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February 13, 2007

映画と現実の相違

▼先週F氏を訪問したとき、「最近面白い映画はありませんか?」と聞かれた。わたしは「それでもボク…」と「グアンタナモ僕たち…」をご紹介した。前者はF氏もご覧になっていた。F氏の組織で、あの映画そっくりの事件があったという。某市の私立学校で教職員組合ができた。その中心人物の一人が、生徒の身体に触ったとかいう理由で告訴された。たしかに何度か生徒の手や身体に触ったことがあったらしい。ところが学校経営者はそれを「痴漢」だとして訴えた。それから裁判が始まり、あの映画のように法廷に衝立が持ち込まれて、生徒の顔が見えないようにして、証人調べが始まった。
▼そして原告の一人、理事長の告発文も出てきたが、あの映画のように検察によって作られた、一分の隙もない整った文章であったという。それで罪状は「○○○市迷惑防止条例」以上のものにはならなかった。高裁から最高裁まで行ったが、映画のようにしかならなかった。この場合は「痴漢」で訴えたのは教職員組合つぶしが目的だった。組合は潰れなかったが、執行委員の汚名をはらすにはまだ時間がかかりそうだという。

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