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December 18, 2006

◇「あるいは裏切りという名の犬」

▼朝刊を読んでいたら、先日わたしが定期預金の解約で行ったR銀行は実質国営化されていることと、自民党への献金が他のメガバンクに比べて倍増しているとある。それに国債をかってやったらバカみたいな話になる。
▼昨日「クリムト」を(続き)としたのは、あそこまで書いたら映画に行く時間になってしまったので、即座に終わらせる必要が出てきた。つまりグスタフは真実の愛とは何かを求めようとしていたのだろう。しかし彼をしても外観の美を追究するために、本質を見失ってしまったという事なのかと思った。
▼昔マルチェロ・マストロヤンニが言っていた。「これこそ理想の女性だ、と思ってつきあっているとそれで終わらず、次々理想の女性が現れる」と。先日銀行で読んでいたPR誌に、養老孟司が「愛国心」について次のようなエッセーを書いていた。よく死ぬまで愛し続けるというセリフがあるが、あれはウソである。愛などというものは長く続く筈がない。もし続けたいのなら「ロミオとジュリエット」「トリスタンとイゾルデ」のように、なるべく早く死ぬことだと。さらに養老は愛妻、愛犬というのはあるが、愛国というのは対象が極めて曖昧で「妻」や「犬」と一緒にするのは間違っているとあったが同感である。
▼昨日わたしは京橋のテアトルシネマに出かけた。電車に乗ったら年配の男性の携帯が「暴れん坊将軍」の着メロが鳴り出した。吉宗が「成敗する」と言って、刀をみねにひっくり返す場面で流れる曲だ。それはそれで微笑ましかった。
◇「あるいは裏切りという名の犬」パリ警視庁の看板が二人の男によって盗まれる。それはある男が昇進するのを祝うパーティに記念品として贈られるためだった。パリ警視庁には時期長官の座を狙う二人の男がいた。一人は権力志向の強いドニ・クラン(ジェラールド・パルデュー)と仲間の信頼も強い正義漢のレオ・ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)だ。現長官はレオを推薦しようとしている。ところが多発している現金輸送車襲撃事件の犯人は中々つかまらない。長官はレオに犯人を逮捕してくれれば、優先して推薦すると言う。張り切るレオと嫉妬するドニ。こういう事件は情報屋をどれだけ持っているかが、決め手になる。レオに仮出所した男が近づいてくる。そして殺害現場に偶然のように立ち会わせて、アリバイを作る。その代わり真犯人を教えるから黙っていてくれというのだ。犯人を包囲して逮捕しようとする瞬間、ボニは一人勝手に動きだし、犯人を取り逃がしてしまう。それどころか、女性警官を人質にとられてしまう。
▼そして射殺現場にいたレオは、射殺犯人を吐かなかったため、有罪判決を受けて7年間収監されてしまう。その間に妻は警察の追跡を逃れるため車を走らせていると、瀕死の重傷を負っています。それを追跡していたのはボニなのだが、瀕死のレオの妻を射殺してしまう。なぜなら彼は彼女を昔愛していたことがあって、恨んでいたのだ。出所後その真相を知ったレオはボニに復讐する決意を固める。銃撃戦はなかなかの迫力でありました。当然耳栓を持参して楽しみました。映画館は30分前に着いたがかなり混雑している。
▼終わってから東京駅まで歩いた。すでに午後2時で日曜日なのでロクな店は開いていない。八重洲口の真ん前にライオンの「北海道アンテナショップ」があったので入って、「ジンギスカン・ガーリック・ピラフ」というのを食べた。おりから店内では先日行ったばかりの函館の観光ビデオが流れていた。

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