« ダニエル・シュミットの死 | Main | ◇「蟻の兵隊」を見る »

August 10, 2006

◇「ヘカテ」を見る

▼プールに行きたいが、果たして行って良いものかどうか担当医から聞いてくるのを忘れてしまった。飛行機にも乗って良いかこれは退院するときに聞いたが、次の診断で担当医に聞いてくれということだった。
▼既報ダニエル・シュミットがなくなったので追悼する意味で「ヘカテ」を引っ張り出して来てみた。ヘカテとは電子辞書によれば「ギリシャ神話の女神。呪術・妖怪変化・魔女の支配者とされ、地獄の犬の群れを従えて夜間出没して道行く人をこわがらせると信じられた。」とある。フランスの新任外交官となった青年は赴任先の「地の果て」(映画の説明)アフリカでパーティの夜に不思議な女性に会う。その女性に一目惚れして仕事をほったらかして、彼女にのめり込む日々を過ごす。彼女の正体を知ろうとするが彼女は明かさない。何やら夫も外交官らしいが、シベリアに派遣され彼女とは別居しているらしいことまで分かる。親密な関係にあった二人だが、ある日から彼女が自分を見る目が違ってくることに気づく。するとますます執拗にまとわりつく青年。青年の上司は見るに見かねて、赴任先を中国に変えてやる。本来なら即クビなのだが、上司が本国外務省に友人がいたため、青年の能力を考えた特別な計らいで、解雇されずに済む。その次はシベリアと次第に外交官としての頭角を現していく。そのコツとは「目立たないようにすること」だそうだ。そこで彼女の夫と会うが彼の正体に何となく気づいている。そしてパーティのとき再び彼女に会う。そのときのセリフ。「随分出世したみたいね」「まあまあだ。君は?」「相変わらずよ」とさりげない言葉を交わしてサッと別れる。あんな親密な関係にあった二人がこんな事できるかなー。大人だからできるのかしらん。ストーリーはどうでも良いがハリウッド映画とは違う、狂おしいような大人の恋を描いた映画であります。
▼先日「週刊新潮」を見ていたら広告にルキノ・ヴィスコンティの「ルートヴィヒ」(復元完全版)が出たという。今までの完全版は4時間だったが、これは制作スタッフによる「復元完全版」で全6時間である。近く九段にあるイタリア文化会館で上映会があり、読者プレゼントの記事が新聞に出ていた。それとて午後7時上映開始だからこれとは違うショートバージョンだろう。東大本郷へ行った帰りに秋葉原の石丸電気で探したらあったので買ってきた。これは1時間半の4分の1だけ見た。

|

« ダニエル・シュミットの死 | Main | ◇「蟻の兵隊」を見る »

Comments

The comments to this entry are closed.