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February 16, 2007

地球は石油の利権で動く

▼ゴアの映画「不都合な真実」(英文)が評判のようだ。京都議定書に一貫して背を向けてきたアメリカだが、宮台真司に言わせれば、「エネルギー転換も商売になる」ことに気づいたアメリカという事になろう。昨日あちこりで聞いた話を総合すると、6ヶ国協議にしても、諸外国は先の先を考えてしたたかである。日本は外交方針などなく、目先の事しかかんがえていない。安全保障とは軍備だけでなく、まず食料、エネルギーが自前で安全に確保される事が大前提である。しかるのちに軍備も付いてくる。日本はアメリカに追随した軍事エネルギー政策があり、それだけでは次の世紀まで生き残る事は不可能であろう、という事だった。
▼1月20日からWSFでナイロビのケニアに行ってきたジャーナリストの話を聞いた。一日1ドルで生活している人が圧倒的に多いケニア。200万人が住むスラム街があり、そのうち3分の1がエイズ患者だと言われている。このスラム街の事は映画、「ナイロビの蜂」にほんの一瞬だけ写っていて、入ったら生きて帰ることは出来ないと、言われている。
▼かつてアフリカには「社会主義」と自称する政権が出来たが、それはトップに立った人が、たまたま当時のソ連で教育を受けていたというレベルのもので、国や官僚機構まで変えることはできなかったから、クーデターが起きて短命で終わってしまった。現実には19世紀にアフリカを支配したヨーロッパの影響がそのまま生き残っている。そこにアフリカ統合軍を再編成した、アメリカ軍が石油の利権を考えて割って入ろうとしている。
▼高度1700メートルの高地は空気が希薄でつらい。500ドルのホテルを予約して行ったが、ベッドしかなくてまるで独房のようなところだった。もちろんネットの接続環境もなかったので、アメリカ系のホテルに行って回線だけ借りた。この詳しい報告会は本日2月16日(金)午後6時から台東区上野区民館で、「下町人間の会」と共催で開かれる。興味のある方はどうぞ。

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