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July 31, 2006

身体を慣らし運転中

▼わたしの病名は「橋出血」(きょうしゅっけつ)と診断書に書いてある。昨日のコメントで大ちゃんが心配して書き込んでくださった。ありがたいことである。また気の早い人は「今度全快祝いに一杯やりましょう」などどメールを下さった。上記サイトを読んでいただければわかるが、そんなに簡単に治るわけでもない。出血量が多かったり、場所がわるいと命がなかったも知れないし、半身不随になっていたかも知れない。
▼大事なのは血圧のコントロールである。病院に入っていた時と同じように、一日3回血圧を測定して、もし急変したらERに駆け込まなければならない。
▼入院中送ったはずのメールが、ブログにアップされていないことが分かったので、2本アップした。また不足していた画像も1本追加アップした。
▼涼しくなった夕方、神田まで所用ででかけた。まだ足下が頼りないので、ゆっくり歩いて行ってきた。

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July 29, 2006

退院の朝は快晴

昨夜九時半頃だったが、横浜に住む従妹からメールが入った。携帯ではタイトルしか読めないので、自宅に電話して本文を読んでもらった。ブログでわたしの入院を知ったらしく、今朝九時に見舞いに来るから、退院しないで待っていてくれと言う内容だった。無菌室のような病院で11日間。下界の梅雨や暑さは全く体感する事はなかった。むしろ寒いくらいで、一昨日はカーデーガンを買って来てもらった。朝の検診は問診だけで終わった。
Kouchi(Mobile)

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July 28, 2006

明日29日午前中退院決定しました

入院中にお見舞い、ご支援頂いた皆さん、本当にありがとうございました。三ヵ月間はお酒を飲む事ができません。付き合いがわるいですが、御了承下さい。夜六時以降の仕事もできません。
Kouchi(Mobile)

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このアームバンドを外せるのは

このアームバンドを外せるのは

のはいつか?MRIは夕方の予定だった。今朝の血圧測定のとき担当のT看護士に、どうして退院できないか、知らせられないまま長引くのは困ると訴えた。すると申し送りしておく、と言った。効果適面検査は昼に繰り上がった。ガンガンピーピーすること20分。閉所恐怖症のわたしには辛い。朝飯は小さなひしゃも二匹と、手のひらに載るくらいの酢の物。ここに来て二キロ減量できた。先日の夜トリビアの泉を見ていたら、アナウンサー泣かせの流行語をやっていた。「六ヶ国協議」、「貨客船万景峰号」などがあった。わたしはほぼつかえず言えるようになった。みなさんは如何?
Kouchi(Mobile)

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July 27, 2006

三冊読了した。

三冊読了した。

昨夜検査をするとき、瞳孔検査がなかった。看護士さんに忘れています、と言ったらその検査は必要ありません、といわれた。唯一楽しみにしていた検査がなくなって、残念。ナースステーションで管理されていた薬も、自分でやるように戻された。本は、暗殺!ゴルバチョフ、大薮春彦の処刑戦士、医師がすすめる、ウォーキングを読んだ。あと4冊も楽勝。写真はわたしが入院している部屋、テレビがパソコンなら、文句はないのだが。
Kouchi(Mobile)

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July 26, 2006

先程定時検診の男性看護士さん

がやって来た。MRIは金曜日だと言ってくれた。問題なければ、土曜日にはでられそう。やれやれ。家族は隅田川の花火大会を見るのにちょうどいいから、日曜まで入っていれば良いなどと勝手な事を言う。わたしは退屈でもうイヤだ。病院の貸し出し文庫をやっている人たちが、ワゴンで沢山本を持って来てくれた。その時はまだ、出所の見込みがなかったので、七冊も借りてしまった。
Kouchi(Mobile)

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CTは終わったがMRI 検査は別の日

あーあ明日でられると思っていたが、がっくり。もうやることなくて退屈そのもの。今週は暇だけど、来週から予定が色々入っているんだよー。長期戦になったら、一時帰宅の許可をもらって持ってくる道具がいくつかあるな。辞書、原稿用紙など。八月一日は毎年実家の墓掃除だと言うし。病棟に来てから、テレビもあるが二時間もみていると飽きてしまう。地上波だけだから退屈だ。てんぐささんが貸して下さったよしもとばななの、沖縄を舞台にした、なんくるない、も読み終えた。今後、休日はこういう本を読まなければいけないらしい。週刊金曜日を読んでいたら、かっとなって血圧が少し上がったような気がする。あと病院で小説新潮八月号、向田邦子に逢いたくてを買って読んだ。売店にはキオスクなみの本しか置いてない。歩いて数分の所に大きな書店も映画館も、ヨドバシカメラもあるのに、とても残念!
Kouchi(Mobile)

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July 25, 2006

涙、涙の再会

昨日午後三時すぎ、ひつじねえとMaさんがお見舞いに来て下さった。Maさんは会うなり、大粒の涙をポロポロこぼして、「こーちさんもうこんな所を出て、一緒に帰ろうよ」、と言って下さった。わたしは入院費払ってくれれば、一緒に外にでて一杯飲んで帰る事も可能であると話す。Maさんとわたしは別に恋愛関係にあるわけではなく、ただ涙もろい人なのである。今回ブログを書けなくなってからは、あちこち手を尽くして消息を調べて下さった。今後ブログは週2、3日にしようと思っていた。だが無用の誤解を避けるため、本日も異状なし、と言うメッセージだけは毎日入れようと思う。病院は歌の台詞で言うなら、「酒はないけど、ねえちゃんは綺麗だ」、の世界だ。ERでも、美しいナースがいてね。わたしの瞳孔をチェックするため、顔を息が吹きかかる10CMくらいまで接近させてくれる。もちろんマスクをしているから、息はかからない。ナースの目を見ていたら。「こっちではなく、天井を見てください」と言われてしまった。そしてわたしが勝手に頬をポッと赤らめるだけで終わる。色々健康方法を教えて下さった皆さんありがとう。続きはまた明日。
Kouchi(Mobile)

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July 24, 2006

大勢の方にお見舞いに来ていただきました。

Hanataba
M編集長からいただいた花束。朝からシャワーを浴びて部屋に戻るとMINさんかベッドの所でまっていてくれました。そのあとてんぐささんがみえました。写真の花はM編集長から頂きました。来週水曜日にMRI検査が決まりました。ここで異状が見つからなければ翌日退院という事になると思います。メールを下さった皆さんありがとう。
Kouchi(Mobile)

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昨日は土用丑の日で鰻がでた。

Unagiこれが病院食
わたしのいるところは、精神外科だ。部屋は四人で重傷患者いる。一人は痰をとる機械を付けられたお年寄りで、意識はない。一人は脳梗塞か何かで倒れた人で鼻から流動食をとるが、そのパイプがイヤで一日何度も外すので、今は拘束されている。夜中になると、ちきしょう、をくりかえす。もう一人は完全なボケ老人で、縛られている。これが夜中になると、あーい、おーいや、妻の名を呼ぶ。そしてベッドにヅツキして暴れる。あまりにもナースコールが激しいので、ボタンに触れないようにしてあるのだ。おーい、とかお母さーんと呼ぶと適当に、はーいと返事して行かないので、くだんの老人はますます逆上する。そのため一般病棟に移っても眠れなかった。今日晴れて別の部屋に移動できた。ER?あそこは阿鼻叫喚の野戦病院ですわ。
Kouchi(Mobile)

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July 22, 2006

入院だより2

たくさんのお見舞いメールを頂きありがとうございました。病院では携帯メールだけ受信できます。パソコンは見る事ができません。ただし仕事の連絡とファクスはパソコンメールで届きます。したがって家族に一日一度だけチェックしてもらっています。お急ぎの方は携帯メールにお願いします。電話はすべて自宅に転送しています。お見舞いはメールだけで、うれしいです。どうしても行きたいと言う方は、ERと同じ敷地にある墨東病院12A棟にいます。今日はシャワーを浴び洗髪が、許可になりました。もう寝ている必要はなく、歩き回っています。
Kouchi(Mobile)

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July 21, 2006

あこがれの東京ER に緊急入院

あこがれの東京ER<br />
 に緊急入院

19日夕方から喋る事が出来なくなる。診断は脳幹出血だった。24時間スパゲティ状態だったが、一般病棟にうつされた。来週ちゅうには、退院できるかもしれない。
Kouchi(Mobile)

