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December 31, 2006

伊藤洋一と宮台真司のネットラジオ

▼愛読者のみなさまのこの一年はいかがであったろうか?わたしは旅行は沢山したが、体調はまずまずのところまで回復しつつある。半身不随にもならず死なずに済んで良かったというべきだろうか。
▼我が家の常食は玄米であることは書いている通りだ。当然正月に食べる餅も玄米でなければならない。午後は表参道にある、落合恵子が経営しているクレヨンハウスまで「玄米餅」を買いに出かけた。ちょうど昼食時だったのでそこにある自然食のレストランに入った。昼食時は野菜中心のバイキングが1250円でいただける。わたしは初めて入ったのだが、豚肉らしき料理が一点あっただけで後は野菜の煮物が多かった。また牡蠣の土鍋は小皿に取っていただくのだが、これも美味であった。そのレストランに次のような額が3つ掲げられていたのでご紹介する。「少煩多眠 少肉多菜 少忿多笑」「少糖多果 少欲多施 少衣多浴」、「少塩多酢 少食多噛 少車多歩」これを守れば長生きすることは間違いない。ああもう一つお酒も週に2度くらい休んでね。
▼わたしは今注目している経済アナリストは住信基礎研究所主任研究員の伊藤洋一だ。彼はTBSラジオの森本毅郎スタンバイで金曜日の朝番組を持っている他、ポッドキャストで聞くことができるラジオNIKKEIで金曜日の夜30分番組を持っている。パソコンンがあれば聞くことができるが、わたしの場合マックのiPODに取り込んで移動中に聞く。昨日はNHKBS1で姜尚中とともに登場してインドの大学生たちの事をレポートしていた。ある大学の授業にでて、出席している300人くらいの学生に英語で聞く。「将来公務員になりたい人」というと全体で30人いるかいないかだ。そして「ITで働きたい人」というと殆どの学生が手を挙げる。学生たちの殆どは日本の1960年代の牛馬を使って農業をしている農村の出身だ。それに親の話を聞くと、政府の言いなりになって新しい品種を栽培したが、失敗して年収の2倍の借金があると嘆く。しかし努力して勉強すれば、確実に良い仕事に就けることだけは事実なので、馬小屋のような都会のアパートの一室で高等数学を勉強して大学受験に備えている学生たちが映し出される。学生たちは現在カースト制度を気にすることはない。しかし政府は新しいシステムで、それを記入する欄を設ける事を考えていて、学生たちの不評を買っている。だが学生たちの意欲を引き出して、国を発展させようというインドの試みは今のところ成功しているように見えた。
▼もう一つポッドキャストついでに言うと、首都大学東京准教授である宮台真司の番組もTBSネットラジオにある。今週のテーマは「ナショナリズムを考える」今年のキーワード「ナショナリズム」を考えるだった。ここから宮台を選んでいただきたい。TBSラジオで流れるのはこのうちのたった5分か10分である。この放送の中で日本のナショナリズを声高に叫ぶには、左翼によって「右」と考えられてきたが、実際には敗戦によって「左翼がそのように利用して来ただけである」と規定する。そして今話題の「硫黄島からの手紙」も左翼新聞によって持ち上げられているが、現実にイーストウッドは昔から右翼として有名な人で、「ナショナリズム」をうまく利用してこの映画を作っているという話は面白いので、お聞きになることをお勧めする。別にiPODがなくてもパソコンの前に30分ほど座っていれば良いだけの話だ。

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December 30, 2006

年末もパソコンン相談が相次ぐ

▼昨日某読者が我が家に遊びにいらした。9ヵ月ぶりにお目にかかったので、積もった話で2時間ばかり盛り上がった。
▼今朝のNHKラジオを聞いていたら、相模原署の警部補が、電車の中で座席に座っていた31歳の女性OLの前で下半身を露出させた疑いで逮捕された、と報じていた。逃げ回ったらしいが女性と駅員さんに捕まったらしいのだが、「酔っていて覚えていない」と供述しているという。逃げたのだから犯罪を犯したという認識はあったのだろう。またまた「酔っていた」と言えば罪が軽くなるとでも思っているのだろうか?社会の規範を垂れなければならない人たちに限ってこんな事をする。旅館とか飲食店で聞くと、酔って一番たちの悪いのは警察官と教師だと言われているが、昨今の事件をみると頷ける。
▼わたしも年末年始休暇にはいっているのだが、パソコンの相談がひきもきらない。そのうちの一つは、午後2時半ころのM編集長からの携帯メールだった。「パソコンで困っている人がいるから相談にのってくれ」という連絡が来た。折り返し電話すると、教師をなさっている方からで、年末年始休暇の間に、学級通信を作れるようになりたい。6月にパソコンを買い、さらにパソコンの本を1万円買って読んだがさっぱり分からない、とおっしゃる。「いくら何でも30日、31日はイヤですよ」と返事する。相手も「部屋を片づけなければならない」とのこと。それで新年4日午後からK市のご自宅までお伺いする約束をした。

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December 29, 2006

もはや禁酒法国家にするしかないのか?

▼飲酒運転の罰則の強化案が朝刊各紙に出ている。わたしはいっそのこと、日本を禁酒法国家にしてしまえば良いと思う。いや実はわたしはクロスワードを作るのも仕事の一つである。作り方は得意先から「今月はこういう答えを出して欲しい」と依頼される。その言葉、つまり二重括弧の部分を、バランスよくちりばめてから、みなさんとは逆に言葉をちりばめて行く。12月受注した関西方面の某団体なのだが、答えをいただいた時に、正月に相応しい言葉をちりばめて欲しいという注文だった。それでわたしは「酒」に関する言葉を3つほど入れた。担当者にデータを送ってから上司のチェックが入ったのだろうか、「時節柄『酒』に関する言葉は遠慮して欲しい」というので作り直しを命じられた。3ワードもあるという事は、これはもう全面的に作り直しだ。いかにも「事なかれ主義の団体だな」と思ったがさらに数日かかって作り直した。
▼世間では飲酒運転を問題にしているのであって、酒を飲むなとは言っていない。おそらく罰則を重くしても犯罪はなくならない。飲酒運転によって死傷者が出た場合、獄門さらし首にでしない限り無理だろう。「酒の席の事だから」、「酔ってやったことだから」と酔った人に甘い風潮が日本にはある。それと大酒を飲んでも平然としていられるのは「酒に強い」など美徳とされる風潮は、日本独特のものではないかと思う。これが改められない限り、飲酒運転もなくならないのではないだろうか?
▼年賀ハガキの返品も27日で終わってしまったので、今晩から年賀状作りを始める。もし何かあってももう文句は言われないだろう。
▼昨日ある新聞と今朝の朝日では映画「ダーウィンの悪夢」がかなり大きく取り上げられている。雑誌でもAERAに監督が出ている。肉食魚ナイルパーチはアフリカの人々の食料を奪い、ヨーロッパの白人たちは昔と同じアフリカを収奪することによって生きているのである。

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December 28, 2006

図書館が27日で終わりとは

▼昨日の仕事は昼で終わるかと思っていたが、実際は午後3時までかかった。図書館はなぜか27日で終了なので慌てて午後7時過ぎてから駆け込む。仕事をしている立場から言えば新年は10日まで休館でも構わないが、年末は普通の人は28日まで仕事なので、29日まで営業していただかないと、読みたい本も読めない。いま連続した本を読みつつある。2巻までは借りたが、その続編は5巻しかなかった。全巻でたしか6巻なので、飛び飛びで借りても仕方ないので、何も借りずに帰ってきた。
▼先日近くの郵便局にゆうパックの荷物を出しにいった。宛名に「匝瑳市」と書いたのだが、郵政公社の職員さんは「これは何県ですか?」とおっしゃる。郵便番号は書いてあるから類推して欲しいのだが、勉強不足だな。それとも市町村合併が急速に行われたので、混乱してしまったのだろうか?昨年春までは「八日市場」と言っていたのだが、野栄町などと合併して「匝瑳」(そうさ)市が誕生した。
▼今NHKラジオ第一で、夕方4時33分から6時まで「なんたって石原裕次郎リクエスト特集」、という番組を放送している。石原は兄の都知事も、弟の裕次郎も大嫌いである。だが裕次郎は高校時代を思い出す曲がたくさんある。親友が裕次郎と赤木圭一郎が好きで、授業中色々歌を教えてくれた。といってもテープレコーダーや録音機などは一切ないから、放送される曲を必死に書き留めるのである。だから英単語を覚えるように、確実に覚えることが出来た。だからその何曲かは、今でもそらんじている。あまりメジャーではないが、「紅の翼」とか「世界をかける恋」という曲が好きだった。上記NHKリクエストを聞いていると、亡くなった夫が好きだった曲や、この曲を聞くと妻の事を思い出すとかが沢山出てくる。そんな話を聞くに付け、ますます健康には留意しなけらばと思うきょうこの頃である。

