« January 2007 | Main | March 2007 »

February 28, 2007

アカデミー賞で大騒ぎする日本のメディア

▼毎日無意味はトラックバックが送られてくる。このブログの中身を読んでいただければ、到底そういう意味のトラックバックは送ることはないはずだ。一々削除するのが面倒なのでいっそうのこと、3月1日から非公開ブログ(会員制)にしようかと思うくらいだ。どうするかは土曜日に結論をだすつもりだ。もちろん今までの正規読者にはパスワードを発行させていただくから、ご心配なく。
▼夕方近くの動物病院から電話がかかってきた。捨て猫のポスターを貼らせてもらっているのだが、「飼い主は見つかりましたか?」という内容だった。「1匹は見つかったが、ナナちゃんは家で飼っている」とご返事したら、「ポスターは剥がしてもよいでしょううか?」とおっしゃるので、「もう結構です」とご返事した。
▼先日の「アカデミー賞」バ○騒ぎは呆れるばかり。「硫黄島からの手紙」がノミネートされたとかで、「日本だけ」では例によってマスメディアが大騒ぎしていたが、案の定外れた。大体あの映画は日本人は出演しているが、アメリカ資本の映画である。それが受賞したところで、さほど意味はない。イーストウッドは一貫して「右派」の人である。今までのアメリカ映画と違って日本人をステレオタイプには描いていなかった点はたしかに評価できる。しかしそれ以外の部分では「生きて日本に還れると思うな」という、死=美学が貫かれている映画だったと思う。
▼それにしても「司会」役の○○タクの態度の悪さと、知識不足がめだったWOWOWの「独占生中継」だった。
▼もう一つなくならないのはファイル交換ソフト「ウィニー」を私物パソコンに入れて置いたために、続出するデータ流出事故だ。当時の安倍官房長官も「やめろ」と言っているのに、いまだ事故は後を絶たない。そしてそれは防衛庁とか、警察など権力関係者からの不手際が目立つ。ファイル交換ソフトを開発したK氏を裁判にかけるのは間違いであると思う。バットや包丁、縄、そして車を使った殺人は後を絶たないが、それらを作った人は処罰されたという話は聞かない。ソフトも同様でK氏はそのような不法コピーをはびこらせる目的で開発したのではない。ウィニーを使う多くの輩は、映画、音楽を不法にコピーして自分のパソコンで楽しもうとする人たちだ。もしウィニーをインストールしているなら、ただちに削除すること。入れているならネットに接続しないことだ。自分のパソコンだけ「安全」だ、などと思うことは大間違いである。さもないとやがて大きなツケを払うことになる。

| | Comments (0)

February 27, 2007

「ゴルゴ13」の原作者は40人

▼入院していた病院に行くのは最後になった。前回家の近くのクリニックに紹介状を書いてもらって受け入れがきまった。あとは1年後にMRIの検査をするときにくる。血圧がこのままコントロールされていれば、脳梗塞が増えたり拡大することもないだろう、と思う。昨日の新聞で三遊亭円楽師匠が高座を降りると宣言したとあった。しかし高齢の脳梗塞で、たった1年半の治療で元に戻るとは思えない。言語治療師に通ったりしていたのだろうか。朝日では西城秀樹は歌手だったから、発声が正しくできないと商売上致命的だから、トレーナーの元に通っていたという記事がでていた。
▼毎年この時期になるとアンケートの集約と分析を頼まれる。朝一番で出かけたのはそのプログラムとデータを受け取るためだ。データはとても重いから近所のコンビニで自宅宛送った。しかし「これがすべて」だというデータの量は一時期の4分の1くらいに減っている。無理もないだろうなと思う。
▼昨晩12chで「K宮殿」という番組をやっていた。あの番組の司会者は品がなくて嫌いなのだが、テーマがさいとうたかをの「ゴルゴ13」だったので半分くらいみた。「ゴルゴ13」は「ビックコミック」に連載が始まった当時、今は仙台に住む友人が「面白い劇画がある」と教えてくれたので、連載が始まってまもなくから愛読していた。TVではあの原作者が実は現時点で40人もいるという事は驚きだった。数年間国会でも話題になったメガバンクの合併を予測した作品が話題になった。番組を見ていたら、顔は出なくて声も変えてあったが、銀行問題に詳しい人が作者として登場していた。でもてんぐささんではなかった。
▼それと興味があったのは別の原作者で銃器の事を描写するのに、銃器研究家の床井雅美氏のところにインタビューに行っていたことだ。床井の著書は殆ど持っているが、彼の事務所の規模と整理された様子にはまた驚いた。
▼図書館に行ったら「パリは燃えているか?」のビデオ2本組みがあったのでつい借りてきた。これは40年近く前に公開されたとき、渋谷の映画館で見ている。深夜にもたまに放映されるが、とても面白い作品である。まだDVDにはなっていないようなので、ビデオからDVDに作り直そうと思っている。

| | Comments (0)

February 26, 2007

◇「輝く夜明けに向かって」を見る

▼◇「輝く夜明けに向かって」アパルトヘイト政策が続いていた1990年の南アフリカ共和国。主人公のパトリックは美しい妻と二人の子どもに恵まれて、楽しい生活を送っていた。彼は製油工場で下級管理職として真面目に仕事をする他、休日には近所の子どもたちにサッカーを教えていた。そして工場ではANC(アフリカ民族会議)によると思われる爆破事件が起きていて、パトリックも疑われるが、容疑不十分で釈放される。彼は自分の母と同居しているのだが、何かというと母はANCの放送をボリュームを上げて聞いているので、パトリックは母はANCのシンパだと疑っている。
▼ある練習試合のとき、会社を休んで子どもたちを試合に連れて行くが、そのよる子どもたちを放ってどこかに行ってしまい、その間に再び製油工場の爆破事件が起き、彼は容疑者として厳しい拷問や取り調べを受ける。取り調べは治安警察テロ対策班のニックだ。パトリックが口を割らないと妻も強引に留置して拷問をくわえる。容疑不十分で釈放されるパトリックはANCに入る決意をして軍事訓練を受ける。だがニックは彼を泳がせて再び南アフリカに入国する日を待っている。復讐心に燃えるパトリックは製油工場に3つの時限爆破装置を仕掛けようと地下道から潜入する。
▼2つは爆破させることに成功するが、3つめはニックに起爆装置を解除される。パトリックは銃撃で傷ついて愛人宅に隠れていたところを正妻の密告で逮捕されてしまう。パトリックは妻の再三にわたる制止を振り切って、愛人とよりを戻していたのだ。そして死刑は免れたが禁固24年の判決を受けて孤島に監禁されてしまう。そして5年後マンデラ政権が誕生して島から帰国すると港には、再婚した妻が待っており「ごめんなさい」と涙を流して抱擁する。パトリックも再婚して子どもをもうけたほか、孤児を60人も育てる。そして彼の視野の中に老いたニックがまどろんで釣りをしている姿が入る。きっとニックに違いないと近づいて、首を絞めようとするが、そんな事をしても復讐の連鎖しかうまないと悟ってそっと去る。
▼全部実話なのだが、投獄や離婚の原因を作った相手に復讐せず、それを認めて新しい人生を踏み出すというところにパトリックのすばらしさと先見性がある。日比谷シャンテ3日まで。

| | Comments (0)

