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January 18, 2007

ローカル線を廃止し、橋や道路は作る

▼火曜日夜12chの「ガイアの夜明け」はローカル線を復活させる男という内容だった。かつてはローカル線を復活させるのには、住民運動とか該当する地域の国鉄労働組合などが廃止反対の運動に積極的に取り組んでいたものだ。ところが労働組合も住民運動も力を失って来てから、このような再生請負人のような仕事が出てきたのだろう。
▼彼らは和歌山は住民運動が高まっているところに目を付けて、再生に手を貸す。しかし鹿島は署名も集まらず住民運動も低調なので、手を引っ込める。再生請負人といえでも採算が合わないところに資本を投下するはずもない。
▼先日のいすみ鉄道はどこも同じように「第三セクター」で車両もかつてと違いバスに車輪を付けたような軽量化を図って運行をしている。乗ってみると分かるがここは大多喜から大原に出る路線で、沿線にはいくつかの高校があって、彼らの通学電車として貴重な足としての存在になっている。これらをバス輸送に変えるのは人員から言って不可能な事だ。さらに沿線の人たちは、病院に行くのにこの列車で大原まで出かけている。車を運転出来ない生徒や、通院のお年寄りに取って欠かせない存在なのだ。
▼ところが千葉県は、「もうこれ以上カネは出せないので、出資を取りやめる」事が前提になって考慮中だという。そのくせ第二湾岸道路をつくる計画に予算を計上し、三番瀬の埋め立てまで計画する。いすみ鉄道の存続の費用とそれを比較すればごく僅かな金額である筈だ。
▼「エクゼクティブ・デジション」で無敵の男スティーブン・セガールはただ一度死んでしまうが、どんな敵でもやっつけるから安心して彼の出演する映画を見るという人がいる。ところが似たような言葉が政府によって持ち出された。「ホワイトカラー・エクゼンプション」というヤツだ。一言で言えば一定の勤続条件下で勤務する人には、残業代も超過勤務手当も支払わないという法案であった。企業はますます儲けを増やし、勤労市民はますます長時間、無賃金労働をさせられるというものだ。首相自ら「時期尚早」というのは、選挙でのホワイトカラーの票が減るという危機感をもったためだろうと推測される。
▼ついでに言うと釈由美子が出演している、「ホーム・メイト」のCMも酷い内容だと思う。上司が「今日から名古屋に行ってくれ」という。釈は文句を言うかと思うが、「わたしにはホームメイトがあるから大丈夫」と言わせる。この会社には労働組合はないのか?即日転勤の命令なんていうのは労働基準法違反だぞ。みんなおかしいと思わないのかなー。

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