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December 27, 2006

◇「トモロー・ワールド」を見る

090001Gさんがゲットしました。
▼昨日伺った方は、「会報」を作っていたら印刷出来なくなってしまった。ヘッド・クリーニングをしたが解決しなかったという事だった。一応念入りにクリーニングして、ヘッドを外してウェットティッシュきれいにぬぐったら元通りになった。さらにDTPで教えて欲しい事があるとおっしゃるので、3度程詳しく説明する。ご本人はテープレコダーを回す他に、メモをとる。それに基づいて動作をしてもらてOKになった。この方は元教師である。数年前に胃ガンの摘出手術をおこなって、つい最近は白内障の手術をしたら、パソコンの画面がよく見えるようになったとおっしゃる。「白内障の手術は某病院ですか?」とお聞きすると、「手術したら担当医は夜帰ってしまう、というから他にした」というお話しだった。そりゃそうだ。わたしだってそういう病院には入院しない。
▼昨晩の9万1番はGuyさんがゲットされました。上記はその証拠画像です。年内に記念品をお送りします。また前後賞を差し上げますので、証拠画像をお持ちの方はご連絡下さい。それと21日にご紹介した、スイス製加湿器ご希望の方も、年内に引き取りにおいで下さい。
▼◇「トモロー・ワールド」P・Dジェイムス原作「人類の子供たち」の映画化である。2024年頃の地球(映画はイギリス)核実験の影響下どうか、人類には過去20年ほど子どもが産まれていない。このままでは人類は滅亡してしまうと懸念されている。国家公務員である主人公クライブ・オーウェンは、ふとした油断をした隙にテロリストに誘拐されてしまう。そこの組織の女ボスは、覆面を取ると昔の恋人(ジュリアン・ムーア)だった。自分たちの協力をしろと命じられるが拒否する。その彼らと一緒にいた少女は実は妊娠8ヵ月だった。「もうすぐ生まれるな」と主人公。外国は30日を妊娠1ヶ月と数えるのだと思った。元助産婦の老婦と3人一緒で逃げる。ところが政府軍と対決するテロリストは何故か2派に別れている。イラクだってそうなのかも知れないが、この説明が何もないので分かりづらい。友人のツテをたどって逃げ回るのだが、このアジトから逃げ出すシーンは圧巻だ。テロリストの追っ手は迫る。自動車のエンジンはかからないので手で押してスターターをかけようとする。
▼逃げおおせたかと思うと、イギリス陸軍とセンチュリオン戦車で包囲されてしまう。この市街戦のシーンも迫力があり中々良かった。軍隊からもテロリストからも追われるが、一艘のボートを手に入れて予言のあった沖のブイで迎えの船を待つ。何か「上海の伯爵夫人」みたいだ。爆破シーンが多くそれは迫力があったが、テロリストが何故生まれてくる子どもを狙っているのか分からない、難解な映画でした。銀座シネパトス。

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December 26, 2006

合法政治献金と海賊版DVDの違い

▼午後ある人から電話があり、「年賀状を作って印刷しようとおもったらインクが出ない」何とかしてくれという。もう年内はそういう仕事はしたくないが、お年寄りでこまっているご様子なので、今朝行くことにした。年内そういうお仕事はお断りです。どうしてもという方がいましたら、30日まで通常料金の3倍プラス出張料で行きます。
▼昨日森本毅郎スタンバイで、朝6時半のニュースのトップが「ディープインパクト」である。森本は競馬ファンであることで知られている。有名な競馬があると常に個人の趣味を生かしてトップで扱う。しかも「スポーツ」と言って競馬を取り上げる。わたしはファクスを送った。「今すぐ辞書を引いて見てください。乗馬はスポーツですが競馬はギャンブル的娯楽、と出ています」と。だが返事はなかった。土日錦糸町の馬券売り場でぎらついた目で、酒臭い息を吐きながら、横縞のポロシャツを着込んでゾロゾロ歩いている人たちは、どう見てもスポーツマンには見えない。
▼日曜日だったか、海賊版DVDを買う人は暴力団の資金源になっているかも知れない事を忘れないでください、というCMが流れていた。ふと考えたのだが、キャノンが自民党に政治献金を始めたという。わたしはキャノンのデジカメとプリンターを持っている。自民党に献金するということは、改憲・米軍に従属したMD計画を推し進めるという事だ。するとキャノンを買うことも、「合法」の解釈によるだけで、海賊版DVDを買うこともさほど違いがないよに思われる。「トモロー・ワールド」も見ているが時間がないので、またね。

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December 25, 2006

◇「ダーウィンの悪夢」を見る

Hati2124さよならハチ(シラクラ宅)
さらばハチ。ハチとナナで先住猫がストレスを起こしていることは書いた通りだ。とくにピー助はそのストレスで脱毛してしまい、医者通いをしている。そして家では薬を塗り、首には可愛そうにエリザベス・カーラーを装着している。色々考えた挙げ句、シラクラさんの家に期限無しで長期間預かって貰うことにした。ハチをバッグに入れ、念のためパットを敷いて電車に乗る。新宿から小田急線で約40分で、彼女の家に着く。駅前まで車で迎えに来て貰って、家まで連れて行く。最初は慎重に家の中をチェックしていたが、猫のトイレとかエサは、新品を全部先に送ってあるので安心した様子で、30分もすると走り回り始めた。これで安心、「幸せになるんだよ」と言ってハチにキスをして別れてきた。あとはナナちゃんだけだ。
▼土曜日、母の実家である叔父の家を出たのは7時半頃だった。家は標高1000m近いところにある。灯りがまったくないところで車を止めて冬の空を見上げる。雪を敷き詰めたように天の川が見え、北斗七星とかカシオペアが見えた。本当は23日の夕方は表参道のイルミネーションを見に行く予定だった。しかし人造のイルミネーションをみるよりも、冬空の星はわたしに希望と力を与えてくれた。
▼◇「ダーウィンの悪夢」アフリカタンザニアのビクトリア湖は世界で3番目に大きな湖で、かつては現地の人たちはそこで捕れる魚介類で豊かな生活をすることが出来た。ところが40年ほど前に誰かがナイルパーチの幼魚のバケツ一杯ほど放流したことに事態は一変する。そのナイルパーチは肉食魚で今までビクトリア湖にいた草食魚を食べて猛繁殖する。つまり生態系を根底から破壊してしまうのだ。そのナイルパーチに目を付けた人は魚の加工工場を作る。そしてヨーロッパにその魚を売る。そのために空港には巨大な貨物航空機が毎日のように発着する。しかし空港は無線すらない。冒頭登場する管制室には蜂が大量に出入りするので、ノートで蜂を叩きつぶすのが仕事だ。そして管制する方法と言えば、今まで湖の近隣で住んでいた人々は手持ちの大きなサーチライトだけで、赤は着陸不許可、黄色は待機、青になったら着陸許可である。
▼ベンツに乗った経営者がいるかと思えば、その白身魚を加工して廃棄された魚の頭と骨の部分はゴミ捨て場へとトラックで運ばれる。そこでウジのわいた廃棄物を拾って天日に干して唐揚げにして売って生活をする人々が大勢いる。まだ廃棄魚を拾うことができる人は良い方だ。殆ど多くの人々は飢えている。さらに子どもたちは少ない食物(自分たちで残飯を使ってピラフのような物を空き缶を使って作る)を奪い合う。それができない子どもたちは、魚を梱包に使うプラスティックのヒモを溶かしてそれを燃やして吸引する。これはシンナーを吸引するのと同じような効果をあらわし、一時的にであるが、恐怖を忘れさせる事が出来るが、命をも奪う。
▼もう一つの危険は貨物機のパイロットたちである。彼らは来る時は空(からっぽ)で来るが帰りは魚を運ぶと証言するが、資本家がそんな不合理な事をする筈がない。おそらくアフリカのどこかに武器弾薬を運んでいると推測される。そして小金をもっているパイロットにまつわりつく売春婦たち。パイロットは料金の安いロシア人が多いのだが、彼らは売春婦たちに暴力を振るい殺人事件が後を絶たない。現にこのドキュメンタリーに登場する一人は最後殺されている。
▼グロバリーゼーションは何をもたらしたか?富めるものに富の集中させ、貧しいものから最低限の食料や生活手段を奪っているだけである。渋谷シネマライズで。