February 25, 2007

◇「エレクション」を見る

▼かねてからの約束で某読者と昼食を共にして旧交をあたためた。わたしと話したい方は一週間ほど前に予定をおっしゃっていただければ、あいている時間を調整できる。何人かの方から「3月中に」とお申し出があるが、具体的な日時をご指定いただきたい。相手が男性だと一瞬で日時は決まる。しかし女性だと難しい。わたしは2回「忙しいから」と言われた場合、婉曲な拒否だと思うから、それ以上はお誘いすることはない。今週は何人もの方と約束が入っている。
▼◇「エレクション」新聞雑誌で「激賞」されていた映画だったので、上映最終日時間を作って某映画館に出かけた。香港は返還される前、暴力団が跋扈跳梁していたと言われている。その一つで最大の組織「和連勝会」では後継者を巡って幹部による2年に一度の選挙が行われる。選挙で対立するのは冷静な判断をすることで知られているロクと。直情型のディーだった。選挙で選ばれたのは大方の予想通りロクだった。しかし現実の世界でも選挙にも裏は存在する。ロクはシマの拡大を幹部たちに約束していた。ところがディーは賄賂を使って票を集めようとしていたのだ。自分トップに選ばれると信じていたディーは逆転して二位になってしまったので、ロク派の幹部2名を拉致して木箱に詰め、高い山からけ落とす拷問を繰り返して、瀕死の重症を負わせる。
▼そしてトップの証として手渡される「竜頭棍」(長さ30cmくらいの杖状の彫り物)をロクに渡すなと圧力をかける。実は「竜頭棍」は中国本土の広州に密かに持ち込まれていた。一方香港警察は暴力団を一つだけ強くさせておくのはバランス上まずく、ますます抗争が激しくなるからとして一位の暴力団の幹部だけを留置場にぶち込む。幹部たちはロクに密かに連絡を取って広州から「竜頭棍」探し出して持ち帰るように指令する。ロクは情報戦で混乱させて「竜頭棍」のありかを突き止める。一方ディーも妻を使ってそのありかを探らせていた。
▼苦労の末ようやくロクは「竜頭棍」を手に入れ、ディーとも和解して9人の幹部による血盟の誓いをするのだが…。
▼権力抗争は止まるところを知らない。権力を手にすると「カネ」を手にして世の中が思うがままに動くように思えるからだ。後継者は歌舞伎のように世襲制でなることもあるが、このように一件「公平」な「選挙」で行われる事もあるが、一皮むけば「利権」という欲望が渦巻いているのだ。前評判ほど面白くはなかった。このあと2部が作られるというが、どうなるのだろうか?

| | Comments (0)

February 24, 2007

「情報収集(実はスパイ)衛星」の打ち上げ

▼昨日夕方の事だが、わたしは会議のため、ある建物の中にいた。そこにいたわたしに指名で外部から電話がかかってきたという。この場所にいることは誰にも話していない。一体誰なのだろう。以下この項目は会員制ブログに続く。
▼このように毎日書いていると、沢山のトラックバックが送られてくる。ここに表示されている3倍は送られて来ているが、「許可制」なので、わたしが見て不適当と思われるものは全部削除して、それらは「禁止IP」に入れてしまう。トラックバックの多くは手軽に金もうけ、ピンクサイト、物販である。大体わたしが書いている主旨を理解しないで送って来るモノが多い。調べるとタイトルを類推してトラックバックを送る、「自動トラックバック」というソフトがあることが分かった。わたしが書いている事を理解して、トラックバックを送って下さる方は原則的に「OK」を出している。
▼今朝のNHKTVのトップニュースが「情報収集衛星」の打ち上げである。気象予報士も一緒になって「情報収集衛星」と口を揃える。物は云いようで、これははっきり言って「スパイ衛星」である。日本の周辺国にとっては「危険きわまりない」物体であろう。テポドンやノドンの危険性を日本政府はアピールするが、当該の国にとってはこのスパイ衛星の方がよほど怖いと思う。「北の脅威」を理由にこのような「軍事スパイ衛星」の打ち上げに、莫大な予算を使い続ける。そして片一方ではお年寄りの福祉関係予算は限りなく削減していく。命が大切か衛星が大切かと言えば、人間の命に決まっている筈なのだが…。

| | Comments (0)

February 23, 2007

NPO法人かものはしの事

Sakura001家の近くで咲いていた桜
▼寝る前にパソコンと格闘すると血圧がてきめんに上がってしまう。昨日は訂正が入ったのでそれを午後11時過ぎになおす。ついでに仕事のメールが来ていたので返事を書いていたら普段より20ほど上がっていた。やはり就寝3時間前は携帯もメールも止めたほうが良いようだ。
▼昨日某所に行ったら、そこで働いていらっしゃる方が、「先日Kさんが映画の感想と速報をブログに書いていると新聞に出ていたが、どこなのか教えて欲しい」とおっしゃるので「お気に入り」さらに、「紹介されていた、それでもボク…」をみんなで見てきたがとてもよかった」とおっしゃって下さったので嬉しかった。アクセスログを解析すると95%の方が「映画のタイトル」を検索用語として探していらしていることが分かる。
▼見たい映画を全部見ているかと言うと3分の1かせいぜい半分であろう。もトン取りオール映画祭でグランプリを受賞した奥田瑛二の「長い散歩」も、きょうの午後で首都圏の上映は終わりだ。これも渋谷の小さな映画館で最終上映されるが、前売りでチケットは手に入らない。これだからうっかりできない。いわゆる「大作」にはろくなものがないし、監督や主演俳優や声優が嫌いだと見に行かない。どこでも上映されるものは、ビデオになってから見ればよいと思っている。
▼21日夜NHK「クローズアップ現代」で青年たちが、単に儲ける(利益を生む)だけでなく、社会に貢献する仕事を作って活躍している様子が紹介されていた。一つは育児をした方ならどなたも経験しているはずの、自分の子どもが病気になったとき保育園から「熱がでているのですぐ引き取って欲しい」と言われた時、それを助けるシステムを考えた青年グループだった。もう一つはカンボジア支援の「NPO法人かものはし」というグループだ。それは主宰者の女性がカンボジアに行ったとき、「幼児買春」を目のあたりにして絶句する。それはカンボジアの人々が貧しいからそういう少女を売買する行為が平然と行われるのだと考える。そしてカンボジアの少女たちを自立させる為には何があるかということで、自立を助けるプログラムを考える。現在行っているのは日本国内でWebを作る仕事を立ち上げたことだ。そして収益金の一部をカンボジアでパソコンを購入して、さらに少女たちに現地の指導者によってパソコンの使い方を教えている。
▼将来的には自分たちの受注した仕事をカンボジアの人たちに、外注化して運営資金が稼げるようになればよいと考えている。カンボジアの少女たちは「感謝している」とすなおにしゃべっていた。そして日本国内では企業担当者ににWebの制作目的をアピールするセミナーを開いていた。
▼自分が生きていることで、他の人も助ける事ができる、このような仕事に対するスタンスはとても大切だと思った。

| | Comments (0)