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July 19, 2006

「ER11」とイラクを描く欺瞞性

体調悪く、しばらくのあいだブログの更新と、メルマガの発行できません。
▼明日はメルマガの締め切り日である。直前になって締め切り時間を思い出したりしないよう、本日中にご準備をお願いしたい。また2年以上音沙汰のないかたも、送信が停止する場合があるので、ご注意いただきたい。
▼「ER11/あちらとこちら」17日に放映されたこの作品は、アメリカのイラク侵攻の欺瞞性を如実にあらわしていた。ニーラは研修医の指導に当たっている。ふと思い出すのはイラクに従軍医として招集されたマイケル・ガーラントの事だ。彼は軍から奨学金をもらっていたので、シリーズ10の最後で招集状が来てイラクに派遣された。その後イラクでの模様は一切報じられなかった。この日はイラクでの野戦テントで治療するガーラントの模様と、ニーラの手術の模様が交互のショットで、「共通点」として映し出される。あるときアメリカ軍の医療テントに母親に連れられたイラク人少女がやってくる。熱中症なのだが適当な薬がないので、ミネラルウォーターを2本渡して帰らせる。途中スカーフが風で飛ばされるので、追いかけてると、誰かがアメリカ軍のハマーを攻撃してくるので、その巻き添えを食って大けがをする。
▼ガーランドは必死の手当をするが、このテントではどうしようもない。大きな病院かクウェイトに連れていかなければ命が危ない。ガーラントは中尉に昇進しているので、大尉か上官に少女の転院を申し出るが、「外国人の移送は国防省の許可が必要だ」と素っ気ない。粘るガーラントは射撃場で、ベレッタM9を試射している上官に願い出るが、思わしい返事が来ない。がっかりしているところに、上官は「アメリカ本国への移送許可がでた」とあり得ない事を言ってガーラントを喜ばせる。ヘリ(なぜかブラックホークではなく、UH1だ)に少女を乗せようとすると、パイロットは血管が切れているので高空飛行に耐えられるかどうか、自分たちでは命の保障ができない、というのでガーラントが同乗してアメリカに向かうことになる、というのが今回のあらすじだ。
▼現実にイラクで民間人から子どもまで、殺害しまくっているアメリカ軍の残虐行為を覆い隠すドラマの作り方である。現実にアメリカ国内ではイラクから帰還した兵士たちの反戦組織が出来たり、厭戦気分が芽ばえつつあるなか、「ER」では一体アメリカ軍がイラクに行って何をしているのか、まったく分からない。もはやイラクに滞在する正当な理由が見つからないから、結果として出てきた「医療活動」を描く以外方法がないのかも知れない。
▼夜11時からBS日本TVで「ホーチミン市」を特集していたので見た。番組は価格当てクイズを、自分の手許のリモコンで選択する仕組みだ。旅といってもわたしたちが行くことが出来るような安ホテルではなく、センチュリー・ハイアットとかマジェスティック・ホテルとかだ。高級ホテルで美味しい肉の食事をしたり、スイーツを食べたり身体に悪そうなことばかりする。懐かしかったのは目が回るような市内のオートバイのラッシュ。サイゴン大教会など歩いた町の風景だった。

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July 18, 2006

名人技でない外科手術

▼午後からY浜に出かけて姪夫妻とその両親にあった。いろいろ事情があって結婚することになったので、保証人になって欲しいという依頼だった。法律に詳しい友人に聞いてみたが、借金の連帯保証人と違って何か金銭に関わる責任はとる必要はないので、」お引き受けする事にした。会ってお祝いをわたすととても恐縮していたので、「これが最後だから」と念を押すと大笑いしていた。相手の方は22歳年下の男性で、中々男前である。チェーン店のレストランで働いており、自宅には終電で帰宅すると言っていた。姪は食事を作るのが苦手だが、よくしたもので彼は食事を作るのが大好きだそうだ。10年近く会っていなかった姪が、丸々と太ってしまったのは、それが原因かも知れない。
▼ブログはご覧のようにレイアウトを変えた。点プレートは毎月色々なデザインの物が出てくる。若葉のデザインも1年以上使っているので、変えよう、変えようと思っていて絵柄を変えてテストをくり返していたが、デザインが気に入らず変えることができなかった。今回心機一転変えてみたが、鵜の目さんからは右のサイドバーの文字が小さくて読めないという連絡をいただいている。この文字は自分で変えることができない。色々試してみると、今までブログの本文は携帯で読むことができなかったが、今回は写真から本文まで全部読むことができるようになった。
▼今朝のニュースによるとソフトバンクの王監督が胃の腫瘍を摘出する腹腔鏡手術に成功したという。この手術は腹部を切開することなく、腹部にあけた複数の小さい穴から小型カメラや手術器具を入れ、ビデオスクリーンに映だした体内の様子を見ながら手術する方法だ。いや昨晩も12chの「主治医が見つかる診療所」を見ていたら、脳梗塞の手術を紹介していた。テレビドラマ「ER」でもグリーンが脳の腫瘍を切除する手術をやっていて驚いたことがある。あの場合脳が露出していたが、部分麻酔で担当医と会話をしていた。しかし昨晩の動脈瘤は実際の手術の模様だ。大腿部からカテーテルを入れて脳に達する。そして動脈瘤を切除するのかと思っていたら、瘤にワイヤーを詰めて塞ぐのだ。この日は4mもの長いワイヤーを詰めていた。そのときも部分麻酔だから、全部意識があって医師との会話が成り立っている。神戸の担当医だが、手術というのは名人技でなければ出来ないというものであってはならない。どんな医師でも一定の経験を積めば出来る、というのが本来の姿であるという言葉は良かった。

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July 17, 2006

「日本、もはや『戦争できない国』ではない」

▼連休いかがお過ごしであろうか?わたしは昨日昼頃に仕事のメールが入る事になっていたので外出はできなかった。つまりメールを確認出来る場所にいる必要があった。その最も適切な場所は自宅ということになる。午後だったが、「わたしのメールアドレスが分からないから、自分のアドレスに送ってくれ」という連絡がはいる。しかし指定のプロバイダーのアドレスは知らない。「調べたが分からない」と返事すると、今度は「携帯のアドレスに」という指定が来たが、それだって知らない。結局自宅のファクスに送るという事で決着した。しかしそれも「送った」という連絡が再々来るが、こちらの受信トレイは空のままだ。そんな事をしていて、先方が「京都に出張する」というので、もう時間がなくなる。では「最悪の場合東京駅でFDで受け取る」という事にした。それでも蒸し暑いところ出かけたくないので再確認してもらったら、アドレスの最後が「COM」ではなく「CON」に鳴っていることが分かった。アドレスで最後が「N」などと言う事はあり得ないのだが、やれやれそれだけで、すっかり疲れてしまった。
▼さらにその原稿を受信した事を、別の人に連絡する。別の人の原稿が来ていないからだ。編集者とはなだめすかし、そして半ば脅して、指定の日時までに原稿を集めるのが腕だから、あえてこういう事をやる。それも約2時間後には受信した。残りは本日送ってくるはずのもう一本だ。それが来ればわたしの編集作業ができる。
▼自宅から出られなかったので録画したビデオを2本見た。いずれも数年前に映画館で見ている作品だ。◇「8人の女たち」原作は戯曲ではないかと思うような脚本である。最後のカトリーヌ・ドヌーブとファニー・アルダンと絡みは大いに笑える。エマニュエル・ベアールが単にメイドで出る筈がないと思っていると、やはり違って本性を現すところなど面白く。山荘の密室の殺人劇は面白い。もう一つは「モンスーン・ウェディング」所々場面を覚えている。親の決めた男と結婚しなければならないアディティは数日後に結婚式を挙げなければならない。しかし彼女には別のTV局のプロデューサーと深い仲にあった。どうしてもそのことを忘れられないので、婚約した男に告白すると当然動揺する。この二人と親戚一同の関係。絶対的なカーストの世界にあって、それでも自由な愛を貫こうとする二人の恋はどうなるか結構面白い。インドの映画は突如踊り出すというのが主流である。これもそういう場面がでてくるが、ストーリーはしっかりしている。
▼あとレンタルビデオショップの切り替えなので、更新にいった。すると1枚は無料になるというのでジョージ・クルーニーの◇「シリアナ」を借りた。CIAは石油企業の合併を合理化するための手先に過ぎないという力作。
▼韓国の「東亜日報」の日本語版ニュースを見ていたら、「北ミサイル騒動」で騒ぐ日本を強く警戒心を抱いていることが分かった。「日本、もはや『戦争できない国』ではない」。