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December 24, 2006

母をショートステイさせる為に緊急帰省

Ekibens
▼午前10時のことだったが、佐久のケアマネージャーさんから電話があるそして「やはり来て欲しい」と電話があったのは午後1時だった。出かける予定もあったが、印鑑と荷物だけ用意して自宅で待機していたわたしは、着衣を寒冷地仕様に着替えた。直近の新幹線あさまのチケットを買い求め、実家に着いたのは午後3時40分頃だった。
▼1時間ほど寒い実家の庭で待っていると、ケアマネさんが見えた。母はショートステイの施設に直行したという。▼施設長が外出中でしばらく待っていると、食事の時間になり、さらに入所にあたっての荷物チェックがある。そして現金は3千円以上持たせないでくれという。
▼最後に母の実家まで叔父に会うために車を飛ばす。帰りの新幹線は午後8時44分。車をスタートさせたのは午後7時になっていた。今までの事情を手短に話すとすべて分かってくれた。お願いしたのは、母の薬がなくなってしまうので、明後日代わりに行ってもらうことだった。叔父の家の滞在時間は約30分。再び真っ暗な夜道を車でひた走る。実家に戻りタクシーを呼ぶ。こうして新幹線に乗り込む事ができた。朝に充電したはずの携帯のバッテリーは、もはや空になっていた。もう佐久平の駅には弁当は残っていなかった。仕方なくおかしなパンとヨーグルトを食す。それでも軽井沢まで来たら弁当の車内販売がきた。ここで有名なのは、ご存知荻野屋の「かまめし」だが、これは中学生の頃から食べ飽きているので、この場は信州牛の「すき焼き弁当」にした。

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December 23, 2006

銚子名物「ぬれ煎餅」を食す

Nuresen
▼CATVをデジタルに切り替えてから映りが極めて悪くなってしまった。アナログの方がまだ良かった。会社の狙いはデジタルで両方向にすることによって、視聴者にショッピングなどで利用させようとしている。2週間前にアンケートを取られて、マンションのケーブルを変えて受信しやすくするという連絡があった。それで昨日は午前中に作業をするから、在宅して欲しいという事だった。暮れの忙しい時間だったが、その時間は自宅にいることにした。ところが約束の時間が過ぎた午後1時になっても何ら連絡がない。さっそくCATV会社に連絡すると、12時に行ってチャイムを鳴らしたが出てこなかったから、帰ってきたという。自宅の電話だけでなく、携帯の番号まで教えてあるし、わたしは約束を守らない男ではないので、一回ならして出てこなかったら何度でもならして欲しい。連絡をしているうちに、知り合いの副社長さんが出てきた。そこでお詫びが入り来週月曜日午前中ということになった。結局その連絡が来たのが午後3時だったので、一日棒に振ってしまった。
▼夜編集会議。夜暗くなってから出歩くのはとても疲れるので、本当は行きたくない。精神を集中しなければならない会議はもっと疲れる。夕方になると頭がフラフラするので、飲むなどは飛んでもない。銚子取材を緊急に代わってくれたNさんが珍しく参加した。お土産に銚子名物の「ぬれせん」を買ってきてくれた。Nさんは乗り物(とくに航空機)マニアなので、今回の取材はとても良い記事に仕上がっていた。ところで「ぬれせん」はあれ以来大人気で現地でも中々手に入らない。インターネットを見ても、「受け付け中止」になっているので貴重品だ。家族もぬれせんは大好きで、都内では大丸デパートの全国物産コーナーだけで売っていたがそれも中止になっている。わたしは1枚貰って帰ったら喜ばれた。
▼そのNさんが会議が終わってから映画について呟いていた。「硫黄島からの手紙は栗林中将を格好よく描きすぎている」、「武士の一分」はとてもよい。わたしは即座に反論したのだが、良く考えみたらNさんは「Y和夫的」な立場の人なのだった。硫黄島にしても日本のカネで作った作品ではない。それなのにクリント・イーストウッドがあそこまで表現できたのは素晴らしいと思う。この撮影秘録は今月の文藝春秋136頁に、イーストウッドが惚れた、硫黄島の栗林中将のい土塊」というところで、主演の渡辺謙と梯(かけはし)久美子の対談が載っているので、興味のある方は是非お読みいただきたい。撮影が終わってから渡辺とイーストウッドらは、自衛隊から特別許可がでた硫黄島に行く。そして栗林中将の実家がある長野県松代から持参した井戸の水を、すり鉢山の慰霊碑にかけるシーンが強烈である。

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December 22, 2006

わたしの選んだ日本映画ベスト5

▼1週間前にNHKの「小さな旅」で紹介されていた、横浜港に係留されている氷川丸が商船三菱の手によって保存されることが報道されていた。NHKの放送では取り壊しかなどと言われていたが、まずはめでたしである。今朝の放送のなかで「復員船として使われていた」と言っていた。だが今の若者に「復員」という言葉がわかるだろうか?辞書を引いてみたら「戦時体制の軍隊を平時体制に戻し、兵員の召集を解くこと」とあり、反対語は「動員」とあったなるほどね。現実の日本は反対語の世界に近づいてきている。
▼先週の某新聞には映画評論家のY和夫が選んだ、日本映画ベスト5が出ていた。1)「蟻の兵隊」2)「武士の一分」3)「博士の愛した数式」4)「紙屋悦子の青春」5)「フラガール」とあるので驚いた。
◇「武士の一分」行きたくなかったが立場上見てきた。退屈でつまらないの一言。キムタクも相手の新造もまったく演技になっていない。約2時間のうち1時間50分は退屈そのもの、かろうじて最後の10分程度のなかの5分だけ見るにあたいするかと思った。3)の「博士…」はベトナムに行くときの飛行機で見たが、よく分からない映画だった。4)「紙屋…」よりも前の「父と暮らせば」の方が演技の実力派が出ていて遙かに良かった。
▼じゃあお前の日本映画ベスト5と聞かれたら。1)「ディア・ピョニャン、2)「フラガール」、3)「三池/終わらない炭鉱の物語」、4)「蟻の兵隊」、5「間宮兄弟」と言ったところでしょうか?ユーモアが分からないY氏などには理解できない世界なのでしょう。きっと。

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December 21, 2006

「戦場のメリークリスマス」考

▼あと50年もしたら人口の45%が65歳以上になるという報道が今朝の新聞各紙にでている。しかしこのような事は、国勢調査をすればあるていど予想できることである。しかもその原因は正規雇用を少なくして、人間に対する投資を少なくして、効率をあげようとする政府の責任である。それを正すことなく、まるで国民の責任であるかのような表現は間違っている。どうせ消費税を増税しようとする政府のプロパガンダに決まっている。第一消費税の出発点で何と言っていたか。「福祉目的税にしてもよい」当時の新聞をひっくり返して見ていただきたい。マスメディアだってその責任の一端を担っているのだ。悪いのは国民ではなく政府なのだ。それなのにMD(ミサイル防衛網)には湯水のようにカネをつぎ込む。
▼我が家で加湿器を買い換えるので、今まで使っていたスイス製「Prim Air」の除湿器を必要な方に差し上げます。昨年一度壊れてメーカーの修理済みです。引き取りに来られる方には無料で差し上げます。送って欲しいという方には送料着払いでお送りします。
▼「戦場のメリークリスマス」19日の学校のクリスマスパーティの時、ある学生が「第一次大戦のとき、前線で戦っていたフランス軍とドイツ軍がクリスマス停戦をした」という話をした。映画では今年公開された「戦場のアリア」であるが、映画のような女性歌手は実際にはいなかった。その話を聞き隣に座っていたK先生が「戦場のクリスマス」の事ですか?とおっしゃる。「クリスマス」は第二次大戦のジャワの話で学生が話したのは「第一次大戦」の話です、とお答えする。
▼昨晩クリスマス・コンサートがあっててんぐささんと一緒に行った。最後は「戦場のメリークリスマス」が演奏され、そのまえに司会者が「戦争はいやです、平和であって欲しい」と一言コメントがあった。司会者は、このバ○映画見ていないんじゃないか?と思った。「戦場のメリークリスマス」とは大島渚の監督した作品で、坂本龍一、ビートたけし、デビット・ボウイなどが出演した、戦場における大島独特のドロドロした「同性愛」の世界である。別に反戦を訴えているわけでもなく、平和を訴えているわけでもない。坂本が作った音楽も嫌いだし、司会者飲むヒマがあったら、もっと勉強して正しく伝えて欲しいものだ。