February 22, 2007

◇「ルワンダの涙」を見る

▼1年ほど前に「ホテル・ルワンダ」が、「暗すぎる」という理由で配給会社を頼らない方法によって日本で公開された。今回は場所は同じだが、宗教者の立場から「ウガンダの虐殺」を考えたものである。
▼◇「ルワンダの涙」(原題はshooting dogsであるが、理由は後で説明する)1994年にルワンダで大統領が暗殺されてから、フツ族によるツチ族の虐殺が始まる。あちらこちらでその口火は切られるのだが、これはある工業専門学校の教師と、マラソンランナーの女子生徒、そしてクリストファー牧師の3人と、そこに駐留することになる、200人ほどの国連平和維持部隊の話だ。虐殺に怯えた人々が学校に駐屯しているUN平和維持軍を頼って逃げてくる。最初はその人々に門を閉ざしていた維持軍だが、牧師の取りなしで門を開ける。フツ族はすでに五寸釘を打った棍棒や、刃の長い鉈を持って虐殺を始めている。子どもや生徒たちは怯えて匿ってもらおうとする。そして難民たちの中に、自主的に食料調達、治安維持、燃料確保をする3つの自治組織が出来ていく。
▼教師の青年は何とかこの様子を世界に知らせる事はできないかと、フランスのTVクルーの女性たちを誘って殺害現場を撮影しようとする。しかしそこでかつて教え子だった青年が虐殺に加わっているのを見て、茫然自失状態になってしまう。ようやくの事で死体だけ撮影するのだが、あまりにも酷い状態なのでとても放映出来ない。
▼駐屯地(実は学校)の中で出産する女性もいる。しかし薬もなければミルクもない。クリストファーは何とか外出して薬局の薬剤師を騙して「自分用」と偽って薬を手に入れ素。しかし駐屯地に戻るとその母親たちも含めて、恐怖心から脱出を試みるがフツ族に見つかり、赤ちゃんもろとも殺害されてしまう。
▼一体国連維持軍は何のために来ているのか?牧師たちは聞きただす。指揮官は「平和の維持が目的で攻撃されない限りこちらも反撃できない。平和状態を維持するのが我々の任務である」という言説を変えない。目の前で虐殺が行われているにもかかわらずである。食料も燃料も底をついてくる。マラソンランナーの少女に「燃料がない」と訴えられた牧師は「こんな時に使えない聖書ではしかたない」と、机の上に並べられていた聖書を燃料として燃やすよう指示する。部隊の指揮官は殺害された人肉を食べる犬がたくさんいるから発砲したい。ついてはフツ族に誤解を与えないように牧師さんから、あらかじめ発砲の理由を伝えてやってほしい」と頼まれる。牧師は「犬が発砲したのか?発砲しない犬をなぜ射殺するのだ」とくってかかる。これが原題の解説である。兵士はドイツの徴証をつけてライフルはFALだったがあれはよい性能の銃だ。
▼そして撤退命令が来てフランス軍部隊が到着する。住民たちが喜んだのもつかの間。ヨーロッパの白人だけが対象だとして、黒人夫婦であっても置き去りにされる。ツチ族の間に深い落胆の気持ちが蔓延する。少女は「私たちはどうなるの?牧師さんや先生は逃げないでしょう。」と訴える。そして最後の正餐式をしているとき、UN部隊撤収の命令が下る。教師は怯えてTVクルーと一緒にトラックに飛び乗る。しかし牧師は「自己犠牲こと聖職者の最も美しい行為である」とツチ族の住民とともに学校に残る決意をする。UN部隊が撤収した直後、フツ族による「作業開始」の命令が下って棍棒や鉈を手にした男たちが殺戮を開始する。
▼ご覧のように西側の宗教者の視点で、「慈愛と自己犠牲」を描いたもので宗教者だけでなく、「少女の言葉」は相当の力をもって訴えかける。そして国連平和維持軍の目的もまたそうである。しかし覚めた眼で見ると、宗教だけでも人を救うことができないのではないか、という気持ちになる。西側の宗教とは「唯物」であり、「神は絶対の存在である」それゆえにまた矛盾点も多いのであろう。これは先日某読者と会ったときの話の一部である。六本木東宝シネマ、千葉でもやっている。

| | Comments (0)

February 21, 2007

ニュースの「真実サイト」は出来ないか

▼アクセスログを見ていると、何という言葉を検索用語に、このブログを見ていただいているか分かる。日曜日から、キューバの革命家の名前を探していらっしゃる方が多かった。理由は分からないが、カストロでもゲバラでもない、普通の人にはあまりなじみのない「カミロ・*******」という名前だ。ビデオ紹介の中で書いたのだが、検索は今も続いているが、今時何故カミロなのかまったく分からない。
▼この二日間映画紹介は一生懸命書いたつもりだが、それでアクセス数が増えるという訳でもない。やはり渋谷の単館上映というマイナーなものは人気がないようだ。昨日も仕事の打合せで某所に行ったとき、先週の日経の夕刊で「善き人のソナタ」は5つ星のマークがついていました、という事で話は盛り上がった。
▼そして昨日の日経朝刊の1面、」「ネットと文明」とうい連載で「善意と実利」という特集があった。本業を持ちながら、使ってみたい機器をメーカーから提供を受けて自主的にテストして、使い勝手をレポートする個人のブログが人気があるという。これは昨日書いた「チョムスキーとメディア」とも関連するのだが、今やマスメディアが本当に信頼に足りる存在ではなくなっている。そのことがわたしも含めて一般大衆が気づき始めている。そのことで自分たちの力で発信して、「真実を見極める」サイトやブログが人気になってきたのだろう。
▼「オーマイニュース」日本語版の鳥越編集長が体調不良を理由に副編集長の権限を強めるという報道が21日の朝刊に出ている。商品の使い勝手だけではなく、ニュースの「真実を探す」サイトがもっとたくさん生まれて欲しいものだ。

| | Comments (0)

February 20, 2007

◇「チョムスキーとメディア」を見る

▼本日午後8時ジャストはメルマガの送信時間です。投稿をお待ちしています。
▼◇「チョムスキーとメディア」ノーム・チョムスキーは「言語生得説」を提唱しているマサチュセッツ工科大学の教授である。本は1冊読んでみたが、わたしのような軟弱な人間には難解で分からなかった。彼は言語学者であると同時に、ベトナム戦争当時から反体制運動に身を投じる。わたしは過去に彼のドキュメンタリーを1本見ているが、今回はメディアとは何かというテーマに絞って彼を追っている。
▼先日日本では、偽造された「納豆ダイエット」の問題クローズアップされた。しかしあれだけではなく他の局は大丈夫なのだろうかという意見が続出している。具体名は書かないが6chも正午の4chもいくつか問題点が出てきている。
▼彼チョムスキーはメディアは権力者に都合のよいことしか取り上げない。取り上げる筈もない。それはとりも直さず政治への無関心、無力感を意識的に作っている。無関心層、無党派層を作っておいて、その間隙をぬって自分たちのやりたい放題をする。この映画で取り上げられるのは、ジェノサイドが行われたカンボジアと、東チモールの比較である。対人口比で言えば東チモールの殺戮の方が激しかった。しかしアメリカのメディアは殆ど報道しない。湾岸戦争「戦勝」パレードを行っている時、街頭で狂喜している3人の青年に「東チモールの殺害知ってる?」と聞くと、一様に「知らない」と答える。つまりこれは新聞やメディアが報道しないからだ。
▼新聞記事はどのように作られるか?「NYタイムス」が要約されて次のメディアに、次はさらにそれが要約されてTVの原稿となる。最初のメディアの紹介の仕方が後のメディアへと影響する。誰が悪いのか?一線にいる記者ではなく、それをどういう比重で掲載していくか判断する人たちの問題だ。そこには「統制」や「規制」はないが自分の身を守る「自己規制」という力学が働く。当然新聞の場合は販売数、TVの場合は視聴率というスケールがモノを云う。東チモールではインドネシアによる侵略を「理解」し、当時のカーターが黙認して武器援助さえした。この部分が明らかにされている。
▼ではわたしたちはどうしたらよいのか?チョムスキーは長くは続かなかったがスペイン人民戦線のカタロニアで労働者による自主的な運営された事があった事の他もう一点を紹介していた。そしてアメリカの、視聴者が出資する独立系ラジオ放送局の役割も評価する。彼は自分一人の力は出来ることは限られている。しかしラジオ局でわたしのテープが流されれば多くの人が関心を持ってくれる。そしてそれがきっかけで講演会が開かれればその輪はもっと広がる可能性はある。諦めないで出来るところからやろう。現実にわたしは毎週20時間を使って、個人に手紙を書いている。テレビを見るなとは言わないが、メディアに出てくるものはバイアスがかけられているから、そのことをきちんと考えなければならない。スポーツ番組などはガス抜きに作られているだけだ。わたしは個人で情報機関をもっている訳ではないので、新聞や雑誌を丹念に読む。するとその行間から、隠されている事実が浮かび上がってくる。アメリカ歴代大統領がやっていることは、ニュルンベルグ裁判にかければ、全員絞首刑になるような事をやっているのに、ご都合主義ではなくそのことをきちんと理解しなくてはならない。ユーロスペース。3時間で途中5分のインターバルが入るドキュメンタリー。

| | Comments (0)