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July 16, 2006

シルクロードの話を聞く

Tokihahen楼蘭から持ち出した陶器の破片
▼猛暑の土曜日みなさんご苦労されたようだ。わたしもMINさん宅に行こうと思って駅まで行ったら、落雷で電車がかなり遅れているという情報が流れていた。待っていてもどうなるか分からなかったので、錦糸町まで戻って快速に乗って稲毛まで行った。
▼さて西沢さんによるシルクロードの旅の報告会である。西沢さんの友人の友人がどこかの大学で染色を極めていらっしゃるという。染色の原点は中国にある。さらにその原点を遡るとシルクロードになる。それでツアーではなく、その研究調査グループに加わらせていただいて15日間、現地を回ったのだそうだ。クルーはパジェロ3台に分乗して3千メートルから4千メートルを超す高地を走破する。さすがに4千メートルを超すと高山病になって頭痛が止まらないらしい。わたしの友人の登山家もヨーロッパアルプスに遠征するときは、富士山で高所訓練をしたり、新宿にある高圧の訓練所で身体を慣らしてから行くと言っていた。だから素人がいきなり行って具合が悪くなるのは当然のことであろう。
▼現地にはガソリンスタンドも、修理する工場もありはしない。パジェロの一台が故障したとき、調べるとオイル漏れか何かだったらしい。ガイドさんはとにかく手持ちの材料で直してしまう。いや「ココシリ」を見るまでもなく自力で直すしかないのだ。デジカメで撮った写真を見せていただいたが、全部で1200枚ほど撮ったようだ。しかし一枚でも枚数を多く撮ろうとして画質を落としてしまった。そのためパソコン画面で見せていただいたが、色が飛んでしまって残念だった。だがこれから現地に行こうとする場合、電池や充電が問題になるだろう。乾電池で動くデジカメは少ない。充電など現地では期待できない。となると昨日の話では、電池で作動する普通のカメラとフィルムを持参したほうが賢明かも知れない。デジカメを2週間作動させるには、充電池を4本くらい持っていけば大丈夫かも知れない。行くとしても再来年だからそれまでに考えておこう。
▼ガイドさんは日本語を勉強しようと熱心だったそうだ。西沢さんは帰国してからも彼らとメールで交流している。そして現地で日本語のガイドブックを作るアドバイスのような事をしているらしい。次回行けば国賓待遇をしてもらえるかも知れない、と言っていたので期待しよう。敦煌だったか楼蘭ではカメラの撮影も禁止されていた。ところが300元(日本円でおよそ4500円)払うと撮影させてくれる。高いと思ったが同行の人たちと相談して、二度とない機会だからと払って撮影をしてきた。すると落ちていた陶器のカケラ(写真参照:おそらく門外不出)、紀元前2000年以上のものを一個だけ持っていっても構わないと貰ってきたという。それもカネ次第でどうにもなるアバウトなところが面白かった。

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July 15, 2006

◇「胡同の向日葵」を見る

▼都内で会議が終わったあと居酒屋に行った。いつもの店は満員で断られた。前回ワールカップのサービスをしていたところだ。この店には「ER」に出ているインド系のインターン、ニーラそっくりの店員さんがいる。ただしこの酒場の店員さんはバングラデッシュ出身のようだ。仕方なく別の店に行く。この日新しい人であるCさんとあった。都内のX国立大学で哲学を教えているとおっしゃる。飲み始めてから「何がご専門か」とお聞きした。すると指導教官がM系だったので必然的にその方面になったと言う。その何が専門なのかお聞きする。わたしはY大学で哲学を教えているZ教授と知り合いだとお話したら、「Z教授とはA研の関係で知り合いで、彼の紹介で今年からB大で哲学講師をしている」とおっしゃる。最初B大で若手哲学講師を探しているというので、Z教授を紹介したのは、実はこのわたしなのである。回り回ってその仕事がCさんに行ったというのは、世の中というのは狭いことがわかり驚いた。
▼◇「胡同の向日葵」昔からの住宅が密集した路地裏通りを胡同と呼ぶ。北京の胡同に一人の母親が一人息子シャンヤンを育てている。選択をしていると一人の男が後ろに立っている。それは6年前に別れた夫だった。夫は文革で反革命分子として農村に下放されていた。息子は小学生になっていたが、いきなりやってきた男に馴染もうとはしなかった。父は画家だったが、下放されていたとき指を潰され絵筆を握ることはできなくなっていた。そして遊ぶことが好きな一人息子に外出を許さず、監視しながらデッサンの勉強をさせる。ある日町に解放軍の成果を報じる劇映画が上映される。父はそれにも行かせず絵を描かせる。息子は「行きたい」と泣き叫ぶので母は父が寝たスキにそっと息子を出してやるのだが、上映会は「終了」の文字しか見ることができなかった。この頃から息子は父親に敵意すら抱くようになる。
▼そしてシャンヤンの青春時代になる。彼はまた父親の指示でデッサンを続けさせられている。冬の野外スケートリンク(池に氷が張ったもの)で一人の美しい娘に恋をし、彼女がリンクで滑る姿を描き続ける。シャンヤンはリンクの側で絵を描くと同時に何やら怪しげなものを売っていた。あるとき公安の手入れがあり、売っているものを畳んで逃げようとするが捕まりそうになる。それを持ってスケートを使って逃げてくれたのが恋している娘だった。あるとき氷が割れて、二人一緒に池に落ちてしまう。全身ずぶ濡れになって彼女の家で着衣を乾かすのだが、当然の結果になる。このことは後ほどわかる。シャンヤンは親友と一緒に地方へ行って勉強しようと誘われる。するとかの娘さんも「一緒に連れていって」とせがまれる。家族に内緒で家をでて駅まで来るが、父親に列車から無理遣り引きずり降ろされてしまう。父親に襟首を掴まれて涙ながら動き出す列車を見送るシャンヤン。しばらくして娘からシャンヤンに一通の手紙が来る。しかし母親はそれをこっそり封を開けて読む。どうやら妊娠してしまったので、産婦人科に一緒に付き添って欲しいという内容のようだった。駅についてホームを見渡す娘の目に入ったのは、苦虫をかみつぶしたシャンヤンの父親だった。父は「父親の責任だ」と言って産婦人科に付き添って「手術の同意書」にサインをする。
▼それから数年後シャンヤンは結婚している。母は国立アパートに入りたい胡同を出て偽装離婚している。単身の方が当たる確率が高いというのが彼女の論理だ。両親は若夫婦に「一日も早く孫の顔が見たい」と急かす。胡同は取り壊しが始まり。解体すべき建物には「伐」という中国文字で印が付けられる。だがなお父親は胡同に住むのを止めようとしない。あるとき息子の個展が開かれ、重い足を運ぶと自分の作風とは全く違うタッチで、自分の誕生から両親に育てられていく過程が描かれている。ふと父親はシャンヤンに絵画を強制したことはどんな意味があったのだろうと気づく。そして家族に内緒で旅にでてしまう。胡同の家に残されたテープレコーダには、「自分を見つめる旅にでる」とメッセージが吹き込まれている。そして窓際には一鉢の向日葵が咲いていた。
▼昨日も書きましたが、これは関東では渋谷ルシネマだけの上映です。見るためには上映開始の1時間以上前に並ぶ必要があります。当然土日はもっと早く並ばなければなりません。

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July 14, 2006

◇「無人の野」を見る

▼コンサートのチケットプレゼントは終了しました。
▼◇「無人の野」先日NHKBSで深夜に放映された。80年に制作されたので、ベトナム戦争が終わって5年後には、この映画が作られていた事になる。公開はたしか岩波ホールだったと記憶している。内容は部分的にしか覚えていないが、戦争が終わった直後で経済的にも疲弊していたのだろうが、よくもこんな映画を作ることが出来たなと感心してしまった。
▼メコンデルタに住む若い夫婦。生まれて一歳くらいの息子とメコンデルタの中に質素な、茅葺きの家を作って生活をしている。水上ハウスなので、水位が上がると常に床をくみ上げていかなければならない。かれらがなぜこんな不便なところに住んでいるかといえば、解放戦線の連絡員をしているからだ。もう一方米軍のUH1ヘリのパイロットと二人の軍人が対置される。軍人たちはメコンデルタを制圧することが、勝利することだとガンシップUH1とバルカン砲、ロケット砲を使って執拗に攻撃を続ける。若夫婦は連絡員の任務を果たすため、上級の指導者に従って解放軍に情報を送ったり、負傷者を助ける。そして自活するために、見つからないように草に混じって稲作さえ行う。UH1Bの執拗な攻撃をさけるため、サンパンを草藪に隠す他、自身は河に潜ってやり過ごす。ある時など多数のヘリに囲まれて絶対絶命の立場に追い込まれる。若夫婦は江戸時代の忍者よろしく物干し竿のような竹竿を河に突き立てて、水に潜ってヘリをやり過ごす。もっと凄いのは1歳の子だ。これは日本のゴミを出すような大きな黒いビニール袋に子どもを入れて一緒に潜る。ヘリが通過すると袋を開けて呼吸させ、来ると袋を閉じて一緒に潜る事をくり返す。
▼やがて解放戦線の大部隊がやってくることになる。魚雷艇に追い詰められたサンパンに乗った解放軍は大きな広い道路を渡らなければならない。若い夫は自分が注意を引きつけるからその間に道路をわたるように解放軍に進言する。M113が多数通過するスキをついて10人乗りくらいのサンパンを持って道路を横断するのも凄い。また大勢の人間が渡ると足跡から見つかる可能性があるので、道路にビニールシートや布を敷いて足跡が残らないようにするなの、実際の作戦もそうだったのだろう。そして映画はクライマックスに迫る。米軍は三度UH1を大量につかって、若夫婦の居住地を焼き払う作戦を実行する。妻がサンパンで外出中だったので、子どもや妻が狙われないよう、夫は自らを敵に晒す陽動作戦を立てる。妻と子どもは助かるが夫は敵弾に倒れる。妻は夫が持っていたモシンナガンを手にとって米軍のUH1に敢然と戦いを挑む。夫婦の危機を知った解放戦線のメンバーも方向を変えて引き返し加勢する。妻の放った一発は米軍パイロットの胸を貫き、ヘリは撃墜される。その場に駆けつけると、帰国を目前にした米軍兵士の家族の写真が燃えていた。
▼社会主義国にありがちが、プロパガンダの匂いはまったくぜず、あくまでも無人の野(メコンデルタの事)に平和に暮らす若い夫婦と、その生活を脅かす米軍を対比させ、カメラワークはフランス映画の影響を強く受けている作品である。
▼明日はルシネマで上映が始まった「胡同(フートン)の向日葵」を書く。これを見るには土、日は1時間半前、平日は1時間前に行かないと入ることはできない。
▼必要があって個人の銀行口座を開かなければならなくなった。いままでは郵便口座だけで済んでいた。JAから労働者の銀行まで、どこにするかかなり迷った。結局窓口が一番多くないと困るので、某メガバンクにした。最初にいったとき川中美幸に似た店員さんはとも親切だった。ICカードが自宅に届いたので、静脈認証の手続きをするために昨日立ち寄った。これまた担当の窓口の女性は50歳くらいの美人だった。両手を3回ずつスキャンする。最後に両手をもう一回スキャンして完成。このカードが現在考えられる一番安全なものだろうが、そのうち網膜認証も始まるのだろうか?ただこの静脈のデータが権力機関に流れない保障はあるのか、それは分からない。

