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July 08, 2006

日韓条約と北朝鮮の立場

▼北朝鮮の宋日朝国交正常化問題大使が、昨日日本人記者と会見をした様子をTVで見た。たしかミサイル発射は六ヶ国協議には違反している。しかし宋大使の言い分にも一部正しい部分もある。それは戦争の国家賠償問題である。実は1964年日本と韓国は日韓条約を結んでいる。それは韓国を朝鮮半島における代表政権と勝手に認めて賠償を支払ったのである。そのとき北朝鮮にもご承知のように政権はあったが蔑ろにしてきた。その「賠償」の資金を得たために南は現在のような経済発展を遂げたとも言える。北はその点びた一文受け取れなかったので、宋大使の言うように「援助を受ける権利がある」というのは、その部分に関する限り正当なのである。
▼今朝の朝日新聞別刷り「Be」に残間江里江子が出ている。そこで苦しかった少女時代の事が書かれている。両親は元国労の活動家だったのだそうだ。それで何から頻繁に会議(原文では「細胞会議」)が開かれていた。彼女は小学生の頃、家が6畳一間なのにそんなところで会議を開いている。そして某政党機関紙の日曜版を購読している。うちは貧しいからこういう新聞を読んでいる。そのうちその新聞が疫病神のように思えてきて、焚き付け用の一番下にして捨てて怒られたという。残間がいつも夕食の支度をしておかず代が一日100円しか使えなかった。さらに給食費を3ヵ月も滞納していた。それを母に訴えると、お隣の子は半年も滞納しているが、あんなによい子だからいいじゃないの、と言われたという。そして母は今年90歳になるが、いまだに新聞の切りぬきをしたり、投稿をして元気だという。貧しいかどうかというのは、要するに気持ちの持ちようではないかというお話。
▼似たような話が他にもある。その政党を支持している一家があったそうな。「こういう立派な党は一家を挙げて財政的に支援しなければいけない」と考えた。そしてお爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉ちゃん、それにわたし」と全員でその政党機関紙を購読していたのだそうだ。あるときそこに某政党の幹部らしき人が来て、「それは大変ありがたいことだが、あまり意味がないので一部で結構です」と言って帰って行ったという。その政党はこういう善良な人に支えられている。ただ支えている人が高齢化しているので、最後はどうなるか分からない。

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