February 19, 2007

◇「善き人のためのソナタ」を見る

▼◇「善き人のためのソナタ」DDR(旧東ドイツ)は監視国家であった事で知られている。人口1700万人であったが、国家保安省(シタージ)は10万人で、その協力者である手先は20万人いた。昨年もご紹介したが友人F氏は子息とともにその痕跡を探るべく、旧東独を旅した。そしてライプツィヒのシタージの資料保管庫を訪ねた話をお聞きした。まさにその場面が最後に方に出てくる。
▼シタージのヴィースラー大尉は上部の命令で、劇作家のドライマンと舞台俳優で女優クリスタを監視するように命じられる。二人が外出中たった20分の時間をつかって室内に隠しマイクを張り巡らせる。たまたま見ていた隣人に「喋ったら娘を学校から退学させる」と脅してくる。監視は2交代で大尉の部下である軍曹と交代で行われている。しかしヴィースラーは監視を続けているうちに、二人の方がまともではないかと思えてくる。そしてマイクを仕掛けたとき、ブレヒトを一冊押収してきてそれを読みふける。劇作家が反体制派である証拠を掴めば、出世間違いなしなのだが、気持ちは次第に揺らいでいく。そしてあるとき東独の自殺者の統計から見えてくるもの、という論文を西のシュピーゲル誌に発表しようとする。
▼投稿するにはタイプライターが必要だ。文章を書く仕事をしている人は東独では全部登録制になっている。彼らはオリベッティに超小型タイプライターを手に入れ、タイプを打ったあとは床下に隠しておく。ドライマンの愛人の女優はとても魅力的であるので、保安省の大臣の目にとまり、大臣の送迎車の中で暴行を働く。そして「愛人になるよう」圧力をかける。だが憤慨した大尉は彼女を救ってやり、その事実を反大臣派に有力な証拠として握る。そしてシュピーゲルに発表された論文でシュタージ本部は大あわてになり、逆スパイからタイプの種類を特定する。そして隠してある場所を女優を薬物濫用の疑いで逮捕する。そしてドライマンに疑いをかけた上官の中佐が「最後のチャンスだ」と尋問させる。
▼女優は口を割るが手入れの際自分自身を見失って交通事故に会う。そしてシュタージの大尉はすばやくタイプライターを隠してしまう。上官である中佐からは「お前はこれから20年地下室で封書の検閲係をする事になる」と脅す。しかし4年半その仕事をしていたときベルリンの壁は崩壊する。大尉は郵便配達夫になり、ドライマンは元中佐に「なぜボクは監視されていなかったのだろう」と聞きただすと「君は完全監視下にあったんだよ。疑問に思うなら自宅のコンセントを調べてみろ」といわれ、その通りだったので驚愕する。情報公開法をたてにシタージの保管庫に行って資料を出してもらうと50冊くらいのファイルがでて、日常生活から愛人とのセックスの様子まできめ細かく記載されている。そこに不思議なコード名が書かれている。調べると盗聴していたヴィースラーの事だった。もうこれは「みえない雲」よりも優れた、今年のベスト3に入るであろうドイツ映画だ。
▼ドライマンはそれを元に新しい戯曲を10年後執筆する。タイトルは「善き人のためのソナタ」とある。そして献辞に「コード名○○○に献呈する」と書いてあり、ヴィースラーもそっと一冊買い求める。人間にまともな倫理観が残っている限り、汚れのない心をもつ人々の行いは、敵の心も動かすのだ。渋谷シネマライズのみ。明日は「チョムスキーとメディア」を書く。3時間余の大作でありました。

| | Comments (0)

February 18, 2007

▼92000も淡々と過ぎてゆく

▼昨日の92000番ゲットはどなたかからお申し出があるかと思ったら、そのまま過ぎてしまった。多少気の利いた賞品を用意してあるのだが、次回の93000番まで持ち越すことにしよう。毎朝9時頃開いてくださった方には何も書かずに出かけてしまって申し訳ない。週末に2本の締め切りを控えているので、出来るだけ見なければならないのだ。電車が千駄ヶ谷を通過したとき、新宿御苑の梅が白く輝いて見えた。千葉では避寒桜が咲いているというし、河津桜も通常よりひと月も早く満開になってしまったようだ。
▼金曜日に報道された。海上自衛隊の一佐による、「情報漏洩」は危険な言論統制の雰囲気が拡大する前兆だと思う。つまりこれは自衛隊の一佐による中国の火災を起こした潜水艦の特定という単純な問題ではない。北朝鮮によるテポドン発射事件があったから、急にBMD構想が出てきた訳ではない。これはアメリカが兵器の中古兵器のたたき売り(射程たった20kmで何ができるかというPAC3)から着々と始まっている。さらのSAM3という時期ミサイルを配備させようとしている。実はこのSAM3はアメリカから買った方が安く済むのだが、日本の三菱重工を始めとする軍需産業はカネをかけても国産化をしようとしている。
▼国産化されるとアメリカから最新先端軍事技術を守る守秘義務が、「強制」される。その一貫としてジャーナリストへの口封じと見せしめとしての、「海自一佐の取り調べ」なのである。朝刊によれば沖縄にステルスF22Aが配備された写真が掲載されている。これもCATVを見ていると、撃墜率は17%でそれほど高性能ではなさそうだ。高い買い物と分担だけさせられて軍需産業は儲かり、負担は国民に押しつけという構図がますます広がっていく

| | Comments (0)

February 17, 2007

身によく付くのかN○V○

▼数日前の朝刊にイラクに派遣された米軍兵士がパソコンの前に座って、アラビア語(もしくはクルド語)の勉強をしている姿が映っていた。米軍は表に立たず、現地イラク軍やイラク警察を指導する立場に徹するのだという。そのため一線は引いて、脇から「指導する」ために語学の勉強を始めたらしい。そのPCソフトはペンタゴンと契約しているメーカーが開発した。果たしてPCなどで上手く上達するのだろうか?
▼某日この近辺では一番運賃が高いT鉄道に乗った。N船橋から目的地まで5個で15分。しかもその料金は490円であった。高い、高いとは聞いていたが、わたしの最寄りの駅からJR千葉まで40分乗ってほぼ同じ料金である。時は金なり、最近は時間を有効に使うため、電車代はけちらない。そして目的地まで徒歩30分。毎日のウォーキングがこれで消化すると思えば苦にならない。先方には朝急に打合せで出かけることなった。携帯メールで最寄り駅をお聞きして地図ソフトでプリントアウトして持参した。ところが下車してバスに乗ろうと思ったらサイフがなかった。カード類が入っているので、これには青くなってしまっった。引き出し限度額を設定しておかないとまずい。後ほどサイフは自宅にあることが分かった。
▼話は飛んでしまったが、T鉄道に乗ったら話題のN○V○の広告があった。曰く「ネイティブスピーカーの発音を直に聞き、繰り返し発音する練習をくり返すことが上達します」と書いてあった。この会社の言うように、PC相手ではさほど上達しないのではないかと思った。それにPCに向かっている米軍下士官の顔からは、真剣に学ぶ表情はなかった。
▼話題の駅前英会話教室だが、ある外国人にお聞きしたら、「N○V○に勤務すると申告すると労働ビザがすぐ出る」という話を聞いた。つまりこの辺に何からの秘密があるのだろうと思った。

| | Comments (0)