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July 13, 2006

ボクシング好きなアメリカ人

▼打合せでブログを書いている友人に電話したら、「もう書くことがなくなってしまった」とおっしゃっていた。わたしもどうしても書けないときもあるが、もうこじつけか後は自分の好きな事を書き続ける。10万ヒットまでいったら土日は休みの隔日刊くらいにしようと思っている。ニフティのブログはトラブル続きで、根本的なところが悪化するばかりだ。タレント会員ばかり増やしているが、肝心の古くから苦情が殺到している。わたしも苦情を書いているが、梨の礫。慇懃無礼で見方によっては揚げ足を取られないメッセージが並んでいるだけで、「ガス抜き」の掲示板にしかなっていない。昨日はブログをアップロードしようとしたら、動かない。最初はこんな約束ではなかったとおもったが、文句を言っても仕方ない。最初は「読者の広場」に書いたが、毎日わたしのつたない文章を、海外からチェックして下さる方に申し訳ないので、急きょインフォシークと契約して30分ほどで「新ブログコーナー」を開設した。どうも使い方が分からないところがあるが、たった二日間だけ動けば良いと割り切っている。
▼月曜日の「ブラック・ホスピタル」と録画して見た同じ月曜日の「ER11」のテーマは偶然両方とも「脳梗塞」がテーマだった。しかしERの方はカテーテルを脳に挿入して、血管のつまりを取り除いてしまうから凄い。電車に乗るとJRと大手不動産会社が大月の先にある桂台という、分譲住宅の宣伝をしている。団塊の世代向けの分譲住宅らしい。この話も凄いが、車内の広告には、イラストで年取った寂しそうな老夫婦が庭先で浴衣を着て酒を飲んでいる。こんな不便なところに二人で住んで、歩いて行ける距離に医者や店はあるのだろうか?介護施設やデイサービスは自治体でやってくれるのだろうかと、余計な心配をしてしまう。もう一つの広告のイラストでは100坪の庭で家庭菜園をすれば、こんなにたくさん野菜が採れるというイメージだ。だが野菜なんて種を播いただけでは、育たない。近所の農家で教えてくれる人がいるのか?上記ブログでは何やら山のなかららしいから、それも期待できそうにない。まったくJRも罪作りな事ばかりしている。
▼先日録画した見たなかに、「チャンプ」というアメリカのボクシング映画があった。一言で言えば離婚した男が小さな息子を育て、親父の威信を回復するために、リターンマッチをするという内容だ。アメリカ人って、どうしてこんなにボクシングが好きなのだろうか。「ロッキー」も5まで作ってしまうお国柄だからな。毎年1本はボクシング映画が公開されている。いずれにしても、艱難辛苦を克服して勝つか、負けるかしかない。最近の傾向として、「ミリオンダラー・ベイビー」のように死んでしまう、後味の悪い映画もある。この映画もチャンプは勝つが脳梗塞か何かで死んでしまい、小さな子どもを泣かせるので、見る物の同情を誘う。中国や日本では戦わずして勝つという美学があるが、アメリカというお国柄で叩きつぶすというのが、支配者の精神構造として好まれるのではないだろうかと思う。
▼先日見た「歴史は夜作られる」の映画を見ていてふと思ったのだが、「彼は有罪になる。フランスだからギロチンだろう」という言葉を英語で喋る。有罪は「guilty」でギロチンのスペルは「guillotine」断頭台という言葉の他に英国議会の「論議打ち切り」という言葉もある。わたしは専門家ではないので、分からないがラテン語の語源では何か共通するところがあるかも知れないと思った。
▼*本件に関して鵜の目さんから以下のコメントをいただきました。語源はあの機械?の考案者J.L.GUILLOTINE  FRANCE人にあるようです。(2006.07.13 08:54:42)
▼インフォシークに開設した特別ブログは、ニフティのメインテナンスが終了したのですべて削除し、元に戻しました。
▼15日(土)午後5時からMINさん宅で「シルクロードの話を聞く会」を開きます。美味しい日本酒も用意していただきました。ふるってご参加下さい。
緊急のお知らせ。明日14日午後7時から東京オペラシティ、コンサートホールで演奏会があります。演目はバッハのブランデンブルグ協奏曲1番、ヘンデルのメサイアから2曲などです。演奏:ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラ、ソプラノは森麻季のチケットを差し上げます。行っていただける方はチケットの受け渡し方法を連絡します。今晩午後11時までにご連絡下さい。その場合明日14日昼間に連絡の付く手段をお持ちの方で、『鍵盤乱麻』メルマガ読者&HP執筆者に限ります。

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July 12, 2006

「敵地攻撃論」を煽るのは誰か?

▼昨日は平日としては、かなりアクセス数が多かったです。
▼出先で朝のワイドショウを見ていたら、出席していた×○評論家どもが、口を揃えて「ミサイルが飛んできたらどうする」「スタジオにおちることもありうる」などという×○げた論議を交わしていた。彼らの言いたいのは「だからMD」が必要だという論理である。こういう電気紙芝居というのはきっと一般国民に「効き目」があるのでしょう。東西冷戦が終わって一番困ったのは軍事産業だ。敵がいなければ武装する必要がなくなってしまう。ソ連の軍事産業は古い兵器を売ったり、冷蔵庫作ったり四苦八苦していた。現実にはどちらの国も軍産複合体になっていたから、急に産業を転換することは出来ない。なにせ大勢の社員を食わせて行けなければならない。アメリカの軍需産業と、シンクタンクは頭を働かせて「敵を作る」ことを思いついた。経済的に孤立させておいて、「テロリスト」「テロリスト国家」の大量生産だ。そして昨日はついに「敵地攻撃論」まででてくる始末だ。
▼なぜこういう考えが出てくるのか。日本にもそういう影響力を与えようとしている組織が日米文化振興会というのある。歴代の防衛庁長官から、与野党、軍需産業の幹部からズラリ。この組織は安全保障研究所に改組され、振興会は有名無実化している。この安保研の所長をしているのは秋山直紀(振興会の事務となっている人物)で秋山は自身を「アドバック・インターナショナル・コーポレーションの顧問をしている」と語る。ではカリフォルニアにあるアドバックは何をしているかというと、「日本市場へのアクセスを計るコンサルタント」だという。以下詳細は省くが、これらは日米安全保障戦略会議へと繋がって、軍事拡大の道をひた走る計画を練っているのだ。我々が目にしているのは、彼らの敷いたレールの上にのった些細な部分だけだ。
▼昨日の朝日に「NPO言論ブログ」「メディア評価」の紹介が出ていたので覗いてみた。何か自分の学歴を紹介して、自慢話をしているだけで、民衆の立場にたったメディアはいかにあるべきかという論議とかけ離れていると思った。つまりここに登場する彼らは、メディアを自民党に変わる一勢力として利用する事しか考えていないのだ