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December 20, 2006

壊れた食玩のタイガー戦車

▼数年前にDUKAさんからいただいた食玩の「タイガー戦車」の主砲が折れてしまった。探せば1個250円から300円で買えるものだが、このタイガー戦車でわたしは戦車の泥沼にはまりこんでしまった。1冊5000円の「タイガー戦車」の本から次々戦車関係の書籍が増えていった。壊れたものは仕方ないから、装飾用に次のタイガーを探さなければならない。いまでも追加で買った食玩のヤクート戦車が一台ある。あまりでかくてもおくところがないので、次はどのメーカーのタイガーにしようかと思案している。
▼昨日は朝9時15分に「ER」前でFに会う。彼はここで働いているので、仕事が始まる前にある書類を受け取った。次はその書類を持って本郷まで行くのだが、相手は11時頃でないと出勤しない。それならば「羽子板市」最終日の見学を先にしてしまおうと考えた。K駅から「日暮里行き」のバスに乗って浅草松屋前で下車する。朝10時ころなのに結構人が出ていた。これを見ないと新年が来ないような気がするので毎年来ている。普通の羽子板とともに、人気人物である新庄、琴欧州、紀子さん羽子板などが並んでいるが、雅子羽子板はなかったので思わず苦笑する。
▼30分ほどで終わって仲御徒町まで銀座線に乗り、いつものように本郷まで歩く。そこは10分ほどの打合せで終わる。昼からわたしが講義に行っている学校のクリスマス・パーティがあって招待されていた。自己紹介を英語でやったり、英語劇、「百万本のバラ」を真っ赤なステージ衣装を着て唄う熟年女性もいて盛り上がった。パーティの部は学生たちが心をこめて作ってくれたピラフ、豚汁それに名前は分からないが韓国風のとても辛いサラダのようなものが出た。当然アルコール類もでたが、わたしは酒は飲まないことにしているので、午後の紅茶とウーロン茶だけいただいて、ひとあし先に失礼した。
▼メルマガ午後8時に締め切りですよ。コンサートがあるので送信できるのは午後10時頃になると思います。まもなくHPの9万がやってきます。あと250カウントなので、カウント達成は年末ギリギリだと思います。今回は特別に前後賞があります。ふるってご応募下さい。といっても対象はメルマガ読者で、住所を登録してある方に限ります。

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December 19, 2006

♪青森駅は雪の中…

Top01
▼明日は『鍵盤乱麻』メルマガの締め切り日。前回予告したが、今回は「あなたが選ぶ今年のベスト作品」なのでお忘れなく。こうお願いを書いても応募してくださるのはほんの数人の方々だけだ。
▼朝は定期検診だった。指定の時間10分前に着くのだが、20分過ぎても呼ばれなかった。窓口で聞いたら、「次か次の次です」といわれ、その直後に呼ばれた。本当はもう家の近くの病院に変わるはずで、病院名も伝えてある。しかし医師は「1月にもう一度来てからにしましょう」と言った。わたしはいま一日4回血圧を測って記録している。昔から何故か朝だけが高いのだ。MRIの検査は1月以降になるだろうから、まだまだである。
▼2日目に青森駅では1時間ほどの待ち合わせ時間があった。実は函館にいた夕方電話があって、「デイサービスの料金が引き落とし出来なかった」という連絡があった。そのまえの週に窓口女性担当者から「○○円不足しているので○○円くらい入金しておいてください」という連絡があった。従ってそれは送金したので大丈夫かと思ったら、母の介護料が、わたしの頭に入っていなかったのだ。青森駅の1時間を利用して送ろうと思って金融機関を探す。わたしの持っているカードはMだ。青森駅を見渡してもその東京で有名な銀行名はない。地元の人に聞くと「そんなの聞いたことない」とこともなげにおっしゃる。こっちではみちのく銀行か、青森銀行なのだ。M銀行といえども一市中銀行でしかない。駅構内にあったATMではM銀行は引き出せなかった。仕方なく郵便局を探して必要金額を降ろす。しかし郵貯から市中銀行には送金できない。それでふたたびみちのく銀行を探す。行けども行けども看板はあるが無人でATMしかおいてないので送金できない。歩きまわって40分ようやく、人のいるみちのく銀行の窓口が見つかった。送金しようとして用紙に書き入れたら、これだと手数料が800円で高いからATMの方が良いと親切な店員さんはおっしゃっる。しかしいくらやっても「送金できない」と表示される。仕方なく助けを求めると、美しく背の高い女性店員さんがやってきて、懇切丁寧に操作を着きっきりで教えて下さった。「青森はさむくないですか?」と聞かれる。「いやー雪は凍結しているし滑るし寒いです」と答えると、にっこり微笑み、「そうでしょうね」と答える。
▼そんなこんなで出発時間が迫ってきたので、再び列車に飛び乗った。
▼再び18日の事になる、メス猫のナナちゃんは生まれたときから右目が白濁していた。家の前にある動物病院で、台東区にあるA病院の紹介状を貰った。夕方わたしはナナちゃんをその遠い動物病院に連れていくことになった。バスは事前に聞いたら籠に入れて来てくれれば、特別猫の料金はいらないということだった。病院HPで地番を確認すると前行っていたお得意さんとかなり近い距離にある。A病院は都内でも有名な動物の眼科手術をするところである。診察してもらったら、目は先天的なものである。たしかに網膜と瞳が癒着しているが、手術をしても緑内障にかかる確率は低くならない。眼圧も低いし、涙目になることがなければ問題ない。手術をすると出血して体力は消耗するし、むしろ手術をしない方がナナチャンのためになる、という診断をいただいてありがたく帰る。得意先とは距離にして10mの路地の裏表の関係にあった。いちおうご挨拶をしてくる。「A病院は動物の眼科で有名ですってね」と言われる。バスの待ち時間が40分もあって喉が痛くなってきた。

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December 18, 2006

◇「あるいは裏切りという名の犬」

▼朝刊を読んでいたら、先日わたしが定期預金の解約で行ったR銀行は実質国営化されていることと、自民党への献金が他のメガバンクに比べて倍増しているとある。それに国債をかってやったらバカみたいな話になる。
▼昨日「クリムト」を(続き)としたのは、あそこまで書いたら映画に行く時間になってしまったので、即座に終わらせる必要が出てきた。つまりグスタフは真実の愛とは何かを求めようとしていたのだろう。しかし彼をしても外観の美を追究するために、本質を見失ってしまったという事なのかと思った。
▼昔マルチェロ・マストロヤンニが言っていた。「これこそ理想の女性だ、と思ってつきあっているとそれで終わらず、次々理想の女性が現れる」と。先日銀行で読んでいたPR誌に、養老孟司が「愛国心」について次のようなエッセーを書いていた。よく死ぬまで愛し続けるというセリフがあるが、あれはウソである。愛などというものは長く続く筈がない。もし続けたいのなら「ロミオとジュリエット」「トリスタンとイゾルデ」のように、なるべく早く死ぬことだと。さらに養老は愛妻、愛犬というのはあるが、愛国というのは対象が極めて曖昧で「妻」や「犬」と一緒にするのは間違っているとあったが同感である。
▼昨日わたしは京橋のテアトルシネマに出かけた。電車に乗ったら年配の男性の携帯が「暴れん坊将軍」の着メロが鳴り出した。吉宗が「成敗する」と言って、刀をみねにひっくり返す場面で流れる曲だ。それはそれで微笑ましかった。
◇「あるいは裏切りという名の犬」パリ警視庁の看板が二人の男によって盗まれる。それはある男が昇進するのを祝うパーティに記念品として贈られるためだった。パリ警視庁には時期長官の座を狙う二人の男がいた。一人は権力志向の強いドニ・クラン(ジェラールド・パルデュー)と仲間の信頼も強い正義漢のレオ・ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)だ。現長官はレオを推薦しようとしている。ところが多発している現金輸送車襲撃事件の犯人は中々つかまらない。長官はレオに犯人を逮捕してくれれば、優先して推薦すると言う。張り切るレオと嫉妬するドニ。こういう事件は情報屋をどれだけ持っているかが、決め手になる。レオに仮出所した男が近づいてくる。そして殺害現場に偶然のように立ち会わせて、アリバイを作る。その代わり真犯人を教えるから黙っていてくれというのだ。犯人を包囲して逮捕しようとする瞬間、ボニは一人勝手に動きだし、犯人を取り逃がしてしまう。それどころか、女性警官を人質にとられてしまう。
▼そして射殺現場にいたレオは、射殺犯人を吐かなかったため、有罪判決を受けて7年間収監されてしまう。その間に妻は警察の追跡を逃れるため車を走らせていると、瀕死の重傷を負っています。それを追跡していたのはボニなのだが、瀕死のレオの妻を射殺してしまう。なぜなら彼は彼女を昔愛していたことがあって、恨んでいたのだ。出所後その真相を知ったレオはボニに復讐する決意を固める。銃撃戦はなかなかの迫力でありました。当然耳栓を持参して楽しみました。映画館は30分前に着いたがかなり混雑している。
▼終わってから東京駅まで歩いた。すでに午後2時で日曜日なのでロクな店は開いていない。八重洲口の真ん前にライオンの「北海道アンテナショップ」があったので入って、「ジンギスカン・ガーリック・ピラフ」というのを食べた。おりから店内では先日行ったばかりの函館の観光ビデオが流れていた。