February 16, 2007

地球は石油の利権で動く

▼ゴアの映画「不都合な真実」(英文)が評判のようだ。京都議定書に一貫して背を向けてきたアメリカだが、宮台真司に言わせれば、「エネルギー転換も商売になる」ことに気づいたアメリカという事になろう。昨日あちこりで聞いた話を総合すると、6ヶ国協議にしても、諸外国は先の先を考えてしたたかである。日本は外交方針などなく、目先の事しかかんがえていない。安全保障とは軍備だけでなく、まず食料、エネルギーが自前で安全に確保される事が大前提である。しかるのちに軍備も付いてくる。日本はアメリカに追随した軍事エネルギー政策があり、それだけでは次の世紀まで生き残る事は不可能であろう、という事だった。
▼1月20日からWSFでナイロビのケニアに行ってきたジャーナリストの話を聞いた。一日1ドルで生活している人が圧倒的に多いケニア。200万人が住むスラム街があり、そのうち3分の1がエイズ患者だと言われている。このスラム街の事は映画、「ナイロビの蜂」にほんの一瞬だけ写っていて、入ったら生きて帰ることは出来ないと、言われている。
▼かつてアフリカには「社会主義」と自称する政権が出来たが、それはトップに立った人が、たまたま当時のソ連で教育を受けていたというレベルのもので、国や官僚機構まで変えることはできなかったから、クーデターが起きて短命で終わってしまった。現実には19世紀にアフリカを支配したヨーロッパの影響がそのまま生き残っている。そこにアフリカ統合軍を再編成した、アメリカ軍が石油の利権を考えて割って入ろうとしている。
▼高度1700メートルの高地は空気が希薄でつらい。500ドルのホテルを予約して行ったが、ベッドしかなくてまるで独房のようなところだった。もちろんネットの接続環境もなかったので、アメリカ系のホテルに行って回線だけ借りた。この詳しい報告会は本日2月16日(金)午後6時から台東区上野区民館で、「下町人間の会」と共催で開かれる。興味のある方はどうぞ。

| | Comments (0)

February 15, 2007

付け焼き刃のチョコ

▼わたしの住む近くの駅ビルにはチョコが好きな人ならみんな知っている「G」チョコの売り場がある。下町ではおそらくここでしか売っていないため、14日夕方は行列が出来ていた。普通、好きな人に送るなら1週間まえくらいから準備をしておくだろう。ところが当日のしかも夕方である。おそらくは義理チョコであろうと推測される。いやこれは、わたしがチョコを一つも貰えなかったといって愚痴っているわけではない。健康のため「甘い物は食べられない」とみなさんにあらかじめお知らせしてある。そして町を歩くとどこからも同じ曲が流れて来て、頭が痛くなった。

| | Comments (0)

February 14, 2007

「戒厳令」が日常生活に忍び込む

▼最近の世相で不思議に思うことがある。一つは18日の東京マラソンの規制である。この規制規模は普通のものではない。山手線の中は警察の監視が張り巡らされる。身分証明書がないと動きが取れないほどだ。
▼もう一つ厚生労働省のインフルエンザが猛威を振るったときの被害状況が、新聞などに報道されている。このままでは死者がもの凄い勢いで拡大すると、地図入りで恐怖心を煽る。
▼二つの事からピンと来る人は感覚が鋭い。これら二つに共通しているのは、「非常事態」の想定である。つまり「誰か」が非常事態を作って「戒厳令」を敷くときのシュミレーションをしているのだ。
▼いずれも誰も表だって、規制に反対できる理由はない。かえるがぬるま湯に浸かっていて、気付いたら温度が高くなって死んでいたという例えがあるが、まさにそれであろう。「非常事態」を国民が何ともなく思う雰囲気を作っている。注意深く見守りたいものである。
▼さらに昨日まとまった六ヶ国協議の事。夕刊新聞は「ふざけるな北○○」と書いているものがあった。そしてラジオの投稿番組では、「合意に満足」はたった16%だった。向こうは現体制を守るために「核」というジョーカーを使う。アメリカだってイラクの泥沼に浸かっているのに、これ以上戦線を拡大できない。血を流さず圧力をかけ、外交努力で「核を放棄」させるという第一目標を達成できた。外交というのは搦め手を使わないと、目的だけ相手に突きつけても成功はしない。「拉致問題」は朝鮮半島北半部の、第二次大戦の処理という原点に戻らないと解決できないように思う。
▼昨日アクセスログを解析していたら、某読者が職場のパソコンからブログにアクセスして下さっているのが分かった。すぐ電話して、お会いする約束を取り付けた。

| | Comments (0)

February 13, 2007

映画と現実の相違

▼先週F氏を訪問したとき、「最近面白い映画はありませんか?」と聞かれた。わたしは「それでもボク…」と「グアンタナモ僕たち…」をご紹介した。前者はF氏もご覧になっていた。F氏の組織で、あの映画そっくりの事件があったという。某市の私立学校で教職員組合ができた。その中心人物の一人が、生徒の身体に触ったとかいう理由で告訴された。たしかに何度か生徒の手や身体に触ったことがあったらしい。ところが学校経営者はそれを「痴漢」だとして訴えた。それから裁判が始まり、あの映画のように法廷に衝立が持ち込まれて、生徒の顔が見えないようにして、証人調べが始まった。
▼そして原告の一人、理事長の告発文も出てきたが、あの映画のように検察によって作られた、一分の隙もない整った文章であったという。それで罪状は「○○○市迷惑防止条例」以上のものにはならなかった。高裁から最高裁まで行ったが、映画のようにしかならなかった。この場合は「痴漢」で訴えたのは教職員組合つぶしが目的だった。組合は潰れなかったが、執行委員の汚名をはらすにはまだ時間がかかりそうだという。

| | Comments (0)

February 12, 2007

◆「21グラム」(FOXTV)を見る

▼昨日は疲れ切っていたので外出はできなかった。
◇「21グラム」昨晩のCATVのFOXで見た、4年前の映画。人間は死ぬと身体の重さが21グラム軽くなると言われている。21グラムとはコイン数枚の重さであるが、身体のどの部分にその差があるのだろう。大学教授のショーン・ペンは心臓に欠陥があり、移植手術をしないと1年も命は持たないと言われている。それであるとき移植手術を受け入れるのだが、どうしても心臓提供者の家族の事を知りたくなる。ようやくその妻のところに辿り着くが、娘と夫を失った彼女(ナオミ・ワッツ)は重い薬物依存症になっている。そして彼女の夫を交通事故で死なせたのはベニチオ・ベル・トロは収監され、先の見えない牢獄でただ自殺願望を持っている。そして事故を起こす前はまったく興味がなかった宗教への興味を持ち始めている。この疲れ切った叔父さんを演じるベニチオは迫真の演技を見せる。
▼ペンは戻ってきた妻(シャルロット・ゲンスブール)から不妊症なので人工授精手術をしたいと迫られている。ところがペンはナオミのことが頭から離れず、最初は興味本位だったものが、次第に彼女の不思議な魅力に引き込まれていく。そしてナオミの夫の命を奪って出所してきたベニチオを殺せば、ナオミの気持ちも晴れるのではないかと密かに銃を手に入れる。
▼復讐すれば、それで問題は解決するか?それは例えば国家による、犯罪者の「死刑」をもってしても解決する訳がない。単なる国家を維持するための暴力装置でしかないのだ。映画はそこまで描いていないが、生きていくことの難しさと死んでしまうはかなさのようなものを、宗教や人間の力では解決しえない出来事として取り上げている。

| | Comments (0)

