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July 10, 2006

◇「美しい人」を見る

▼NHKBS録画した見たのはヒチコックの57年の作品◇「私は告白する」は面白かった。牧師である主人公のモンゴメリー・クリフトだが、教会の使用人である男から懺悔される。その内容は教会関係者を牧師の着衣を着て殺害したという内容だ。しかし牧師は守秘義務があるので、警察に呼ばれて取り調べを受けるうちに、自身が容疑者にされていくという話だ。もう一つ
◇「草原の輝き」主演のウォーレン・ベイティだが現実にはかなり女性関係が華やかで、共演の女性とすべて関係をもったとされている俳優である。だからこの映画は宗教的概念に拘束されて、何もできないというのが、現実とのギャップがありすぎる。それはともかく「清く正しく」生きていくアメリカのよき時代の青年たちの話。どうも私の好みではない。同上NHKBSの録画。
▼◇「美しい人」3、4年前に同じ監督による「彼女をみればわかること」があったが、出演する女優たちも3人ほどは同じ人だ。外国には猫は9回生き返るという話があるそうだ。この映画もまた9話からなりたっている。刑務所に収容されて、模範囚として清掃業務に当たっている女性は、たまたま接見にきた娘と、通話器が故障していたため会話ができず刑務官に暴力を働く。そして夜のスーパーマーケットで買い物をしているとき昔の恋人と再会したダイアナ。彼女は既に妊娠している。元彼に「どうしているの?」と聞くとリサという女性と結婚して幸せな生活を送っていると答える。だがダイアナはその一言に取り乱してしまう。一旦別れてカートを押して店内を回っていると再び彼と逢ってしまう。そして昔の想いが切々と胸を突く。そして本当に別れたあと、店外に彼を追うのだがもう車も姿も見えなかった。各話とも10分少々だがわたしはこの話が一番良かった。またもう一つ車椅子で生活する父親と娘。父親は娘が東部の大学に行きたかったのを、自分が不自由な生活をしているので、あえて自宅から通学できる大学を選んだのではないかと、負担に思っている。娘の本心はどうなのか心が千々に乱れる。もう一つ乳ガンの手術直前の女性。だれしも麻酔がかけられる直前は不安になるだろう。夫が見舞いにかけつけ、なだめるが中々落ち着かない。そして鎮静剤が投与され、眠りにおちていく。つまりこれらの話に共通するのは、自分が愛されているか、あるいは相手の心の中で占める位置はなになのか、知りたいということではないかと思う。そういう日常生活の中にある、不安感をお互い会話によって取り戻していくというエピソードによってこの映画は成り立っている。そして最終章グレン・クローズ演ずるマギーが娘のマギー(年齢的に孫のように見えるが…)と墓参にやってきて、死者にたいする尊敬とか、何気なく生きている中での心の安らぎとは何かを知るも良かった。渋谷ルシネマ。
▼インドが長距離ミサイルの発射に成功したというのが、今朝の新聞休刊日のニュースだ。日本は抗議しなくて良いのか?北はならずもの国家で、インドは仲良し国家か?アメリカも抗議しないのか?もっとも隣の中国はどうだ?ここが一番脅威に感じている筈だ。ならずものであるか、友好国家であるかの認定はアメリカの匙加減ひとつだったのか?日本は今日の北朝鮮の国連安保理に拒否権を発動しないよう、中国を説得しているという。もう一つ油井開発を中止するようにも働きかけているが拒否されている。片一方で中国の気持ちを逆なでする、靖国参拝。日本の外交政策というのは行き当たりばったりで、何も方針がないことが分かる。
▼ニフティブログは2日間大いにトラブっていました。本当にもうニフティは止めようと思って、昨日書き込みをしてきました。今朝は調子が戻っています。明日11日から3日間ブログのメインテナンスをするということで、「コメント」が出来なくなります。ご了承下さい。わたしのせいではありません、念のため。

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