか?オールドマンの絶叫が聞こえてくる。ピーターゼンのこの作品は、そういう意味で面白かった。
▼そして今回のリメイク「ポセイドン」最初の豪華客船の空撮シーンから全部CGだという。ギャンブラーがいやに船の構造に詳しいと思っていたら元海軍に勤務していたというので納得。都合の良いことに逃げる一行には船の設計者もいる。いやに手回しが良い。あと元NY市長にカート・ラッセル。一緒に逃げるのは彼の娘とその婚約者。あと離婚した妻とその娘というご一行様だ。しかし外国人女性はなぜあんなに大口をあけて絶叫するのだろう。とにかくあの絶叫がすさまじい。極限状態にあって余計なエネルギーは使わず温存しておくべきだ。そしてモーターが火災で暴走してシンドラーエレベータのように潰されてしまうボーイとか…。ご丁寧にイブニング・ドレスを着ていたラッセルの娘も途中からジーンズに履き替えるという、手回しの良さだ。水に濡れたジーンズなんて、水難事故で逃げるとき最悪のはずだ。黒人船長も、この一等客室は沈まないと仁王立ちになるが、まったく迫力はない。またまたこの映画も、ハリウッドのCG会社の雇用対策として作られた作品としか見えない。哀しみも生命の尊さも伝わってこない。そういう意味ではまだ、あの駄作「タイタニック」の方が哲学があってまだマシだ。
▼7日のアクセス数97.米国1件、他1件。

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June 07, 2006

880冊の「告白」本

▼3年間ほど通っている南青山のパン屋さんが、今月末でリニューアルに入る。問題は2ヵ月完全休業し、プロデューサーの淺野正己氏(カム・シャン・グリッペオーナーシェフ)によって新しいコンセプトの店になることだ。まだ新しい品揃えは明らかにされていないが、商品構成が変わってしまうと、わたしが通う意味はなくなってしまう。ここのパンの淺野氏はとても有名な方で、吉祥寺でもダンディゾンというパン屋さんの設計からパンまで作っているらしい。しかしその内容をお聞きしたら、全く違うという。
昨晩も立ち寄って「あと3週間でお別れですね」と新しく店長さんになる方に話しかけた。すると、「いやK(わたし)さんのように毎週買いに来てくださる方がいらっしゃる事をプロデューサーに伝えて、僕らも継続販売するように働きかけていますので…」と力強い言葉をかけてくださった。しかし7、8の二ヶ月間は、あちこちに買いに行かなければならない。学校は前学期まで水曜日が授業で、吉祥寺のダンディゾンの定休日と重なるので行くことができなかった。今までのパン屋さんの店長さんも「一度行ってみる価値はある」とおっしゃるので、時間があったら立ち寄ってみようと思う。
▼「子ども100番」とか「PTAパトロール」とくに後者の運転マナーの悪さは前にも書いた通りだ。3人乗り、歩道をベルを鳴らして走り回る。こういう人たちの自転車マナーをしっかり教育して欲しいものだ。昨今の子ども誘拐や殺害事件を見ていると、こういう「自警組織」がまったく役に立っていない事が分かる。つまり犯罪が内部で起きた場合防ぎようがない。京都の塾講師の場合もそうだし、児童の顔見知りによる犯罪は後を絶たない。それを拡大して考えるならば、国家権力による犯罪や事件は「もう一度だけ○○○を信じて欲しい」などと記者会見で言うが、それはその場しのぎの言動に終わっている。権力犯罪ならばオンブズマンを作って、情報公開をすればもっと改善されるのかも知れない。しかし児童誘拐や虐待などはどうすれば、事件を防ぐことが可能なのだろう。かといって相互監視を強化したら戦前の隣組か江戸時代の5人組みのような監視国家になってしまう。
▼館内整理が終わって1週間ぶりに図書館に行った。茨木のり子の詩集で紹介されていた、森鴎外の「阿部一族」を読んできた。カウンターい70歳くらいの男性が来て、係員に「『告白』という本はないか?」と聞いていた。会話を聞いていると、北朝鮮による拉致がテーマだという。困った係員が「告白」で検索すると880件の本が出てきます。一つひとつ確認なさいますかと意地悪そうに聞く。自分の頭使って考えてやれよ。カウンター周辺にいた若い図書館のアルバイトの人たちが相談していて、それはどうやらジェンスキンさんが昨年書いた「告白」ではないかという結論に達して、質問していたご本人もそれで納得されたようだ。めでたし、めでたし。
▼土曜日に日比谷シャンテに行った途中数寄屋橋交差点を歩いていたら、街頭宣伝活動をしているのに出会った。知っている団体なので、携帯で写真を撮ってWeb担当者に送りしたら、使っていただいた。写真にわたしのクレジットが入っている。
▼昨日のアクセス数95件、すべて国内からのアクセス。ラベンダーの大きな画像はデータベースに入っています。