February 11, 2007

ワンちゃんたちの写真をご覧下さい

▼トップ頁に送られてきた、引き取り手のないワンちゃんと猫ちゃんの写真を掲載する頁を作りました。ご覧になって引き取っても良いとおっしゃる方がいらしたら、編集長までご一報下さい。
▼昨日の佐久平は風が吹かないので比較的温暖な気候だった。墓参も納骨の時のような雪道で滑る事もなかった。それに妹夫妻が前の夜から実家に泊まり込みで頑張って早朝の墓掃除から料理を用意してくれた。
▼日中は良かったが午後から日がかげるに従って急に寒くなってきた。新幹線に乗っても、帰宅してからも体温が下がって調子が悪かった。
▼金曜日の午後はパソコンの調子が悪いというメールを下さった方のお宅に伺った。電話で確認するとモニターの具合が悪いとおっしゃる。実際伺って見ると、急に画面が左右に収縮する。さらに上下も縮まるから、文字を見ている事ができない。これでは目が痛くて画面を見ていられないというのも当然である。一応ケーブル類を取り外してもう一度締め直す。「これでダメなら買い換える必要があります。何年使っていますか?」とお聞きすると5年くらいということだった。普通の15インチのモニターなので寿命かも知れない。出来るなら余計な出費はしたくないというお話しだった。最後に電源コードの当たりを2、3回叩いてしばらく、ワープロソフトの操作方法を1時間近くお話ししていたが、そのときは症状が一度もでなかった。これでしばらく使って見て、ダメなら買い換えですねと帰ってきた。
▼途中Fさんの事務所に立ち寄った。Fさんもおかあさんを自宅で介護していらっしゃる。先日ご夫婦で水戸の偕楽園に梅を実に出かけた。留守の間にヘルパーさんがおかあさんの介助にやってきた。偕楽園に入ったとたん携帯ば鳴り、ヘルパーさんが「おかあさんの大きないびきをかいているので、脳梗塞かも知れない」という連絡だった。梅もみないで常磐道を時速120キロでびゅんびゅん帰ってきた。医者に連れて行って検査してもらったが、単なるいびきだったという。
▼その後MINさんと某大学構内でお会いした。喫茶店に入ろうと思ったが全部閉店していて、屋外のベンチに座り自販機で買った珈琲や水を飲むというわびしいデートになってしまう。色々打ち合わせたのだが、その一つが3月3日の「ひな祭り飲み会」である。わたしは夜遅くなると体力的につらいので、午後3時から6時まで例のメイド・イン東大のまぼろしの焼酎などをいただく。ふるってご参加いただきたい。

| | Comments (0)

February 10, 2007

本日これから四十九日の法要で帰省

▼毎週帰省しています。昨日は面白い話が沢山ありましたが、夜時間があったら書きます、では、みなさんこれから「あさま」で日帰りしてきます。

| | Comments (0)

February 09, 2007

救えワンちゃんたちの命

Nekosu
▼昨日また自宅にホークス関係の会社から奇怪な段ボール箱が届いた。写真でご覧になってわかるような愛猫用のペットハウスである。仔猫のイエは段ボール箱が一番気に入っているようなのだが、買い主はそれで満足しない。一番良い例が毎週二度ほど足を運ぶペットの食料品売り場である。エサの缶やパッケージにはこれでもか、これでもかという具合に綺麗な図柄が印刷してある。別にペットが棚の前に行って「これ食べたい」と指さして選ぶ訳ではないので、カラー印刷など全く必要ないと思う。商品の名前だけで十分の筈だ。ところが「人間が猫の気持ち」になって選ぶから、オールカラーのいかにも美味しそうなラベルが印刷してあるので、何となく無駄なように思う。
▼それでもエサを選んでいるとき、「うちの猫は何をやっても飽きてしまうのですが、お宅は何をあげていますか?」などと話しかけられる。わたしは1缶100円以下の物を買うようにしている。そして同じメーカーのものは3個以上買わない。つまり見ていると猫も食べ飽きるのである。だからたまには東急ハンズや浅草松屋で買ってきたりする。イヤわたしはそんなにヒマではないので、自ら行くことはない。でも猫のエサも美味しいか不味いかは、テスターと呼ばれるアルバイト学生が、実際に食して結論を出すのだという。家に食べるものがなくて、猫のエサを食べたという人の話はよく聞くので、全く食べられないことはないのだろう。
▼一昨日夜中国に行くSさんが我が家に一泊した。何だか安売りのチケットを買ったら朝6時半成田空港に集合になったとかで、4時に起床して出かけて行った。彼女は今やハチのおかあさんになって、家の生活はハチを中心にして回っているようだ。携帯画像を見せてもらったが、ハチはナナちゃんよりも大きく太って、より一層逞しくなったように見えた。何処も同じだが、一日中家にいないので帰宅したからの猫の甘えようと言ったらない。それで首輪をつけてもらってドライブに連れて行ってもらうのが大好きだという。さらに朝疲れて眠っていると顔から身体中を噛み始め、それでも起きないと噛む力が次第に強くなっていく。
▼彼女の長女のAちゃんはS県の法律事務所に勤務している。そこで聞いた話なのだが、何やら土地を不法占拠している人が、犬の養殖をやっていて3月5日に立ちのきの仮処分がでるらしい。犬は数十匹いて檻やら放し飼いになっているが、このままでは仮処分で保健所に引き取ってもらうしかない。写真を撮らせてもらいに行こうと思ったら、不法占拠しているところに、入るのはまずいし、犬たちも殺気立っているので優しい表情は撮影できないという。本日中にはワンちゃんたちの写真が届くと思うので、明日から写真を掲載したい。ご希望の方がいらしたら、犬はご自宅までボランティアでお届けするので、どうぞ彼らの命を救ってやって欲しい。

| | Comments (0)

February 08, 2007

日刊「西スポ」を郵送で購読する人

▼我が家には熱烈なホークスファンがいることは何度か書いている。CATVはホークスの試合が95%位は見ることができる契約に変更している。部屋の中はホークスグッズで溢れている。先日もホークスのペットの首輪というのがあって申しこんだ。しかし来たのはかなり大きく、アクセサリーとして付いている野球ボールがピンポン球ほどあって、仔猫には重すぎるので使うことなくしまってある。
▼最近ではホークス熱が高じて「西スポ」(西日本新聞スポーツ)の定期購読を始めた。もちろんWeb版もあるのだが、ファンはそんなものでは物足りないらしい。毎日郵送されてくるのだが、送り主名は東京の発送会社なので、おそらく東京に一括して送られ、そこから郵便物になるのだろう。したがって発行日から1、2日遅れで読むことになる。どうしてそんな日付の遅れたスポーツ新聞を読んで面白いか聞いてみた。すると「毎日、今年こそ絶対ホークスが優勝するような事が書いてある」というのだ。うーむそうすると「御用新聞だな」と言うと、「その通りだ」という。と言うことは、政党機関紙と同じだな。「我が党の言うことは絶対正しい。明日にでも日本の夜明けは来る」という具合だ。
▼しかし良く考えてみると、一般新聞だって、政府発表にたてついたり、疑問は差し挟む事はなくなり、御用新聞になりさがっているではないか。わたしは仕事がらパソコン雑誌をいくつか読んでいる。先週末にウィンドウズ・ビスタが発売になった。発売前は雑誌も新聞も、「それほど目新しいOSではない」「業務用としては使い勝手が悪い」というのが一般的な論調だった。しかしこの数日雑誌は「使い勝手」方法の特集が始まり、「便利」という書き方になっている。そして新聞は「意外な売り上げ増」に変わってきている。推測できるのは、OSメーカーがお金を使って巻き返しを計っているのだろう。
▼「あるあるⅡ」事件にしても、その偽情報を流すことによって、その事前情報を知りうるプロデューサーが業界と癒着していた、と報道されている。すべてカネがらみなのである。

| | Comments (0)

