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June 22, 2006

大人呑みと子ども呑みの違い

Camera01修理が終わったD2X
▼実際社会に出ると、満員電車の中で本を読むことも、帰宅してからパソコンに向かうのも苦痛になるのだろうと思う。今朝のラジオを聞いていたら、いまどきの青年が会社を辞めようと思っても中々辞めさせてくれない、という相談が紹介されていた。会社は自分が辞めたければ辞めればいいのだが、今の若者は労働組合というものを知らないからだろうというので、その推測だった。辞めたいというと、「代わりの人を探してこい」、「ノルマを達成してから辞めろ」、「代わった会社にあいつは仕事ができないヤツだと言いふらしてやる」など様々なことを言って脅されるのだそうだ。そんなときは下記NPO法人の労働相談センターへと言っていたのでご紹介する。
▼そして朝刊を見ると教員給与を08年から2.8%カットするという記事が出ている。教師は、未來を背負う人間を育てるという、それだけの責任があるのだから多少高くても構わないと思う。それで浮く金が1700億円だという。昨日ご紹介したイージス艦の金額よりも遙かに安い。それにイージスなんて、日本を守らずアメリカの盾にしかなっていないのだから、これこそ無用の長物である。
▼昨日修理に出しておいたD2Xが直ってくる日だったので、夕方銀座まで引き取りに行った。被害は表面だけだったので、見積もり金額よりもさらに1万円以上安かったのでホッとする。壊れたのはケースの下部だけで、滑り止めのラバーも張り替えてくれたので、新品同様になった。
▼時間に追われて必死にやっていた仕事も今日あたり、先が見えそうだ。今週末の土日こそ何の仕事も入りそうもない。これでひと息つくことが出来るかも知れない。ただし今日明日は夕方から会議で終わった後は恒例によって飲み会がある。日曜日の日経最終面に、佐久総合病院の医師で、作家の南木佳士が「大人呑み」について書いている。昨年なくなった高校時代の友人も彼に診察を受けていたらしく、「南木は鬱だよ」と言っていた。医療技術が今よりも遅れていた南木が就職した当時にあって、肺気腫の検査一つとっても患者に苦痛を与えた。今ラジオやTVのCMで「Fノンの鼻から入れる内視鏡は苦痛がない」とをやっている。こんなのは病院向けのCMで流さないと意味がないように思う。南木は検査の時、「がまんしてくださいね。すぐ終わりますから」と言ったがやる方も受ける方も苦痛だったと書いている。そして常に死と対峙しなければならなかった。おそらく小説を書く南木のような繊細な人には、毎日患者の死と対面せざると得ないことが耐えられず、鬱になったのだろう。
▼やがて南木は人とのつき合いの場や、冠婚葬祭にも出られなくなってしまったという。最近出席した若い2年目の研修医との飲み会で、彼女はビールのジョッキを手にしていた。だが南木は地酒のぬる燗の二合徳利にぐい飲みで友人とさしつさされつやっていた。それを見た、先の若い研修医は「あっ、そっちのほうは大人呑みなんですね、とうらやましそうに」見たとある。わたしはこの部分に関してはまだ子ども呑みなのかも知れない。

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