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January 28, 2007

「島原の乱/キリシタンの悲劇」を見る

▼一行も書いていないのにアクセス数が増えて申し訳ありません。これから日比谷シャンテに「グアンタナモ」を見に行ってきます。これを書くのは明日です。書くテーマはNHK「そのとき歴史が動いた・島原の乱」についてです。こう午後3時頃にご期待。
▼シャンテのは原題が「グアンタナモへの道」朝食後、上映開始時間をインターネット調べたら、あと50分しかなかった。念のため混雑状況を聞いたら、10分前でも席には座れるだろうと言われる。家を出たのが10時10分映画館についたのは上映開始2分前だった。しかしテーマがテーマだからガラガラだった。
▼表題はNHKで水曜日の夜「そのとき歴史が動いた」で放映されたテーマだ。わたしも島原の乱については、橋幸夫の「南海の美少年」という歌程度にしか知らない。今から370年前の事なのだが、島原にはキリシタンが増えていた。大名もキリシタンだったため、信者は瞬く間に広がった。ところが3年連続の飢饉で、島原は不穏な情勢となる。家康はキリスト教を禁じ、家光は取締を強化する。幕府は世界の諸情勢を見て、キリスト教が布教を口実に日本を侵略の足がかりにする事を恐れていたのだ。
▼その頃島原では預言者の出現を待ち望んでいたが、たまたま産まれた天草四郎がそれにピッタリだったため、指導者に祭り上げられる。一旦転向した村人たちも四郎の出現に再び、キリスト教徒となる。飢饉の減税を幕府に求めるが、それが認められないため、彼ら3万人は決起する事になる。最初は集団でお上に訴えに行こうと考えていたのだが、幕府が12万人の鎮圧軍を送ったことから誤解が生じて、乱になってしまう。
▼一方バチカンはどんな犠牲を払っても沢山の宣教師を送る、と言っていたのだが、弾圧が厳しくそれを見送る。そして四郎たちが立ち上がったのを知りながら、彼らはキリスト教徒ではないと見捨てる。幕府は信者を動揺させるためにオランダに依頼して島原を艦砲射撃して、信者を動揺させる。そして撃った弾は四郎の側近を倒したばかりか、四郎の着衣の袖を貫通させる。そのことからキリシタンは動揺して隊列を崩す。
▼幕府はキリシタンの後ろにいるバチカンの陰謀を見抜き、島原の籠城者に容赦ない制裁を加え、皆殺しにしてしまう。つまりカトリック教国の布教を通じた植民地政策を見抜いていたのである。当時の掘調査が今も続けられているが、夥しい人骨は手作りの十字架はその弾圧の激しさを物語っている。

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