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July 11, 2006

今こそ「ロボット三原則」

▼北朝鮮のミサイル発射で、わたしは「打ち上げ花火」をもじった記事を書いたが、田中宇氏の分析でも、ミサイル発射はその位置からロシアのウラジオストックに入港していた米軍の船艦に対するけん制だと報じられている。そしてミサイル防衛網にしても実用段階とはかなり遠く、晴天でうまく行って50%の確率だという。防衛網は1発でも届いたら役に立たずそれで終わりだ。このAMM(antimissile missile)構想は、わたしが高校生の頃アメリカの大陸間弾道弾がはじめて飛んだとき、当時のソ連の学者によって発表されたが、実現は夢のまた夢の話である。儲かるのは軍事産業だけだ。似たような話が昨夜のNHKスペシャルだ。
▼「危機と闘う②軍事転換用の戦慄・ロボット」日本の某大学で(TVでは名前は出てきたが忘れた)でロボットスーツの開発を密かに進めていた。開発を公にしたのはつい5ヵ月ほど前のことで、ちょうど「エイリアン2」のシガニー・ウィバーのように重いものを持つときにそのスーツを着用していると、人間の3倍くらい重いものを持ち上げられる。発表していない段階で米国防省が接触をしてきたのだ。実は米軍でも同じようなスーツの実験開発をしていたがコストがかかりすぎた。こちらは民生技術で安くできたのだ。この米軍のやろうとしている最たるものは無人ヘリコプターである。現在でもブレテダーというのがある。画像では白い着衣を着たビンラディンとされる人物を高空から撮影している。アルカイダ、ビンラディン自体田中宇は「もう存在しないでっち上げ」と言い切っている。
▼最初の画像は撮影するだけだったが、その後無人ヘリに爆弾を載せることができるようになる。事実爆撃をして人間を殺害する場面が映し出される。そして国防省の軍事ヘリ開発室、一人の日本人女性が登場する渡辺祥子さんだ。彼女は日本の無人ヘリの開発に携わっていて、日本語でヘリを操縦する技術を開発した。今彼女は国防省の実験ではヘリの編隊飛行ができるような研究開発に携わっている。渡辺さんは言う「軍事技術にはまったく興味がないのだけど、お金をもらって自分の好きな研究ができるのが嬉しい」と。これは一番危険な思想である。古くは731部隊の医師から、あのオウムの「研究者」の心をつかんで離さないのはこれだ。自分の技術が何に使われているのか常に考えなければならない。最初に登場した学者はアイザック・アシモフの「ロボット三原則」を忠実にまもり、米国防省の誘いを断った。彼の夢は障害者に先のロボットスーツを着て貰い、富士山登山を成功させることだった。

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July 10, 2006

◇「美しい人」を見る

▼NHKBS録画した見たのはヒチコックの57年の作品◇「私は告白する」は面白かった。牧師である主人公のモンゴメリー・クリフトだが、教会の使用人である男から懺悔される。その内容は教会関係者を牧師の着衣を着て殺害したという内容だ。しかし牧師は守秘義務があるので、警察に呼ばれて取り調べを受けるうちに、自身が容疑者にされていくという話だ。もう一つ
◇「草原の輝き」主演のウォーレン・ベイティだが現実にはかなり女性関係が華やかで、共演の女性とすべて関係をもったとされている俳優である。だからこの映画は宗教的概念に拘束されて、何もできないというのが、現実とのギャップがありすぎる。それはともかく「清く正しく」生きていくアメリカのよき時代の青年たちの話。どうも私の好みではない。同上NHKBSの録画。
▼◇「美しい人」3、4年前に同じ監督による「彼女をみればわかること」があったが、出演する女優たちも3人ほどは同じ人だ。外国には猫は9回生き返るという話があるそうだ。この映画もまた9話からなりたっている。刑務所に収容されて、模範囚として清掃業務に当たっている女性は、たまたま接見にきた娘と、通話器が故障していたため会話ができず刑務官に暴力を働く。そして夜のスーパーマーケットで買い物をしているとき昔の恋人と再会したダイアナ。彼女は既に妊娠している。元彼に「どうしているの?」と聞くとリサという女性と結婚して幸せな生活を送っていると答える。だがダイアナはその一言に取り乱してしまう。一旦別れてカートを押して店内を回っていると再び彼と逢ってしまう。そして昔の想いが切々と胸を突く。そして本当に別れたあと、店外に彼を追うのだがもう車も姿も見えなかった。各話とも10分少々だがわたしはこの話が一番良かった。またもう一つ車椅子で生活する父親と娘。父親は娘が東部の大学に行きたかったのを、自分が不自由な生活をしているので、あえて自宅から通学できる大学を選んだのではないかと、負担に思っている。娘の本心はどうなのか心が千々に乱れる。もう一つ乳ガンの手術直前の女性。だれしも麻酔がかけられる直前は不安になるだろう。夫が見舞いにかけつけ、なだめるが中々落ち着かない。そして鎮静剤が投与され、眠りにおちていく。つまりこれらの話に共通するのは、自分が愛されているか、あるいは相手の心の中で占める位置はなになのか、知りたいということではないかと思う。そういう日常生活の中にある、不安感をお互い会話によって取り戻していくというエピソードによってこの映画は成り立っている。そして最終章グレン・クローズ演ずるマギーが娘のマギー(年齢的に孫のように見えるが…)と墓参にやってきて、死者にたいする尊敬とか、何気なく生きている中での心の安らぎとは何かを知るも良かった。渋谷ルシネマ。
▼インドが長距離ミサイルの発射に成功したというのが、今朝の新聞休刊日のニュースだ。日本は抗議しなくて良いのか?北はならずもの国家で、インドは仲良し国家か?アメリカも抗議しないのか?もっとも隣の中国はどうだ?ここが一番脅威に感じている筈だ。ならずものであるか、友好国家であるかの認定はアメリカの匙加減ひとつだったのか?日本は今日の北朝鮮の国連安保理に拒否権を発動しないよう、中国を説得しているという。もう一つ油井開発を中止するようにも働きかけているが拒否されている。片一方で中国の気持ちを逆なでする、靖国参拝。日本の外交政策というのは行き当たりばったりで、何も方針がないことが分かる。
▼ニフティブログは2日間大いにトラブっていました。本当にもうニフティは止めようと思って、昨日書き込みをしてきました。今朝は調子が戻っています。明日11日から3日間ブログのメインテナンスをするということで、「コメント」が出来なくなります。ご了承下さい。わたしのせいではありません、念のため。

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July 09, 2006

NHK「戦場の伝書鳩」を見る

▼この間7日1日だと思っていたら、もう9日だ。まったく転がるように日時が過ぎていく。自宅で使っていたナショナルの加湿式電子レンジが数日前から電源スイッチが入らなくなってしまった。サービスセンターに電話したら8日午後6時過ぎにサービスマンがやってきた。分解して30分ほど、「この家は雨漏りなどしませんか」という。そんなボロ家には住んでいない。呼ばれて行ってみるとレンジの底部にかなり水がたまって、基板も錆びている。加湿式だから水を補給して作動させる方式なのだが、窓や天井から雨漏りなど一切していない。欠陥商品じゃないのか?サービスマンは「基板の予備も持ってきたが、これだけ錆びてしまうと手に負えない」と言って、出張料など一切取らないで帰って行った。買って3、4年目になるが、これでまた余分な出費が重なる。▼昨日渋谷から鶯谷の朝顔市にいくのに山手線に乗った。その車両というのが全車両「エビちゃん電車」なのには参った。海外などにお住まいの方はまったく分からないだろうが、「CANCAM」で売り出した、今エビちゃんはフジフィルムのデジカメのCMをしている。それで1号車から最終車両までそのCMのポスターでびっしり。そして社内のCMTVでは「危険物があったら社員に知らせよ。そのために監視カメラを設置してある」というJR東日本の文字広告が繰り返し繰り返し流し続ける。これも政府・権力者による「監視があっても当然」という「洗脳」の一種である。
▼テレビついでに毛利衛が積水ハウスのCMに出ている。曰く宇宙から地球を見ると日本列島は電気で輝いているというヤツだ。たしか日本列島は輝いている。ホンの数秒だがその画像を見ていただくと、韓国もほどほどに輝いてる。ところがその上にある北朝鮮はまっ黒だ。つまり北朝鮮はエコ生活をしているのではなく、それだけ貧乏なのだ。昨日の一部新聞報道によると、北は7発のミサイルを開発するのに80億円かかったといいう試算が出ていた。金体制を維持するために、このように国民生活に犠牲を強いてミサイル開発に邁進しているのがこの国の実態だ。しかしカネがあってもそれをMD(ミサイル防衛網計画)につぎ込んでいるのが、我が日本国の実態でもある。
▼昨日は渋谷ルシネマで「美しい人」を見たが、頭がまとまらないので明日朝にでも書く。以下2本は録画してみたもの。合計2時間半くらいあったが、倍速で見ても1時間半はたっぷりかかるのだ。
▼◇「歴史は夜つくられる」何かタイトルからすると歴史物かと思っていた。極端に言うと「タイタニック」のような話だ。大金持ちで船会社を経営している男。その妻は夫の気持ちが自分にないことをしり、別れようとする。その部分に関して男はメンツで妻を引き留めようとし、妻は何が何でも別れようとする。夫は探偵を雇って妻の不貞をでっち上げようとする。妻はたまたま知り合ったフランスのレストランの支配人と恋仲になってニューヨークまで逃げる。夫は支配人を部下殺害に下手人にでっち上げようとするが…。という話だが、かなり面白かった。
▼「戦場の伝書鳩/知られざる情報戦」NHKBSイギリス制作。ハトは紀元前から連絡用に使われていた。本格的に戦争に使われたのは第一次大戦からだ。無線電信が発達してから、「もう必要がない」と無視されるが、イギリスの軍隊にいたある男が「絶対必要」だと説得を続け復活させる。無線が使えない時、ハトは威力を発揮して数々の功績をあげる。しかし的のナチスドイツもそれを手をこまねいて待っているような間抜けではない。ハヤブサを飼育してハトを襲わせるのだ。それに狙撃銃も使う。こういうのは何も責任がないハトが可愛そうで見ていられない。イギリスもハヤブサを飼育してドイツの軍用ハト(イギリス国内にドイツのスパイはたくさんいた)とイギリスの軍用ハトを見分けさせる訓練をする。技術は発達してもハトは有効だったという。ではなぜハトが方向を見定められるのか?これが後半のテーマだった。ハトにGPSを背負わせたり、軽いカメラを背負わせて実験する。するとハトは最短距離を飛ぶのではなく、建物を見て目標を作って飛んでいる。そしてまだ推測なのだが、地球の磁場を目視できるらしいということがわかる。ハトは可愛そうだが面白かった。靖国神社にも丸い地球の上に立つ軍用鳩の記念碑がある。