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June 06, 2006

東大演習林とドイツ村に行く

▼前から一度行ってみたいと思っていた、久留里の東大演習林に行ってきた。昨年も森林インストラクターをなさっている某読者に、一般公開の日時を教えていただいたのだが、こちらから行くには、現地の宿舎を取って一泊しなければならないので、時間の都合が付かなかった。現地までは車で約2時間半。森林に柵など作って囲うことが出来るはずがなかろう、とタカを括っていった。しかし広大な演習林の面積(2,171ha)は厳重な柵が設けられていて、事前の申請がないと一歩も入ることはできなかった。しかもある程度覚悟して行ったものの、携帯の電波が届かないことは決定的である。「落石注意」の場所が多く。それが示された場所では、ヘルメットを被った図とともに「立ち止まらず、さっさと歩く」よう指示されていた。頭を保護するものは帽子しかなかったので、わたしたちは足早に通過した。演習林の取材で、わたしは撮影だけだった。必要な写真を30枚ほど撮影して、山道は極めて狭く車では一方通行ですれ違いもままならない。久留里駅に戻って持参した弁当を食べた。
▼帰り道、今週もう一本、「東京ドイツ村」の取材があったのでM編集長に電話で、「経費はでるか?」と確認して立ち寄ることにした。わたしも、今週もう一日取材で時間をとるのはイヤだし、来週から月末までもはや一刻の時間の猶予もない。お互いの利害関係が一致して、「取材してもらえれば助かる」ということになった。
▼千葉県袖ヶ浦市にあって、なぜ「東京ドイツ村」なのか?そんな事にこだわっていては千葉では生きていけない。古くは成田にあって、「新東京国際空港」もあったし、一番人気の浦安市の「東京ディズニーランド」だってある。「成田国際空港」では外国人の方にはわからないだろう。「浦安ディズニーランド」ではあれほどの、集客力もなかっただろう。このわたしは4月に始めて成田空港を利用した。いまだにディズニーランドには足を踏み入れたことはない。こっちは単にテーマパークが嫌いというだけのことだ。
▼ドイツ村にドイツ人はいるのか?見渡したが一人もいなかった。ドイツらしきものは道路標識のプラスティックで出来た通常の道路では赤色の三角の標識。ここドイツ村では全部これがドイツの国旗と同じ塗色になっていた。一歩敷地に入ると、聞こえてきたのは「リリー・マルレーン」の歌だった。これはドイツの話だったかな?映画は81年西ドイツで作られたから良いのか。あとは何やら勇ましい行進曲風の歌が流れていた。しかしナチスドイツの行進曲ではなかったので安心した。店を覗いてみると、ドイツ風のパンに、おなじみバウムクーヘンなどがたくさん並べられていて、ドイツの雰囲気を出していた。お客さんが「ドイツ風パンの体験」というのを店員さんに食い下がって聞いていた。「ドイツパンの作り方を教えてくれるの?」、「いえ素材がドイツ風のパンというだけです。いわばお客さまには楽焼きのように自由な形のパンを作っていただけるということです」、「なんだ作り方をおしえてくれるんじゃないの?」「あいすみません。形を作るだけです・、「それでどのくらい待てばいいの?」、「作るのに20分、焼き上がるまで2時間ほどです」ということだった。ゆめゆめドイツパンの作り方をここで習おうなどと思ってはならない。それは東京にあるパン作りの学校に行っていただければよいのだ。
▼画像の部屋という建物もあったので入ったが、取材に訪れた3人だけで、他には誰もいなかった。そこではドイツの風景がマルチ画面のTVに映され、大音響でドイツの音楽が流れていたので疲れてしまい、早々に退出した。園内はもの凄く広い。ピザハウス、マーケット、パターゴルフ、観覧車、圧搾空気で発射するバズーカ砲、芝そりゲレンデがある。ここは都内などにある遊戯施設満載のテーマパークではなく、広大な芝生で一日ゆっくり出来るというのはコンセプトのようだ。小動物コーナーには、リス、ミニブタ、アヒル、ロバ、ハムスター、果ては名古屋コーチンなどがいる。「名古屋がドイツと何の関係があるのだ」などとクビをひねってはいけない。
▼もう一つこのドイツ村の大事なのは花をテーマにした公園であることだ。この時期盛りは過ぎてしまったが、バラの種類は70種類3000株と言われるだけあって、実に見事に咲いている。さらにポピーも色とりどりで美しい。個人的好みで言えば、ラベンダー数は少なかったが一番きれいだった。庭にはサルビアの苗が植えられたばかりなので、あと2ヵ月もすれば、夏休み頃に見頃になるだろう。園内案内にドイツ文字は一つもなく、殆ど日本語だったので、語学が苦手な方でも一日十分遊ぶことができる。
▼シルクロードに行っている方に、どうやってメールを送ることができたのか問い合わせたら次のご返事を頂いた。
▼2週間かけてタクラマカン砂漠をジープ、バス、列車で一周しました。ウルムチから北京に着き、やっとホテルのランで持参した携帯パソコンで通信しています。シルクロードではどこのホテルもランの設備はまったくないので、中国人ガイドの携帯パソコンを借りて衛星経由で日本に発信しました。砂漠のなかにも太陽電池の携帯電波塔があり中国全土で携帯がつながるそうです。衛星経由のカードなど日本よりも進んでいるのではないかとも思いました。ウイグル人の家庭訪問やアルチン山脈ごえ、崑崙山脈や天山山脈など実に面白い旅でした。砂漠は乾燥していてむしろ涼しく、北京が蒸し暑いのに驚きました。チベット映画楽しみにしています。
▼昨日のアクセス数50件、そのうち米国2件。

