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June 25, 2006

◇「母たちの村」を見る

◇「母たちの村」西アフリカのあるイスラム国家。ある朝村の事件を知らせる太鼓が鳴り響く。それを聞き分けることが出来る男によると、6人の少女が逃げたというのだ。それは女子割礼を嫌った少女たちだった。6人のうち4人がコレおばさんのところに逃げてくる。コレ自身は割礼を受けているが、それが原因で難産になり、帝王切開までしている。そして自分の娘には割礼を受けさせなかったのだ。コレは少女たちの訴えを聞き入れ、家の入り口に割礼の業を行う女性たちが少女をさらっていかないように、封印のロープ(モーラーデ:保護)をする。これはコレが「止める」と宣言するまで外すことは出来ない。
▼町へ逃げていった2人の少女は井戸に投身自殺をしたという知らせが入る。そしてピラコロ(割礼を拒否した女性は軽蔑され、結婚の対象とされない)では生きて行けないと脅される。そこにフランスに留学していた村長の息子が帰国し、熱烈な歓迎を受ける。コレの娘は彼と結婚することになっているが、父から別の11歳の娘を紹介され、「こっちと結婚せよ」と迫られるが拒否する。父は勘当すると息巻く。もう一人村でリアカーで商売する男(通称兵隊さん)がいるが、口先が巧みで商売が上手い。そして新しい知識を村に教えていく。
▼ところがコレの事を快く思わない義兄の告げ口で、コレの夫は面子もありコレをむち打ちのお仕置きをすることになる。村長やその守旧派はラジオは女たちに悪い思想を植え付けるとして、家庭からラジオを持って来させて火を付ける。そして村長の息子はテレビを見ることも禁じられてしまう。コレは衆人環視の中でむち打ちに会うあうが、一言も弱音を漏らさず、モーラーデを守り通し少女たちを守る。村の女たちは赤い布をまとった6人ほどの割礼を施す女たちからナイフ(小汚い切り出しナイフだった)を取り上げ火にくべる。メッカに行く女たちがすべて割礼されているのではなく、この因習はこの地域独特のものである。だから古いしきたりは捨てられなければならない、と高らかに女性の権利を宣言する。
▼どうも岩波ホールは客に独特な雰囲気があって苦手な映画館だ。だがこの映画は日本でここでしか上映していない。客の入りは日曜の朝一番で8割だった。
▼テープレコーダーは仕事の必要性もあり、大小各種10台ほど使っている。そのうち1台は部品が取れてしまった。もう一台は反転したとき録音ができない。映画の帰りに秋葉原のソニーサービスセンターに持参して見積もりをとってもらった。すると5200円だという。これで計った方が遙かに安いので、残念だが修理せず捨てることにした。リサイクルが叫ばれている今日にあって、なんという矛盾なのだろう。

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