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July 08, 2006

日韓条約と北朝鮮の立場

▼北朝鮮の宋日朝国交正常化問題大使が、昨日日本人記者と会見をした様子をTVで見た。たしかミサイル発射は六ヶ国協議には違反している。しかし宋大使の言い分にも一部正しい部分もある。それは戦争の国家賠償問題である。実は1964年日本と韓国は日韓条約を結んでいる。それは韓国を朝鮮半島における代表政権と勝手に認めて賠償を支払ったのである。そのとき北朝鮮にもご承知のように政権はあったが蔑ろにしてきた。その「賠償」の資金を得たために南は現在のような経済発展を遂げたとも言える。北はその点びた一文受け取れなかったので、宋大使の言うように「援助を受ける権利がある」というのは、その部分に関する限り正当なのである。
▼今朝の朝日新聞別刷り「Be」に残間江里江子が出ている。そこで苦しかった少女時代の事が書かれている。両親は元国労の活動家だったのだそうだ。それで何から頻繁に会議(原文では「細胞会議」)が開かれていた。彼女は小学生の頃、家が6畳一間なのにそんなところで会議を開いている。そして某政党機関紙の日曜版を購読している。うちは貧しいからこういう新聞を読んでいる。そのうちその新聞が疫病神のように思えてきて、焚き付け用の一番下にして捨てて怒られたという。残間がいつも夕食の支度をしておかず代が一日100円しか使えなかった。さらに給食費を3ヵ月も滞納していた。それを母に訴えると、お隣の子は半年も滞納しているが、あんなによい子だからいいじゃないの、と言われたという。そして母は今年90歳になるが、いまだに新聞の切りぬきをしたり、投稿をして元気だという。貧しいかどうかというのは、要するに気持ちの持ちようではないかというお話。
▼似たような話が他にもある。その政党を支持している一家があったそうな。「こういう立派な党は一家を挙げて財政的に支援しなければいけない」と考えた。そしてお爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉ちゃん、それにわたし」と全員でその政党機関紙を購読していたのだそうだ。あるときそこに某政党の幹部らしき人が来て、「それは大変ありがたいことだが、あまり意味がないので一部で結構です」と言って帰って行ったという。その政党はこういう善良な人に支えられている。ただ支えている人が高齢化しているので、最後はどうなるか分からない。

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July 07, 2006

8月公開の「フラガール」

▼昨日から入谷で朝顔市が始まっている。毎年行っているので何とか都合をつけて顔を出したいと思っている。
▼帰宅して新聞を見たら本当に右から左まで、北朝鮮のミサイル発射に口を極めて批判の声をあげている。まぁ政治の世界だから、選挙で揚げ足を取られないようにこうなってしまうのだろう。
▼スパリゾートは面白かった。友人の一人に事前にここに行く事を話したら、「炭坑の見学コースがある」という事だったパンフレットにはないが、それも見たかった。従業員さんに聞いたのだが誰も、「ここにはそういう物はない」とクビを傾げる。いわき市か何か全く別の場所に行くとそういう物があるという事だった。大牟田だけでなく、こちらも炭坑は過去の遺物になってしまっていた。
▼このスパリゾートのフラガールの事は2年ほど前にNHKの正月番組で紹介された。炭坑の経営者も労働組合も一体となって、働いている人の雇用を守ろうと奮闘した話だ。熱帯植物が寒さで枯れようとしたとき、炭坑住宅に住んでいる人たちが、自宅からストーブを持ち寄って暖めて守った。そして問題はフラダンスをする女性たちだ。高校生を説得して舞踊の先生を呼んで(映画では松雪泰子)どうやら踊りらしきものにする。他に豊川悦司が出演する。有楽町のシネカノンに行くと予告を見ることが出来る。
▼フラガールによるショーは午後4時、午後8時、そして翌日午後2時半と3回あった。午後四時はフラガールによるマジックショーでは「写真撮影ならびにビデオ撮影は禁止」だった。後のショーはどうかと思っていたら、そちらは「禁止」とは一言も言わなかった。これはきっとマジックの手口がばれない対策ではないだろうか。夜の部は50分あったがそれこそフラ美女の乱舞である。その美しさに口をあんぐり開けたまま閉まることはなかった。わたしはどちらかというとこういう場合、背が高くお目めぱっちり系に弱い。この夜の部の席は中央よりやや後ろだった。どうしてこうなのか翌日昼の最終回で確かめようと前から2列目に座って確認した。ワーオー、みんなアイシャドーが目の倍くらい塗りたくっている、そして付け睫も上下につけていることが分かった。なるほど秘密はこれであったか?そして踊り子さんは観客に怪しい流し目を送る。夜目にこれをやられたらみんな参ってしまうに違いない。わたしは化粧の真相が分かってホッとした。温泉の事?それはMINさんにお任せする。
▼昨晩NHKBSで寝る前にウィンブルドン女子準決勝を見た。シャラポアとフランスのモレスモだ。モレスモは体型が逆三角形で、顔もどう見ても男だ。もしかしたら性転換手術をしたのではないかと思うくらいだった。もうこれは体力差でシャラポアは敗退した。
▼ソフトバンクの王監督による、4日夜の試合の采配について昨日アップした。ただこれは5日朝書いた原稿で、監督の病気と手術については一切発表がなかった時点なので、ご了解いただきたい。

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July 06, 2006

古銭の価値やいかに?

▼先日帰省したおりに、母から祖父の使っていたサイフを見せて貰った。皮製の袋状になっているものを紐で括る、昔のものだ。皮にはカビが生えていて、かなり古いものだ。開けてみたら古い小銭がぎっしり(それほどでもないか)数十枚入っていた。どのくらいの価値があるか調べてくれという。わたしのような素人が見て、たった一枚だけは価値のある銀貨があった。後は「寛永通宝」とかどうも文鎮代わりにしかなりそうにない。くっついたり磨り減って文字が読めないものは選別して捨てた。あとはネットで見て銀座あたりの専門店に行こうかと考えている。
▼どうでも良いことだが、わたしは「何でも鑑定団」のような番組を見ていて、価格を当てるのが得意である。正月も車とか豪華な着物とかの価格を当てる番組を見ていたが、叶姉妹と同じ2400万円という価格をずばり当てて家族を驚かせた。こんな事自慢にならないけど…。まぁいくらになるかご期待いただきたいのである。
▼昨日電車に乗って水道橋を通過したら発車の音楽がジャイアンツの応援歌になっていたので笑えた。恵比寿は「第三の男」、蒲田は「蒲田行進曲」、高田馬場は虫プロがあったので「鉄腕アトム」とかいくつかの駅ではその駅に因んだ曲を流している。ジャイアンツもペナントレースが始まる前には、原監督の顔写真入りのポスターに「プライド」という文字が印刷されていたっけ。10連敗のあと2勝して昨夜また負けた。野球がサッカーと違って面白いのは、強い選手を集めただけでは勝てないことだ。ピッチャーのローテーションを考えたり。右投げの投手には左打ちの選手を配置したり相手の分析をすれば、とびきり良い選手がいなくても勝てる可能性はある。昨夜のソフトバンクの王監督は逆転2点差になったとき、詰めが甘かったな。あのとき代打の大道を出して差を付けるべきだったが、彼を起用する場面が遅すぎた。
▼先日1冊の「朝鮮画報」に金日成の写真がたくさん掲載されていた事を書いた。これと同じことを日本でもやっている。それは電車一台丸ごと同じ会社の、広告という車両買い切り広告が登場することだ。こういう車両に乗るとわたしは息苦しくなる。電車の中吊り広告には「アサヒ芸能」から、「週刊新潮」と「週刊文春」との揚げ足とり戦争。「AERA」まで、いや別にAERAが高級だとは思っていない。こういうのがたくさんあるから楽しく退屈しない。しかも買わなくても済む。一両買い占め広告は絶対逆効果だと思う。今晩1日遅れでメルマガお送りしますね。
▼所用で福島県某所に来ている。予想通り日本のマスメディアは、狂ったように政府の発表を批判なしにオウムのように繰り返す。北海道沖500キロに落下した。地図をよく見ろ。北朝鮮沖100キロ位じゃないか。距離を分かりやすく言えば、東京から熱海だ。北海道沖なんて、ものは言いようだ。これぞ政府の情報操作だ。小川和久も最初は良かったが、今や防衛大学の講師。飯を食わせてもらっているところ悪口は言えない。もっとまともなコメントを出来る奴はいないのか。一億の日本人が北のミサイルで発狂してしまったのだろうか?
Kouchi(Mobile)

