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December 01, 2006

未來も将来もなかった通信社

▼IP電話の近未来通信が経営不能になり、事実上「倒産」した。「週刊金曜日」でも団塊の世代が退職が増えてくると、こういう世代を狙った「サギ」がますます増えてくるだろうと警告を発していた。今公開中の「エンロン/巨大企業はいかにして崩壊したのか?」(明日書く)だって規模が違うだけでこれと大差ない。わたしは仕事の必要上依頼されて、「先物取引」の会社の「調査」に立ち会うことがある。それらの「企業」は一様に、銀行か商社の名前を冠した大きなビルに入っている。ガードマンがいるところもあれば、「美人」秘書を受け付けに配しているところもある。そしてHPもカネがかかっているから見栄えがよい。対応する会社役員も仕立ての良いスーツを着て、恰幅が良い。会議室は広々としていて、応接セットもカネがかかっている。みんなこういう仕掛けに騙されてしまうのだ。
▼「仕立ての良いスーツ」ついでにもう一つ。TVで涼風真世が主演する「芸者弁護士」というシリーズがあった。主人公が普段は芸者をしていて、賄賂の現場の話などを聞いており、それを法廷で証言するという内容だ。法廷場面になって、あでやかな芸者が入ってくる。被告は「こんなもん法廷に呼んでいいんですか?」と狼狽える。神山繁演じる裁判長は「まあまあ」となだめる。そして遠山の金さんよろしく、芸者(実は弁護士)闇取引の現場の生々しく証言して被告は驚愕する。わたしは知り合いの複数の弁護士に、「このように弁護士が和服を着て法廷に登場する事はありうるのか?」と聞いたことがある。すると「バッジは付けなければならないが、服装の規則はない。だが弁護士もはったり商売のようなところがあるから、依頼者を安心させ、相手を「これは辣腕だ」と思わせるために、仕立てのいいスーツを着ることはある。しかしジーンズ姿の女性弁護士にあったことはあるが、芸者のカツラに和服の弁護士には今までお目にかかったことはない」という話だった。
▼明日の「エンロン」にご期待あれ。

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