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June 05, 2006

近くの1丁目1番地

1choume
▼日曜日午後1時からのTBSTV「噂の東京マガジン」は、わたしが録画しても見ている番組だ。先週の「やってトライ」では、街頭で素材を提供して、自由に豚の生姜焼きを作る試みがあった。一人の女性は紅ショウガを使っていたのには、大いに驚いた。そして昨日の志垣太郎のレポートする「1丁目、1番地」は東武亀戸線沿線の紹介だった。ここはもうすべてわたしの生活圏であり、普段歩いて顔見知りの人が大勢登場した。画像のシールを貼られたのは、ちょうど花王墨田事業所の前にある、金網屋さんで以前マガジンラックの溶接をしてもらった家だった。あそこに登場した味噌パンというのはまだ食したことがない。
▼昨日のアクセス数はちょうど100件で、1週間前の40件に比べると倍増している。F中学校からアクセスしてくださった方が、「ウィスルF&Q」のページにアクセスしてくださっている。しかし2年間も更新していなくて、申し訳ないのである。先週からのやり直しの仕事があって、殆ど一日それに取りかかっていた。夕方にはもうドライアイになってしまい、今までは真水で洗うだけだったが、生まれて初めて目薬を差した。▼事前にお願いしたので、常連の投稿者にはすべて、昨日中に原稿を頂いている。そして夜はTVも見ないで、必死に自分のメルマガの原稿を書き上げた。だからもう編集後記を書いて送信ボタンを押すだけの状態だ。本日幻の焼酎を飲む会があるので、送信は午後10時から11時になると思われるので、お待ちいただきたい。そして本日は朝から外房にある東大演習林の取材である。

