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October 31, 2006

スイスの国民皆兵、皆銃制度に疑問

▼日曜日の日本経済新聞38面に「もろ刃の銃揺れるスイス」という記事が出ている。つまりスイスは永世中立などと言っているが、国民皆兵のもと軍用銃を国民各自が買い求め自宅に保管してある。だから銃を使った事件や事故が後とをたたない。その保有率でいうとスイスは世帯別銃の保有率で35・7%で32%のアメリカを上回っている。そして銃を使った自殺率も27・4%となっている。日本は最近起きている自殺事件で圧倒的に多いのは、首つり自殺である。なぜなら身近にあって、簡単に手に入るから「ひも」を使うのだろう。ただここで言えることはもし「銃を規制」したらやはり「ひも」が圧倒的にお手軽な手段になることは見えている。
▼古く歴史的に言うと、スイスは傭兵輸出国として有名である。また軍需産業では昔エリコン社の機関砲は有名であった。そして拳銃で有名なグロック社を調べてみると、全身はマンリッヘル社と合弁したらしい。マンリッヘル社という名前で思い出すのは、スターリンの命令によって書かれた「鋼鉄はいかに鍛えられたか?」に登場する拳銃だ。
▼新聞の写真にはSIG550銃を手にした青年が誇らしげに写っている。記事でも「銃の自宅保管を始めたのはナチスの侵攻の脅威が迫っていた1940年代なので、その役割は終わった」というある議員のことばが紹介されている。観光資源しかないスイスを狙う国があるとは思えないが、得をするのは銃器メーカーだけになりそうだ。

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