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December 17, 2006

◇「クリムト」を見る

▼先日東大構内を歩いたときカメラは持っていなかった。あのイチョウの黄金の輝きをもう一度カメラに納めようという気持ちになり、一眼デジカメを持参して再び東大構内に向かう。ついでに三四郎池も撮ってきた。帰りのバスの時刻表を見たら15分待ちだったので、先日の逆御徒町経由で秋葉原まで歩くことにした。秋葉原で買ったのはノートパソコン用の盗難防止用ワイヤーケーブルだ。図書館に行って軽いので、持ち去られる危険があるので用心した。貴宅途中快速電車の止まるK駅で途中下車をする。Yカメラでノートの空きスロットに入れる通信カードのパンフレットを貰うためだ。しかしいずれも高い。さらに隣の映画街を覗いてみた。「武士の一分」はガラガラだったが、「007」は万人だった。Y洋治は、元々好きな監督ではない。とくに、国から勲章を授与されてから、権威の象徴になってしまった。さらに出演俳優のキムタクは声も顔も大嫌いである。本はマンガしか読んだことがないといい、「いい男ぶっている」のが鼻につく。彼もまたTV界の権威であり、キムタクに睨まれたらTVに出演できないというほどだ。招待券は貰っているが、見に行こうかどうか迷っている。
▼帰宅してノートの通信カードは止めて、FOMAの携帯端末に利用して通信設定をしたらうまく作動した。どのみち2泊3日の旅行をしたときの、メールチェック以外使う目的はないのだ。
▼◇「クリムト」グスタフ・クリムトウィーンで彫刻師としての教育を受けた。そして名を上げて、ウィーンの美術館の装飾などをするようになる。兄弟は多かったが3人の兄弟で芸術家商会を立ち上げ、やげてウィーンの劇場の装飾も引き受けるようになる。グスタフを有名にしたのは、ウィーン大学大講堂の3部作からなる天井画を描いた時だ。彼の引き受けた「哲学」、「医学」、「法学」という画は居間までの権威主義を根底から覆す画風だった。そのため発注した文部大臣の攻撃材料にまでなってしまった。グスタフは契約金を返上し、画は他の美術館や個人に売却されたが、その後ナチスによって焼却されてしまう。
▼グスタフは保守的なウィーン美術組合を嫌った芸術家たちと、ウィーン分離派を作るに至る。実は映画ではこの部分が全く描かれていない。このことを理解していないと、見る人は何の映画なのか単なるエロ映画かとおもってしまうだろう。死の床にあるグスタフ、枕元には弟子のエゴン・シーレだけがいる。映画は彼が生前を回想するシーンになる。1900年ウィーンでは彼の描く裸の女性たちがスキャンダルとなっていた。つまり彼は次々モデルに手を出して子どもをつくるのだ。一方彼の新鮮な手法はパリで絶賛されている。それどころかパリ万博で金賞を受賞している。そのパーティには恋人を連れて行ったにもかかわらず、他の美しい女性レアに目を奪われるグスタフ。彼はうまいことそのレアと密会を果たし、肖像画を描くことを約束させられる。ウィーンに帰ると、上記の騒動で文部大臣から助成金を打ち切られる話がでる。それを聞いたグスタフは荒れ狂い、次々とモデルになった女性たちと関係を持つ。さらに大勢いた自分の子どもたちに会いたがる。グスタフは単に女性に対して肉体関係を求めていのではなく、古くからのモデルミッツィディにはプラトニックな愛を求める。そして宿命の女性だと思いこんだレアには魂のつながりを求めていた。病気になりレアの存在を知ろうとするが、行方はようとして知れない。(続く)

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December 16, 2006

◇「硫黄島からの手紙」を見る

▼既に「クリムト」と「硫黄島からの手紙」は見ているのだが、書くヒマがない。住んでいるマンションの前の2階建つ旧家が壊されて、バイクショップの4階建てパーツ倉庫になるのだという。地鎮祭が終わって足場の組み立てが始まった。昨日工事関係者がタオルを持って一軒一軒挨拶に来た。我が家は3階だから完全にふさがれてしまい、洗濯物が乾きにくくなる。幸い1階が受け付けで人は住まないというのが救いだ。工事は来年5月まで続くので、どうしてもうるさい時はノートパソコンを持って近くの図書館に行こうと思っている。
▼◇「硫黄島からの手紙」今の硫黄島は自衛隊た駐屯するだけで、他の人は出入りが出来ない。するとこの映画はどこで撮影されたのだろうと思う。前作「父親たちの星条旗」は爆発音で参ったので、今回は強力な耳栓を持参した。まず栗林中将が任務に就く場面から始まる。軍用機(なぜかダグラス、仕方ないか)を降り立った栗林は島を一周するという。部下は「ジープを用意します」などという。当時の日本軍では四輪駆動のジープはなかった。しかも38式歩兵銃の事を「ライフル」と連発する。それでもなおかつ日系二世であろう脚本家は、日本人のメンタリティを忠実に再現している。だからジョン・ウーの「ウィンドウ・トーカーズ」などとは、まったく違い日本人が見ても何ら違和感がない。部下が「戦争が早く終わって内地に帰りたい」、と呟いたのを見とがめ、殴っている場面に遭遇する栗林、軍曹くらいの兵に「部下を肉体的に虐待して、その代わりはあるのか?」と問いつめる。映画はアメリカに留学したことのある長野県出身の栗林と中佐の伊原を善として描く。そして強硬派の獅童を悪として描く。
▼つまり栗林はアメリカは物量作戦で来るから、上陸地点の波打ち際で塹壕を掘っても意味はない。だからすり鉢山に地下壕を掘って抵抗しようという作戦jだ。それが先任将校らには、「アメリカかぶれの弱腰」と映る。だが栗林は玉砕することを禁じ、ここで最大限の力を使って抵抗が長引かせることが、本土決戦になったとき、交渉も有利に働くと自分自身を納得させる。
▼この映画で、もう一人の主人公はパン屋出身で身重の妻を残して出征した一兵卒の事である。ここを死に場所に選んだ栗林とともに、「生きて帰りたい」と希求するパン屋の行き方がテーマになる。それと印象に残ったのは憲兵として採用されたが、見回りの最中日の丸を掲揚していなかった家に忠告に行き、上官の命令で泣き叫ぶ犬を「処分」できずウソをついたため見せしめとして配属させられた兵士が出てくる。要するに国の命令に従わなかった人々が多数配置させられたという脚本になっている。
▼そしてもう一つ玉砕を禁じられたにもかかわらず、手榴弾を使った目を覆うばかりの集団自決。NHKのTVでは生き残ったわずかな人々が登場して「硫黄島は地獄だった」と表現している。しかしこの映画では現実に体験したであろう、地獄とはかなりかけ離れているように思う。それでもなおかつ硫黄島で命を捨てなければならなかった人々の無念さは十分に伝わってくる力作である。

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December 15, 2006

定期預金の解約に1時間もかかる

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▼午前中の仕事が早めに片付いたので、某R都市銀行に定期預金の解約に出かけた。銀行はわたしの知る限り3度場所を変更していた。ようやく探し当てて入ったのは午前11時10分だった。お客様係の女性行員さんに通帳を見せると「定期の通帳はありませんか?」と聞かれる。「そんなものは一度ももらったことはない」と答える。行員さんはカウンターの中に入って男性行員さんと15分打合せしたのち、「調べているから10分まってくれ」と言う。10分して「調べているから、あと10分待って欲しい」という。わたしは「待っても良いが後日出直してくれ、というのではイヤだ」と答える。さらに10分して「記帳もれが100件あったので後10分まってくれ」という。たとえ100件あったとしてもドットプリンターで5分もかからないと思う。
▼最初対応してくれた女性行員さんは、昼休みなのかどこかに行ってしまい、新しい行員さんに一から説明すると番号札を引いて2階に案内される。「何年もの定期になさいますか」というので「急いで使う用途もないので10年にしようかな」と呟くと「10年なら個人国債の方がお徳です」と言われる。しかし「国債というものは信じていないので」と断る。手続きが終わったのは銀行に入ってから、ちょうど一時間後の事だった。R銀行だけでなく都市銀行は統廃合や合併をくり返しているので、本来銀行側でやるべき「記帳」が忘れてしまったのではないかと推測される。銀行には「苦情、ご意見」のハガキが用意してあったので、待っている間に書き込み、支店長宛のハガキとポストに投函してきた。
▼今朝ポストの前を通ったら「年賀ハガキ」の受け付けが始まったようだ。ご存知のように我が家はどうなるか分からないので、ハガキは買ってあるが印刷はしていない。調べたら27日までに書いてない年賀ハガキは表示通りの金額で引き取ってくれるらしい。それを過ぎると書き損じと同じ5円の手数料を引かれる。どのみち元旦の朝に一気にプリントアウトして一気に出すしかない。
▼先日取材した横浜のNPO法人「さなぎ」に衣類段ボール一箱を送ったら、お礼の手紙が来た。機関紙に「ご芳名」を紹介してもよいかどうか?という内容だった。もちろん「OK」のハガキを送った。「さなぎ」では男性用のクリーニング済みのカジュアルな冬用の衣類を募集している。女性ものや、背広やフォーマルなものは受け付けていない。
▼そんなこんなをしていると本郷の大学関係者から、納品したものに対する説明を求めるクレームが来たので歩いていく。構内のイチョウはご覧のように輝いて見えた。打合せ後、昼の時間を大幅に過ぎていたので、安田講堂の下にある中央食堂で「エコノミー定食」なるものを食して来た。
▼書いたものが、ニフティの都合で全部消えてしまったので、気を取り直して書き直した。