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June 04, 2006

◇「ココシリ」を見る

▼◇「ココシリ」チベットでは10数年前まで、チベットカモシカが密漁されて、ヨーロッパに貴重な毛皮として売られていた。当時100万頭と言われたカモシカは、そのため2万頭くらいに激減してしまった。それに危機感を感じたチベットの元軍人は、意義を感じた人々を組織して、民間の山岳パトロールをはじめた。トップシーンは密猟者に殺された隊員の鳥葬(鉈で人間の身体を切り刻んで、コンドルに食べさせる、葬儀で死んだ人は鳥によって天に還る)場面と、北京からやってきた記者がリータイ隊長に面会して、受け入れられる場面から始まる。隊員といっても何ら国の保護はされず、自費で参加して保障されるのは食料だけだ。家族と水杯の別れを告げて、密漁の親玉を捕まえるため、ジープ2台とトラックで追跡が始まる。
▼トラックには燃料と食料が積まれて、追跡は始まる。とにかくどこにいるか分からないが、日を重ねていくうちに、コンドルが舞っているので行ってみると、500頭以上のカモシカの死骸があった。やがて顔見知りの密猟者マーを捕まえて、毛皮の隠し場所を白状させる。ドラム缶を目印にした砂地からは、同じ数の毛皮が見つかる。下っ端を捕まえても仕方ない。その親玉を捕まえようと、なおも追跡する。高度4800mでは空気が希薄になっていき、歩くことさえ辛い。まして逃げるのも追いかけるのも必死だ。難所では捕虜の手錠も外して、川のぬかるみにはまったトラックを押させる。
▼密猟者との戦いとともに、自然との苛酷な戦いもあり、隊員の一人は蟻地獄にはまって砂に飲み込まれていく。これは見ていて気が遠くなる。美しいチベットの高山とそれをバックにした、銃を手にして必死の自然に殺されるか、密猟者に殺害されるかの文字通り必死の戦いだ。密猟者にも、何もないところで食っていくためには、チベットカモシカを殺して毛皮をヨーロッパに売らなければ生きていけないという論理がある。また追跡者にも国家のお墨付きという、正義の論理は通用しない。だから隊長たちも、けが人が出たり、資金がなくなってくると、押収した毛皮を売って資金を作らなければならない。どちらが正義かというと、この辺はちょっと難しくなる。同行した北京のジャーナリストの目を通じて、その実話から構成された追跡劇は実に素晴らしい。「ココシリ」とは中国語で「美しい山」で、チベット語で「美しい娘」という意味だ。
▼今朝シルクロードに行っている友人からメールが来た。「崑崙山脈、天山山脈の白雪が砂漠に流れ込んでいる光景は素晴らしい。」
▼日比谷シャンテで2回目を見終わったらまたまた、ぴあにインタビューされた。これで5日目くらいだが、一度も掲載されたことはない。来週水曜日発売の「ぴあ」を楽しみにされたい。
▼昨日のアクセス総数76件でトップからは21件でした。やはり土日は激減します。それと明日5日午後8時はメルマガの締めきりです。下記飲み会を入れたので、なるべく本日中に投稿して下さい。
▼読者のたよりに書いてありすが、5日MINさん宅で「幻のどぶろく」を飲む会を開きます。何でも手に入れた方は、「一杯飲んだら腰がたたないくらいだから、気をつけてくれ」と言っています。杯にホンの1口しか飲めないかも知れませんが、ぜひお出かけ下さい。

