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March 24, 2007

かくとだに えやはいぶきの さしも草…

▼某日編集会議でM編集長から一枚のハガキを手渡された。某新聞のコラムに書いた記事でわたしの身辺に異変があった事を知って送ってくださった内容だった。このコラムについては、過去に会員制の第三ブログでご紹介したことがある。お葉書によるとどこかの施設に入所していらっしゃるようだ。だがわたしの映画紹介をお読みになりたいという事で、わざわざ編集部までバックナンバーを求めにいらしたという。とてもありがたいことなので、ご返事を書こうと思っている。
▼某日NHKラジオ第二放送を聴いていたら、「高校国語」の番組を放送していた。聴いていると「プレゼンテーション」というテーマだった。この言葉はプレゼントという言葉に語源があるように思うという。方法論もそれはそれで面白かった。たとえばタダ珍しいところ紹介と発表しても、人を引きつける事はできない。選択肢を4つか5つ選ぶ方式にして、「このうちのどこか?」と考えさせるようにすると、興味を引くという。
▼講師はプレゼントの選び方とコミュニケーションについて話を進める。講師は奥さまに「今までもらったプレゼントで一番嬉しかったのは何か訪ねる。すると子どもがまだ小さかった頃、「お母さんありがとう」という手作りのメッセージカードだったという。もちろんそれは子どもが出来る筈もなく、保母さんが作ってくださったものだ。しかし無我夢中で育児をしているとき、あたかも自分の背中におんぶしている子どもからメッセージを貰ったような気持ちがして、余計子どもが愛おしくなったというのだ。心が通じ合うには物とか高いものを贈る事ではない。相手が今何を思っているか、それを考えてその心に訴える。という事が大事だという当たり前のような話だったが、これにはグッと来た。
▼さらに講師は最後に百人一首のなかから「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思いを」(藤原実方朝臣)をとても好きな詩だと紹介していた。さらに彼は「いまそう思われても怖いものがある」とも言っていた。

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