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January 16, 2007

地雷撤去にかける日本人の姿

▼日曜日のTBS午後6時半「夢の扉」を見ていたら、カンボジアで地雷撤去をしている日本人、雨宮さんが紹介されていた。まさにこの方は身体を貼って現地で大型地雷撤去車を試行錯誤して作り上げていく。地雷撤去には「軍事的撤去」と「平和的撤去」がある。前者は兵隊の通り道だけ空ければよい。ところが後者は住民が平和な生活できるように、釘一本まで綺麗に片づけなければならないから面倒である。C大工学部にも平和的撤去の権威が一人いらっしゃって、直接お話しを聞かせていただく機会があった。これは簡単に言うと、6足歩行ロボットでGPSと連動させて地雷のありかをマーキングするだけのものだ。雨宮さんの開発したのはフレールハンマー式地雷処理機だ。TVで雨宮さんはこれをさらに改良したにプッシュ式地雷処理機をカンボジアに持ち込んでいた。
▼実際にはマーキングした場所にこのような大型撤去車を出すか、よく写真で見るように人間が地面にはいつくばって銃剣を使って掘り出す方法がある。地雷には大きく言って対戦車地雷と対人地雷がある。前者は大きな重量がかからないと、人間の重力くらいでは爆発しない。後者は人間に対してだけ有効で殺害というより、手足をもぎ取り、他の人に恐怖感を煽る見せしめの為の地雷である。
▼TVに登場した雨宮さんは子どもたちを撤去の場所を見学させる。小学生たちは年齢的にポルポトを知りはしない。撤去車に触れて爆発すると思わず耳を手で覆う。みんな「爆発は初めて見た」と言い、男の子は「将来地雷撤去の仕事をしたい」と目を輝かす。これこそ学習の神髄だと思う。雨宮さんは次は体力的に最後の仕事になるかも知れないがナイジェリアで撤去作業をすると語っていた。
▼人を殺す地雷を作る人もいれば、地道に撤去に命をかけている雨宮さんの姿はまぶしかった。
▼今千葉県では銚子鉄道の存続が全国的な注目を集めている。しかし昨日の新聞をみると「いすみ鉄道」(旧JR木原線)が廃止されるか存続されるかの分かれ目にたっていることが出ていた。銚子よりもいすみ鉄道は乗降客も多く、沿線の高校に通う生徒の数も多い。銚子電鉄も大切かも知れないが、わたしたちはこのいすみ鉄道の存続にも注目していかなければならない。

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