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June 03, 2006

◇「URINARA祖国」を見る

Kantoku右端が河真鮮監督(会場で)
▼昨日の朝日朝刊を見ていたら、一本の映画上映会が紹介されていた。内容はともかく、一枚の写真を見ただけで行くつもりになってしまった。それは在日の秋留台高校に通う高校生が徴兵制で、韓国軍に体験入隊することになった話だった。写真とはK2という韓国の大宇が開発したアサルトライフルを手に持っていたからだ。映画が出来た経緯は、朝日の切りぬきをデータベースに入れてあるのでご覧頂きたい。
▼◇「URINARA祖国-母のまなざし、息子の声」在日韓国人の安裕祥さんは高校生だ。小学校5年の時か母と姉と一緒に日本に来て暮らしている。実は映画を作ったのは母の河真鮮さんだ。彼女は韓国にいたとき、38度線で勤務する将校の夫と結婚するが、地位から来るつき合いのプレッシャーに耐えきれず離婚して、二人の子どもを連れて日本にやってきた。在日のためにアパート一つ探すにも苦労するのだが、二人の子どもはすくすく育って、日本の友だちも出来る。長男の安君は高校時代韓国に一時帰国したとき、韓国には徴兵制がある事を知って驚く。どうするか兵務局に相談に行くと、国内の青年は30歳、海外に住んでいる人は35歳までに兵役を終えれば良いと言われる。つまり35歳まで帰って来なければ兵役は、免除される。どうするか葛藤する。言葉では出てこないが、韓国にいる幼なじみや親戚と対等の立場でつきあうためには、同じ徴兵義務を果たさなければならないと考えたのだろう。
▼昨年韓国に帰った時、陸軍の体験入隊を1泊で、海兵隊の4泊5日の体験をすることになる。前者は大したことはないが、後者のそれはすさまじい。ここには申請すると一般民間人も、女子高校生も親子でも受け入れをしてくれる。だが訓練は新兵のそれと、まったく同一だ。水を飲まずに長距離歩行訓練。泥水の野原に張られた、高さ30cmくらいの鉄条網の下をM16A1の重さと形状だけど同一の模擬銃を持たされて匍匐前進。また腹を上に向けた状態で、鉄条網を手で避けながら指導教官に罵声を浴びせられて前進する。そして臨場感を出すために紫色のスモークがたかれ、M60重機関銃があたり空気をつんざく。飛行機からの降下訓練では10m位の高さからロープ一本で降りる。さらにレンジャー訓練では30mの岩場からの降下を体験する。そしてわざとボロボロに作った吊り橋を渡る訓練や、ロープ一本の渡河訓練もある。
▼前に週刊文春の不肖宮島の記事で読んだが、日本のビジネスマン向けに6泊7日でもっと苛酷な訓練も請け負っているところだ。敬礼の挨拶も日本のそれと違い、「団結」、「必勝」などだ。安君はこの訓練を通じて変わっていく。そのまえに祖母に連れられてソウルの「戦争記念館」に行って朝鮮戦争とは何か見せられ、「お前もこうなったら私たちを守ってくれるかい」と話かけられた事もある。そして同年配の若者と話し合ったことも影響している。ここ韓国の前線にあって敵は何か明確で、家族や愛する者を守るにはどうしなければならないか、極めて明確だからだ。
▼帰国して大学の合格が発表される。だが安君は2年になったら休学して、2年間兵役に就くことを決めた。この映画会を主催したのは、江東区潮見にある日本カトリックメディア協議会(シグニス・ジャパン)だった、この訓練風景は韓国軍の特別許可を貰って撮影したものである。韓国軍は日本の方々の感想を求めているから、必ずアンケートを出して欲しいと言われた。オタク的意見では、韓国軍の訓練についてもっと書きたいが、省略する。自衛隊の基礎訓練よりも、銃の取り扱いなどではもっと安全に留意されているという事だけ付け加えておく。
▼ログ解析の事。昨日のアクセスは98件でした。そのうちトップページから入った方は20名。アクセスが集中したのは午後10時台でした。この解析で何が分かるか?実はどのページを誰が何時に見たか、検索用語は何だったかが分かるのです。わたしは普段Web『鍵盤乱麻』にアクセスしてくださる方々のプロバイダー、パソコン、OS、そしてアクセスしている国名を把握しています。従って90%は誰かが分かります。ただこれは第三者に決して公開することはありませんからご安心下さい。なぜこんな事をしているかと言えば、何を書いたらアクセス数が上がるのか。みなさんが何に一番興味を持っていらっしゃるか把握したいからです。殆ど毎日アクセスして下さる方にアメリカの方が一人いらっしゃいます。いまわたしはアメリカに友人はいません。この方はアクセスするとき、ヤフージャパンに入って、『鍵盤乱麻』をたどってくるという、複雑な手順を踏んでいます。つまり身元が特定できない方法を選んでいます。CIA?NSA?まさか、わたしのような雑魚を狙う筈はないでしょう。