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December 14, 2006

電車の中の健康飲料のCM

▼年末になって電車に乗ると、サラ金とともに増えているのは、トクホなどの健康飲料、胃腸薬のCMである。曰く「食べ過ぎに、食べたり飲んだりする前に、これを飲め」という物である。わたしに言わせれば、薬などを飲むよりも食べなければ良いのだ。月曜日の「主治医が見つかる」というTV」番組で、「タバコが健康に悪いからといって、その贖罪の意味で別の健康法をやるのは無意味だ」と発言していた医者がいたが、まさにその通りだ。まずタバコを吸わないことから始めなければ意味がない。
▼事々左様に某読者の場合、わたしは健康法を3つ授けた。毎日飲まない。夜遅く食べない。セッセと歩くだ。2週間前の朝日でも3合日本酒を飲み続けると胃ガンや食道癌になる確率が高いと書いてあった。そこには飲酒を毎日続けると、身体の抵抗力がなくなるとある。食事など異質なものを体内に取り入れるとき、白血球が出てきてそれに抵抗する。それをくり返しているわけだから、体力を温存させるためには、飲酒を休む必要がある。こう書いてもご本人は、「そのうち一つでも試してみようかな」という程度の認識だから、わたしはもう忠告はやめてしまった。どうように虫歯で歯医者に通うのも、まず間食を止めること。次に食べたらすぐ歯磨きをすること。虫歯をいくら治療しても、胆嚢だったか、肝臓が悪いと忠告されても、元を絶たないとお金をどぶに捨てているようなものである。まぁお金持ちな人はドンドン病院や医師に投資してもらいたい。

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December 13, 2006

究極のアイマスクを探す

▼「情報をどうやって整理するか?」というような、ハウツー本を読むのが好きである。中にはろくなものがないので、じっくり立ち読みしてから、買うことにしている。最近読んだのは小川龍介の「TIME HACKS!」である。この中にはいくつか面白い話があった。一つは安眠マスクである。現在も2つアイマスクを持っている。一つはアウトドア店で買ったもので、はっきり言って頑丈だが使い勝手がよくない。目に圧着する部分が良くない。もう一つは今夏家族に買って貰ったもので、目に当たる部分にラベンダーが入っていて、ゆったりとした気分になっていつの間にか眠くなる。具合はよいが5ヵ月ほど使っていたら効果が薄くなってきたような木がする。上記の本で紹介しているのはテンピュール(スウェーデン)の物だ。東急ハンズに立ち寄ったついでに買ってきた。値段にあった効果があるかどうか、いずれご報告したい。
▼その中に仕事を始める前の気分転換に机付近の掃除を徹底してやる、というのがある。そのことでふと思い出したが、大学受験の時わたしは、夏休み家では集中できないので、小海線に乗って母校まで毎日通っていた。それはわたしだけでなく、全校で10人くらいの学生がそうやっていた。わたしは部活が生物班に所属していたので、人間の頭蓋骨の実物や臓器の標本が並んでいる部室に行って、まず掃除をして砂埃を取り除くことから始めていたことを思い出した。掃き掃除にぞうきん掛けに小一時間もかけたが、そうする事によって次第に「勉強」しようという気持ちに変わっていった。
▼朝早くから出かけていたので、書き込みが遅くなった。「銚子取材?」あれは「チチキトク」で急きょ他の方に代わってもらった。

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December 12, 2006

高い手帳は意味があるのか

▼街には日記、手帳、カレンダーが溢れてきた。朝刊でも手帳の高橋がミュージシャンの高橋ジョージと三船美佳を使って「言った云わない、書いておけばよかった」という問答をくり返している。つまりどこの会社の手帳を買うかというのは、大した問題ではない。聞いたらすぐメモをしておけば良いだけの話だ。だが街には今年はワタミの社長まで、「高い」手帳を売り出している。あたかもそれらの手帳を使えば、彼らのように「金持ち」になれるかのような幻想を振りまいている。
▼MINさんは毎年自分の小型手帳を自作していらっしゃる。聞いたことは克明にメモする。いつも「なるほど」と感心させられる。つまり聞いたり、約束したことはその場でメモする習慣をつければ、手帳はどこの会社のものを買っても同じ。書き留める習慣がなければ高い手帳も無意味なのだ。
▼昨日会った数人と、「親が弱ってくると、なぜ兄弟は遺産争いをするのか」という話を聞いた。親の愛情を体で感じられることがなくなると。自分の過去を振り返る。大体兄と比べて、次男、三男は(次女、三女も読み替えていただきたい)、自分は兄よりカネをかけて貰えなかった。上級の学校に行かせてもらえなかった。だから遺産を多くもらって当然である、という思考回路になる。中には兄の方がおかずが一品多かったなどというものすらある。そして自分は惨めな被害者として想定される。

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December 11, 2006

仔猫に怯える先住猫たち

▼ある程度予想していたことだが、仔猫の成長は早い。それで家の中を我が物顔で跋扈跳梁している。そのため先住民である、ピー助とロクちゃんが怯えて家の隅にうずくまっている。とくにピー助はストレスで上半身下腹部の脱毛が激しい。そしてロクちゃんは表情が変わり、怒って見える。2匹一緒だと夜中も大暴れするので、引き離すこともやってみる。昨夜ナナちゃんはわたしの部屋に監禁した。するとわたしの顔をなめ回すやら、布団の上に上って暴れたり寝たりする。そのためわたしはあまり眠ることができなかった。「里親募集」のチラシは家族が行きつけの美容院にも張り出してもらったが、効果はまったくない。こうなったら先住民の権利を守ってやらなければならない。とにかくハチ一匹でも、知り合いに半年契約で預かってもらう方法を考えている。

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December 10, 2006

夕張市の職員は85%が退職希望

▼朝日朝刊に作家の高樹のぶ子が「おやじのせなか」の今週担当になって書いている。「父をモデルに小説『燃える塔』を書きましたが、結局、何を考え、何を抱えているのか、「わからない」ことがわかった」と書いている。わたしが先日徹夜で父に付き添った時と同じ思いだったのだろうか。昨日某読者とメールをいただいたが、その方の母堂は「付添を一切拒否して一人で死んでいった」と書かれていた。思うに死の瞬間の「死に水」などというのは生きているものに取っては、一種のセレモニーである。だから死の床に同席していなくても、死んでいく人の事を心のどこかで祈っていれば、対故人との関係は永遠である。だが死の床で泣き叫んでも、それは単に医療関係者や親族の手前の繕いでしかない。
▼実家から戻って2日してようやく血圧は元に戻り、生活のリズムも日常を取り戻してきた。わたしの日常とは、読み慣れている朝日新聞を読み、毎日同じ時間にブログを更新し、HPを更新し、TV「もしもツアー」と「噂の東京マガジン」、それに「コンバット」を録画しても見ることだ。新聞を4日分読んだが、大体世の中の動きが把握できた。新幹線や特急列車の文字放送では、身だししか分からない。函館で読んだ「北海道新聞」では、夕張市職員組合がアンケートをしたところ、賃金が30%カットされる事に伴い、何と85%の職員が退職を希望している、という。TVでは「今まで職員は良い思いをしてきたのだから、最後まで責任を取って欲しい」という声もあった。本来労働組合というのは、経営に対するチェック機能もなければならないはずだが、夕張の場合どうだったのだろう。もしかして「労使一体」だったのか?
▼パソコンを実家に設置したのは2年前である。厳密にいうと自作の旧型入れ替えたのだ。しかし両親が入院したり施設に入ってしまっては、わたしがあの旧家でパソコンを抱えて仕事をする意味がない。それに冬の寒さは、暖房をいくらたいても効果がでない。それに今は誰も住んでいないので、2,3日暖房をしてようやく効果が出てくる始末だ。パソコンを売ったり、下取りにするコツが分かってきた。実家に持ち込んだパソコンは綺麗に使った。説明書からコード一本に至るまで付属品はなくさないように気をつけた。それで引き取って、昨日朝自宅で様々な道具を使ってピカピカに磨き上げた。さらにデータはリカバリーディスクで、まっさらにした。これで持ち込んだら買い取り予想価格の最上限で買って貰うことができた。これは先日買い換えたノートパソコンの代金となる。持ち歩くのは『軽さがイチバン」に限る。

