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July 01, 2006

宮崎あおいの「初恋」を見る

▼ワールドカップを当てにした薄型TVや録画などの電子機器がまったく売れなかったという分析が出ていた。前2つのワールカップの3分の1以下である。ノーテンキな評論家は早く敗退してしまったせいだ、という。ちょっと待て電子機器を買うのは試合が始まる1、2週間前になるはずだ。だから買うつもりが元からなかったのだ。機器が一巡してしまったという電気メーカーの声もあったがこれも違う。電車に乗っているとあのソフトバンクの画面がくるっとまわる携帯電話TVを見ている男がいた。一体全体見る番組がないことが第一だ。ノータリン芸人の小学校なみの国語にも答えられない番組見てどうする。旅番組、タレントや普通の人料理を作らせる、あとは健康番組だけである。映画一つとっても地上波、BS、CSそれにCATVを使い回す。これじゃTV離れは進むだけだ。
▼◇「初恋」17歳の高校生のみすず(「NANA」の宮崎あおい、彼女は童顔だが17歳というのは苦しい)家が窮屈でイヤなので新宿のジャズ喫茶に出入りするようになる。そこには作家志望、劇団員、過激派など5人ほどの大学生たちがたむろしていた。みすずはその中で東大生の岸(あまり賢そうな顔でない)に重要な相談があるが聞いてくれるかと話しかけられる。その場所がラブホなので一瞬怯むが、話が外に漏れるとまずいというので納得する。本当にそこでは話だけだったが、大事な話をする場所としては雑音の多いところか、人気のない山中でないとまずい。それは現金強奪の相談だった。というのはみすずはオートバイの運転が出来るということと、乗用車の運転は出来るが免許証を持っていないから足がつかない、という二つの理由だった。実行まで2ヵ月そしてバイク屋の親父(藤村俊二)を紹介され特訓がはじまる。
▼同じ道をくり返し走る。そして実行の日は雨が降っていて次々トラブルに巻き込まれる。計測していた時間と違って計画を諦めかけるが、現金輸送車が少し遅れていたので間に合う。あとは知っての通りだ。現金はバイク屋の親父と岸の手でどこかに運ばれる。みすずのため岸は汚いアパートの一部屋を残して行ってくれた。大学に入学した彼女はそこに岸が帰って来る日をずっと待ち続ける、という話。そしてアパートの部屋に残っている段ボールを開けると、1冊の本にみすずを思い続ける岸の「初恋」という詩が書きつづられていた。
▼しかしなぜ現金強奪事件が起きたのかまったく説明がない。たしかに年代物の当時の乗用車などはふんだんに登場するので、その辺だけは凝っている。しかしあとは盛り上がりに欠ける、かったるい映画としか言いようがない。

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