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July 05, 2006

タマヤー!ミサイル発射

▼北朝鮮のミサイルが4発も発射されたようだ。見たところ短距離ミサイルで精度は高くないようだ。しかしこんな時ミサイルを発射しても、国際世論の反発を招くだけなのに…。何かもっと景気よく隅田川の花火みたいに連続発射してくれれば景気がよいが、1時間に1発程度と散発的なのは、旧式の液体燃料なんだろうな、きっと。それに命中精度も極めて悪るそうだし。
▼「わたしたち女子アナは2011年からデジアナ」になりますというTVCMがある。どうもこれを見ていて引っかかるのだ。これはアナウンサーの見かけを表現しているのが、後半はねじれて放送の形態になっていることだ。正しく言えば「わたしたち女子アナウンサーは2011年デジタル放送をつかったアナウンスをします」。もしくは、「わたしたちアナログアナウンサーは2011年にははデジタルアナウンサーになります」。略して言えば「わたしたちアナアナは2011年デジアナになります」が正しい、日本語の使用方法となる。
▼先日実家に帰ったらようやく今月からデジタル放送が始まるところだった。それもごく一部である。こんな山ばかりの県で2011年までにちゃんと電波は行き渡るのだろうか?ここではわたしが小学生の頃、市内でTVの受信実験が行われていて、ザーザー雨が降るような画面に何か印影らしきものだけが動いて、音声は何一つ聞こえてこなかった。中学生の頃ご多分に漏れず「ご成婚パレード中継」が、町の電気店の主催で公民館で開かれた。そのとき村人たちは競って集まり画面を食い入るように見つめ、それから一気にTVは普及していった。我が家にTVが入ったのはわたしが高校1年の時で、最初はNHKの1chと民放1chしか映らなかった。それで何も不自由は感じなかった。
▼そして今我が家では数え切れない程のチャンネルがあるが、それらをリアルタイムで見ることは不可能に近い。わたしの場合それらを録画したものを週に1、2度まとめて早送りでまとめて見ることにしている。しかし詰まるところパソコンも、携帯も最終的にはTVに行きつくのでがっかりする。「パソコンでTVも見れる」、「携帯でワンセグが見れる」あえて文法も無視して書くと、「れる」こうなる。どうも日本人はパソコンやインターネットにしても「受ける」だけで「発信」して世の中を変えてやろう、という気持ちにならない。権力者がマインドコントロールに使っているTVをみているだけでは、いつまでたっても住みよい日本にはならない。
▼メルマガ送信は明日6日夕方になります。身分・所在を明らかにしていただければ、メルマガはどなたにもお送りします。

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July 04, 2006

繁華街、歌舞伎町の学童保育

▼昨夜ある読者から「ある文学賞が廃止されたのはなぜか?」というメールをいただいた。わたしは不勉強で「廃止」になったこと自体知らなかった。わたしはプロレタリア文学とか、うたごえというのはおぼろげながらプロパガンダのように思えて、覚めた眼で見て距離を置いてきた。もし廃止になったのなら、当然の結果なのではないかと思う。▼先日帰省したおり母が「めぐみさんはやっぱり死んでしまったのかね」という。そこでわたしの考えを話す。戦争中朝鮮人を数百万人「拉致」して来て、日本の鉄道敷設や炭坑で無償で働かせ、数十万人を殺害した。また女性は従軍慰安婦として「拉致」して数万人殺してしまった。この事に関し政府として正式に謝罪していないし、個別に謝罪金を払っていない。たしか北朝鮮の拉致は間違っている。しかしこの数万人「めぐみさん」の「拉致」の責任を取らず、一方的に横田夫妻の主張だけを大々的に報道するのは間違っているのではないかと思う。
▼NHK30日夜10時「人間ドキュメント:眠らない街の肝っ玉園長/新宿歌舞伎町の学童保育園の話」メモがないので人の名前は覚えていない。新宿歌舞伎町の繁華街に民家を使った24時間学童保育「風の子クラブ」が開かれている。その園長片野清美さんは50歳後半だと思われる。彼女は九州の生まれで3人の子どもを産んだが、離婚して子どもを残し上京する。保育士として生計を立てているうちに、新宿の歌舞伎町で働く女性たちを目にする。彼女たちは保育をしながら夜の仕事をしなければならない。その間子どもたちはどうするのだろう、という考えて彼女たちを支援する目的で、この地に学童保育を開設する。この日一人の小学生が登場するが、学校が終わって学童保育所にくるのを楽しみにしてすくすくと育っている。ところがホステスをしている母親の支払いが滞りがちだ。何度も様々な連絡を試みてもなしのつぶてだ。最後に子どもにメモを手渡して必ず連絡するようにと念を押す。ようやくやってきた母親は、「借金が多くて払えない」と訴える。片野園長はこの時期何が大切か良く考えてみるように説得する。もちろんこの保育園に通わせる親はホステスさんだけではなく、国家公務員から一般企業までたくさんいる。とくに母親たちは、この片野園長の励ましの言葉と適切なアドバイスにどれだけ助けられたか分からないと語る。
▼不定期な長い残業が多い人たちにとって、この「風の子クラブ」学童はかなり多くの力になってきたに違いない。うろ覚えだが卒園生は既に3000人を超えたということだった。先のホステスをしている母親に片野さんは、「お金が他にも必要なのも分かる、しかし今あなたの子どもに愛情を注いでやらないと将来後悔することになるから」と説得する。そして2週間後に1万3千円の保育料を支払うように約束させる。2週間後の締め切りギリギリの日、「お金を払ってもらえないと、民間の学童保育は経営が成り立たない。そのときは子どもの通園も拒否することになる。約束の時間ギリギリに子どもは母親に託されたお金を学童に届ける。片野園長の気持ちが母親に伝わったのだろう。
▼そして桜が残っている新宿御苑で学童のハイキングが開かれる。片野園長はむかし陸上の選手だったと豪語し、子どもたちと一緒にかけっこをする。そして3人の片野さんの子どものうち、一人男性は母と同じ保育士の道を歩む。幼いとき離れて暮らして寂しい思いをさせたが、自分の苦労が報われたと片野さんはくったくなく語る。彼女はこれからも歌舞伎町の繁華街の一角で学童の灯を絶やさないだろう。