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December 09, 2006

1泊看護で帰ってくる。

Cookie函館のSさんが作っているオカラクラッカー(「噛めば噛むほど味が出る!!」というキャッチフレーズ。来春発売予定)詳しくは編集長までご連絡下さい。チラシをPDFでお送りします。
▼付き添いはしなくても良いのだが、わたしはもう徹夜にはむいていない。椅子に座っているだけでは疲れるのでそこに横になることを考えた。つまり普通の椅子は横に4脚並べれば横になる事ができる。ところが病院の椅子は脇に脱落防止アームが取り付けられて、横に並べても横たわることが出来ない。考えたのはタテ一列に並べる事だ。それをムカデ競争のように潜って寝るのだ。太った人には絶対できない。幸いわたしは人間魚雷に潜るように身を滑らせたらピッタリ入った。だがもし寝相が悪くて転倒でもしたら、身体を外すことができず大けがをする事は請け合いだ。

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December 08, 2006

徹夜でひとり父に付き添う。

Minitoer徹夜でひとり父に付き添う。「大人の休日」は二日目、朝七時ジャストに函館をでる。ホテルでも軽食の用意があった。しかしそれは朝7時からでないと食べる事ができない。準備の匂いを嗅ぎながら、函館駅前市場に向かう。寒いから朝からカニドンやイクラ丼を食べる事はできない。やっと焼き魚定食を探す。秋田で羽越本線に乗り換える。この路線は携帯の電波が中々届かない。▼タクシーと自分の車を乗り継ぎ、病院に着いたのは、午後七時半頃だった。親戚の人も半数は帰っていた。夜どうするか?という話になり、わたし一人が残る事にした。静まり帰った病室で怪我をして、父に助けられた幾つかの事を思い出した。父は衛生兵として従軍していたから、軽い怪我の手当てはお手のものだった。目蓋の裏に麦の穂先が突き刺さり、夜に痛くて転げ回っていたのを、抜いてくれたのも、父だった。童謡を歌って聞かせてくれたのも父だった。極め付けは芥川の「杜子春」を繰り返し繰り返し語り聞かせてくれた事だった。今だに父のその拘りと思いは分からないままだった。病床の父のベッドサイト・モニターをみながら、そんな事を考えていた。今は朝6時半になった。モニターの見方を教わった。一番下から、1分間の呼吸数、その上「酸素飽和度」、上「血圧」(右上限、左下限)、一番上が「脈拍」だ。
Kouchi(Mobile)

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December 07, 2006

父が危篤のため、新潟から佐久平へ

Hakodateyama函館山の夜景。まさに宝石箱のようでした。父が危篤という連絡がはいる。医師の指示で親戚、縁者を集めたと言うので今回張無理でしょう。たまたま新潟にいたので直行します。この画像は携帯。大きいデジカメの画像は表紙にあります。
▼MINさんと二人で青森から函館に渡った。新幹線と列車を乗り継いで約6時間。北の町はみんな雪が降り積もっていた。青函トンネルを抜けると函館山が段々近づいてくるのは、飛行機と違って新たな感激がある。函館駅を降りてびっくりしたのは、素肌にミニスカートのお嬢さんが闊歩していることだった。短いスカートもさることながら、ハイヒールのブーツで雪が凍結しているのに、転びはしないかと気になる。駅前から路面電車に乗って3駅目で降り、ロープウェイで一気に頂上まで行く。このロープは筑波山より遙かに早い。しばらく待つと東洋の宝石箱が光の中に浮かび上がって来る。中国人学生や観光客がとても多い。ホテルのチェックインは午後4時だった。今回はノートパソコンを持参している。平日なので仕事の連絡が入ると思ったからだ。わたし宛のファクスはパソコンで開いて見ることが出来る設定にしてあるので、これがないと困る。想像通り、10本くらいの電話20本くらいのメールが押し寄せてくる。しかしメールは送信しても戻ってきてしまう。ウィルス対策ソフトも全部オフにしてみるが、さらにHPを更新するためのサーバーに接続できない。それどころか古いデータに逆戻りしてしまった。夜は旧友のSさんに会う。彼女は複数の大学院を出たが、実家のパン屋さんを継ぐ決意をして、いま夜の職業訓練校で簿記の勉強をしている。彼女が来春売り出す、雪花菜で作ったクッキーの試作品をいただいた。その前にもちろん居酒屋で再会を祝して乾杯を重ね懐かしい話題に盛り上がった。
Kouchi(Mobile)

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December 05, 2006

みんな不足してしまう日

▼銚子電鉄の取材は広報から正式の許可が来た。現地に9時半頃には到着していなければならないので、K駅から特急に乗っていく。
▼日曜日夜は自分専用のシャンプーがなくなってしまった。これは「M印」のせっけんシャンプーでなければならない。するとシェービングフォームもなくなった。これはメーカーを問わない。昨日は印刷をしようと思ったら、プリンターのインクが切れてしまい、動かなくなってしまった。午前中は我慢して、昼食後K町のYカメラまで歩いてでかけた。ついでに仕事用の口座がある某金融機関に立ち寄ったら、残高はたった1300円で降ろすことはできなかった。年末だからさっさと請求書を送らなければいかん。もちろん買うのは詰め替え用のインクである。これは念のため2パックたまっているポイントで買う。ついでにティッシュペーパーもボックスの買い置きがなくなったので買って帰る。
▼夕方2匹の仔猫を道路の反対側にある、犬猫病院に連れて行く。生後初めてのワクチン注射だ。2匹で9800円。メスのナナちゃんは拾った時から右目が悪くて目薬を点眼していた。見て貰ったらかなりよくなっているが、網膜と瞳が癒着してしまっている。現時点でも日常生活をしていく分には大丈夫だが、将来緑内障にかかる確率が高い。ナナちゃんがあと20年も生きることを考えるならば、買い主の判断で手術をしてあげた方が良いかもしれない。現在は動物病院も専門化している。動物の眼科は上野にある某医師の腕が良い。必要だったら紹介状を書くから検査だけでもして、いつ手術したらよいか相談することをお勧めする、という。家族は迷うことなく「連れていく」と答える。今度が手術の募金を訴えなければならない。
▼獣医は「今晩は安静にして、シャワーも浴びないように」というアドバイスをしてくれた。しかし二匹の猫はそんなことはお構いなしに、夜中まで運動会をしている。シャクにさわったわたしは、「ハチ、お前今晩は安静にしていろと医者が言ってただろう」というと、家中お笑いになった。今晩午後8時はメルマガ締め切りです。
▼昨日のアクセス数は過去最高の240になる。何故か午後1時台のアクセスは50件になった。

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December 04, 2006

朝日新聞版「記者のモラル」

▼先日朝日新聞に「記者の取材対応モラル」が発表された。なんだか小学生以前の常識を、記者は持っていないのかという気持ちで暗然となる。取材では記念品以上の金品を受け取ってはいけない。食事など会食をするときの限度額。取材情報の目的外使用の禁止。情報源の秘匿。書いて示さなければならない、ということはそれらに違反する事案がかなり頻発していたに違いない。
▼実は某地方紙の新年号の取材は「銚子電鉄」にして取材申込みをしてある。ところが、この経営危機になった原因というのが、前経営者の使い込みが原因である、という新聞記事がでた。土日は、M編集長と「それでも取材に値するのか?」という話をしていた。濡れ煎餅は切符の売り上げを上回り、レールで作った文鎮は、生産が間に合わないほどだという。しかしその原因を作ったのは、前社長が補助金を私的に(ギャンブルらしい)に使い込んで、運転資金がなくなってしまったというのが真相らしい。話し合った結果、事実は事実として、それにもめげず労働組合も一緒に復興に立ち上がっているという事で取材できればという事に落ち着いた。もう締め切りまで時間がないので、単身早朝の特急に乗って再来週あたり取材に行ってくる。
▼ニフティのココログは明日5日朝10時から7日15時まで、延々53時間にわたってメインテナンスを行います。従ってその間ブログの書き換え、更新はできません。あらかじめご了承下さい。書き手の管理が出来ないだけで、閲覧だけは出来るようです。
▼ついでに6日から8日まで移動しますので、この間HPの更新はできません。この間ブログは、「読者のたより」欄に掲載します。

