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February 25, 2007

◇「エレクション」を見る

▼かねてからの約束で某読者と昼食を共にして旧交をあたためた。わたしと話したい方は一週間ほど前に予定をおっしゃっていただければ、あいている時間を調整できる。何人かの方から「3月中に」とお申し出があるが、具体的な日時をご指定いただきたい。相手が男性だと一瞬で日時は決まる。しかし女性だと難しい。わたしは2回「忙しいから」と言われた場合、婉曲な拒否だと思うから、それ以上はお誘いすることはない。今週は何人もの方と約束が入っている。
▼◇「エレクション」新聞雑誌で「激賞」されていた映画だったので、上映最終日時間を作って某映画館に出かけた。香港は返還される前、暴力団が跋扈跳梁していたと言われている。その一つで最大の組織「和連勝会」では後継者を巡って幹部による2年に一度の選挙が行われる。選挙で対立するのは冷静な判断をすることで知られているロクと。直情型のディーだった。選挙で選ばれたのは大方の予想通りロクだった。しかし現実の世界でも選挙にも裏は存在する。ロクはシマの拡大を幹部たちに約束していた。ところがディーは賄賂を使って票を集めようとしていたのだ。自分トップに選ばれると信じていたディーは逆転して二位になってしまったので、ロク派の幹部2名を拉致して木箱に詰め、高い山からけ落とす拷問を繰り返して、瀕死の重症を負わせる。
▼そしてトップの証として手渡される「竜頭棍」(長さ30cmくらいの杖状の彫り物)をロクに渡すなと圧力をかける。実は「竜頭棍」は中国本土の広州に密かに持ち込まれていた。一方香港警察は暴力団を一つだけ強くさせておくのはバランス上まずく、ますます抗争が激しくなるからとして一位の暴力団の幹部だけを留置場にぶち込む。幹部たちはロクに密かに連絡を取って広州から「竜頭棍」探し出して持ち帰るように指令する。ロクは情報戦で混乱させて「竜頭棍」のありかを突き止める。一方ディーも妻を使ってそのありかを探らせていた。
▼苦労の末ようやくロクは「竜頭棍」を手に入れ、ディーとも和解して9人の幹部による血盟の誓いをするのだが…。
▼権力抗争は止まるところを知らない。権力を手にすると「カネ」を手にして世の中が思うがままに動くように思えるからだ。後継者は歌舞伎のように世襲制でなることもあるが、このように一件「公平」な「選挙」で行われる事もあるが、一皮むけば「利権」という欲望が渦巻いているのだ。前評判ほど面白くはなかった。このあと2部が作られるというが、どうなるのだろうか?

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