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June 02, 2006

野球場に飛びこむ元気があるなら

▼昨晩の横浜とホークスの試合を、ご覧になった方はいらっしゃるだろうか?9回裏1死で球審と塁審がそれぞれ「フェア」、「ファウル」と違った判定を出した。ホークスの選手は試合終了が宣告されたので、さっさと引き上げた。しかし怒った一部の横浜ファンは、球場になだれ込んだ。しかしこういう単細胞のファンの行動というのは、つい笑いたくなる。実際のこういうい場合の処理方法は、主審と塁審が集まって協議するというのが正しいらしい。
▼わたしがまだ幼少で、小学校に入学する前のことだ。祖母と叔母が隣町の映画館に連れて行ってくれた。何か恋愛ものだったらしいが、女性をしつこく追い回すスクリーンの男優に向かって、立ち上がって大声を上げて「やめろ」とか叫んだという。これはしばらくの間、親戚の笑い話になっていた。野球場に飛びこんだ横浜のファンを見て、ふとこれと酷似していることに気づいた。
▼今国会では不成立になる、と言われていた共謀罪。自民党案は引っ込められて、民主党案を丸呑みして、今日2日にも成立する見込みになった。民主党案のポイントとは、共謀罪の対象を「性質上国際的で懲役・禁固6年超の犯罪」に限定したことだ。しかし戦前の悪法である治安維持法だって、最初最高で「死刑」という項目はなかったが、法律が成立してから後で付け加えられた。国会の答弁では「目配せしても、共謀罪になる」という政府側は発言している。例えば「審判の判定が気に入らないから野球場に飛びこもう」と隣の友人と目配せしただけでも、「逮捕」されてしまう。もし今も野球場に飛びこむ元気があったら、その人には国会に飛びこんで、共謀罪の審議をストップさせてもらった方がよい。民主党のアクセス方法は「読者の広場」に出ています。
▼このところ『鍵盤乱麻』トップページにある、アクセスカウンターの動きが悪い。わたしが使っているニフティのブログでは、4月から「アクセス解析を無料でつける」と3月頃から予告してきた。しかしシステムを変える段階でトラブルが続いている。わたしとニフティのつき合いは20年以上になるが、最初はパソコン通信で文字を送る速度が1200だったから、送受信の文字が読めた。ニフティは会員拡大をするのと同時に、パソコン通信からインターネット化する対応が大きく遅れた。言ってみれば老舗旅館が本館に新館それに離れ家といったように、渡り廊下で無計画に増築しているのに似ている。それでニフティブログは現在「ログ解析」は棚上げされ、システムの復旧に必死になっている。料金体系を有料のブログに切り替えれば、ログ解析もついてくるが、わたしは今のところ様子を見ている。
▼それでニフティを待っていてもいつの事になるか全く分からないので、独自にログ解析をはじめた。それによればブログへの29日のアクセス数80件、30日89件、31日98件、6月1日92件となっている。これはブログをみなさんが「お気に入り」に入れてくださっている結果だと思う。だから実数との差は約4倍あるということになる。ブログ導入したのは04年6月で、本格的には昨年2月で延べ15ヵ月になる。当時6万番台だったので、現在との差は23000番、その4倍つまり今日あたりは実数91932番ということになろう。実態とは1万番の差があるのだ。