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December 03, 2006

横浜石川町寿ドヤ街に泊まる

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▼HP研究会で合宿jをしようということになった。最初は伊豆にある某通信社の社員寮という案もあったのだが、せっかくだから、もっと貴重な体験をしようという事になる。その結果がこの根岸線の石川町から歩いて10分足らずの簡易宿泊所に泊まって貴重な体験をする。ここは高度成長期に、建設職人か荷役に関わった人たちが高齢化し、しかも家族がいないまま、ここに住み着いている。現在は不景気であり、機械化が進み、なおかつ高齢化しているので、仕事がない。そでこの寿町の一角がこの人たちが寝起きしたりする簡易宿泊施設がたくさん軒を連ねている。
▼表示を見ると一部屋2800円からわたしたちが泊まった3000円まで多彩である。しかし3000円でも1ヶ月泊まれば9万円になってしまう。しかも身元保証人のない単身の高齢者はどうしてもこういう施設に泊まることになる。さらに病気や怪我で動けなくなったらどうするか。わたしたちが泊まったのはNPO法人「さなぎ」が運営している宿泊施設である。しかしNPOとは名ばかりでB力団が運営している宿泊施設も2軒ほどある。それは生活保護を代理で取得して、彼らの運営する宿泊に入れるのだ。生活保護はひと月13万円前後だから、うまくやってマルBの資金源になる。
▼この施設は近くで診療所を開設している某医師が、困っている人のために作ったものだ。受け付けに行区と、ボランティアの青年たちが7、8人ほど集まっていた。そして理事のYさんがわざわざ1時間ほどかけて寿町を案内して下さった。無用のトラブルを避けるため「カメラを向けてはいけない」と注意を受ける。このNPOは労働者の自立を促すための、酒を出さない食堂の運営とか、コンビニと契約jして廃棄寸前になったパンを1個10円で販売するなど様々な工夫をしている。だがB系のところは大型TVを使って私設ノミ行為を公然とやったり、酒場まで経営していた。
▼書きたいことは沢山あるが、わたしたちが泊まった部屋の写真をご紹介して終わる。自称3畳だが、畳は小振りなので実質2.5畳くらいだ。布団を敷いたら残りのスペースはない。何か網走刑務所で見た、昔の独房を思い出す。原稿を書くのに行き詰まったらパソコンだけ持ってここに缶詰になると作家気分を味わえるかもしれない。しかもNPOの運営する食堂に行けばアジフライなどの定食は300円で食べられる。シャワーを浴び損ねたので、シャンプーとひげ剃りが出来ないわたしは気分が優れなかった。そのため石川町朝5時56分の京浜東北線に乗って帰ってきた。

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December 02, 2006

◇「エンロン」と近未来通信の共通性

▼古い友人F氏と必要あって連絡を復活している。仕事を頼んだが何度となく途中ですっぽかされているから、本当は頼みたくないのだが、今回は非常事態なので仕方ない。一日2回くらい電話がかかってくる。昨日も朝に連絡したら、案の定夜に返事が来た。このくらいのリズムを覚悟してつきあわなければならない。話が終わって「今K町にいるから来ないか」という。「体調が戻っていないから、夜間外出はしない」と断る。F氏は「今仕事でK町に6月から殆ど毎日7時頃まで来ている」という。「どこ?」と聞くと、「B病院の1階」、「え?入院していたところだよ」、「B病院の清掃」。「わたしはそこのERに48時間いたよ。見舞いに来てくれれば良かったのに」、「そうなの知らなかったよ」という話は続く。世の中どこでどうつながっているか、まったく分からないのである。昨日はと「涼風真世」6件、「近未来通信」5件のキーワードで入ってくる人が多く、アクセス数は久しぶりに110人を超えた。
緊急のご案内12月5日(火)午後7時サントリーホールで開演される「アルカディ・ボロス」のチケットが数枚あります。ご希望の方は至急ご連絡ください。対象者『鍵盤乱麻』メルマガ読者で直近の1ヵ月以内に投稿された方を最優先します。演目シューベルト「楽興の時」、シューベルト「ピアノソナタ第11番」、リスト「オーベルマンの谷」他です。
▼◇「エンロン/巨大企業はいかにして崩壊したのか?」ヒトラーやゲッペルスが言ったように「ウソは大きな方がより人を騙せる」という普遍的な法則は今も変わっていないように思う。ヘリコプターが六本木ヒルズのような巨大なビルに迫り、そしてカメラはビルを超えるとそのまま反転してひっくり返って行く。今までこういうカメラアングルはなかった。つまりエンロンの凋落を象徴するかのうような視点である。エンロンは『鍵盤乱麻』メルマガでもご紹介したことがあるが、エネルギーの先取りを先物取引として、「成功」したかのように見せてバブルを作った会社である。最初はパイプラインの買収から始めた。そして先代のブッシュ政権に政治献金をして巧みに取り入り、父ブッシュと一緒に写っているビデオを最大限活用する。最初はホンモノらしく見せる「努力」をしていたが、「先物」はどこも同じでねずみ算式の架空の論理に裏付けられて「破綻」することは必至である。それをごまかすために経営者は「空論」「仮説」次々でっちあげる。そして2万人もいたというエンロンのトレーダーたちは、粉飾決算と架空の論理をひっさげて、一般人に一斉に売り込みをする。
▼昨今の日本のマスメディアを見ていると、村上ファンドやホリエモンの裁判を面白おかしく揶揄しているが、彼らを支えて利用していた金融独占資本の姿を暴いていない。この「エンロン」の映画はすべてドキュメンタリーとして成り立っている。つまり過去のフィルムで彼らが政府の聴聞会で「証言」した場面を使う。そして告発するのは元幹部社員の女性や(男はダメだ)、SEC(証券取引等監視委員会)の要請で入った公認会計士(これも女性)たちである。ウソを本当らしく見せるため、海底油田の開発をやってみせたり、インドに巨大な発電所を作って見せたりする。しかしアナリストは「インドは作ってもコストが高く電力を買う人がいないから、最も作る場所として相応しくない」と指摘する。案の定それは途中で放り投げられている。
▼幹部の一人は拳銃自殺をし、他の連中は売り抜けて数億ドルを手にする。社員は路頭に迷い。買収された会社の社員は年金をつぎ込んで株を買わされたが、紙切れになってしまう。一般投資家もどうよう。しかしアメリカのSECはしっかりしていると思うのだが、エンロンに投資していたシティバンク、メルリリンチなどにも司直の手を入れて彼らを処罰しているのである。日本は親玉数人を逮捕起訴するだけ。看板に使った日銀のM総裁など明らかに犯罪だと思うが、何のおとがめもない。渋谷ライズX。

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December 01, 2006

未來も将来もなかった通信社

▼IP電話の近未来通信が経営不能になり、事実上「倒産」した。「週刊金曜日」でも団塊の世代が退職が増えてくると、こういう世代を狙った「サギ」がますます増えてくるだろうと警告を発していた。今公開中の「エンロン/巨大企業はいかにして崩壊したのか?」(明日書く)だって規模が違うだけでこれと大差ない。わたしは仕事の必要上依頼されて、「先物取引」の会社の「調査」に立ち会うことがある。それらの「企業」は一様に、銀行か商社の名前を冠した大きなビルに入っている。ガードマンがいるところもあれば、「美人」秘書を受け付けに配しているところもある。そしてHPもカネがかかっているから見栄えがよい。対応する会社役員も仕立ての良いスーツを着て、恰幅が良い。会議室は広々としていて、応接セットもカネがかかっている。みんなこういう仕掛けに騙されてしまうのだ。
▼「仕立ての良いスーツ」ついでにもう一つ。TVで涼風真世が主演する「芸者弁護士」というシリーズがあった。主人公が普段は芸者をしていて、賄賂の現場の話などを聞いており、それを法廷で証言するという内容だ。法廷場面になって、あでやかな芸者が入ってくる。被告は「こんなもん法廷に呼んでいいんですか?」と狼狽える。神山繁演じる裁判長は「まあまあ」となだめる。そして遠山の金さんよろしく、芸者(実は弁護士)闇取引の現場の生々しく証言して被告は驚愕する。わたしは知り合いの複数の弁護士に、「このように弁護士が和服を着て法廷に登場する事はありうるのか?」と聞いたことがある。すると「バッジは付けなければならないが、服装の規則はない。だが弁護士もはったり商売のようなところがあるから、依頼者を安心させ、相手を「これは辣腕だ」と思わせるために、仕立てのいいスーツを着ることはある。しかしジーンズ姿の女性弁護士にあったことはあるが、芸者のカツラに和服の弁護士には今までお目にかかったことはない」という話だった。
▼明日の「エンロン」にご期待あれ。

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