February 07, 2007

記事と写真は分担すれば「盗用」もない

▼寒くなってからあまり長距離を歩くことがなくなっていた。昨日は天気が良かったので重いカメラを持って2時間ほど歩いた。体重は酒を止めてから確実に減っているが、それでも2時間歩いた後は足と腰に疲れが残った。外の気温がわからないまま、重いコートを着て行ったのが、余計によくなかったのかも知れない。
▼裁判員制度の公聴会を委託された産経新聞と千葉日報が日当を払って「さくら」を動員していたことが分かった。裁判所は関与を否定しているが、ではその該当する新聞社が身銭を切って動員したのだろうか?わたしの経験からして、カネにならない事に新聞社が身銭を切る事などあり得ない。おそらく広告代理店や、司法当局がどこかで関与しているに違いないのだ。それは教育改革の時のタウンミーティングの「さくら」動員でも分かる。一体それほどにして誰が得をするのだろう。
▼そして記事が書けない記者による「盗用」事件の発覚。新聞社の採用条件などを見ていると、カメラマン(いやフォトグラファーと言わなければならないご時世である)は写真専門学校を卒業した人を採用している。もちろんカメラマンをしていながら、優れた文章をお書きになる石川文洋さんのような方もいらっしゃる。20年写真記者をしていても、書く努力と勉強をしていなければそれまでだ。朝日東京本社で写真デスクをしていて、今も紙面に撮った写真が掲載されるNカメラマンは、高校の後輩に当たる人だが、卒業生名簿を見るとN大の写真学部を卒業している。そして記事を見る限りきちんとコラムニストを同行させて自分の守備範囲を分担している。理想的なのは、二人で任務を分担すればよいのだろう。

| | Comments (0)

February 06, 2007

アメリカ大統領の好きな映画

▼昨日お送りしたメルマガの<編集後記>に書いたが、ブログは毎日のアクセス数、検索用語、アクセス地域など全部分かるので、それなりに「やる気」は出てくる。しかしメルマガは読んで下さっているのか、それともゴミ箱に直行しているのか、まったく分からないので時々不安になる。どんな雑誌や新聞でも1割の読者の反応があれば、「よし」としなければならないようだ。
▼気温の変化が激しいので、ちょっと頭を上下左右に振るときふらつく。MRIも撮ったばかりだし、痛みもない。それに別に血圧は高くないので問題はなかろう。
▼我が家の地デジは日曜日の夜8時から10時以降になると、「視聴困難」状態になる。これはCATV会社の担当部局に伝えてあるが解決しない。とくに8時代は3cmから5cm横の縞が出てくる。10時になるともう船酔い状態で見る気が起きない。日曜夜はTVなど見ないで本でも読んで勉強しろという事だと思って、スイッチは切ることにした。
▼そのCATVの一つで日曜日の昼「アメリカ大統領の好きな映画」(正しい名称は忘れた)という番組をやっていた。ホワイトハウスには大統領専用の試写室があるのだそうだ。あるときフランシス・コッポラがボロなのを知り、かなり手を入れて、ちゃんとした施設に作り直した。その第一回上映作品がコッポラが脚本を書いて認められるきっかけとなった、「パットン大戦車軍団」だった。この映画の主演俳優ジョージ・C・スコットはアカデミー賞の受賞を拒否したことで有名になった。日本の配給会社はアメリカに直結しているので、アカデミー賞を有り難がるが、世界的に見ればあれはアメリカ西海岸という一地域の映画祭である。もうまもなくグラミー賞とかアカデミー賞が発表になるが、それを有り難がるのは、アメリカと日本だけのようだ。
▼それで大統領試写室のベスト5が、映写記録によって明らかにされた。5位は上記「パットン…」、4位は「ローマの休日」、3位は「カサブランカ」、2位は「日本人の勲章」、1位は小泉とブッシュの意見が一致したという「ハイヌーン」だった。これで歴代アメリカ大統領の知的水準が分かろうというものだ。

| | Comments (0)

February 05, 2007

◇「アイリス」NHKBSを見る

▼きょう午後8時はメルマガの締め切り日です。すでにお二人からは原稿を頂いています。なるべく時間に余裕をもって投稿をお願いいたします。
▼NHKで先々週放映された01年のイギリス映画◇「アイリス」を見た。これは映画館でも見ているのだが、いま父が逝ってさらにアルツハイマーの母を抱えている身には、6年前に見た時よりも、切実に感じる。イギリスの作家アイリス・マードックは作家として将来を期待されており、若いとき夫に支えられて良い作品を書いていた。ところが年齢を重ねていくうちに夫は、妻の異変に気づく。物を思い出さない。小説の続きが書けないなどだ。それでCTスキャンをとるとハッキリ脳の異常が映し出される。それでも夫は愛する妻を自宅で介護しようと腐心する。そして回りの友人や医者たちに支えられる生活も長くは続かなかった。そしてある日医師は「イェール大学に入るよりも難しい施設を探して来た」と介護施設を紹介してくれる。夫の記憶には妻と一緒に近所の小川で泳いだ楽しい想い出がつまっている。そして妻のアイリスには自転車で山道を疾走した想い出が昨日のようにフラッシュバックする。
▼いつかはわたしたちもそうなるであろう事を考えると、胸に迫って切なくなる作品である。アイリスを演じたジョディ・デンチは名演である。

| | Comments (0)