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July 03, 2006

◇「13歳の夏に僕は生まれた」を見る

▼先日の帰省の時も重いカメラを担いで行ったが、この時期梅雨で雲の切れ間がなかったこ。それに蒸し暑くて、水蒸気の発生で遠くが見通せなかったので撮影はできなかった。ただ重い機材を担いで行ってソンをした気持ちになった。そのたびに次回こそ普通のデジカメにしようと思う。昨夜は休日にしてはかなりアクセス数とアクセス国が多かった。やはり自分自身の体験の方が読まれるのかも知れない。ただ検索ワードは何も『鍵盤乱麻』以外なかったので常連のお客様のみだった。『鍵盤乱麻』メルマガ7月1号ですが、都合により送信は一日遅れの6日夕方になります。
▼◇「13歳の夏に僕は生まれた」イタリアの会社経営者の一人息子サンドロは何一つ不自由なく両親の愛情を一身に受けて育っている。春休みにはイギリスへ短期留学、この夏休みには父の親友で会社の顧問弁護士をして、叔父のように慕っている人と3人でコルシカ島あたりにヨットでバカンスにやってくる。ヨットは観光客向けのレンタルだが、マイカーを運転して帰省したり、東南アジアへ「海外」旅行する日本とは休暇のそれとは概念が大いに違う事を感じる。サンドロは夜小用を足そうと思ってヨットのデッキに立つが誤って海に転落してしまう。あいにく父と弁護士はヨットの後部にあるデッキチェアに寝そべっていたため、それに気づかない。大声を上げても気づかないヨットが遠ざかっていく絶望感は「太陽がいっぱい」のそれに酷似している。
▼数時間後父たちは転落に気づくが、もう見つかるはずもない。海に沈んで行こうとしたサンドロは不法難民船に乗っていた青年ラドゥに、危機一髪で救助される。難民船には仕事を求めて大金を払ってイタリアに渡ろうとする10ヶ国以上の人たちがひしめくように乗っていた。海賊のような船長は拾ったサンドロが金持ちならば、誘拐して身代金を要求できるのにと思うが、難民船の少年ラドゥが機転を利かせ「この少年はクルド人」だとウソをついたため、それ以上国籍を追求されなかった。船長と操舵手はイタリアの海岸近くになると不法移民船を乗り捨てて逃げる。そこにやってきたのは、イタリア巡視艇だ。難民は国籍別に分類されるが、自分だけがイタリア国に援助されるのを潔しとせず、難民と一緒に収容される。
▼やがて両親に連絡がいって引き取られる。父親は息子の命の恩人であるラドゥに、サイフのカネを殆ど与え、さらに自分用の携帯すら渡してくる。牧師や入国管理局にラドゥやその妹を養子にする事は出来ないかと相談するが、身元と彼の出身国ルーマニアの犯罪歴が分からないと無理だと答える。そして収容所を脱出して来たラドゥ兄妹はサンドロの家にやってくる。ひと晩泊めてやったのは良かったが、深夜有り金や貴金属を盗み出してどこかに逃げていってしまう。両親は「想い出はある品だが、高価なものではないから」と警察に告発しない。だがサンドロは何か裏切られたような気持ちになって、ラドゥと交わしたミサンガを切り落としてしまう。そしてあるとき渡した父の携帯からサンドロに妹の声で「ある場所に来て」という連絡が入る。そこで必死に探すと、幼いが売春婦に姿をやつした妹の姿だった。子どもがテーマだがあのバ○映画「ある子供」より遙かに優れた作品だと思う。
▼NHK30日夜10時「人間ドキュメント:眠らない街の肝っ玉園長/新宿歌舞伎町の学童保育園の話」これはとっても良かったのでいずれ書く。

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July 02, 2006

コールセンターは何と沖縄

▼28日と29日は実家に介護帰省していた。ブログは2日分書きためてタイマー機能を使ってアップしたので、お気づきにはならなかたと思う。どうも日曜日は頭を集中させるのに時間がかかるのでブログの更新は後回しになってしまう。海外からも複数の方がアクセスしてくださっているのにゴメン。
▼金曜日実家について診療所と金融機関を大急ぎで回って歩く。前日昼は隣町のスーパーで買えば良いと連絡をしておいた。しかし母は気を回して隣家の仲良しのFさんから仕出し弁当屋さんの電話を聞いて注文しておいてくれた。配達の時間の12時になっても弁当が来ないので、コールセンターに電話した。するとその0120で始まるコールセンターは何と沖縄にあった。そしてしばらく待たされて「まもなく着く」という。それから15分くらいして隣町の弁当屋さんが軽自動車で、道を迷って汗をかいて「ああ疲れた」と言って辿り着いた。
▼経費節減で沖縄のコールセンターを使っているのだろうが、土地勘がまったくない人と話しているので、どうもかみ合わない。冬場は佐久平までタクシーを使う事が多かったが、それも0120に電話すると、「○○○の○○さん、お世話になっています。場所は神社の東側ですよね」で話は通じる。今回の弁当は受注センターも配達の人も、土地の人ではないので、まるっきりタイミングが合わなかった。もう次回から頼むのはよそうと言うことになった。
▼金曜日の夜、母の弟である叔父から電話があった。「ヒデちゃん(わたしの事、村や親戚は全部これで通る)キャベツ出来たから取りに来ないか」とという。「久しぶりに顔も見たい」というから断る理由もないから車で20分の家まで出かけた。高度は約1000メートルのところで高原野菜を作り、暖房完備で三世帯同居の豪邸を構えている。今の時期はキャベツと白菜である。しかしわたしの家では大豆と、菜種油系の野菜は食べられない人がいるので、東京まで持って帰ることは出来ない。叔父は「ヒデちゃんキャベツはこの時期が一番農薬が少ないから安心して食べられるゾ」という。そう、高原野菜というのは場所がないから、冬には土の燻蒸剤大量に使う。こうしないと連作障害を防ぐことは出来ない。この方法は日本全国どの高原野菜、いや産地特定野菜は全部やっている。わたしはキャベツの表皮を一枚はがしてそのまま食べてみた。うーん甘い!みなさん近くにお住まいだったらおわけできたのに残念だ。7月以降はたっぷり農薬がかかったキャベツを召し上がって欲しい。
▼現地の夜はヒマだからTVを見るしかない。NHK7時30分の「特報首都圏/見合いに異変」を見た。結婚しな男女が増えているのでその対策がいつくか紹介された。その一つがNECソフトサービス労働組合が行っているお見合いサービスだ。ある30歳の女性はそれを使って「条件」を入力していく。年齢35歳以下、年収500万円以上、身長168cm以上の▼印を選択してクリックする。そこで5人に実際あって見たが、「どうも何か違う」と思って面接以上の関係にはならなかった。ところがその条件に合わない男性が一人申しこんで来てくれて会ってみた。デートを1年重ねてようやく「この人なら」と8月に結婚することになった。その理由というのが、いわゆる「温泉物語」のような施設に行ったとき、彼はコーヒー牛乳を2本買って1本を呑ませてくれた。ここで彼女は何と思いやりがあるひとなのだとジーンとなったのだ。パソコンやインターネットの検索で結婚相手が見つかる筈ないよ。あの雑誌や新聞の体験記をよく読むのだが、「趣味がダイビング」というのがかなり多い、そして「一目でこの人だ」と思ったというインチキ記事が多くて笑える。
▼きょうは疲れていたけど渋谷ルシネマで「13歳の夏に僕は生まれた」を見たがとても良かった。原稿は明日書くつもり上映は7日まで。

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July 01, 2006

宮崎あおいの「初恋」を見る

▼ワールドカップを当てにした薄型TVや録画などの電子機器がまったく売れなかったという分析が出ていた。前2つのワールカップの3分の1以下である。ノーテンキな評論家は早く敗退してしまったせいだ、という。ちょっと待て電子機器を買うのは試合が始まる1、2週間前になるはずだ。だから買うつもりが元からなかったのだ。機器が一巡してしまったという電気メーカーの声もあったがこれも違う。電車に乗っているとあのソフトバンクの画面がくるっとまわる携帯電話TVを見ている男がいた。一体全体見る番組がないことが第一だ。ノータリン芸人の小学校なみの国語にも答えられない番組見てどうする。旅番組、タレントや普通の人料理を作らせる、あとは健康番組だけである。映画一つとっても地上波、BS、CSそれにCATVを使い回す。これじゃTV離れは進むだけだ。
▼◇「初恋」17歳の高校生のみすず(「NANA」の宮崎あおい、彼女は童顔だが17歳というのは苦しい)家が窮屈でイヤなので新宿のジャズ喫茶に出入りするようになる。そこには作家志望、劇団員、過激派など5人ほどの大学生たちがたむろしていた。みすずはその中で東大生の岸(あまり賢そうな顔でない)に重要な相談があるが聞いてくれるかと話しかけられる。その場所がラブホなので一瞬怯むが、話が外に漏れるとまずいというので納得する。本当にそこでは話だけだったが、大事な話をする場所としては雑音の多いところか、人気のない山中でないとまずい。それは現金強奪の相談だった。というのはみすずはオートバイの運転が出来るということと、乗用車の運転は出来るが免許証を持っていないから足がつかない、という二つの理由だった。実行まで2ヵ月そしてバイク屋の親父(藤村俊二)を紹介され特訓がはじまる。
▼同じ道をくり返し走る。そして実行の日は雨が降っていて次々トラブルに巻き込まれる。計測していた時間と違って計画を諦めかけるが、現金輸送車が少し遅れていたので間に合う。あとは知っての通りだ。現金はバイク屋の親父と岸の手でどこかに運ばれる。みすずのため岸は汚いアパートの一部屋を残して行ってくれた。大学に入学した彼女はそこに岸が帰って来る日をずっと待ち続ける、という話。そしてアパートの部屋に残っている段ボールを開けると、1冊の本にみすずを思い続ける岸の「初恋」という詩が書きつづられていた。
▼しかしなぜ現金強奪事件が起きたのかまったく説明がない。たしかに年代物の当時の乗用車などはふんだんに登場するので、その辺だけは凝っている。しかしあとは盛り上がりに欠ける、かったるい映画としか言いようがない。

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