« 某法律事務所に行く | Main | イラク帰還自衛隊員の自殺 »

January 14, 2007

死に場所も墓もない人たち

▼NHK12日夜10時から「NHKスペシャル」(再)でひとり団地のい一室でと題して、孤独死の問題を取り上げていた。このドキュメンタリーは2005年に放映されて、地方の時代賞でグランプリを受賞した作品である。場所は千葉県松戸市にある常盤平団地だ。千葉県内の団地はいずれも昭和30年代に建てられらもので、高根台、村上、花見川、千草台などいずれも居住者は高齢化し、かつ建物は老朽化している。そんな中に50代後半から60代の独居老人が多く住んでいる。それらの人は地域の人と交流することがなく、悩みは自分で抱えたままだ。そのとき常盤平団地自治会は「孤独死防止対策室」を作った。わたしの知る限り同様なとり組みは八千代市にある村上団地でも行っている。困った人の話を聞き、ある時は自治体に何とかならないかと、交渉に付き添っていく。このドキュメンタリーに登場したのは、50代の男性で、病気をしてから妻に離婚され、少し前にこの常盤平団地に引っ越してきた。まだ年金は貰えない。身体が悪いから貯金を取り崩して生活しているが、残りは僅かだ。そんなとき思いあまって自治会を訪ねてくる。対応する人もペースメーカーを入れているが、親身になって相談にのる。
▼それどころか役所にも一緒に付き添っていく。それらの人は話し相手になって力づけるだけしかできない。つまるところご本人に元気を出してもらうしかない。最後はかつて運転の仕事をしていたので、教習所に通って再教習を受けて、自信がついたところで就職活動を再開することになった。
▼役員は毎日毎夜窓を見て、人が住んでいるか、生きているかチェックをする。そして動く気力のないひとの家には掃除、片づけに行って元気を出すように働きかける。そうしていても孤独死は避けられない。ある日孤独死が発見され、「死臭」がするので消防隊と警察がドアを開けて室内に入る。火葬が終わり、故人をを偲んで自治会役員だけで法要が営まれる。そしてお骨は市役所の管理する無縁仏となる。どこにも起こりうる事だが、現代の貧困は若者の職場を奪い、お年寄りの死ぬ場所まで奪ってしまったのだ。
▼水玉さんの疑問に関して、まずマニュアル書を読まないと無駄な動きをしているだけです。やたらにトライしても仕方ありません。この件に関しては問題点を整理することをお勧めします。一般論で言えば自分の得意、不得意な分野は分かっていますから、たとえば楽器の演奏などを覚えようとはしません。要するに好きなこと以外はしないというスタンスです。しかしパソコンはメシの種ですから、無駄は分かっていても試行錯誤をくり返します。ただし自分のパソコンが壊れた場合は、修理にかかる時間と経費を考えて、安い方を選ぶという現実的な対応をしています。

|

« 某法律事務所に行く | Main | イラク帰還自衛隊員の自殺 »

Comments

The comments to this entry are closed.