February 04, 2007

NHK「大化の改新の謎」を見る

Koinoamaniこれが鯉の甘煮だ
▼近所の一周忌はまるで葬式のような派手さだった。喪主というか長男の挨拶を聞いていると彼のこだわりが分かった。
▼墓はわたしの家の実家の隣だった。焼香が終わると一人ひとり団子が手渡され、その場で食するのだ。隣の墓地を見たら普通の仏教式のに混じって十字架「+」の印の墓石が見つかった。人々はどこかの大学教授だったらしいと噂する。わたしは墓石の後ろに回ってみたら、KO大学附属高校教諭とあるのが読めた。死んでからも自分の職業を自慢したいのかなー。それで享年43歳か。死んでしまってはお終いだ。特養ホームの関係者に聞くと、「惚けてしまえば政治家も大学教授もみんな同じ」ということなのだ。懐古園の脇にあるホテルに場所を移して宴会が始まる。半年ほど前にバカらしい結婚式があったところだ。わたしの大嫌いな鯉の甘煮というのもあった。天ぷら一つを食べてみれば、料理長の腕は分かる。海老の衣ばかり多くてパリッとしていない。
▼その親戚筋の小学校時代同級生だったHちゃんが来ていた。挨拶に言って「だれだか分かりますか?」と聞くと。「もしかしてHちゃん?」と言ってくれた。痩せて丸顔だった昔の面影はまったくないと言う。それはそうだね、45年ぶりくらいの再会だから。四方山話の後に健康状態を聞いた。子どもは4人おり、50歳を過ぎたときどうも心臓の具合が悪いと思って検査してもらったら、弁だか心臓に近い血管に穴があいていることが分かった。大きければ皮膚を移植するのだが、小さかったので縫ったらしい。そのとき「手術をするなら55歳までだ」と言われて55歳で手術の決意をして、結果は成功して現在に至っているという。出産する時もそれは分からなかった。しかしバレーボールや山登りがとても苦痛だったので、今にして思えばそれが原因だったのだ、という事だった。
▼母がデイサービスの日だったので、施設にいって話をして帰る。今日はみんなと一緒にいるせいか、まともだった。気候は温暖だったが、知らない人の間に座っていることはかなり疲れる。それに寒冷地に行くと途端に右足の関節が痛くなる。午後6時過ぎ帰宅する。
▼NHK「大化の改新の真相」の続き。一般的にわたしたちは「日本書紀」で蘇我入鹿は悪者で、彼を殺してから大化の改新がうまくいくようになった、と教えられた。昨日も実家に持ち帰っていた、岩波の「日本書紀」上巻を読みながら帰ってきたが、その記述は下巻である。しかし中国の律令国家をマネしたのはもっと後である。蘇我入鹿と父の蝦夷は豪邸に住んでいたことになっているが、発掘調査をして見ると眺めのよい高台に小さな高床式の家を建てていた。それは侵略をいち早く発見して対応策を立てやすい位置であった。
▼日本書紀は中大兄皇子が書かせたものだから、彼の都合の良いように書かれている。蘇我入鹿は、唐との外交政策を巧みにして天皇を守るという立場で腐心していた。ところが皇子は何も勉強せず唐に戦いを挑んだところが、唐の楼船(まるで戦艦と航空母艦を一緒にしたような長さ120m余の船)のこてんぱんにやっつけられる。それから慌てて防備に方針を変える。
▼なぜこうだったのか。おそらく蘇我入鹿の祖先は朝鮮の血が混じっていた。だから軍備だけではなく、外交政策を巧みにする事が日本の生き延びる道だと考えていた。それが皇子には邪魔な存在だった。ある研究者は日本書紀を分析して、大化の改新前までは中国人の書記に書かせたものであろう。だから原文の発音も中国式で文法的にも間違いはない。ところが蘇我入鹿暗殺から大化の改新になると文法上の誤りが20以上もでてくる。だからこれは後年書き直されたものだと、指摘する。
▼奈良のの一地区の蘇我入鹿を氏神様と祀っている地区がある。戦争中は軍部に蘇我入鹿は逆臣だから、氏神を変えろ」と圧力をかけられたが断固して跳ね返したという。一木堀の素朴な蘇我入鹿の像は今でも村の人達の宝物となっている。

| | Comments (0)

February 03, 2007

これから佐久まで

▼これから佐久まで近所の一周忌があるので、母に代わって出席する。寒そうだな。昨日義弟に電話したら、かなり冷え込んでいるという。2月の佐久は、本当に寒さが身にしみる。NHK昨晩の「蘇我入鹿暗殺の真相」はかなり面白かった。帰宅して時間があったら書こうと思う。では、ではちょっくら行ってきます。新幹線の中で携帯をオンにしておくと、基地局を探し続けるため、電池の減りが早いので切っておきます。
▼昨日某読者から、励ましのプレゼントをいただいてとても嬉しかった。香典か、それとも数日早い誕生祝いか。相手は男だからバレンタインという事はない。

| | Comments (0)

February 02, 2007

NHK3夜連続の「インド特集」を見る

▼朝飲んでいる薬のせいだと思うが、半日くらい集中力がなくなってしまう。血圧は下がってもこれでは困るので、次回通院したときに相談してみよう。
▼NHKで月曜から3夜連続で「インド特集」をしていた。全部録画して見たが、一夜目が一番面白かった。カースト社会は厳然として存在するのだが、勉強すれば貧困から抜け出せるという希望を青年たちに与えている。だから馬小屋のようなところで高等数学を一日15時間も一生懸命学習する。小学生に対する教え方も、日本の九九とは違う。例えば3×3は=9で、33×33は=1089となる。そして333×333は=110889でその法則性を見つけ出させる。答を出すよりその思考のプロセスを大事にする。
▼二夜目は中間層における消費動向だった。TVが普及して流している番組は、かつての40年前の日本と同じ「家電製品に囲まれた豊かな日常」である。小金をためつつある人たちはそれを目標にする。そして郊外には日本と同じような清潔な大型食料品店やスーパーた立ち並ぶ。富裕層はそこに押しかけるのだが、もちろん食うのに精一杯の人の来る場所ではない。富んだ人は、自分なりに苦労して稼いだお金を、モノを買うことによって消費という形で発散させて、自分を満足させる。つまりかつて日本が通ってきた大量消費の道を歩み始めている。
▼3夜目は核を保有してからのインドで、彼らは米国議会にインドビューローを築き上げ、外交でアメリカに譲歩させる戦略を巧みに取ってきた。核査察も受け入れているが、それは民間原発だけで、軍事施設はノーチェックである。核を中心にした外交も、貧者は置き去りにされたまま、富裕層との格差は広まる一方である。

| | Comments (0)

February 01, 2007

「信長は誰に殺されたか?」を見る

▼昨日の朝刊で日本映画が高収入を上げていると書かれていた。しかしそこに紹介されていた映画は、映画評論家たちによって06年のワースト作品と書かれていたものが名を連ねていた。うーむこれはどういう事だろう。つまり実際は「つまらない」作品だったものが、CMによって、あたかも名作に化けてしまい、それに釣られて映画館に足を運んでしまったのではないだろうか。
▼納豆に比べて罪はないと言えばそれまでだが、映画館に行くには1800円が必要になるので、罪作りな話ではある。なぜこんな事が起きるのかというと、マスメディアは広告収入によって成り立っており、公告代理店にはたてつけないという構造があるからだ。わたしが毎朝聞いているTBSラジオの森本毅郎スタンバイの主なスポンサーはナショナルである。だから昨日の夕刊で報道された、ナショナルのマッサージ機が火を噴いたということは、ラジオでは一言も説明がなかった。
▼月曜日歴TBSTV「歴史ミステリー」「信長は誰に殺されたか?」というのは面白かった。イエスズ教会は中国も南米のように宗教で支配しようと考えていたがうまく行かなかった。そこで彼は当時としては革新的な物を積極的に取り入れようとしていた信長に目を付けた。そして彼に鉄炮製造の技術や火薬の硝酸石の輸入を認め、信長はキリスト教の布教を認めた。それどころか琵琶湖に浮かべる、鉄で装甲した船の建造技術を教えた。さらに桃山城の建設に新しい教会の建築技術を取り入れさせた。ところが信長は政治のトップにたつことを目指し、京都の真ん中で完全武装の兵士6000人を集めて一糸乱れぬパレードを2回挙行して朝廷に圧力をかけた。それどころか自分の子を朝廷に入れさせようとした。朝廷はそれを嫌って石田三成をそそのかす。一方イエスズ教会は信長に朝鮮、中国出兵をするように進言する。自業自得といえばそれまでだが、信長は朝廷とイエスズ教会の思惑で殺害されたのであろう、という結論だった。

| | Comments (0)

« January 2007 | Main | March 2007 »