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June 01, 2006

ベトナム戦争とジャーナリスト

▼31日夜10時、NHK地上波1ch「そのとき歴史は動いた/ベトナム戦争の真実を伝えたジャーナリスト」を見た。誰を取り上げるのかと思ったら、ニール・シーハン、デビット・ハルバースタム、それにウォルター・クロンカイトだったので、多少がっかりした。とくに3人目のクロンカイトなどは、体制寄りの人かとわたしは思っていた。ジャーナリストではないが、政府内にあったエルズバーグの方が、身を挺して戦争の抑止力としての力を発揮したのではないかと思う。クロンカイトが登場するなら、マクナマラだってアリになってしまうような気がする。
▼トンキン湾事件から戦争が拡大していく様子を紹介したが、北ベトナムや解放戦線を取材していないし、どうも「地獄の黙示録」的なアメリカ側から見たベトナム戦争だ。反戦運動がアメリカ国内で盛り上がったのには、色々な原因がある。ベトナムの抵抗勢力が力を持ってきて、アメリカ兵の死傷者が激増したことが第一。戦争のためアメリカ経済が疲弊して失業者が増えたことが第二。色々な無名なジャーナリストが報道したことで、世界各地で反戦運動が盛り上がった事ではないか。
▼スタジオのゲストには石川文洋氏が出ていて、コメントを出していた。彼はベトナム海兵大隊奮戦記というTVドキュメンタリーで、解放戦線兵士のクビを切り落とす場面をスクープして有名になった。石川氏も当時は無名のカメラマンだったのだが、このような無数のジャーナリストが活躍していた。そして理不尽なソンミ村のような一般人に対する殺害がくり返して行われている事が報道された。そのことによって、人々にアメリカのベトナム侵略戦争はおかしいのでは、という世論が世界中で形成されていった。
▼だからトンキン湾事件がねつ造されたものだと分かった時、日本国内では「やはりそうだろう」という率直な感想だった。もう一つ北爆で北の軍事目標はたった8%しかなく、病院や教会も攻撃されたという事の方が批判が高まった。そしてソンミ村の大量無差別虐殺、枯れ葉剤の散布で米軍に対する怒りは高まる。だから上記アメリカ人ジャーナリストは、本多勝一の言う「殺される側の論理」の展開ではなく、「殺す側の論理」の矛盾であった。ここに白人の有色人種蔑視感が最高潮に達する。何もこれは当時の事だけではなく、イージス艦や新しい早期警戒レーダーは、アメリカ本国を守る事が最大目標になっている事でも分かる。
▼それでアメリカがベトナム戦争で学んだ事は、自分の国を守るため、美辞麗句の羅列で正当化することだ。そしてマスメディアの影響を恐れて、報道を軍によってコントロールすることだった。だから湾岸戦争以後「綺麗な戦争」、「目標限定攻撃」としてダーティな面を一切取材させなくなってしまった。では我々は何をすべきか?軍が報道をコントロールして取材させないなら、フリーのジャーナリストなどが自費で取材して自分のブログに発表した事だ。そして取材経費はブログで拠金を求めた。誰もやらなければ自分で取材して書く、という姿勢は高遠菜穂子さんのブログなどで現実に試されている。日本のブログはタレントやスポーツ選手のうわさ話や、有名人、政治家の自慢話に終わって変質してしまっているのは情けない話だ。
▼昨日銀行の引き出しで待ちぼうけさせられているときの事。1冊の横浜の観光地を紹介する雑誌があったので、パラパラめくっていた。その最後の方に吉岡忍が書いていた。彼は早稲田在学中ベ平連活動に加わっていた。そのエッセイは彼はジャテックというベトナム戦争を忌避する米兵を、スウェーデンに亡命させる組織の活動をしていた。米兵は2週間くらいの休暇をもらって横浜のホテルに滞在しているとき、脱出させるのだ。吉岡によると最初はビラに連絡先を書いたら、本当に希望米兵から電話がかかってきて慌てて対策を立てたとある。そしてホテルに一旦戻らせて、何気なく外出するフリをして、最小限の荷物だけを持ち出させるのだ。中には日本の憲法を熟知している米兵もいて「日本は憲法九条で戦争を放棄しているはずだから、日本に亡命したい」と訴える人もいる。そこで現実の憲法と乖離し、日本政府がベトナム戦争の兵站基地として機能していることを分かって貰うのに苦労したというのだ。
▼そしてBS-iで同じ時間帯午後10時から「アジアクルーズ」という新番組を放映していた。この日は「ハノイからベトナム中部」までだったが、その美しさにこれは何としても来年行かなければと思った

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