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March 09, 2007

◇「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を見る

▼◇「今宵、フィッツジェラルド劇場で」ミネソタ州にあるこの劇場はカントリーウェスタンやいわゆるジャズで人気がある、フィッツジェラルド劇場はライブで人気があった。この日はWLT放送局の公開録音をしているのだが、最終ステージである。それは経営者が売れない歌を聴かせるよりも、駐車場などにした方が経営的にうまみがあるのではないかと考えているからだ。歌手たちは明日から何をして食べていけば良いのかという不安を抱えながら、最終ステージに望む。
▼カントリーソングを唄うジョンソン姉妹、姉のヨランダの娘はその舞台の脇で進行係を務め、いつかは歌手になるのを夢見ている。もう一組シモネタで下品なカントリーウエスタンを唄う男性デュオが続々と登場する。最終ステージという事もありみんな張り切る。とくにこの番組で人気があるのは、司会者ギャリソン・キーラ(本人が出演)で司会の合間に巧みにCM提供者のコメントをそつなく入れていく。そして歌手の準備が出来ていないときには、楽器演奏者と巧みに物まねでつなぐ。
▼もう一人ステージの用心棒を自称するガイが舞台裏を仕切る。この日白いトレンチコートを着た美女がやってくるので、ガイはこれは我々を救う「天使」に違いないと考え、みんなに吹き込む。そして不吉なことに演奏者の老人が休憩中、眠るように息を引き取り、その脇には「天使」がたたずんでいる。だがそのことがみんなに知られると動揺するといけないと、スタッフには固く口止めする。
▼そして終幕に近づくと経営者のマックスマンがリムジンに乗って舞台の様子を確かめにくる。ガイの問いにマックスマンは「劇場閉鎖に変更はない」と冷たく言い放つ。そしてVIP席にと導く。彼はその席から熱のこもった演奏を聴き、何かしら心を動かされる。そして残り6分の時間が余っているとプロデューサーから司会者に告げられる。ガイはトークで引き延ばそうとするが、ヨランダは娘を登場させる絶好の機会だと思って娘のローラに唄わせる。これは下手でどうしようもないのだが、聴衆からは最後の曲と言うことで心を和ませてくれる。そしてマックスマンは最終便の飛行機に乗るため近道を運転手に命じるのだが…。
▼取り壊された劇場の跡にはスポンサーの一つだったミルク会社の経営するレストランが寂しく建って、元出演者たちが次の一歩を踏み出す相談をしているのだった。とくに劇的なストーリーではないが、ロバート・アルトマン監督最後の作品として、彼の素朴な気持ちが伝わってくる。長満員で1時間前に並ぶ必要がある。
▼本日から自宅の光回線100メガから1Kになりました。

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